北海道ツーリング 2018秋(十二日目) 摩周湖完結

ここは、木の香ただよう手作り感いっぱいの宿だ。吹き抜けのリビング南面はガラス窓が大きくとられている。ただウッドデッキに草ぼうぼうはちょっと問題かな。明日14日の雨マークが消えたため、今日は帯広駅前に宿をとった。7時半から朝食をしっかり食べ、8時45分、宿を出発する。先ずは摩周湖第一展望台へ向かう。
展望台から斜里岳方向を臨む。右手が摩周岳で、裏手が昨日行った「裏摩周展望台」である。観光客はまだマバラでニーハオも見えないから、静寂そのもの。昨日よりは雲が多いものの視界は良好で「霧の摩周湖はどこいったの?」。10分ほど走って第三展望台到着。正面に摩周岳が位置している。出来はともかく、昨日から裏〜第一〜第三とデジカメで撮り、これで摩周湖完結だ。同じ道道102号線を走り、藻琴山方面へ。尾根に出たところの藻琴山展望駐車場」から屈斜路湖越しに川湯の硫黄山を臨む。笹薮から伸びる樹々も絵になるようだ。
さらに上っていき、「小清水高原のハイランド725」で休憩。窓からの絶景がコーヒーの味を良くしてくれる。屈斜路湖方面の風景もさることながら、斜里岳などの山々も絶景である。このあと道は下りに入って、道道995号線でショートカット、美幌からは道道122号線を通って北見市に出る。目的はデカネタで有名な「トリトン三輪店」で昼飯を食べること。この店に来るのは3回目、正午ちょっと前に着き行列で10分ほど待たされる。今日は「ボタンエビの頭汁」に、左からマグロ、イカ三種、活〆カンパチ、活ホタテ、炙りシメ鯖、炙り大トロサーモン、サンマ、エンガワ、シロツブ、シメは梅シソ巻きだ。これで2,890円だった。
国道39号線を西へ少し走り、道道143号線で陸別を目指す。こんな風景を眺めながら、14時過ぎに道の駅「オーロラタウン93りくべつ」に到着。この街は初めて。もし北海道の道駅スタンプラリーをやっていれば、多分今日でコンプリートしたことだろう。ここは旧駅舎、構内を使用しており、申し込みでディーゼルカーの運転もできるとのことだ幸せ。「幸せの黄色いハンカチ」のロケも行われたらしい。
15時半、帯広駅前のビジネスホテルにチェックイン。ここは3〜4回目の利用だが、素泊り(無料朝飯付き)でナント3,900円でとほ宿もビックリの価格だ。19時過ぎ、近くの豚丼「ぱんちょう」に行くが既に閉店(臨時休業?)。仕方なく駅中の「ぶたはげ」で豚丼980円にグラスビール450円を飲む。豚はたったの4枚、しかも米がパサパサでガッカリ。まだ宵の口なのに人並みも少なく、しかも節電で暗いからナンカ寂しい感じだ。
明日から美瑛のとほ宿に連泊、マッタリと過ごすつもりである。