粋仙会:藤井龍仙の日記

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メルパルク教室定期講習初日です。

今日は昼からメルパルク教室です。
昨年はオープン講座で月1回の開催でしたが、
新年度を迎えて、
毎週金曜日15:30〜17:30の開催で、
めでたく開講の運びとなりました。
開講といっても最初は4人からのスタートと言うことで、
細々としたスタートになりましたが、
やりながら、少しずつ増えていくしかないなぁなんて、
思ってます。
後は、せっかく受講してみようと思われた方が、
「やっぱ、や〜めよ!!」と思われないよう、
楽しく実のある講習内容を工夫していかないといけませんね。

4月といえば、
入学シーズンで新しい学校に通い始める方も多いですが、
龍仙の主宰する粋仙会では、
メルパルク教室と西条駅前教室を
新たに開講します。
詳細は粋仙会のホームページ
http://www.hbs.ne.jp/home/yy-fujii/suisenkai/
でご覧いただければと思いますが、
両方ともまだまだ余裕で空いていますので、
楽しくおしゃべりしながら、
ちょっとずつ上手くなりたい方、
家に飾りたいようなちょっとした書作品を作ってみたい方は、
是非お越しくださいませませ。

ここで、書道上達の大ヒントを一つ!!
「書くところを見る!!」
他の教室ではなかなか見せてもらえないかもしれませんが、
龍仙の教室では、惜しげもなく書いてお見せします(笑)

書道は入筆角度が○○度とか、
運筆速度が○○m/secだとかで上達するものではないです。
同じ筆、同じ墨、同じ紙、同じ課題を使っても、
書家が変わると、字も変わります。
ということは、書道に「これが最高」という
答えはないわけで、
自分の書を見つけるための旅行のようなもんです。
A先生のところでは「うまい」と言われても、
B先生のところでは「ダメ!」と言われるのはよくある話です。
それは先生によって良しとしているポイントが違うからで、
あなたが上手いわけでも下手なわけでもありません。
ポイントがあなたと一致している先生と出会えれば、
超ラッキーですよ。

龍仙の体験談ですけど、
ある先生が体調不良と言うことで、
龍仙が代稽古をすることになったんです。
生徒さんたちは今まで習ってきたことを、
かたくなに守り続けて行こうとして、
代稽古の龍仙に先生のコピー指導を要求してきました。
当時の未熟な龍仙にはそんな器用なことができるわけもなく、
できるだけ、本来の先生の書風に従って、
指導させてもらったつもりですが、
本来の先生のポイントと少しでも違っていると、
「○○先生はそんなことは言わなかった!!」
と受け入れようとする態度は微塵もなく、
随分いじめられました。
教える側の意見を言わせてもらえれば、
習う態度じゃないですよね。
そうは言っても、未熟なのは否定のしようがなかったので、
早々に、代稽古役を辞めさせてもらい、
他の名の売れた先生に代わってもらいました。
もう15年近く前の話です。
ちなみに、本来の先生と言うのは、
今の師匠ではありません。
今の師匠は当時も今も、
私よりお元気です(笑)
余談ですが、我が師匠の印象を一言で言うと、
「大型ブルドーザー」です。
対して龍仙はといえば、
「軽トラック」ですかね…かわいいもんです。
今はほとんどなくなりましたが、
龍仙が、まだまだ修練研鑽が足りていなかった頃には、
時折、軽トラックがうずもれてしまうくらいの土砂を、
落としてもらったことも多々ありますが、
今の龍仙があるのも、それがあってこそなので、
指導する立場になった今は、
とても感謝しています。

今朝はなんだかノスタルジックですね(笑)
申し訳ないです。
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本日の作品は「肩に力が入っているよ」です