Living, Loving, Thinking

2017-10-22

宝塚風」

足立耕作「完璧過ぎる「宝塚系男子」 殻を破って見つけた「キラキラな世界」」 https://withnews.jp/article/f0171021000qq000000000000000G00110601qq000016089A


宝塚歌劇*1の男役風の衣裳とメイクできめる「月城すみれ」さんについて。

ところで、これはやはり女装といえるのだろう*2。しかし、複雑なのは、擬態の対象が宝塚の男役、つまり男装した女性だということ。女装であると同時に(迂回した仕方での)男装でもある。まあ、かつて女装した男性である歌舞伎女形がリアルな女性の模範になったということもあるのだけれど。また、記事を読むと、「すみれ」さんは性別以前或いは以後の「キラキラ」に魅かれているようだ。

怒るのも無理はない

J-CASTニュース』の記事;

自民丸山和也「脳がおかしい」発言報道小沢一郎側「岩手県の全有権者を愚弄」と激怒

10/20(金) 20:29配信 J-CASTニュース


 自由党共同代表の小沢一郎氏が、「岩手県の全有権者を愚弄するものであり、到底許しがたい」と事務所ツイッターを通じて怒りを露わにした。自民党参院議員丸山和也氏がしたとされる「ある発言」に対してのものだ。

 丸山氏は、岩手県一関市での衆院選候補者演説会に登壇した際、「相手候補に投票する人は脳がおかしい」などと発言したと報道があった。同候補者選挙区は2人しか立候補者がおらず、「相手候補」に該当するのは小沢氏しかいない。


■「到底許しがたい」

 丸山氏は2017年10月19日、同県3区から立候補した藤原崇候補の演説会に出席したとブログで報告。自身が演壇で演説する様子を収めた写真も投稿している。

 河北新報は20日、この場で丸山氏が「相手候補に投票する人は脳がおかしい」と発言したと報道。「応援弁士として演壇に立った丸山氏は相手候補に投票する有権者を『認知症と言ったら怒られるけど、判断力、脳がおかしいとしか言えない』と批判した」という。また演説会後、「『言い過ぎたかもしれない』と釈明した」としている。

 岩手3区で立候補しているのは、藤原氏と小沢氏の2人のみ。「相手候補」は小沢氏しかいないことになる。

 小沢氏事務所の公式ツイッターは20日、河北新報の記事URLを投稿し、

  「自民党参議院議員一関市でのこの発言は、認知症で苦しまれている方々やそのご家族、そして何より岩手県の全有権者を愚弄するものであり、到底許しがたい」

と怒りを露わにした。また「このような発言が堂々と行われることこそ、安倍政権の本質をよくあらわしている。苦しむ人々をあざ笑う自民党に絶対に負けるわけにはいかない」と続けている。

 丸山氏のツイッターは20日19時30分現在までこの件に反応していない。最新の投稿は今回の演説会出席を告知したものだが、これに対して以下のようなリプライ(返信)が続々と寄せられている。

  「丸山さん失言多すぎでしょう」

  「あなたの先の発言は自民党以外の支持者だけでなく、全国民を敵に回しましたよ」

  「貴方がどんな意図で発言したかは知りませんが、受けとる側の身になれないのですか」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171020-00000014-jct-soci

反応としては、小沢一郎は嫌いだけれど、この発言は駄目、小沢が怒るのも無理はないというのが多いんじゃないか。また、丸山は「認知症」についての医学知識もないのでは? 問題は「 認知症」が零記号*3として使われていること、それも「このハゲ!」並みの軽い気持ちで。

単純な検索

朝日新聞』の記事;

容疑者の父」東名事故でデマ拡散 電話殺到し会社休業

10/20(金) 11:02配信 朝日新聞デジタル


 神奈川県大井町東名高速でワゴン車が大型トラックに追突され、夫婦が死亡した事故をめぐり北九州市の建設会社に中傷や嫌がらせの電話が殺到、社長の個人情報がさらされた。ワゴン車の進路をふさぎ、事故を引き起こしたとして逮捕された男の「父親」と社長を名指しする誤情報がネットで拡散したためだ。

 「事実無根の話を信用して、電話や書き込みをする人を理解できない」

 北九州市八幡西区の石橋建設工業社長、石橋秀文さん(47)は今もネットのチェックを欠かさない。

 会社の電話が鳴り始めたのは、容疑者が逮捕された翌日の今月11日だった。

 容疑者の姓が「石橋」▽住所が、北九州市に隣接する福岡県中間市▽職業が建設作業員――などと報じられると、石橋さんを「容疑者の父」、石橋建設工業を「容疑者の勤務先」とする誤った情報がツイッターや掲示板サイト「5ちゃんねる」(旧2ちゃんねる)に書き込まれ、会社の電話番号拡散していた。

 ほとんどは非通知の無言電話や取った瞬間に切る電話だったが、「オヤジを出せ」と声を荒らげる人もいた。無関係だと説明しても「ウソをつくな」と返ってきた。なかには「極道なめんな。若い者を連れていく」とすごむ電話もあった。11日だけで着信は100件ほどに上ったという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171020-00000029-asahi-soci

先ず、記事のタイトルだけ見て、「容疑者の父」が「デマ」を「拡散」しているのかと思ってしまった。そう誤解した人は少なくなのでは?

人肉捜索*4というか、人肉誤捜索というか。思うに、これはかなり単純な検索に基づいているのでは? 「石橋」+「福岡県」+「建設」で検索にかけたら、この会社に辿り着いちゃったのでは? 火の粉がかかった「石橋建設工業」や石橋さんはとんだ災難だったわけだが、どうしたらいいのだろうか。或いは、誰がこれによってもたらされた様々な損害の責任を取るのか。単純な検索に基づいて誇らしげにこの誤報を最初に流した奴の責任は免れないだろう。金銭的な賠償を押し付けることができるかどうかは微妙だと思うけれど、その道義的・社会的責任はちゃんと取るべきだろう。〈おバカの殿堂〉を作って、末永く記念するとか。それはさておき、今回も噂が広がり始めた初期の段階で、社会的に権威を認められた機関が〈フェイク・ニュース〉であることを宣言すれば、被害はもっと軽くなったのでは? 「石橋」「容疑者」についての情報を最も握っている筈の警察当局は何故コメントしなかったのか。

*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080725/1216982697 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090716/1247679249 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100712/1278905010 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100728/1280252172 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120307/1331132672 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120709/1341846186 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140915/1410760576 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141105/1415113381 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160504/1462387429 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170307/1488899402 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170330/1490881395 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170509/1494300906

*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061012/1160664502 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080721/1216572422 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091016/1255660964 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091029/1256818906 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091214/1260764583 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100426/1272303905 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100603/1275496740 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110218/1298052067 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110829/1314590337 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120603/1338693076 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140226/1393381755 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150513/1431467687 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160811/1470928496 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161105/1478364864 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170803/1501779494 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170810/1502344037 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170913/1505316557

*3:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060122/1137952844 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070212/1171272629 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071024/1193246772 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080131/1201781124 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091019/1255890095 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100905/1283658405 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101123/1290524332 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110420/1303267821 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110621/1308641906 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110703/1309670384 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130321/1363866985 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131231/1388500319

*4:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110118/1295280095 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130611/1370880285 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130906/1378433830 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130927/1380241344 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140913/1410540942 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160328/1459132113 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160605/1465145960 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161203/1480790613 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171016/1508081643

2017-10-20

選挙免許制」(呉智英

神庭亮介*1「「選挙免許制でポピュリズム防げ」 呉智英が危惧する民主主義の暴走」https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/election-license


選挙免許制」の導入を主張する呉智英*2

――選挙免許制はさすがに極論なのでは。


自動車運転危険物取扱、ボイラーとか、危険の伴う作業には免許が必要です。国家の運営を誤った場合の危険度は、自動車どころじゃない。

仮に戦争になれば、交通事故よりずっと多くの死者が出る。それなのに全員無免許でいいのか、という話ですよ。

三権でみても、司法司法試験行政なら公務員試験がある。議院内閣制では立法府の役割が大きいのに、無試験なのは変だろうと。

――納税額や性別で選挙権が制限されていた時代から、徐々に権利が拡大されて普通選挙制が導入されました。免許制は時代に逆行していませんか。


根底にあるのは、民主主義国民国家への疑問です。我々はなんとなく、普通選挙が絶対的な進歩であるかのように思い込まされてきましたが、全然進歩なんかしていない。

1925年普通選挙法(※25歳以上の男子に選挙権)と抱き合わせで治安維持法が成立しました。1928年には、治安維持法の最高刑が死刑に引き上げられた。普選の後に重罰化が進んでいるんです。

しかもその後、日本は戦争の坂道を転げ落ちていく。当時はいまより国会の権限が小さかったという事情を考えても、ほとんど悪くなる一方だったわけですよ。

収入や性別で選挙権を制限するのは不公平ですが、能力の違いは考えた方がいいんじゃないか。

普通選挙制」においても、有権者選挙権行使するに当たって、選挙権を持たない未成年者や外国人のことを配慮することが要請される。「選挙免許制」でも「免許」を持たない人への配慮は当然要請されるだろう。ただ、配慮というのはあくまでも配慮であって、それを外から強制することはできないだろうし、強制すべきでもない。肝要なのは、立憲主義の徹底というか、憲法的な権利や自由を、民意の如何に関わらず保証するということだろうか。

前のめりの果て

辛酸なめ子さんが見た選挙「その時まで日本があれば…」募る不安」https://withnews.jp/article/f0171019000qq000000000000000G00110101qq000016075A


辛酸なめ子さん*3曰く、

将来には、漠然とした不安が立ち込めています。先日、20代、30代の女性と話していて、10年後も今の仕事を続けていきたいかという話になりました。思わず「その時まで日本があれば……」と答えたら、「将来、見えないですよね」と若い女性たちに同意されました。フリーで働いている人はその時に応じて、仕事が終わったり、また依頼が来たりしますが、安定的なはずの就職をしている人も、終身雇用という考えがなくなりつつあるので油断できません。

欧米のように自分をスキルアップしてキャリアを変えていく、という方向になっています。一見華やかですが、戦い続ける戦士のような人生です。ライバルとしてAIが台頭してくるかもしれないし、いつ仕事がなくなるかわかりません。一部の、向上心にあふれて体力のある人だけが勝ち残り、格差が広がっていくのでしょうか。うわべだけでも成功している体を装いたい人は、ますますインスタ映えを目指していくのかもしれません(そしてそれをやっかむ人がSNS炎上させ、さらに窮屈な監視社会に……)。

 さらに、女性は活躍しろとか、出生率を上げろとか、国からのプレッシャーもあります。朝日新聞が「わたしの未来」をテーマに読者から募集した投書にも、活躍して出産して保育の環境は自分で何とかしろなんて、勝手が過ぎる、という20代女子大学生の意見があり、共感しました。

「『私、本当にこの国で働きながら出産・子育てできるの?』というのが心境。少子化で『もっと産んで』と言われながら、同時に『女性活躍、外でも働け』、しかし『保育の環境は自分で』。勝手が過ぎます」(東京都・20代女子大学生)

出典:「その一票、いらないなら私に」 若い世代、考える未来:朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASKBD4H5FKBDUPQJ006.html

最近、世の中の風潮がまた保守的になっているので、個性が強いと生きづらくなってしまっています。周りの目を気にして歩調を合わせ、少しでもはみ出したり目立つことをしたりすると、バッシングされる世の中になりつつあるのでしょう。メディア関係の人と話していると「昔はこんなことで炎上しなかった」と遠い目になったりして、年寄りのぼやきという一面もあるかもしれませんが、実際に昔の方がのどかでした。やはり先行き不安な人が多くなり、精神的な余裕がなくなってしまったのでしょうか。自分の内面をまず穏やかにして、その平和な波動が外界に放射され、外の世界も変化していく、というのが理想です。

 とはいえ、老後のことを考えるとどうしても不安になってしまいます。10月16日の朝日新聞に掲載された「わたしの未来」のアンケートの途中経過を見ると、自分の暮らしに満足している人が過半数という結果でした。でもそれが30代、40代になると前述のように不安が増大し、私のようにお守りや神社仏閣などスピリチュアルに頼る女性も少なくありません。国が頼りにならないので神様に頼る、というとプリミティブですが……。

さて、私たち、特に近代人たる私たちの「時間」の基本は「前のめり」である。鷲田清一先生の『老いの空白』*4に曰く、

現代の企業での仕事を見ていると、この「プロ」(前に、先に)という言葉が一貫してその作業に用いられているのにおどろく。たとえばあるプロジェクトを立ち上げる。そのためにはあらかじめプロフィット(利潤)のプロスペクト(見込み)を検討しておかなければならない。見込みがあればプログラム作りに入る。そしてプロデュース(生産)にとりかかる。支払いはプロミッソリー・ノート(約束手形)で受ける。こうしたプロジェクトが成功裡に終われば、つまり企業としてのプログレス(前進)にうまく結びつけば、あとはプロモート(昇進)が待っているだけだ。できすぎと言っていいくらい、「プロ」のオンパレードだ。プロジェクト、プロフィット、プロスペクト、プログラム、プロデュース、プロミス、プログレス、プロモーション……。これら「プロ」を接頭辞とする言葉は、ラテン語もしくはギリシャ語の語源をたどれば、それぞれ、前に投げる、前方に作る、先に描く、前方に引っぱる、前方に置く、前に進む、前に動くという意味だ。これらは、未来の決済を前提に現在の取引がおこなわれる、あるいは決済(プロジェクトの実現や利益の回収)を前提にいまの行動を決めるという産業社会の論理を表わすものであり、また個人同一性とその正当化根拠個人出自ではなく、彼が将来に何をなし、何を達成するかにかかっていると考える近代市民社会の論理をも表わしている。

こういう前のめりの姿勢が、知的もしくは物的生産性の累進的増大をめざす近代社会を貫いている。ついでに言っておけば、こういう「プロ」の意識は、「勤勉」のエートスと深いつながりがある。マックス・ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』*5は、「時は金なり」というベンジャミン・フランクリンの言葉のなかに「自分の資本を増加させることを自己目的と考えるのが各人の義務だという思想」を読みとったが、そのフランクリンよりもさらに一世紀前、ジョン・ロックは『市民政府論』*6のなかで、神によって与えられたこの身体の作業をつうじて新しい価値と富とを創造すべく命じられているという要請について述べていた。つまり、「怠惰で無分別」(lazy and inconsiderate)であるのではなく「合理的で勤勉」(rational and industrious)であれという要請が、「勤労」(industry)の精神、ヴェーバーが指摘したあの資本主義エートスとしての「勤労」の精神へと、転位したというのである。合理性と勤勉はこうして能率性と累進制へと収斂してゆく。そしてその「勤労度の差」(diffetent degrees of industry)」によって各人の財の不釣りあいも生じてくるのであるから、結果として所有量の不平等も是認されることになる。そしてそういう個人的所有を、維持・保存するのではなく、むしろみずから無制限に増大させる権利を獲得し、たがいに保全しあうためにこそ社会は存在すべきであると、ロックは考えたのだった。(pp.64-66)

老いの空白 (岩波現代文庫)

老いの空白 (岩波現代文庫)

完訳 統治二論 (岩波文庫)

完訳 統治二論 (岩波文庫)

辛酸なめ子さんが語っているのは、「前のめり」しようとしても「前」が不透明、或いは行く手を阻む壁が感じられる、しかし「前のめり」した身体を起してみることも難しい状況ということだろう。それはもしかして、戦後の高度成長や1960年代左翼運動が行き詰まり、総体的(相対的)な右傾化の中で、爆弾テロや内ゲバ戦争が続発した1970年代と似ているのかも知れない*7。或いは、五島勉*8が「ノストラダムス」をブレイクさせた70年代。

「プロフィールや過去のツイートまでチェックして」

承前*9

小林明子*10「レイプ被害者が実名で声をあげる理由を知っていますか。」https://www.buzzfeed.com/jp/akikokobayashi/second-rape


『Black Box』を上梓した伊藤詩織さんへの『BuzzFeed News』のインタヴュー。但し、記事のスタイルとしては、伊藤さんの言葉をそのまま引用するのではなく、記者の言葉として要約する仕方を採っている。

少し引用;

絶望の中で、自ら防犯カメラを確認したりタクシー運転手に証言を得たりして客観的な事実を積み上げた詩織さんは、山口氏の不起訴を不服として検察審査会に申し立て、冒頭の会見を決意することになる。

信頼する知人から、リクルートスーツを着て会見に臨むようにアドバイスされたが、断った。

水着、スカート、制服......。幼い頃、痴漢などの性的被害に遭ったとき、「そんな服を着ているからだ」と周囲に言われたことが何度もあった。何を着ていようが責められるべきではないし、ステレオタイプな「被害者」のイメージを壊したかった。

案の定、ネット上の書き込みにはこのような内容があった。

「白いシャツをきっちり着て、しくしく泣いて、言葉を詰まらせて退場していたら、今ごろみんな信じていたのに」

友人のSNSを通して写真を見つけ出した人から「笑ってるじゃん」とコメントされた。「泣くか怒ってくれないと伝わらない。被害者なら被害者らしくしてくれないと」と警察官に言われたこともあった。

声をあげる態度を批判する人、政治的な関わりを邪推する人。「被害者らしくない」からといって、最も伝えたいことが伝わらないのはもどかしかった。

「なぜ私がこの話をするのか、理解できない人が多かったんでしょうね。何もメリットがないのに、実名顔出しでこんな話をしないでしょう、という前提があるのかなと思いました」

ではどうすれば、声をあげた本当の理由をわかってもらえるのだろうか。

詩織さんは、ネット上のコメントを片っ端から確認していった。実際にどのような反応がどのくらいあり、なぜそんな反応をするのかをできるだけ知ったうえで、伝え方を考えようと思ったからだ。匿名ツイートでは実際は人物像はわからないが、プロフィールや過去のツイートまでチェックして、相手を理解しようとした。

口汚く罵ったり落ち度を指摘したりするコメントを見ていると、どんどん体が冷えてきて、呼吸が浅くなってくる。もう消えてしまうのではないか、と思うほどだった。

*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131119/1384876225 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160520/1463682460 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170525/1495722529 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170927/1506485685

*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071017/1192588766 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080130/1201705768 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080826/1219723717 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080827/1219806565 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091019/1255976160 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090803/1249241190 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100914/1284473658 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101205/1291518836 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101230/1293684644 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120307/1331127092 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130127/1359288432

*3https://twitter.com/godblessnameko See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090706/1246825752 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170401/1491070786

*4:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170830/1504066381

*5:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060314/1142342078 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061009/1160366520 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070710/1184061034 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080901/1220283004 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100219/1266520878

*6:Mentioend in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110212/1297527735

*7:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101220/1292781372 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20111018/1318909791 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120530/1338343629 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170524/1495645927

*8:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110813/1313262503 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120307/1331147389 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170311/1489256348

*9http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171019/1508382246

*10:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081127/1227759062

2017-10-19

Gained in translation

Kyla Ryan*1「ちょwww外国人が思わず笑っちゃう愛らしい誤訳」https://www.buzzfeed.com/jp/kylaryan/funny-english


「ドライブ中に止まったサービスエリアで」「ひどすぎる英語訳」のために「笑い死にしそうな体験をした」のだという。

でも、「手作りアメリカンドック⇨Handmade American Dock」というのは誤訳ではなく、そもそも日本語が間違っている。「ドック」じゃなくて「ドッグ」だろう。まあ「ク」と「グ」を取り違えるというのはよくあることだ。ティーバッグとティーバックとか。「破壊力」という点では、「あらびきフランク⇨Wild;saw it, and is frank」がいちばん。Wildが「あら」(荒)に、frankが「フランク」に対応しているだろうというのはわかるけれど、その間の、「びき」に対応している筈の英語の部分がどう考えても過剰。

菊間千乃 on 万引き

「「主婦万引き」で実刑判決受け自殺も…菊間千乃さんが解説」https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171018-00010004-jisin-soci


菊間千乃さんはフジのアナウンサーだった人だが、フジを退社して、弁護士になっている。現在は「全国万引犯罪防止機構」*2というNPO理事を務めているという。

その「主婦」にフォーカスした万引きについての解説が興味深いので、コピーしておく。

「主婦にとって、いちばん“身近な犯罪”が万引きだと思います。データには『主婦』というくくりはないので、『成人女性』で見てみると、ブランド物など高額な品を盗むという傾向がみられます。しかも近所ではなく、家からなるべく遠いところで盗むことが多い。さらに、防犯カメラや警備員が存在しない店舗を調べたうえで、犯行に及んでいるケースも。高齢者であれば認知症の場合もありますし、子どもなら善悪の判断がまだついていないこともありますが、成人女性は“確信犯”が多いです。さらに言えば、万引きに手を染める女性のなかには、『家族と暮らしている』『家族を生きがいにしている』という人が多いというデータもあります」

まあ、「万引き」をした「主婦」を脅してレイプするというのはB級ポルノとかによくありそうなプロットだけれど、そもそも「「万引き」の男女比も知らないのだった。拙blogではけっこう「万引き」を取り上げていいるのだが*3、それを見る限り、あまり性別に関係があるようにも見えない。

「被害弁償を行って謝罪すれば許してもらえて警察沙汰にならない、被害金額が軽微であれば不起訴になる、せいぜい罰金刑で済むと考えている方もいるかもしれません。しかし、転売目的であったり、手法が悪質な場合は、初犯であっても懲役刑となり、事案によっては実刑となることもあります。また窃盗罪を行った際に、追いかけてきた店員さんを振り払おうと暴力をふるえば、強盗と同様に扱われ、事後強盗罪という重い犯罪になることもあります。また、当然家族には知られてしまいますが、大切な家族からの信頼を失うのは、主婦の方にとって、いちばん大きな代償ではないでしょうか」(菊間さん・以下同)

なかには、あまりに悲惨な結末を迎えたケースも……。

「2歳の子を持つ主婦が万引き実刑判決を受け、2年に満たない刑期を受ける前日に自殺してしまったという事案があります」

万引き」は怖いよという話。「主婦」だけだなく、労働者サラリーマン)の場合も「大切な家族からの信頼を失う」だけでなくて、勤め先を解雇されて、仕事を失うというリスクがある。

「主婦の方は、皆さん頑張っていますよね。家族が疲れて帰ってくるのを全部受けとめて、慰めて……。そこにママ友やPTA、近所との付き合い、パートをしていれば、仕事のストレスまで加わって、もう本当に大変ですよね。しかも現代の女性って、『母としても、妻としても、職場でもいい女』であることがもてはやされています。でもそれが成立するのは周囲にたくさん手伝ってくれる人がいる一部の人だけで、一人で何もかもというのは絶対無理です。何もかも完璧にやろうとしてストレスをためこんで、犯罪に手を染めてしまったら元も子もありません。追い詰められそうになったら、どんどん手を抜く。どうか自分で自分を甘やかしてほしいですね」

ところで、Yahoo!のコメント欄では、「万引き」した人間に同情するな! と菊間さんを非難するコメントが目立っていて、どうして? と思ってしまった。

そういえば、丸谷才一の『笹まくら』*4は〈万引き小説〉でもあるのだった。

笹まくら (新潮文庫)

笹まくら (新潮文庫)

「松ヶ根」じゃなかった

朝日新聞』の記事;

大関若嶋津、倒れた状態で発見 「手術終わった」

2017年10月19日23時46分

 千葉県警によると、19日午後4時25分ごろ、同県船橋市行田2丁目の市道で、日本相撲協会二所ノ関親方(元大関若嶋津)、日高六男さん(60)が自転車とともに倒れているのが見つかった。意識不明の重体で、搬送先の病院で治療を受けているという。

 船橋署によると、通行人の女性が、車道上で横向きに倒れている日高さんを見つけ、119番通報した。発見時には話ができる状態だったという。現場は片側1車線の緩やかなカーブ。二所ノ関部屋付きの湊川親方(元小結大徹)は午後11時ごろに搬送先の病院で記者会見し「手術が終わり落ち着いている。(事件性は)ない。100%、自分(日高さん)の自転車事故です」と説明した。

http://www.asahi.com/articles/ASKBM6V6LKBMUDCB01L.html

ご無事で何より。

この記事を読んで、 何故「二所ノ関*5なのかと先ず思った。 若嶋津って、高田がんもとい高田みづえの旦那で、船橋市に構えていた部屋は「松ヶ根部屋」じゃなかったっけ。2012年に先代の二所ノ関親方(元金剛)が倒れたことを契機に一旦二所ノ関部屋はなくなって、2014年に元若嶋津というか松ヶ根親方が「二所ノ関」を襲名して、「松ヶ根部屋」がそのまま「二所ノ関部屋*6なったわけだ*7。「若嶋津」という四股名からもわかるように、元々は二子山部屋の人*8二所ノ関部屋二所ノ関一門の文字通り本家筋であり、二子山は分家筋。

本物ならもっと悪い

先日も同じ埼玉県東松山)の大東文化大学が「爆破予告」を受けたばかり*9


埼玉工業大学爆破予告に伴う本日(10月19日)の講義休講について」https://www.sit.ac.jp/news/171019_01/

埼玉工業大学(埼工大)に爆破予告か? 終日臨時休講に(10月19日)」http://toho-project.net/blog/news/accident/post-26701/


学生さんの反応。例えば、「虚偽の爆破予告はいかんでしょ」*10。本物だったら、もっと悪いでしょ!

フル・ネーム

承前*11

小川たまか*12「“詩織さん”から伊藤詩織へ 本人が語った、今著書を出版する理由」https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20171016-00076896/


山口敬之によるレイプを自らの顔を出して告白した「詩織さん」がフル・ネームで著書『Black Box(ブラックボックス)』を文藝春秋より上梓したという。

インタヴュー記事の前書きの部分から;

 私が伊藤詩織さんに初めて会ったのは、今年の2月初旬のことだ。彼女はある海外メディアの記者と2人で、日本で取材を行っていた。

「性被害は、被害に遭った人が話さないとなかったことになってしまう。話したくない人に無理をさせることはできないけれど、話せる人は話すことがとても重要」

 記者と詩織さん、私の3人でそんな話をしていたときだったと思う。詩織さんが少し黙ったあと、自分の身に起こったことを、記者と私の両方にわかるよう、英語と日本語で話し始めた。

 性暴力の取材をしていると、「誰にも言ったことがないけれど、実は私も」と告白されることがしばしばある。だから私は彼女がそのときに初めてそれを話しているのかと思ったが、よく聞いてみると、それまでの約2年間この問題のおかしさを訴え続け、メディアにもすでに話をしていたことがわかった。

 その後、5月10日発売の「週刊新潮」が事件を報じ、5月29日には詩織さん自身が司法記者クラブ記者会見を行った。会見は、準強姦容疑で書類送検された男性が不起訴となったことを検察審査会に異議申し立てするものだった。しかし、この申し立ては実らず、9月22日に「不起訴相当」の判断が出たことが報道された。9月29日のイベントで詩織さんは民事訴訟を起こすことを明らかにしている。

 そして先週末、文藝春秋から『Black Box(ブラックボックス)』というノンフィクションが発売されることが発表され、今週から書店に並ぶ。事件について、ジャーナリストである詩織さん自身が取材と調査を行った一冊だ。これまで家族の意向から伏せてきた名字を、この本では明らかにしている。彼女はどんな思いでこれを綴ったのだろう? インタビューを申し込んだ。

何故今本を出したか;

――出版の話はいつからあったのですか?


詩織:記者会見の後に話をもらいました。本はいずれ書きたいと思っていたけれど、ゆっくりプロセスを踏んでと思っていたので、まさか今書くとは思っていませんでした。躊躇していたら編集者の方が、「詩織さんは今このトピックについて扉を開けたから、今なら人が聞いてくれる。伝えたいことを言うのは今が一番効果的」と言ってくださった。本当はもう自分の仕事に戻りたいとも思っていました。書かれる方ではなくて発信する方に戻りたいと。でもそう考えたら、これも自分の仕事の一部かなと。

ところで、「準強姦容疑で書類送検された男性」だが、メディアではもうその名前が出ることはない。自らの身の潔白が証明されたと思っているなら、何故堂々と名前を出さないのだろうか。また、〈無罪〉という肩書にすればいい。

See also


竹下隆一郎、笹川かおり*13「「私は、被害者Aではない。伊藤詩織です」元TBS記者のレイプ疑惑を顔出しで公表した理由」http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/16/black-box-shiori-ito_a_23244676/

*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171018/1508338973

*2http://www.manboukikou.jp/index.html

*3:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060703/1151942109 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060812/1155365810 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061008/1160276835 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070227/1172550567 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070323/1174650246 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071020/1192847707 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080424/1209054162 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080430/1209520910 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090816/1250443444 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100212/1265948020 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100501/1272695358 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101201/1291205726 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110525/1306287120 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131221/1387632716 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140213/1392224973 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140824/1408850988 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140928/1411922871 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150216/1424016415 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150724/1437712146 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160316/1458093995 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160703/1467508738 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160726/1469487724 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160809/1470758851 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160926/1474857875 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170806/1502030754 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170824/1503588023 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171003/1506999572

*4:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070507/1178561806 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20121015/1350274808

*5:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050629 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100201/1265041221 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100809/1281321507

*6http://www.nishonosekibeya.net/

*7:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E6%89%80%E3%83%8E%E9%96%A2%E9%83%A8%E5%B1%8B https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E6%89%80%E3%83%8E%E9%96%A2%E9%83%A8%E5%B1%8B_(1911-2013)

*8二子山部屋力士は、四股名に「若」または「貴」が入っていた。「若嶋津」の「嶋津」は鹿児島県出身であることに因む。

*9:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171003/1507040049 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171006/1507216380

*10https://twitter.com/renrenen/status/920806548342947841?ref_src=twsrc%5Etfw

*11http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170530/1496071704 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170602/1496371973 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170603/1496450833 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170604/1496605008

*12:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140912/1410452375 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141005/1412525874 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160202/1454403134

*13:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161214/1481735559 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170602/1496371973

2017-10-18

給料の理由

堀江貴文*1が、保育士の給料が安いのは「誰でもできる仕事だからです」と発言して物議*2。それに対して、駒崎弘樹*3が反論している;


保育士は「誰でもできる仕事」か」https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20171017-00077003/


その「まとめ」の部分をコピーしておく;

保育士給与が上がらないのは、保育士の仕事が「誰でもできるから」ではない

保育園が補助によって成り立っており、基礎収入が固定化されていて、混合保育も禁止されているので、収入が頭打ちである

保育士が1人でみる子どもの数は決められていて、それは今でも非常に多いため、これ以上生産性は上げられないので、コストは削れない

・収入が頭打ちで、コストが削れないので、昇給原資となる利益が限定的になる

・これらは制度的な問題だが、補助金を増やせば保育士給与は上がる

政府が予算を組んで実行すればできることなので、やろう

See also


キャリコネ編集部「ホリエモンの「保育士は誰でも出来る仕事」に反論相次ぐ フローレンス駒崎氏「研究者などの専門家が、誤解訂正すべき」」https://news.careerconnection.jp/?p=41826

キャリコネ編集部「低賃金に過重労働…… 保育士の現状について知っておきたいことまとめ」https://news.careerconnection.jp/?p=41890

加来もいる

角谷美智子(MIchiko Kakutani)さんを巡って;

osaan*4 2017/10/18 09:42

角谷静夫の娘ですね。父親の方は不動点の研究で知られ、ファンノイマンの片腕だったとも言われたとか。

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171017/1508257904#c1508287334

このことは、(出典は忘れましたが)昔浅田彰氏がどこかで語っていたのを読んで、知りました。あのNYT書評を書いている日系の人、数学者の娘だったのか! という感じで。因みに、美智子さんが生まれたのはニュー・ヘヴンなので、ノーベル財団基準*5でいえば、完全に米国人ですね。

角谷静夫については、取り敢えず、


Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Shizuo_Kakutani

“Shizuo Kakutani” https://www.ias.edu/scholars/shizuo-kakutani

J J O'Connor and E F Robertson “Shizuo Kakutani” http://www-history.mcs.st-and.ac.uk/Biographies/Kakutani.html


を。

ところで、時々名前を混同することがあるのですが、日系の物理学者で、MIchio Kakuという人もいるのでした*6

スパゲッティの理由

Kyla Ryan「外国人「からあげの下にスパゲッティww」→ほっともっとが長年の謎に終止符」https://www.buzzfeed.com/jp/kylaryan/bento-pasta


弁当にちょこっと添えられている「スパゲッティ」について訝しく思っている人はいた。多分「外国人」だけじゃなくて日本人でも疑問に思っている人はいるだろう。また、何時の間にか「「座布団スパゲッティー」という名前もついている。「弁当のハンバーグの下のパスタにはハンバーグの固定とか容器の破損防止の意味があるんだよ」だって*7

また、弁当チェーンの「ほっともっと*8によると;

ほっともっと:「弁当のおかずの下にあるスパゲッティーには、主に2つの理由があります」

・ハンバーグのソース等を絡ませ、おかずの一つとして召し上がっていただく

・お持ち帰りいただく際に、おかずがずれるのを防止する

「まず大事なのは、スパゲッティーもおかずの一つであるということです。せっかくご購入いただいた弁当ですので、メインのおかずを味わうだけではなく、から揚げに振りかけたスパイスや、ハンバーグのソースの残りなどを絡めることで、最後まで美味しく召し上がっていただけます」

ここに出てくるのは、ただ茹でただけの(多分)塩味しかついていないスパゲッティなので、「から揚げに振りかけたスパイスや、ハンバーグのソースの残りなどを絡め」ろというのは、まあそうなんだなと納得できる。しかし、よく弁当にちょろっと添えられているナポリタン*9の意味はどうなのだろうか。あれはマカロニ・サラダなんかと同じなのだろうか。

考えてみると、あのちょろっとスパゲッティというの弁当屋の弁当ならではという感じもする。家でつくるときに、あんな少量をいちいち茹でたり・炒めたりというのは、非効率きわまりない。

母集団とサンプル

佐藤まきこ*10「妊活すると夜の満足度は下がる? 妻と夫のひそかな変化」https://joshi-spa.jp/766583


曰く、

妊活をしようと夫婦で決めたとき、妊娠というゴールに向かって夫婦間のセックスはどんな風に変わるものなのでしょう? 年間800万人以上のママたちが訪れる妊娠、出産などの情報サイト「ベビカム」で会員の65名に行われた調査によると、妊娠を希望するようになって「パートナーのセックスに対する態度が変化した」と答えた人は35.4%とそんなに多くないことが判明。

「変化があった」と答えた人のうち、どんな変化だったか聞いたところ、「より求めるようになった」と「義務的になった」がそれぞれ30.4%で最も多い数字でした。

 一方、本人のセックスに対する態度に変化があったと答えた人については、「排卵日周辺だけ求めるようになった」が40.0%と最も多く、効率的に妊娠できるようにと考える人が多いことがうかがえます。

悲しいことに、妊活中のセックスの満足度を、「不満」「どちらかといえば不満」と答えた人が30.8%で、最も多かったのが、40.0%の「どちらでもない」でした。

「満足」「どちらかといえば満足」と答えた人は29.8%。妊活中のセックスは、女性の約7割が満足していないという実態が浮き彫りになりました。

このオリジナルの調査票とかを見たわけではないのだけれど。驚いたのは「65名」というサンプル数。勿論、サンプリング調査はサンプルが多ければいいというものではないし、少なければ意味がないというわけでもない。ただ、「世論調査」なんてサンプル数が少ないから信用できないよと嘆いたり煽ったりしているような人*11が「65名」という数字に直面したら卒倒しちゃうかも知れない。

さて、何故「65名」なのか。「年間800万人以上のママたちが訪れる」サイトなんだから、もっとサンプルを取ってもいいんじゃないの? 勝手に理由を推測してみる。先ず考えられるのは、センシティヴなテーマなので、拒否率が高く、結局これしか有効票は取れなかった。あと、考えたのは、実は世間でいう程というか、メディアがいう程、意識的に「妊活」*12している人は多くないということなのだろうか。多くの回答者が意識的に「妊活」はしていないので、スクリーニングで撥ねられて、有効票は結局これだけ。勿論、これらは勝手な推測にすぎない。

経済成長の効果?

週刊ポスト』の記事;

中国肥満児童が急増 2030年には5000万人予測も

10/7(土) 7:00配信 NEWS ポストセブン



 北京大学などがまとめた最新の報告によると、2030年中国の小学生以上の児童の4分の1が肥満または太りすぎになり、その数は5000万人にも達することが明らかになった。1985年肥満児童数は615万人だったので、2030年にはその8倍以上に急増していることになる。この結果、児童が成人した際に、慢性化した生活習慣病を抱え、中国自体が「病気大国」になる可能性が強いという。ニュースサイト中国ネット」が報じた。

 肥満児童急増の大きな原因は中国の「一人っ子政策」による甘やかしや、カロリー過多の食生活への急激な変化、さらに運動の減少などが挙げられる。この結果、7歳以上の児童の太りすぎ・肥満比率2030年には5000万人と児童数全体の28%に達する。ちなみに、日本における肥満児童の割合はここ数年10%で横ばいの状態。

 中国では農村部における1985年肥満児童比率は全体のわずか1%だったにもかかわらず、それが2014年には男児で17%、女児で9%に増加。さらに、2016年には中国全体における肥満児童の男女比では、男児が23%、女児が14%となっており、農村部より都市部での肥満児童の増加が著しくなっている。いずれにしても、肥満児童の増加自体が、風邪の流行のような、一種の社会的な流行病となっていることを示している。

 このような肥満児童の増加に伴い、中国政府が今後、医療サービスの拡充の必要性に直面することは確実だ。

 肥満児童が成人となった際、太りすぎや肥満による成人の慢性病が経済にもたらす負担は2002年の211億1000万元(約3588億円)から、少なく見積もっても2倍以上の490億元に増加する見通しだ。これはあくまでも、肥満や太りすぎが原因の病気に限られるが、肥満などが直接の原因ではない、がんや精神的病などの副次的な病気を加えると、一気にその5倍以上に跳ね上がる可能性がある。

 専門家は、過去30年で肥満率が急上昇したのは中国ホワイトカラーが「快適なライフスタイル」を送るようになったためだと分析する。先日、西安市のある会社は、体重を1キロ落とすごとに100元(約1700円)のボーナスを与えるという従業員のダイエット奨励策を打ち出した。

 これについてネット上では「肥満は古くて新しい問題」との声や、「肥満は亡国の原因であり、中国共産党一党独裁体制の崩壊にもつながる。習近平主席は肥満児童問題に国ぐるみで真剣に取り組むべきだ」との指摘もなされている。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171007-00000008-pseven-cn&pos=4

知り合いにも、小学校2年生で既に50kg超という男の子がいるのだった。基本的には、中国経済成長の効果といえるだろう。1985年に農村部で「肥満児童」が殆どいなかったこと、現在でも農村部よりも都市部で増加率が大きいことからも明らかだろう。上の記事で言及されていないのは、現実と意識(或いは文化)とのギャップだろう。中国ではスリムな子どもより太めの子どもを健康的だと称賛する風習はある。或いは、子どもが痩せていることにはとても神経質になる。中国に限らず最近まで飢餓の危険が大きかった社会では太っていることは寧ろ豊かさの象徴としてポジティヴな価値が与えられていたといえる*13。特に中国高齢者は実際には数千万規模のジェノサイドであった1950年代末の大飢饉を経験し、その記憶を引き摺っている。

ところで、中国における肥満貧困の関係はどうなっているのだろうか。先進国においては、今や「肥満」は貧困の相関現象とされるようになっている*14。また、Richard Wilkinson & Kate PickettのThe Spirit Levelは収入の格差(不平等)と肥満率が正比例関係にあることを示している(p.91ff.)。なお、「肥満」をスティグマ化すべきではないという視点については、例えばRobin Marantz Henig “Losing the Weight Stigma”*15

The Spirit Level New Edition: Why Equality Is Better For Everyone

The Spirit Level New Edition: Why Equality Is Better For Everyone

「女系図」(メモ)

デイリー新潮編集部「平家は滅亡していない! 知られざる歴史の真相を解くキーワード「女系図」とは?」https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171017-00531582-shincho-soci&pos=1


曰く、

だが、「平家は滅亡していません」と語るのは、『女系図でみる驚きの日本史』を上梓したばかりの大筭ひかりさん(古典エッセイスト)だ。

「滅亡したのは、平清盛と彼の息子たち、それに彼の兄弟の男系の子孫に限った話です。兄弟でも源頼朝を助命した、池禅尼腹の頼盛は助かっていますし、名家に嫁いでいた清盛の娘たちは、それぞれ生きのびていて子を産んでいる。たとえば花山院兼雅妻となった娘の、やしゃごにあたる談天門院忠子は、後宇多天皇との間に皇子をもうけ、その子が後醍醐天皇となりました。また、その他の娘の血筋からも、複数天皇が誕生していて、それは今上天皇にまでたどりつきます」

この記事の趣旨は『女系図でみる驚きの日本史』という本の販促なのだが、これは別に突飛な発想ではない。というか、そんなの、今更驚くなよ、という感じ。吉屋信子の『女人平家』にも既にそのような視点はあったと思う。ただ、平頼盛そもそも平家に潜入した源氏工作員という感じはありますね(Cf. 岡野友彦『源氏日本国王』、p.117ff.*16。また、所謂源平の争いというのは実は桓武平氏内部の伊勢平氏に対する北条を中心とした坂東平氏による下克上と奪権と言えるかも知れない。その場合、源氏というのはたんなるミコシということになるけれど。

女人平家 上 (朝日文庫 よ 1-5)

女人平家 上 (朝日文庫 よ 1-5)

女人平家 中 (朝日文庫 よ 1-6)

女人平家 中 (朝日文庫 よ 1-6)

女人平家 下    朝日文庫 よ 1-7

女人平家 下  朝日文庫 よ 1-7

源氏と日本国王 (講談社現代新書)

源氏と日本国王 (講談社現代新書)

「一夫多妻の上、通い婚で、生まれた子供は母方で育つ、母系的な古代社会では、同じきょうだいでも『母』の地位や資産によって、出世のスピードや命運が決まるのはもちろんのことでした。当時は、娘が親の家・土地を相続することが多かったので、母親の財力は、しばしば娘に受け継がれていました」

確かに上代日本社会は双系制だったわけで*17Cf. 保立道久「奈良時代王権論」in 徐洪興、小島毅、陶徳民、呉震(主編)『東亜王権政治思想――儒学文化研究的回顧與展望』*18)、徐々にその中の「母系」的要素が抑圧されていき、江戸時代に完全な父系制が確立するということなのだろうか。ただ、建前上は早くから父系に一本化されていたわけだが。「生まれた子供は母方で育つ」というのは母方居住制で、中世まで生き残った「母系」的要素と言えるだろう。母方居住制が特に〈物語〉に与えた影響。きょうだいは幼馴染であるという現代社会の常識とは違って、中世の母方居住制ではきょうだいというのは大人になって初めて対面を果たすべき未知の人だった。源頼朝源義経の初対面はやはり大人になってからだった。また、まだ見ぬ兄弟としての「犬士」を探し求めるという『南総里見八犬伝*19のストーリーは母方居住制における兄弟関係を反映しているといえる。

51人目

京都新聞』の記事;

大阿闍梨京都御所に土足参内 戦後14人目

10/14(土) 17:00配信 京都新聞


 天台宗総本山・延暦寺大津市)の荒行千日回峰行」を満行した大阿闍梨(だいあじゃり)の釜堀浩元(こうげん)さん(43)=同市、延暦寺善住院住職=が14日、京都市上京区京都御所で「土足参内」に臨み、国家安泰を祈った。

 午前10時半、京都御苑の東側にある清浄華(しょうじょうけ)院を出発。森川宏映(こうえい)天台座主が乗る輿(こし)に続いて、蓮華(れんげ)笠に白色の浄衣(じょうえ)を身に付けた釜堀さんは朱傘を差され、玉砂利を踏んで進んだ。行列は約900人に及んだ。

 午前11時すぎ、御所の宜秋(ぎしゅう)門をくぐって諸大夫の間に昇殿。森川座主らとともに廊下伝いに小(こ)御所に移り、加持祈祷(きとう)した。

 土足参内は、千日回峰行の祖で今年1100年遠忌を迎えた相応和尚(そうおうかしょう)(831〜918年)が、病気平癒の祈祷のために参内したことにちなむ。江戸時代の大名ですら浅沓(あさぐつ)に履き替えて入った宜秋門を草鞋(わらじ)のままで入ることを許されたことから「土足参内」の呼び名が付いたという。千日回峰行を満行した者だけに許される。釜堀さんは8年ぶり、戦後14人目で、今年9月18日に満行した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000015-kyt-l26

また、9月の記事;

釜堀さん千日回峰行達成

地球1周踏破、戦後14人目


 比叡山延暦寺大津市)の一山善住院住職、釜堀浩元さん(43)が18日、比叡山中などを巡礼し、地球1周分に当たる約4万キロを踏破する天台宗荒行千日回峰行」を終えた。記録が残る比叡山焼き打ち(1571年)以降51人目で、戦後14人目。

 釜堀さんはこの日、未明に山内にある玉照院を出発。約300カ所を巡拝しながら約30キロ歩き、午前9時ごろ行の拠点、明王堂に帰還した。早朝から集まった約200人の信徒たちが出迎えた。

 釜堀さんは「これからは支えてくれた方々のために祈り、少しでもみなさんのためになるお坊さんになれるよう精進していきたい」と語った。

2017年09月18日 17時30分 】

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20170918000116

今気づいたのだけれど、 比叡山延暦寺というのは京都府京都市ではなく、滋賀県大津市なのね。

千日回峰行*20については、藤田庄市氏の『行とは何か』を再度マークしておく。

行とは何か (新潮選書)

行とは何か (新潮選書)

See also

「「行者冥利に尽きる」 釜堀大阿闍梨、土足参内終え語る」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00000007-kyt-l26

*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050831 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050902 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060122/1137952844 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060118/1137582386 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060118/1137597351 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060122/1137899122 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060123/1138034290 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060127/1138329871 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060124/1138069211 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071027/1193510497 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080821/1219335534 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080901/1220261689 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110502/1304366060 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140719/1405789987 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150314/1426304189 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160208/1454926774 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160324/1458795081 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160616/1466046630

*2:See キャリコネ編集部「ホリエモン保育士給与が低いのは誰にでもできる仕事だから」発言で物議 「保育士馬鹿にしてる」「言っていることは正しい」」https://news.careerconnection.jp/?p=41768&page=2

*3https://www.komazaki.net/ See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161103/1478141082

*4http://d.hatena.ne.jp/osaan/

*5:See eg. 「カズオ・イシグロって日本人?」http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171013/k10011176901000.html

*6http://mkaku.org/ See eg. https://en.wikipedia.org/wiki/Michio_Kaku

*7https://twitter.com/vally_w/status/913909633919496192

*8http://www.hottomotto.com/ See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BB%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8

*9:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081208/1228714310

*10:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171009/1507571732 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171011/1507694926

*11:See eg. http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060916/1158382824 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090104/1231094646 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100920/1284997983

*12:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150213/1423795948 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160129/1454091286 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160603/1464962661 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160611/1465622604 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160706/1467828185 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170508/1494220784 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170528/1495993758

*13搾取者や支配者がステレオタイプ的に肥満として表彰されることもある。左翼的カリカチュアにはやせた資本家は登場しない。英語にもfat catという表現がある。

*14:See eg. 小山エミ肥満増加の裏にある米国の農業政策と階級格差」http://macska.org/article/196 [Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070820/1187612830所得低いほど高い喫煙率、歯少なく肥満者多い」http://www.yomiuri.co.jp/national/20151214-OYT1T50013.html [Cited in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20151216/1450192057 井上充昌「生活保護の男性、3割超がメタボ 女性も非受給者の3倍」http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160925/1474821301 [Cited in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160925/1474821301

*15http://www.nytimes.com/2008/10/05/magazine/05wwln-idealab-t.html Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081011/1223665828

*16:Also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120119/1326900937

*17:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100705/1278351871 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100708/1278560692 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110612/1307901725

*18:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090919/1253330016

*19:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061012/1160664502 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080318/1205811317 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110818/1313686170 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110901/1314885441 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130905/1378348430 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131007/1381116368 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150104/1420348488 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160706/1467779647

*20:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130924/1380035169 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160627/1466994187

2017-10-17

Retirement of Michiko Kakutani

渡辺由佳里*1「米文学界最恐の文芸評論家ミチコ・カクタニの引退」http://www.newsweekjapan.jp/watanabe/2017/08/post-33.php


既に8月の記事だけど、書評家ミチコ・カクタニさん*2の引退を巡って。

ニューヨーク・タイムズ紙の書評欄主任(chief daily book critic)のミチコ・カクタニ氏が7月末に引退を発表した。このニュースは、瞬く間にソーシャルメディアで広まり、主要メディアも大きく伝えた。

ミチコ・カクタニは、「角谷美智子」という日本名も持つ日系2世のアメリカ人で、イエール大学卒業後、ワシントン・ポスト紙に記者として務め、タイム誌を経て、1979年から記者としてニューヨーク・タイムズ紙に加わった。83年から書評を書き始めて現在に至る。

作家ではない文芸評論家の引退がアメリカだけでなくイギリスでも大きなニュースになったのには訳がある。カクタニは、最も影響力を持つ文芸評論家として、英語圏文学界に長年君臨した女王的な存在だった。

作家と交友関係を持たず、他者からの影響を徹底的に拒否するカクタニの書評は、新聞に掲載されるまでは誰にも予想できない。無名の新人のデビュー作を褒め、出版社が大金の宣伝費を使った大御所の作品をこき下ろす。「気に入りの作家」などというものはなく、ある作家の一つの作品を絶賛しても、次の作品を容赦なく叩きのめす。

カクタニの書評は、しばしば「(独断的)opinionated」と批判されるほど独自の鋭さを持っている。ときに、英語ネイティブでも辞書を使わないとわからない難しい表現がしばしば出てくる彼女の書評は、それだけでも読みごたえがあり、一種の「アート」として捉えられるようになった。

本来、書評は本選びの参考にするために読むものだが、取り上げられている本は読まなくても、カクタニの書評だけは必ず読むという読者が生まれた。カクタニの業績は高く評価され、98年にはピュリッツァー賞を受賞した。

カクタニの褒め言葉は作家を天にも昇る心地にしてくれるが、悪い評価は、作家を地獄に突き落とす。作家のニコルソン・ベイカーは、「カクタニからネガティブな評価を受けるのは、麻酔なしに外科手術を受けるようなもの」と表現した。

表舞台に出てこない謎めいた存在と、酷評するときの毒舌、文学界での膨大な影響力のコンビネーションが、「ミチコ・カクタニ」をテレビドラマなどでよく名前を使われるポップカルチャーアイコンにした。

「酷評でもいいから、いつかカクタニに作品を評価してもらいたい」と思う作家や作家志望者は星の数ほどいる。ミチコ・カクタニには敵も多いが、羨望する者はもっと多い。

インターネットが普及し、大手新聞の影響力が弱まっている現在では、これだけの存在感を持つ文芸評論家はもう生まれないだろう。

ミチコ・カクタニの引退は、一つの時代の終わりを告げている。

さて、カクタニに酷評されて逆恨みしたノーマン・メイラー*3は彼女のことを”a one-woman kamikaze”と罵倒したという。ところで、何者かが車に仕掛けた爆弾で殺されたマルタジャーナリストブロガーで、「パナマ文書*4調査を主導したDaphne Caruana Galiziaさんは、”a one-woman WikiLeaks”と呼ばれていたのだった*5

教え自体は正しかった?

朝日新聞』の記事;

塾講師、教え子にわいせつ容疑「男は怖いと教えるため」

2017年10月17日17時38分

 教え子の女子中学生にわいせつな行為をしたとして、埼玉県警は17日、同県川越市的場塾講師山本賢治容疑者(40)を強制わいせつ容疑で逮捕し、発表した。「わいせつ目的ではなく、男は怖いものだと教えるためにやった」などと話しているという。

 東入間署によると、山本容疑者は2月20日、同県ふじみ野市にある勤務先の学習塾の一室で、県内の中学校に通う10代の女子生徒のほおを平手で打ち、体を触るなどのわいせつな行為をした疑いがある。女子生徒が通う中学校の関係者が署に相談し、発覚した。

 学習塾代表者は「皆様にご迷惑をかけて申し訳ありません。事実関係を確認し、厳正に対処します」とコメントを出した。

http://www.asahi.com/articles/ASKBK5G1CKBKUTNB00Y.html

「ほおを平手で打」ったんじゃ、「強制わいせつ*6だけじゃ済まないのでは? ただ、「男は怖いものだと教える」という目的は達成されてしまった。被害者の実存や魂に対して有害な仕方で。教育目的だという山本さんの主張にコメントすれば、それは成り立たないだろう。「男は怖いものだと教える」ことが重要な教育目標だとしたら、特定の「女子生徒」だけではなく、塾に通うすべての女子に(或いは男子にも)平等に教えるべきであって、特定の「女子生徒」の「ほおを平手で打ち、体を触るなど」したというのは不公平であろう。

さて、

生徒に授業代行させ、現金千円支払う 教諭を戒告処分に

2017年10月17日19時17分


 東京都教育委員会は17日、生徒に授業を代行させ対価として現金千円を支払ったなどとして、23区内の都立高校定時制課程)の男性教諭(61)を戒告の懲戒処分にし、発表した。

 都教委によると、男性教諭は6月6日、授業中に教室に入ってきた別のクラスの女子生徒に、自分の代わりに授業をさせ、千円を支払った。授業終了後に別の生徒4人が不満を訴えると「授業料を返すから、単位をやらない」などと発言した。都教委の調べに対し、教諭は理由などは説明していないという。

 一方、5月上旬から80日間、無断欠勤したとして17日、狛江市立狛江第五小学校の女性教諭(26)を懲戒免職にした。教諭は欠勤中、「やるべきことに手がつかず、どうすればいいのかわからなかった」という文書を学校に郵送したという。

http://www.asahi.com/articles/ASKBK5JFDKBKUTIL031.html

よくわからない。「別のクラスの女子生徒」が勝手に「授業中」の教室に入ってきたことに怒ったということ? それで、「女子生徒」は一応ちゃんと「授業」をやったわけだ。61歳の先生を責めるよりも、アドリブで「授業」をやっちゃった「女子生徒」を褒めるべきだろう。また、「不満を訴え」た「生徒4人」には、「女子生徒」に失礼だろうと叱ってやればよかった。

147 not 14.7

女性自身』の記事;

9歳の女の子、147kgの従姉妹に座られて死亡

10/17(火) 11:40配信 女性自身


フロリダ州・ペンサコーラで14日午後、9歳の女の子が窒息死するという事件が起こった。原因を作ったのは彼女の従姉妹にあたるヴェロニカ・ポージー(62)。

警察の報告書によると、ポージーは、デリカ・リンゼイちゃんの“制御不能な”行儀の悪さを叱るため、彼女の上に腰を下ろしたという。デリカちゃんは体重147kgのポージーのお尻の下で「息ができない」と訴えたが、ポージーは座り続けた。そろそろいいだろう、と立ち上がったところ、デリカちゃんはすでに意識を失ってしまっていた。ポージーは救急車を呼び、心肺蘇生を試みたが、小さな従姉妹が息を吹き返すことはなかった。

ポージーは殺人罪で逮捕されたが、同じ家に住み、デリカちゃんの養育をしていたグレイス・ジョーン・スミス(69)、ジェームズ・エドモンド・スミス(62)夫妻も虐待ネグレクトの容疑で逮捕された。夫婦は姪にあたるポージーを呼び出して、デリカちゃんの“躾”をさせていた。グレイス・ジョーンズは弁護士に「ポージーはデリカを定規と金属のパイプで叩いた後で、椅子にデリカを下敷きにして座った」と話しているという。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171017-00010004-jisin-soci

最初、この記事のタイトルだけ見て、どうして14.7kgに「座られて死亡」なの? と思った。そして、「従姉妹」というのも3歳か4歳なんだろうなと思った。しかし、タイトルをもう一度よく見ると、小数点はなく、「147kg」。取的クラス! そりゃ、取的の下敷きになったら、一たまりもないよ。そして、本文を読むと、さらに吃驚。「従姉妹」というのは62歳で、きょうだいに準ずるイトコというよりはオバ或いは大オバという方が相応しい。

さて、ここには「デリカ・リンゼイちゃん」の父親や母親は登場しない。「養育をしていた」という「グレイス・ジョーン・スミス(69)、ジェームズ・エドモンド・スミス(62)夫妻」の続柄が言及されていないのだが、オジ・オバに当たるのだろうか*7。この〈家族〉は微妙なバランスの上に成立していたのだろうけど、そのバランスも「147kg」によって一挙に崩れてしまったわけだ。

Depachika

Tamara Hinson*8Japan's food halls: the perfect place to pick up presents and picnics” https://www.theguardian.com/travel/2017/oct/15/japan-department-store-food-hall-fruits-cakes-foodie


日本の「デパ地下」は凄いという記事。「東京大丸」の地下*9が言及されているのだけど、タマラさんは「デパ地下」の魅力の全体を伝えていないともいえる。言及しているのはお菓子だけで、弁当やお惣菜は語っていないからだ。

何故、こんな記事が英国の新聞に出るのかといえば、倫敦の「ジャパン・センター」*10に「英国最初のデパ地下」が最近オープンしたことと関係があるようだ。

”The First State To Recognize A Third Gender

Jessica Testa “California Just Became The First State To Recognize A Third Genderhttps://www.buzzfeed.com/jtes/california-just-became-the-first-state-to-recognize-a-third


カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は10月15日、男女に加えて「第三の性」としての”nonbinary”としての身分証明書類の発行を可能にする法案署名した。今年の夏、オレゴン州陸運局は、男女に加えて、性別「X」の運転免許証の発行を可能にしたが、カリフォルニア州の場合は、運転免許証だけでなく出生証明書などのあらゆる個人身分証明において、「第三の性」の権利が確立されたことになる。また、今後、性別の変更手続きも簡略化される。ブラウン知事はこの法案に対する賛否を明らかにしていなかったので、署名するか否かが注目されていた。

See also


Jessica Testa “California Is Ready To Recognize A Third Gender. Is The Rest Of The Country?” https://www.buzzfeed.com/jtes/california-non-binary-gender-identity-recognition

Jessica Testa “California Just Got One Step Closer To Recognizing A Third Genderhttps://www.buzzfeed.com/jtes/california-just-got-one-step-closer-to-nonbinary-ids


印度の「第三の性」である「アラバニ」の権利については、例えば、


小暮哲夫「男でも女でもない「第三の性」認め支援 インド南部の州」http://www.asahi.com/international/update/0718/TKY200807180408.html (Cited in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080721/1216572422


英国や濠太剌利におけるパスポートジェンダー・フリー化を巡っては、例えば、


James Meikle “Home Office considers gender-free UK passports” https://www.theguardian.com/uk/2011/sep/19/home-office-gender-free-passports


とか*11

或いは刑罰のパラドクス

朝日新聞』の記事;

テレ朝社員を強制性交容疑で逮捕 出所後また性的暴行

2017年10月16日12時32分


 マンションに侵入し、一人暮らしの女性に性的暴行を加えたとして、大阪府警は、元テレビ朝日社員で住所不定の無職岡部順一容疑者(55)=2002年に同社を懲戒解雇=を強制性交と住居侵入の疑いで逮捕したと16日明らかにした。岡部容疑者は13年前、強姦(ごうかん)罪などで懲役10年が確定し、その後出所していた。府警は他の事件にも関与していたとみて捜査している。

 捜査1課によると、岡部容疑者は7月20日未明、大阪市内のマンションの一室に侵入。女性(当時29)にタオルで目隠しをして両手を縛り、性的暴行を加えた疑いがある。大筋で容疑を認め、9月に逮捕されて強制性交罪などで起訴されたという。今月11日にも、近くの別のマンションで5月に就寝中だった住人女性(当時31)に暴行したとして強姦致傷容疑などで岡部容疑者を再逮捕。この事件については黙秘しているという。

 両事件のマンションはともにオートロックで、部屋の玄関は無施錠だった。7月20日の事件と同じマンションでは他の部屋でも無施錠の玄関から男が侵入して一人暮らしの女性が乱暴されそうになる事件があった。岡部容疑者が当時住んでいた場所から近いことなどから府警が関連を調べている。

 捜査関係者によると、岡部容疑者は02年に東京都内のマンションに侵入して就寝中の女性に暴行したなどとして、04年に強姦罪などで懲役10年の実刑判決が確定して服役。12年に出所していたという。

 今年7月施行の改正刑法強姦罪は、強制性交罪に名称が改められている。

http://www.asahi.com/articles/ASKBJ3CGZKBJPTIL003.html

テレ朝はこの男の軌跡を是非ともドラマ化すべきだよ。

さて、〈罪を償う〉という表現があるが、刑事政策の基本として、犯罪行為によって社会が被った損失を算定して、有罪者に対しては、それに見合った経済的損失を与えたり(罰金刑)、自由剥奪を行ったりするということがある。勿論、矯正という側面もある。一方では個人の内面における自由に抵触する虞があるとともに、他方では犯罪者が自発的に罪を認め・反省しない限り、矯正というのは機能しないのではないか。性犯罪の場合、再犯が多いという印象があるけれど、そもそも性犯罪者の多くは反省していないし、罪の意識さえないことも少なくないのでは? 有名人でいうと、某エコノミストとか、(不起訴になった)元TBS社員とか。反省もせず罪の意識さえないかも知れない犯罪者を判決に従って、何年間も刑務所に閉じ込めておくと、どんなことが起こるのか。表面的には、真摯に反省したふりをして、刑務官世間自己満足を誘うのかもしれない。しかし、実際のところ、自分は不当に自由を奪われている! というルサンティマンを蓄積しつつ、刑期満了の日までじっと耐えているのでは? 何が言いたいのかといえば、性犯罪者に対して判決を下し・それを執行するという正当な振る舞いが却って、性犯罪者の危険性を増大させて、社会で性犯罪が起こるリスクを増大させているという可能性もあるのではないかということだ。

岡部順一の生涯をドラマ化する場合、そのストーリーの中心は彼が刑務所の中でどのように暮らしていたのかに置かれるべきだろう。

*1http://youshofanclub.com/ https://twitter.com/YukariWatanabe See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171016/1508130214

*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071110/1194708466 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080915/1221410828 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090202/1233555324 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090806/1249529743 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100129/1264744945 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100301/1267470265 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100629/1277809328 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100811/1281540825

*3:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050622 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071110/1194708466 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100201/1264994513 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170908/1504849753

*4:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160407/1460055340 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160425/1461605260 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160526/1464283467 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160806/1470504908

*5:“Daphne Caruana Galizia: The Blogging Fury” http://www.politico.eu/list/politico-28-class-of-2017-ranking/daphne-caruana-galizia/ Also Juliette Garside “Malta car bomb kills Panama Papers journalist” https://www.theguardian.com/world/2017/oct/16/malta-car-bomb-kills-panama-papers-journalist

*6:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080617/1213698178 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101213/1292243637 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130616/1371350033 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130718/1374118541 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150121/1421810984 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160330/1459350685 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160521/1463785571 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160601/1464787357 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160605/1465145960 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160807/1470575573 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160821/1471803952 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161009/1476018568 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161108/1478570553 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161109/1478667618 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170211/1486776024 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170331/1490933998 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170412/1491963239 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170512/1494560788 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170606/1496757864 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170807/1502114049 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170810/1502333689

*7:伯父・伯母である可能性が高いと思った。

*8http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141201/1417409678

*9:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170410/1491838397

*10https://www.japancentre.com/special/panton_street

*11:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110922/1316617708