[大興奮はナイッス!村西監督がAV高画質放送に異論]

村西監督のおコトバはいちいち胸に沁みます。

「エロチシズムは、コントラストでございます。40歳以上の熟女が“恥ずかしい、恥ずかしい”と顔を隠しながら、下半身からヨダレ汁を流すさまに男は興奮する。毛穴だの、しわだの、シミだのといった、おぞましいものを鮮明に見せられるよりも、見えない方がより想像力を刺激されます。ユーチューブにアップされる粗い画像のほうがよっぽど興奮するんです」

 もっとも技術のナイスな点は一定の評価をした。

 「テメエの女房を叩きのめしたくなるような美しい“高嶺の花”を見てみたい、女が鳥肌を立てて、肉体がレインボーのように七変化するさまを目の当たりにしたいのは自然の欲望でございましょう。現代技術の粋をきわめて、その欲望に答えるのは理解できなくもない」

一字一句同意します。そうなんですよね。家の映像カンケイがハイデフしちゃうと、エロ方面に散財しそうでコワイんですよね。それこそ、BDじゃないとダメとか、パイオニアの「KURO」じゃないと女優さんの本当の肌の色がわからないとか、「アメトーーク」の家電芸人の方々みたいなことをいいたくなりそうだからねえ。