買いました

もうちょっと早くテキストを用意できればよかったのですが、今週はどたばたしていて写真のアップがせいぜいでした。ともかく、手元にビクセンスカイポッドがあります。

鏡筒は以前購入したビクセンMC90Lです。実家に帰省したときに、母親が父親に望遠鏡を買ってあげたいといっていたのが事の始まりです。スカイポッドのVMC-110Lセットを薦めました。年寄りだし、空も明るいので寒風の中、あまり長時間星を星を探させるのも酷です。だったら、低倍率で自動導入がいい。しかし使いこなせるや否や。
そういうわけで、自分で買ってみました。とりあえず触ってみて、コントローラと取扱説明書を実家に送付しました。扱いきれないならポルタ + VMC110Lのセットを薦めることにします。
さて、ほんの30分触った感想ですが

といったところでしょうか。特に、LCD下に表示されるガイドがボタンと直感的に結びつかないのが痛すぎます。
LCDは解像度が低いためごちゃごちゃしすぎており、せっかくその時々の空を表示できるという特徴がスポイルされています。制御プロトコルが公開されれば、PDAやPCから制御するサードパーティソフトが現れるでしょうけど、SX赤道儀やViperの状況を見ると、期待薄です。
導入については、三脚の水平と真西の割り出しさえできれば星によるアライメントなしでもそこそこ使えるかもしれません。アライメントも水平さえ出しておけば、星ひとつ使うだけでよさそうです。ただし、アライメントのやり方がやや直感に反する気がします。これは実際に使ってみてから改めてレポートします。
電源は言われているように電池12本が必要です。電源電圧が表示されます。コントローラ側はエネループでも試しましたが、問題なさそうです。コントローラにはRTCが入っていますが、電池をあまり長い間抜くと時計が止まります。説明書には1時間程度と書いてありましたが、30時間くらい抜いていても動いていました。ただし精度は低いかもしれません。これも追ってレポートします。
観測位置を緯度経度で入力します。代表的な都市の緯度経度が取り扱い説明書に掲載されていますが、各県三箇所くらいROMに内蔵してもバチは当たらないのではないでしょうか。説明書に書くにしても、せめて政令指定都市位は網羅してほしかったです。
昼間動かしてみた感じでは、モーターの動作音は静かです。導入時には音が大きくなりますが、マンションで近所の目が気になるほどでもないと思います。これもまた追ってレポートします。
なお、軽さは特筆すべきものがあると思います。上の写真の状態で電池込み4.5Kgでした。これは軽いです。三脚も4Kgを切りますので、観望状態で楽に10Kgを切ります。三脚ごと肩に担いで近所の駐車場に歩いていくこともできるでしょう。

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