痛いニュース(ノ∀`) : 着陸準備中に「もうやだ、飛び降りる!」 泣き叫ぶ乳児にブチ切れてクレーム…さかもと未明の“搭乗マナー”が物議 - ライブドアブログ

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1739332.html

・赤ちゃん連れの親は最大限配慮する(場合によっては搭乗を遠慮する)
・周りの乗客は最大限親子連れに対して寛大な心を持つ

これだけだろ。お互いが相手に配慮するだけの話。
日本人なら当然持っているべき心だけど最近失われつつあるよなあ。

これが正解と思います。

個人的にさかもと氏のマンガはおもしろくないしファンかというと、むしろ逆のベクトルや感情を持ってます。それを加味しないで行き過ぎた行動や言動とは思います。だけど、さかもと氏に対して批判一辺倒もちがうと思うんだよなあ。

着陸…
あと少しじゃん

なんなの
この人

パニック障害って病気がありましてね。そうじゃなくても飛行機ってコワイヒトにはいくつになってもコワイというかな。
「飛び降りてどうなろうとかまわない。今、この空間にいたくない」
なんて感情に囚われてどうしようもないってのは「少し」わかるのです。多分、おれのは医者にクスリをもらう必要のないレベルでしょうが。
そんな不安な気持ちのときに乳児の泣き声ってのはどれだけ火に油になるか。

このババアも悪いが、乳児を飛行機に乗せるのも
どうかと思う。

乳児にとって飛行機ってコワイんだよな。わかるよ。おれも何回かやってまわりに迷惑かけてるから。だからできるだけ飛行機を使わないようにはしていた。
そりゃあいろいろな事情ってのがあって「やむを得ず」ってのはものすごくあるとは思うし、「やむを得ず」を突き詰めるとキリはないんだけどな。

赤ちゃんが泣くことは当たり前のこと
赤ちゃんが泣くことに腹を立てヒステリーを起こす己の未熟さこそ批判せよ

「いっしょにすんな」「それとこれとはちがう」なんていわれそうだけど、「花粉症はあまえ」ってのと同じ感じはするよなあ。
人間、それぞれ自分の感覚では思いもよらぬところが極端に弱いってあるもんで、赤ん坊の泣き声がすごくカンに障るって充分ありうるよ。例によって「少し」はわかるから。

ま、さかもと氏とかおれみたいなのは耳栓をいつでも持ってるといいのかもしれないよなあ。少しはマシだからな。

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このエッセイコミックで作者自身のパニック障害のはじまりから克服までが綴られてます。
乗り物に閉じ込められた感覚にとらわれると発作が起こるそうです。
赤ん坊が泣くと、本人、親、まわりは苦しいです。でも、それよりちょっとちがった方向でちょっとだけ多目に苦しいヒトもいるかもしれないんですよね。

さかもと氏がそうなのかはわかりませんが。

「搭乗マナーや機体の工夫について、議論すべき余地はまだまだあるはず」「航空法や搭乗規定、機内の装備だって数十年前につくられたそのままじゃなく、改善できるところはすべき」と問題提起した。

これが本筋なんでしょ。
だって、自身の体験を自身で語ってますが、「捏造」することだってできたんだもの。
「同乗した見知らぬ赤ん坊が泣き、それで同乗した見知らぬおばさんが暴れたのをみてて思った」でいいんだからさ。そして問題提起をすれば自分の手を汚さずに済んでるよな。

でも、そうしなかったのはなぜ?ってことだろ。

この手の体験談+問題提起でいうと「失楽園」でお馴染みの渡辺淳一氏が書いたエッセイ。
新幹線、あと一駅だからって勝手に指定席にすわってたら車掌に注意されたから逆に「そんな細かいことでどうする」って説教してやったって「武勇伝」仕立てにしたやつのほうがよっぽどだなあおれ。