エルドレインの王権ドラフト雑感
エルドレインの王権がリリースされてだいぶ経ってしまいましたが最近MTGアリーナでドラフトいじってるので雑感書こうと思います。
・黒と緑つよい
みんな言ってるけどやっぱり黒と緑強くて、黒緑食物のアーキタイプは最強やね。
緑は意外に到達1/5の<胞子頭の蜘蛛>が飛行アタッカーをほぼ全て止めてくれたりする。
・白青飛行
3/3ぐらいの飛行を並べて攻撃するテンポデッキ。だいたい先の<魂裂き>のパワー3以下にひっかかるし<胞子頭の蜘蛛>に止められるのでひたすら数を並べるのが大事です。
・赤青ドローは組めると強いがパーツにレアやアンコモン多い
必須パーツに<滝の賢者>、<型破りな協力>などのアンコモンも多く、ドローするカードとドローによって強くなるカードをバランス良く入れなきゃいけないので組むのはむずかしいけど、組めれば黒緑より強いぐらいかも。
・単色のメリット
一徹は言うほどメリット大きくないので基本的には一徹する濃いめの第1色+タッチ2色目あたりがバランス良いと思います。単色ピックすることの最大のメリットは混成4マナサイクルが多く採用できること。特に<不死の騎士>と<巨人の串>のお手軽コンボは自分のお気に入りです。
・コモン・アンコモンのフィニッシャー
白
<獅子の爪、エイリン卿>
青
<雷声のカミツキガメ>
黒
<夜の死神>、<厳格な者、コンラッド卿>、<沼のいたずら好き>
赤
<塁壁潰し>
緑
<チューインベイルのツリーフォーク>、<ギャレンブリグの聖騎士>、<豆の木の巨人>、<塁壁潰し>
フィニッシャーのラインナップだけ見ても黒緑強いのわかると思います。ざっくりこんなところですね。
灯争大戦シールド雑感
せっかくなので灯争大戦シールドを5回くらいやった感想をまとめてみます。
・2色が基本
2色土地がないので3色は事故りやすいです。多色マナ源を3枚以上確保できるのでなければ2色に抑えときましょう。多色マナを採用して3色にする場合にもボードに影響を与えないアーティファクト等を使うのであればあとでボードアドを取り返せる強力なカードを使うのでなければ押し負けてしまう。
・黒と白の除去が強い
コモンなら<オブ・ニクシリスの残虐/Ob Nixilis's Cruelty>、<灯の収穫/Spark Harvest>、<神聖なる矢/Divine Arrow>、<放浪者の一撃/Wanderer's Strike>が頼もしいですね。アンコモンにも<死者の災厄、ケイヤ/Kaya, Bane of the Dead>等優秀なものが揃っているので積極的に黒や白を採用する理由になります。
・赤の除去は早めに使う
動員等で+1/+1カウンターが乗りやすいので赤の除去はパンプアップされる前に使いましょう。この点から赤の除去は少しだけ評価が低くなります。
・プレインズウォーカー
アンコモンのPWはだいたい強い。ケイヤ、カズミナ、ヴラスカ、アングラス、ナヒーリ、放浪者、ヤヤ、アーリンはしっかり強い。ナーセット、サヒーリ、ティボルトはそこそこ使える。テヨは残念ながらいらない子。アンコモンのPWをどれだけ引けるかも色決めの重要な要素。
・フィニッシャー不在
コモン、アンコモンにはクリーチャーのフィニッシャーが白か青のフライヤーしかいない。赤や緑のトランプルはパワー不足。なのでPWがフィニッシャーの働きをすることが多くなります。フィニッシャーとなりうるレアのクリーチャーやPWは積極的に確保しましょう。
まずアグロは無理です。ミッドレンジかコントロールでしっかりボードを取っていきましょう。
青白飛行は唯一アグロ寄りと言えるアーキタイプです。白の除去をしっかり確保しましょう。
黒+他の1色はどの色でもまともに動くデッキになります。黒青なら大きめの青のフライヤー<アショクの潜伏者/Ashiok's Skulker> <永遠衆の天空王/Eternal Skylord> <救出のスフィンクス/Rescuer Sphinx>を確保しましょう。黒赤なら1/1の動員トークンをサクる動きを意識。
白+他の1色は赤白以外は組みやすいです。赤白だと除去も攻撃用のフライヤーも白にいるので赤に役割を持てない場合が多い。白を使うならぜひ<執行官のグリフィン/Enforcer Griffin> <信頼あるペガサス/Trusted Pegasus>を採用しましょう。この環境で貴重なコモンのフライヤーです。
黒や白抜きでデッキ組めるのは他には赤青スペルだけです。赤青スペルはアンコモンに必要なカードが多いので構築は難しいですが、ハマれば強い。このアーキタイプだけで使えるカード<サイクロプスの電術師/Cyclops Electromancer> <ラルの発露/Ral's Outburst>は比較的取りやすくて強い。青デッキなら誰でも使えてしまう<崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer>は人気がありますがぜひ取りたい。あとフィニッシャーとして忘れずに<アショクの潜伏者/Ashiok's Skulker>等の確保を。
赤緑、青緑は除去が頼りないので非情に苦しいです。この色になってしまったらお祈りしましょう。
それでは良いプレインズウォーカーライフを!
MtGのカード一枚の価値(灯争大戦シールドをやりながら)
この前灯争大戦発売されてMtGアリーナでシールドちょこっとやってみました。
この環境は2,3マナ域のクリーチャーが弱く、除去が強いのでかなり遅い環境となります。つまり後半のカードパワーの勝負となるわけです。
そこであらためてMtGのカード1枚の価値を考え、強い順に並べてみました。
これは灯争大戦シールドだけでなく構築、特にコントロールを扱う際は大事なことだと思います。
①対処できないカード
何を当たり前のことを言っているんだ、と思うかもしれませんが出して対処されなければ勝てます。こういうカードが一番重要です。シールドでこういうカードがあれば間違いなく入れるべきで、構築でも同様にコントロールではこれに近いカードをフィニッシャーとして考えるでしょう。<殺戮の暴君/Carnage Tyrant>や<夜帷の捕食者/Nightveil Predator>は良い候補です。
②先行ボードアドバンテージを取れるカード
わかりやすい例でいうと<冠羽の群れ使い/Crested Herdcaller><群集の威光、ヴラスカ/Vraska, Swarm's Eminence>のようにカード1枚で2体のクリーチャーを出せるようなカードです。この場合相手に1枚のカードで対処されると意味がないので、クリーチャーならばそれなりのサイズ等で相手に2枚以上カードを使わせる脅威であることが重要です。
③後攻ボードアドバンテージを取れるカード
有名な<神の怒り/Wrath of God>のような1枚のカードで複数のカードを処理できるカードです。この③が②より弱いかどうかについては議論が分かれるでしょうが、相手が攻めて来なかったら死にカードになるので②を上におきました。
④カードアドバンテージを取れるカード
<予言/Divination>等のボードをいじらずにカードを増やすやつ。<アズカンタの探索/Search for Azcanta>のように2枚,3枚と継続的にアド取れるやつはさらに強いですね。
コントロールの場合は③でしのぎつつ①で決める、ミッドレンジは②を主力に除去等でサポートする感じですね。アグロとバーンは別の話になるのでまたの機会に。①を出せば勝てるのと同時に、相手に①を出されてしまうと負けるので環境でよく使われるフィニッシャーが予想できれば②よりも①対策カードを優先して入れるべきです。灯争大戦シールドでは特に遅い環境なのでテンポは考慮に入れずこれらのことを重視してカード選びをしていくのが基本方針です。
カードの価値の話では以下の話もおもしろい。
すべてがTime Walkになる
http://blog.livedoor.jp/sideboard_online/archives/50544188.html
軽率にアフリカンアメリカンバーチャルYoutuberになってみた
【自己紹介】アフリカンアメリカンバーチャルYoutuberはじめました!
けっこう大変なのかなって思ったら意外とカンタンでしたね。
なりたいと少しでも思ってる人はぜひやってみてください!
なにより必要なのは何かを伝えたいという気持ち、なりたいという気持ち!
使ったツールを一通り紹介します。
Youtubeアカウント: これは必須。Gmailアドレス持ってる人は流用してもいいけど別に取るのがオススメ
Steam: PCでいろんなゲームできるから実況に便利
Hitogata: 3Dモデル作成とカメラからフェイストラッキングできます
OBS Studio: 複数の画面を組み合わせて録画や配信ができます
恋声: フリーのボイスチェンジャー。リアルタイムで変換できます
AviUtl: 動画編集ソフト。プラグインで機能がいろいろ追加できます
必須なのはこれだけかな。上記に紹介したものは全部フリーソフトです。あと画像編集ソフトがあると便利。
Photoscape: 画像編集ソフト。サムネとかつくる
必要な機材としてはマイク付きヘッドホンとウェブカメラだけ。持ってない人でも1万円以内で揃えられる!
自分の買ったのウェブカメラは以下のやつです。
Logitech HD Pro Webcam C920
https://www.amazon.com/gp/product/B006JH8T3S/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
ほんとにカンタンなので気軽になろう、Vtuber!
あとこの動画もわかりやすいのでオススメ
はじめてYoutube動画投稿してみた
最近Vtuberとか流行ってるじゃないですか。
キズナアイとか委員長とか届木ウカとか皇牙サキとか。
その流れに乗りたいなーって気分があったんですけどいまいち何投稿すればいいかわかんなくてためらってました。
でも!今回はきっかけができたのでついに投稿しました!
クリプト・オブ・ネクロダンサー(Crypt of the Necrodancer)っていうめっちゃ面白いゲームがあったんですけど日本語圏では実況動画少なかったんでぜひプレイしてもらいたいと思って紹介動画つくりました!
いざ自分の声を録音してみると聞き取りづらいのがダメだなあと思いつつ、Steamで録画自体はめっちゃ簡単ですね。
せっかくYoutubeチャンネル作れたので今後も聞きやすい声にしたり、あとは料理動画とか作りたいなーと思ってます。
ルトガー・ブレグマン「隷属なき道」
隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働
- 作者: ルトガーブレグマン,野中香方子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2017/05/25
- メディア: 単行本
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ベーシックインカムを推奨する本。
もっとシンプルに言うと、貧困対策として工夫をこらした就労支援をするよりも現金を直接配った方が効果的、ということをデータ入りで説得する内容。
また現金を直接配る方策は富裕層も含めて社会全体に利益があると説く。
後半はGDP至上主義に疑問を呈したり、AIによって将来的に職がことごとく失われることについて。
将来的にAI、ロボット資産を持つ一部の大企業が社会の利益を独占することはほぼ間違いないと思う。
そうなったときベーシックインカムのような制度を導入して利益を分配できるか、それとも究極の格差社会が生まれてしまうのか。
まだ格差の少ない日本社会にベーシックインカムをすぐに導入すべきとは思わないが、今のうちからAIによる格差社会に心の準備をしておくべきだと思った。
ダニエル・カーネマン「ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?」(上)(下)
あなたは日々どのように世界を見て、判断しているだろうか。
例えばドイツでテロがあったと聞くと、とても危険な地域だという印象を受けるだろう。
また、宝くじは買うと基本的に損することを知っていてもわずかな可能性にかけて買ってしまうこともあるだろう。
本書はそういった判断は間違いだということと、なぜそのような間違いが起こるかをわかりやすく説明してくれる行動経済学の本だ。
人間の認知は直感的で素早い「システム1」と遅いが論理的にしっかりした「システム2」があるというモデルで考える。
経済学では人間は常に論理的で総合的に判断できると仮定されているが、実際はそうではない。
システム1が非常に多く活用され、往々にして間違わないが、ときとして重大な間違いを起こす。
システム1に間違いを起こす多くの例が紹介されている。
認知容易性:耳馴染んだ単語で構成された文章は真実だと思いやすい
容易な質問に置き換えて答える:採用面接では仕事ができるかを判断すべきだが、代わりに印象が良いかという問いに置き換えて判断してしまう
少数の法則:統計学的に信頼できないはずの少数サンプルのデータを信じて結論を出してしまう
アンカリング:値引きされた商品を買うとき、値引き後の金額よりどれだけ値引きされたかを重視してしまう
その他多くの例が紹介されている。
本書を読むといかに自分の普段の判断が印象や質問の文章、想像しやすいかで決まっており間違いやすいかわかる。
そして、間違いやすいことを認識した上でそれを修正することはほぼ不可能だとわかる。
普段ならいいけど、大きな買い物のときや決断のときはこの本を片手に落ち着いて考えたいものですね。