第10回とばみなとまちづくり市民協議会

(仮)三の丸ポケットパーク整備案の
具体化をさらに進めて納得し、パーツの検討に入ろう


〜前回意見の集中した?案をベースに発展させた、たたき台をもとに
(仮)三の丸ポケットパーク整備の大枠を納得し、パーツの検討をする〜

今回は、ステップ?さらに検討!です。

☆前回の議論のポイント、(仮)三の丸ポケットパークの整備目的、位置付けを再確認。


1.観光客が(もちろん地元の人も)城山へ行きたくなる

2.海城としての歴史が伝わる

3.観光客の目を引き中心市街地に誘導できる

4.写真をとるポイントになる

5.国道、線路を挟んで「見せる」ポイントになる。



☆前回の第?案をベースに発展、改善したプランの説明


前回の議論を反映して再デザインしてくれたワークビジョンさんと、市の担当者からの説明がありました。

・史跡としては残っている物が少なく、三の丸の昔の姿は正確にはわからないが、「ウソっぽく」感じられないように、城跡の入り口としてふさわしいものにしたい。

・石垣と白壁、という城らしいアイテムを取りいれ、木や竹、舗装など素材で「和」の表現をしたい。

・石垣で高い囲いができると防犯上よくない、ということも議論しながらも、石垣はある程度のボリュームがないとインパクト(みせる部分)がよわくなり、アピールできない。ここは水族館からの誘客が大事な場所だから。


…という、コンセプトにあったいいものを作りたいという

思いをプレゼンテーションしていただいたあとで、
参加者の意見を聞き、議論が進んでいきました。


鳥羽市案をみんなで検討しよう 

意見交換はこんなかんじでした…(ランダムに一部を紹介)

・水族館から見えても、三の丸まで来るまでの導線計画が弱い。
・石垣のライトアップも。雰囲気がある。
・遊んでいるのが見える。→何かなと思わせる仕掛け

・鳥羽へ来た写真撮影ポイントになりうるように

・駐車場は3台程度…→歩いてもらいたい。高齢者、障がい者などを配慮して最低限の台数は停められるように。

・ここで終わらず、城山へ上がってもらえる流れを作っていこう

・植栽は、観賞ではなく(山は木だらけなんだから)芝生へ座ったり遊んだりできるスペースに。
・ゆるやかな遊歩道、変化のあるデザインを。

・街灯などで防犯を。
・フラットなスペースではなく、石垣の中を一段上げて立体的に階段とは別にスロープであがれるように。

・何かインパクトのある仕掛けが欲しい。
日本丸が置ければいいが、無理なら九鬼水軍の「幟」や「帆」などでディスプレイしてはどうか。

・幟などを付けたら、その管理は住民サイドでいなければいけないことを了承できるか。

・ディスプレイのイメージは「朱色」「九鬼水軍の陣羽織」「大きめでインパクトのある物」



…というわけで
●石垣の中をあげてボリュームを持たせながら、奥まったところをできるだけオープンにすること。
そうすることで、階段の下の方のコンクリートもカバーできる。
●芝生からスロープであがれるように。遊び心のある芝生スペースを。
●東屋も高くして布をディスプレイできるように。



といったことを反映して、再度、次回にプランを出して
それで決定するということになりました。


★さいごに、
こうして議論の場があったのだから、それで納得できたら、信頼して、細部はまかせよう

ということを合意しました。


☆その他の報告として

■2/14 鳥羽小学校でみなとまちづくりミニ授業

■鳥羽小学校の見学会について
■鳥羽小活用検討委員会の経緯について

などがありました


そして春には
昨年実施して、城跡が見えるようになり
みんなが感激した
「城山を美しくみせたいプロジェクト」
を開催します!

実施時期は?調整中です。

☆おまけ
今回はケーブルテレビの取材がありました。
こんな風に話し合っていることをテレビを通じて発信!