ページ下に目次を用意しています。ボストン滞在記録は2004年1月からご覧ください。スカイポッドについては専用目次をご覧ください。
2012-01-09
WEBページの幅
随分前のブログブームの頃、「ページ幅は1024pixel固定にしようぜ」という動きがありました。異なる画面の幅に対応できいるのはHTML文書の強みですが、もちろん限度があります。であれば、デザイナーの都合で1024pxに固定し、その分よりよいデザインを提供しようと言う考え方です。
どうやら今でもその考え方は残っているようですが、もし、デザイナーが「よりよいデザイン」を考えているなら、幅を狭くするべき時だと思われます。というのは、1024pxでは広すぎるのです。
話は簡単です。Windows 7のAero Snapを使うと、ブラウザの幅が画面の半分になります。Full HDサイズのディスプレイの場合、これは990pxです。ですから、これより小さくしておかなければきちんと表示されません。Full HDサイズはテレビとの整合性の良さもあって、しばらく主流にとどまると思います。対応する価値はあると思うんですけどね。
2012-01-07
「いわゆる天使の文化祭」
最近ミステリづいているわけでもないと思っているのですが、端から見るとミステリ付いているのかもしれません。夏に読んだ米澤穂信の影響ですね。
- 作者: 似鳥鶏
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- メディア: 文庫
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主人公が通う高校は夏休み終盤、文化祭を前に次第に活気づきはじめます。しかし、ある日登校してみると学校中の部室に謎の落書きが貼り付けられていました。やがて「天使」と呼ばるその絵は増殖し、そして文化祭を揺るがす大事件を引き起こします。
著者の似鳥鶏という方は比較的若井方です。代表作は「理由あって冬に出る」。高校生の葉山君が主人公のミステリ小説です。学園で起きる非重大犯罪を取り扱ったこの本は「日常の謎」に分類され、何かと米澤穂信と比較されるようです。米澤作品が「青春時代の全能感の喪失」*1を強く意識しているのにたいして、「理由会って冬に出る」を初めとする似鳥作品はもっと調子がライトです。
「理由あって」と同じシリーズに属する本作でも葉山君が主人公です。一人しかいない美術部の展示がそこそこ順調な彼は、クラスの展示も手伝っています。文化祭の高揚感の中で普段見ないクラスメイトの新しい一面を見るなど、団結心が高まるのを実感する一方で、彼は文化祭を危機から救うために先輩の柳瀬さんと奔走します。
ミステリとしての仕掛けが複雑なせいか、読んでいてしつこいなと感じる点が多かったのは残念です。電車で読んでいる私が悪いのかもしれませんが。あるいはミステリファンにはこの程度、いつものことなのでしょうか。
一つ苦言を。
ライトノベルによくある「鈍感主人公」設定は余計です。あれはハーレム状態を維持するための精神的ガジェットであって、まっとうな小説に引っ張り出していい物ではありません。いくら相手がいつもおちゃらけていても、女の子にキスをねだられたり、目の前であたふたされれば、男の子はかっと体温が上がるものです。そうでない奴なんか男子高校生ではありません。
所で柳瀬先輩は暢気すぎませんか。おちゃらけを楽しんでいるようですが、この分ではあと何回葉山君を横取りされるかわかりませんよ。
全体的には、可もなく不可も無しかな。シリーズ続編出たら買いますけど。
ネタバレ
*1:閉塞感を打破しようともがく話も目立つ
2012-01-05
レイアウトが変わった
いつの間にか脇見運転のレイアウトがわずかに崩れています。たとえばページ全体にわくができたり、カレンダーの位置がずれていたり。
何かシステムに変更があったのでしょうか。
追記:
そうじゃなくて、私のミスでした。
2011-12-30
CSSを全部絶対寸法で作っちゃだめ
年末の時間を利用してWordPressによるサイトデザインの勉強をしています。といっても、隙間を使ってちょこちょこやっているだけですが、久しぶりにサイトのデザインをいじり回しながらCSSのできの悪さに嘆息しています。
使用しているのはWordPress本体とAndy Blueというテーマ、そしてwp-dTreeというプラグインですが。全体の見た目を決定しているのはAndy Blueで、これはシンプルな構成と品よく収まった色使いが気に入っています。一方で、それを制御しているCSSの内容が気に入りません。フォントサイズや横幅指定の多くが絶対単位になっているのです。CSSのサイズ指定にはたとえばフォントサイズをポイントやピクセルといった絶対寸法で表す方法と、自分を含む要素のもつ固有のサイズに対して何パーセントになるかと言った相対指定があります。
絶対指定の何が悪いかというと、スケーラビリティが無くなるのです。たとえばフォントサイズを例にとると、すべてのフォントサイズを決め打ちで絶対指定すると、いざサイト全体のフォントを大きめにしたいといったことを考えたとき、全フォントサイズを手作業で打ち直さなければなりません。これはまずい方法です。
一つ基準フォントを定めて、すべてをそれに対する相対値として指定しておけば全体の文字の大きさを変更したい場合も1カ所CSSを書き換えるだけで全フォントが連動してくれます。同様にマルチコラムのレイアウトにおいて、本文を置くコラム意外の幅を文字を基準に取っておけば、文字サイズを変えてもレイアウトが破綻しにくくなります。
何年か前、はてなのCSSをいじってみたときにも同じ苦労をしたことがあります。パラメータを一カ所変えるだけで全体を制御できるようにしておくってのはプログラマにとっては常識なのですが、CSSを書く人にとってはそうでもないのでしょうか。
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