大里のポケットパークつくりも進展中


(写真は(仮)大里のポケットパークのスケッチ)
 大里のみなさんのところへ、以前に検討したことなどを反映させたスケッチを持っていって、今どこまで進んでいるか、という報告がありました。少ない予算の中であれこれやりくりして、できる限りみんなの思いが実現できるようにと進んでいます(まちづくり課 岡村さんより報告)
前々回の打ち合わせに僕(川村)も進行役で参加しましたが(2005/11/23)、大里の皆さんも熱心に参加してくれています。大里のポケットパークは、大里のみなとまち文学館のとなりに、散策してきた人が観光客もまちの人も、ちょっとほっと休める憩いの広場、というコンセプトです。地元の皆さんのアイディアも盛り込んで、イイ感じで進んでいます。まちづくり課には、完成をイメージしたスケッチなんかが置いてありますよ。みんなで公園の名前を募集したりするといいかもって話をしていました。
■とばみなとまち文学館
http://www.city.toba.mie.jp/kanko/miru/hakubutsu/02-bungaku.htm

場所(ゾーン)とセットで理想像のアイデア出し

 今回は、前回のまち歩きを振り返り、「とばみなとまちが良くなる理想像を描こう」と、3つのグループに分かれて、場所(ゾーン)とセットで理想像のアイデア出しをワークショップで進めました。
■みなとまちづくりの目的を実現するために
■こんな感じにするのが理想よ。場所とセットでアイディア出し

■みなとまちづくりの目的 イメージ版
鳥羽の玄関口の基盤整備
マリンタウンと後背地、役割分けて
にぎわい、活気、歴史文化を大切に
自然を生かした
みなとまちづくり

■3班に分かれました
1班 岩佐座長
(進行役と書き番:浦田+もりもと)+まちづくり課 舟橋)
2班 奥田副座長
(進行役と書き番:川村(sukeru))+まちづくり課 西岡)
3班 世古副座長
(進行役と書き番:亀山+まちづくり課 岡村)


 たくさんの意見が出され、最後に各グループで発表していただきました。

こんなアイディアが出ました

■全体
歩く人を大事にしたまち
歴史を活かしたポケットパークを軸にした全体のつながり
物語の街道があってポケットパークにいざなっていく
この先歩いて何があるのかな・回遊性
歴史文化のまち
茶店があまりない・歩けるまちには休めるところ
歴史・松・御木本幸吉

日和山
いいながめが印象的
昔来た人ががっかりしないよう
港町としての中心
鳥羽三山とのつながり・ウォーキング

■マリンタウン周辺 新しいまち・海の駅−離島とつながる
 街中とのつながり大事
 松の木の間から海を臨む景色
 船があると港を感じる
 ヨットハーバー・魚釣り
 24時間海辺で海にふれて遊べる
 おしゃれなスポット

鳥羽駅
まちを上から望める
 ここから行きたいところへ
−ユニバーサル・グローバル

■岩崎通り・商店街              
 城下町
 明るいイメージ
 古さと新しさの同居した統一感のある街並み
 鳥羽らしい昔ながらの食べ物−グルメ街
 歩きたくなる岩崎通り

■マリンタウン〜ミキモト
のばそうよカモメ道
 海の香り
 海の景色を楽しむ

■妙慶川沿い
 城を感じさせるような歩ける道
  −しかけ
 川をきれいにーポイントは臭い

■大里あたり
門前町
 岩田邸へ人をいざなえるしくみ
 古い町屋

■城山
 安全で行きやすく−人の目が行き届くように
 歴史をたどるルート整備
 城の歴史にあった景観づくり
−正しい歴史に基づいた
 目指していけるような物を

■中之郷あたり
古いものを守りながら新しいものも
ここから始まる歩く環境
広野邸をめざした脱鳥羽駅

鳥羽小学校候補地になっている日和山について考えました

 終わりに委員の中から、今、市民会議で用地の選定をしている鳥羽小学校問題に関して、日和山が候補地となっている事に関して、私たち、「みなとまちづくり」にも関わる課題として、どうするべきか早急に勉強会を開き、鳥羽三山のひとつとしてその大切さを訴えるべきでないか、という投げかけがありました。
 投げかけに対して、今現在選定途中であり、鳥羽市としての提案を次回の市民会議において行うということから、今は鳥羽市の決断を待つべきだと意見が出ました。
 小学校用地になるにしろ、ならないにしろ、しかるべき時期に日和山のありかたについては勉強しなければならないことは確かです。ということで、本協議会が日和山以外に早急にみんなで決めたい課題がたくさんある状況なので、いつ、どのような形で、みなとまちづくり協議会で取り上げるかは、座長預かり、ということになりました。

ねらい

 今年、みんなで話し合う目標は、「大体これくらいの大きなみなとまちづくりの方向性」はまあまあ共有できるよねぇ、っていうグランドデザインのひよこ、をつくることです。そのために、まちあるきでどうなっているのかを見て歩き、デザイナーの先生や歴史文化の先生の思いとともにおおまかな「ゾーン」別にどうなったらイイまちに、活気があってすてきなまちになるのかを、みんなの実感にもとづいた言葉にして共有するところからはじめよう。そしてその大切なことばたち=思いを育てていこうってことをやります。