トンデモって?

この「酔狂人の異説」では、均衡モデルは間違っているという、主流派経済学の信奉者からは「トンデモ」呼ばわりされること必定の主張をしている。
だが、「トンデモ」とは何だろうか?もし、それが定説と異なることを指すのならば、地動説も、相対性理論も、量子論も「トンデモ」だったことになる。「トンデモ」と呼ばれることは、先駆者の試練にすぎないことになる。「トンデモ」と呼んでいる者たちは、古い理論に盲従している愚者にすぎない。
もちろん、「トンデモ」と呼ばれている側が常に正しいという保証はない。いや、むしろ「トンデモ」と呼ばれている方が間違っている確率は高いだろう。だが、「トンデモ」呼ばわりするだけならば小学生でもできる。どこがどう間違っているかきちんと示さずに「トンデモ」呼ばわりするのは、小学生レベルの口喧嘩にすぎない。単に古い定説にしがみついているにすぎない。