第九回とばみなとまちづくり市民協議会

さらに進めよう。相橋大黒橋間遊歩道と(仮)三の丸ポケットパーク整備案の具体化

開催日時 2009/1/29(木) 19:00〜21:00 鳥羽市民文化会館

〜前回決めた大枠から鳥羽市で詰めた相橋大黒橋間遊歩道案を確認してから、
(仮)三の丸ポケットパーク整備の大枠を検討する〜


1/相橋大黒橋間遊歩道整備案の確認


今回は、鳥羽市建設課長が出席し、
前回のこの会議で決まった「大枠」と鳥羽市の案が違ってしまったこと
についての「お詫びとお願い」がありました。


問題点は、
この計画については市長も積極的で、

まちづくり課での議論と
市長・課長の計画に対する意向がすりあわせされず、進められていたため
として、この会議で前回議論し決定した、
相橋大黒橋間遊歩道整備は「石垣の手前まで遊歩道を作る」


木の橋を造り「石積みをみせる」とともに
「回遊できる」ということを重視した計画にすることとなったこと

課長からは、市民が参加し、まちをつくっていくこの場を尊重し
今後はこのようなことがないようにしたいと
参加者に説明がありました。



参加者からは、
「決まっていることは先に教えて欲しい」という声
そして、
「遊歩道は岩崎〜奥谷までつなげたい。
予算無くても鳥羽市がやるという意志を持って進めて欲しい」

といった意見があり、これを機に
課長との懇談の場を持ちました。



2/(仮)三の丸ポケットパーク整備の大枠を検討する 


三の丸は、いよいよ具体的なデザインが進められます。まずは例によって
前回の議論のポイントをふりかえり共有するところからスタートです。

大事なのは、目的、位置づけに照らして大枠と設計条件を理解した上で判断していくことです。

■このエリアの考え方は

「海城の歴史を伝え、正しい歴史に基づき、城山への入り口として機能する」

ということです。そんな確認をしたあと…

このスペースに何をおいてどう使うか…たたき台がでてきました


☆ワークビジョンからの4つの案の提示


限られたスペースをどうデザインするか、設計デザインにあたるワークビジョンさんは
みんなが検討しやすいようにと4つのパターンの図面とパース案を持ってきてくれました。

壁にはられた4つの案を比較しながら
それぞれが、どの案がいいかをチョイス。
そして
「こうしてほしい」、「これが必要」などの具体的な意見は
ポストイットに書いて、図面の上に貼り付けていきます。

形が見えてくると、意見も具体的になり、ぐっと楽しくなります。
描いていたイメージとのギャップを埋めて、
納得できる計画にしていくのです。







結果として
第4案が一番人気で、たくさんの意見がここに載せられていきました。

●九鬼水軍のイメージをアピールしたい
●今は余り通りたくない道。治安もしっかり考えて
●トイレは計画にないができたらいいのに
●わかりやすい「城」のイメージを
●それにあわせて城山の木も間伐して明るいイメージに

といった、日頃の思いをしっかりと伝えてもらいました。


ちなみに「公衆トイレ」については、
観光地として整備が十分ではないという声が大きいのですが
今回の整備予算には入っていないため、
改めて、「どこにつくるのがいちばんいいか」といった検討は
別の機会を持とう、ということとなりました


ワークビジョンの西村さんからは、それらの意見を受けて

歴史にウソがないように
飽きられない、やすっぽくない「城のイメージ」を考えたい

というまとめがあり、次回は再度、
意見を反映したプランを出してもらうことになりました