まとめとしてっていうか、言い訳っていうか

2010.8.13チェルシー1

つまんない長い話におつきあいいただきありがとう。うんPまみれのチェルシー画像をお待ちの皆様、すんません。
でもね、この話は、チェルシーを迎えたら、きちんと書きたかったの。どうしても

私たちはゴールデンに惚れている。悪徳パピーミルには居なくなって欲しい。殺処分が無くなって欲しい
そんないろんな気持ちから、ブリーダー探しをするという方向で頑張った私たちでした。その方向は間違って無かったと思ってます
でも、やっぱり心をよぎる「レスキューされたゴルを迎えるべきだったんじゃないか」という思い。やっぱり、もしいつか縁があればとは今も思います。
でもね、私は多分、レスキューされた子を受け入れるにはまだ人間が小さいね。その子の過去も傷も悲しさもすべて受け入れる心の深さとゆとり、そんなものがまだ出来ていないのだと思うのです。そして人間が小さいので、「わたしって、捨てられた犬を迎えたんです!」的な肩の力の入り方をしちゃうと思うんです。お友達にレスキューされた子を迎えてる人はいっぱい居ます。みなさん、私みたいに肩に力が入ってないの。ごくごく自然にレスキューされた犬と暮らしています。尊敬すべき友人たちのように、犬育てにも、自分自身にも自信が持てたら、また考えようと思います。それは、何年先のことか解からないし、その前にもう1頭、信頼できるブリーダーさんからのパピーを迎えることもあるかもしれません。こればっかりは先のことなのでわかりません。

それから、やっぱりパピーから育てたかった言い訳がいくつかあります。アポロが子犬の時、初めての犬で私はもういっぱいいっぱいでした。子犬のかわいさなんて味わえなかった。育児ノイローゼ寸前
だから今度はちゃんとゆっくり子犬時代を味わいたかったんです。これは実は私の母も一緒で、犬が怖かった母は子犬時代のアポロにほとんど触れませんでした。アポロが大人になってからはもう、目の中に入れても痛くないようなかわいがりようで「子犬の時、働いてるすみのかわりにもっともっと世話をしてあげればよかった」と何度も何度も言ってます。だから、2頭目はパピーの頃から母にかわいがらせてやりたかった。
ま、あんまり説得力の無い理由だよね

最後に、私がブリーダーへのこだわりを口にすると、結構誤解を受けることがあります。「すみさんの話を聞いてると、ペットショップで買ったうちの子を全否定されてる気がする」「どこで買ってもかわいさはいっしょじゃない?」「ブリーダー、ブリーダーって結局ブランド志向なんじゃない?
そうじゃないんです。今、隣にいるその子は間違いなく世界一いとおしくて、世界一大切な命です。それはどこから迎えた子も、たとえば拾った子も、純血種も、雑種も、障害のある子も全く一緒の大切さ、かわいさです。
でも、もし2頭目を迎えることを考えることがあるならば、悪徳ペット業者やパピーミルに利益をもたらすような迎え方をしないで欲しいのです。ただ、それだけです。

私は基本的に、ペットショップでの生体販売には反対です。最近は、以前より環境の良いペットショップも見られるようになりました。でもやはり、生体販売は衝動買いにつながりますし、売れ残る子も必ず居ます。酷いショップでは夜中の2時、3時まで明るい電気をともして、生後2ヶ月にも満たない子犬を販売しています。いつか、ドイツやイギリスのようにペットショップから犬や猫が消える日が来る事を祈っています。

長い話に付き合ってくださってありがとうございます。
犬飼ってない方にとっては意味不明な話だったかも。でも犬飼ってない人も「ペット業界っの闇って・・・。」と思っていただければ幸いです。
今日でまじめな話は終わりです。さーて、明日からまたうんPまみれのチェルシーの話復活です♪
写真は12日のチェルシー。なんか、だんだんパピー顔じゃなくなってきたぞ。