Living, Loving, Thinking

2018-02-25

スキャンされた女

Mimi Lau “X-ray vision: Chinese woman crawls through railway security scanner to keep an eye on her handbag” http://www.scmp.com/news/china/society/article/2133322/x-ray-vision-chinese-woman-crawls-through-railway-security

Tom Herbert “Woman climbs into x-ray machine because she didn’t want to leave her bag” http://metro.co.uk/2018/02/13/woman-climbs-x-ray-machine-didnt-want-leave-bag-7308729/

강병진「カバンに札束が入ってた? 手荷物検査台に入りこんだ中国人の驚きの姿」http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/22/chinese-woman-xray_a_23368076/


2月11日に中国広東省東莞駅で起こった出来事。中国鉄道駅では構内に入るときにセキュリティ・チェックを通過しなければならないが、或る女性は自らのハンドバッグを抱えたままベルト・コンヴェアに乗って、X線スキャナーの中に入った。X線によって「スケルトン」になった彼女の画像がネットに流出した。

まあハンドバッグを離したくなかった気持は理解できる。

See also


Alan Travis “New scanners break child porn laws” https://www.theguardian.com/politics/2010/jan/04/new-scanners-child-porn-laws *1

富国強兵」から「健康ブーム」へ

疑似科学入門 (岩波新書)

疑似科学入門 (岩波新書)

池内了疑似科学入門』*2から抜書き。

歴史的に見れば、日本では個人の肉体を国家が管理する体制が長い間続いてきた。富国強兵が謳われた時代、体を鍛える目的は国家への奉仕を完遂するためであった。ラジオ体操もお国に使えるために健康を持続することが目的である。かつ植民地の人々を管理(監視)するためにも使われた。そこに集い(顔を出さねばならない)同じ運動をする(人に同調しなければならない)ことを強要したのである。「健全な肉体に、健全な魂が宿る」として、健康な肉体を獲得することを優先したが、精神主義を鼓舞するため肉体を付属物としてしか見なさなかったとも言えるのだ。「体育」は、健全な身体の発達を通じて人間性を豊かにすることが目的であるのに、もっぱら体の育成ということに矮小化されてしまった。

戦後になって富国強兵策は下ろされたが、今度は国家の復興のために健康を維持することが求められた。依然として肉体は国家が管理するものでしかなかったのだ。そのことは、今なお各種のスポーツで精神主義が罷り通り、国家の栄誉を担っていることからもわかる。精神と肉体は一体であるとして、体を鍛えることが精神を強めると誤認して特訓に励んでおり、数々の国際大会国旗が掲揚されるように、国家を代表して勝敗を争う状況が続いている。その結果、オリンピック選手が日の丸を背負って重圧を受け、それを肉体の厳しい鍛錬に置き換え、結局体を潰してしまう場合も見受けられる。スポーツにおける国家第一主義精神主義を生み出している面もある。

しかし、少しずつ様変わりしつつある。スポーツ選手が「楽しみたい」という言葉を異口同音に語るようになり、勝利よりも全力を尽くすことを目標とする選手も増えている。外国の選手の多様な生き方を学び始めたことも影響しているだろう。経験主義的な訓練法から、科学的トレーニングが重要視されるようになったことも変化の兆しである。

その背景には、ようやく日本でも健康のみを指向したスポーツ活動が根付きつつあることがある。高齢者が増えて、健康維持が主目的となった体操・速歩ジョギング・水泳などが流行しているからだ。生活の基盤となる年金が減る一方の高齢者にとって、健康を害してはやっていけないことが目に見えており、未来への不安を少しでも和らげようとしているのだろう。いわば、社会的な圧力(社会から脱落したくないという脅迫感)に煽られた健康ブームなのである。それが「健康のためには命を失っても構わない」という倒錯した心情にも通じている。何のために長生きするかを問うことなく、長生きすることのみが目的となっているのである。健康であることが呪文化しているのだ。(pp.106-108)

さて、日本近代の「身体」・「健康」観を巡っては、北澤一利『「健康」の日本史*3を再度マークしておく。また、2001年には、岩波新書から、飯島裕一編『健康ブームを問う』というのが出ている。

「健康」の日本史 (平凡社新書)

「健康」の日本史 (平凡社新書)

健康ブームを問う (岩波新書)

健康ブームを問う (岩波新書)

改革の帰結?

「黒髪強制に至るまで 大阪教育改革の失敗」http://d.hatena.ne.jp/geopolitics/20171028


大阪府立懐風館高校に通っていた女子生徒が「黒髪」を強制されたとして大阪府を訴えたことが昨年あったが*4、それは橋下徹松井一郎などの「維新」の下で進められてきた大阪府における教育改革の帰結だという。

まあ、それよりも興味深かったのは、企業の黒髪フェティシズムというか茶髪嫌悪、或いはそれを忖度する高校側のスタンスという指摘;

なゆほ

@Nayuho6866

ちなみに黒髪絶対主義の高校は斡旋先の企業からのお達しに従ってる場合が多いので、高校を叩くよりも地毛であろうと黒髪以外は採用しないような会社が現実に存在する事を叩いた方がいい(このツイート伸びて)

11:59 AM - Oct 27, 2017

https://twitter.com/Nayuho6866/status/923761143134404608

SAKIYAMA Nobuo/崎山伸夫*5

@sakichan

そして、「茶髪 労務管理」ぐらいで検索すると、いかに茶髪の従業員を処分したいか、クビにしたいかという相談で溢れていて、「茶髪不可」ぐらいで検索すると、世の中の採用広告で地毛だろうがなんだろうが茶髪不可、というのが満ち溢れ、しかし広告文面からは削除されたものが多いのもわかる。

1:40 AM - Oct 28, 2017

https://twitter.com/sakichan/status/923967733724626944

SAKIYAMA Nobuo/崎山伸夫

@sakichan

「地毛でも黒くそめろ」の高校がやってることが人権侵害だというのは前提だが、進学校でもなければ高校が非常に気にする生徒の就職について、そういう態度でもなければあまたの企業側がその高校の扱いを悪くするのだろうな、少なくともそういうことを怖れているな、という想像は容易につく。

1:43 AM - Oct 28, 2017

https://twitter.com/sakichan/status/923968457804210176

2018-02-24

モーゼスの橋」?

pato*1「20年前、僕らがインターネットに見た、大きな可能性と夢の話。」https://blog.tinect.jp/?p=49320


曰く、

初めてインターネットに触れたとき胸がパチパチした。

インターネットの爆発的普及は人類に大きな変革をもたらした。産業革命並みの大きな変化が起こり、人類の在り様を変えたと言っても過言ではないだろう。

現在、我々の身の回りにはインターネットとそれに類する技術が文字通り掃いて捨てるほど存在する。

今思い返すと、初期のインターネットは「モーゼスの橋」だったように思う。

モーゼスの橋とは人工物の政治性を語る際によく使われるエピソードだ。橋のマスターとまで言われた都市計画家だったモーゼスはニューヨークロングアイランドの公園道路にかかる陸橋を作った。しかしながらその陸橋は一般的なものより橋桁が低かった。

モーゼスはわざとそういった低い橋を作ることで陸橋の下側の道路を大型バスが通行できないようにしたのだ。

当時はこれらの大型バスは黒人や貧困層が主に用いる交通手段だったため、橋脚を低く作ることでそれらのバスを通れなくし、その先の街へ貧困層が立ち入れないようにしたのだ。彼はこうやって理想の街を実現したのである。

貧困層立ち入り禁止と表立ってやると大問題だが、こうして橋を低くするだけで自分の意図を実現できる政治性があるのだ。

もちろん、誰かが意図してそうしたわけではなく、完全に結果論なので本来の意味での政治性とは言えないが、初期のインターネットはまさしくモーゼスの橋であった。

イン ウトする圧倒的な政治性が存在したのだ。

ああそうなんだねという共感とちょっと違うだろうという反感が入り混じった感想を持った。先ず1990年代のインターネットが「モーゼスの橋」のように見えるのは、あくまでも「インターネットとそれに類する技術が文字通り掃いて捨てるほど存在する」現在、平成ももう直ぐ終わらんとしている現在から見て、ということだろう。また、このpatoさんも認めているように、1990年代のインターネットに存在していたのは特定の人たちを排除するという意志ではないだろう。ここで回想されているのよりも数年後に、インターネットにもっと広範な人々を取り込んでいこうという意志が登場した。それは、例えばi-Mode*2であったり2ちゃんねるであったりするわけだけど。

さて、「モーゼスの橋」については、


lamer0310「人工物に政治はある」http://lamer0310.hatenablog.com/entry/2014/12/26/201222


も参照のこと。

また、「モーゼスの橋」を作ったロバート・モーゼスについては、


Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Moses

“Robert Moses Biography Civil Servant(1888–1981)” https://www.biography.com/people/robert-moses-9416268

Paul Goldberger “Robert Moses, Master Builder, is Dead at 92” https://archive.nytimes.com/www.nytimes.com/learning/general/onthisday/bday/1218.html

車盗まれ

承前*3

朝日新聞』の記事;

「寒かったので…」カナダ選手ら車盗んだ疑い 平昌五輪

江陵=武田肇2018年2月24日13時30分


 韓国の警察当局は24日、平昌冬季五輪の雪上競技会場がある江原道平昌郡で乗用車を盗み、選手村まで運転して帰ったとして、カナダ選手(35)と米国籍の妻(32)、カナダ国籍のマネジャー(48)の3人を窃盗などの疑いで逮捕したと明らかにした。

 調べによると、カナダ選手らは24日午前0時過ぎ、平昌郡内の飲食店で酒を飲んだ後、近くでエンジンがかかったまま駐車していた観光客の車を盗み、選手村まで運転した疑い。警察に逮捕された際、カナダ選手らは酒に酔った状態で「寒かったのでエンジンがかかった車に乗って帰った」などと供述したという。(江陵=武田肇

https://www.asahi.com/articles/ASL2S4CSTL2SUHBI019.html

「窃盗など」。ほかに、無免許運転飲酒運転

ところで、今回に限らず、韓国という土地はどうもアスリートの盗み心を刺戟する何かがあるらしいのだ*4

さて、これもくすくす笑ってしまう;

ハーバード出、何の技も披露しないハーフパイプ選手の謎

稲垣康介2018年2月24日08時23分


エリザベス・スウェイニー(スキー女子ハーフパイプ

 ためらいはあった。この欄で果たして取り上げる価値があるのか。一流のアスリートが競い合う五輪の夢舞台を汚していないか。

 しかし、彼女が平昌の雪面に残した奇異な爪痕は、SNSの拡散力で、瞬く間に世界を駆けめぐった。

 フリースタイルスキー女子ハーフパイプに出場したエリザベス・スウェイニー、33歳。19日の予選で24人中、最下位に終わった。

 当然だ。ほかの選手が半円筒状のコースで空中に飛び出し、その高さや回転技を競う中、彼女はほとんど何の技も披露しなかった。おそらく、出来なかった。スキー歴8年。高さ約7メートルとビルの2階ほどの雪の壁を滑り上がり、空中に飛び出すなんて、ある程度のスキー経験者でも恐怖だ。

 そもそも、彼女はなぜ、出場権を得られたのか。

 前回のソチ大会から採用されたこの種目は選手層が薄い。W杯で30位以内などの基準(1カ国・地域最大4枠)を満たせば、五輪に出られる。彼女は今季、中国の大会で13位に入った。出場選手は、わずか15人。

 しかし、出身国の米国は選手層が厚く、夢はかなわない。母方の祖父母がハンガリー移民だったことから、ハンガリー代表の座を射止めた。母が育ったベネズエラの代表の経歴もある。そり競技スケルトン五輪をめざした経験も。

 米ハーバード大修士号を持つ彼女は、なぜ五輪に執着するのか? 詳細は判然としない。米ヤフー取材に「私の人生は五輪サイクルで回っている」と語る。遠征費を稼ぐのに1日18〜20時間も働いたこともある。必死なのは確かだ。

 ルールの「抜け穴」を使って五輪に出るなんて、倫理的におかしい。そう批判されても、初志貫徹で「オリンピアン」の称号を手にした。少なくとも、自分の人生の傍観者ではない。(稲垣康介)

https://www.asahi.com/articles/ASL2R2J29L2RUTQP007.html

まあ、自分の国の選手層が厚すぎたり、レヴェルが高すぎたり、競争が激しすぎたりするという理由から、それほどでもないほかの国の代表を目指すというのはよくあることなのでは? 卓球中国代表になるのは競争が激しすぎるので新嘉坡に移住して、新嘉坡代表になった中国人がたしかいたよ。猫ひろし*5はどうなの?

「ほとんど何の技も披露しなかった」エリザベス・スウェイニーは或る意味で、レースから超然としているといえる。まあ下への超越なのだが。そういうKYともいえるオリンピアンが印象に残ったのは、1972年札幌オリンピック。男子の回転か大回転かで、ほかの選手が必死でスピードを上げたり、ポールに引っかかって途中棄権したりしているのを尻目に、イランの選手がゆったりと優雅に上から下まで滑り降りていたのだった。それから、たしか1984年の羅府オリンピックだったと思うのだけど、水泳でほかの選手よりも何十米も引き離されているにも拘わらず、焦ってピッチを上げたりせずに、自らのペースを守ってゆっくりとゴールした、(たしか英国の)選手がいて、思わずElegant! と心の中で叫んだという記憶があるのだ。


ところで、カーリング女子について、「めがね先輩に韓敗」というタイトルにしていたスポーツ新聞があった。でも、あれで完敗というのはちょっと自虐史観が過ぎるだろうとも思った。

産後」の言葉

伊是名夏子*6「身長100cmの私は流産をした。今はその経験を誇りに思う。」http://www.huffingtonpost.jp/izena-natsuko/100-pride_a_23368918/


曰く、

私がまわりに流産の話をすると「また次があるよ」「大学院に通うならかえってよかったんじゃない」と励まされることがありました。それが正直、つらかったです。私は無理に明るくふるまって「大丈夫だよ」「次があるしね」と言うしかありませんでした。だってそうでもしないと、励ましの会話は終わらないんだもの。どっと疲れました。

また「無理をしていたんじゃない」「飛行機に乗ったからじゃない」「体が冷えたんじゃない」

と、アドバイスのように聞こえるけれども、私に非があったように言われたことも疲れました。11週までの流産は、母体の問題ではほとんどないのに。悲しい気持ち、つらい気持ちを聞いてもらうどころではありませんでした。

そしてさらには「流産の手術が、今後の妊娠に影響がないといいね」と誤ったことも言われました。流産がその後の妊娠に影響してくることはほとんどありません。特に3回目までは。誤った情報で傷つく人は多いでしょう。流産の正しい情報は広まりにくく、思い込みや、偏見が多いと感じました。その理由の一つは、女性は流産しても、それを語る人がほとんどいないからでしょう。

初期流産になり、妊娠の実感がほとんどなく、心にぽっかり穴があいたよう。

無力感になり、ただただ悲しかったです。

でも、もう赤ちゃんはいないのだから前を向くしかない、と、何もなかったように毎日を過ごしていました。すると流産の半年後、急に体がだるく、重くなり、起きあがるのもつらくなる日がきました。理由を考えてみると、ちっちゃな疲れがずっと、妊娠流産の時から続いていると気づいたのです。休むって、本当に難しい。特に流産のような、何も形としては残らず、失敗体験のような時には。

でもそんな時、友だちからの一言に救われました。

流産をした体は、産後と同じ状態なんだよ。だからゆっくり休んでね。」

赤ちゃんは成長せず、手術もし、何も残らなかった、何もできなかった、と思っていました。

でも、本当は流産も出産と同じこと。

流産も偉大なことなのです。

流産を終えた自分を誇りに思い、大事にしようと思いました。

体をなるべくあたためて、休むように心掛けました。

流産中絶)をした女性の方へ。

いまは泣けないかもしれないし、誰にも話したくないかもしれません。 

でもあなたがやり遂げたことは、女性がしかできない、偉大なことなのです。

流産も、出産と同じなのです。

どうか自分を労わって、おいしいものを食べて、休んでくださいね。

ケイト・ブッシュの曲名を借りれば、This Woman's Workということになる。

けっこう身近な人が「流産」したということがあるけれど、「流産」した人にどんな言葉をかけるのかはとても難しい。

The Sensual World

The Sensual World

Director's Cut

Director's Cut

解放されて

樋口陽一*7『先人たちの「憲法」観――”個人”と”国体”の間――』(岩波ブックレット、2000)に、高見順*81945年9月30日に記した

生れてはじめての自由!……

自国の政府によって当然国民に与えられるべきであった自由が与えられずに、自国を占領した他国軍隊によって初めて自由が与えられるとは、――顧みて羞恥の感なきを得ない。日本を愛する者として、日本のために恥ずかしい。

戦いに負け占領軍が入って来たので、自由が束縛されたというのならわかるが、逆に自由を保障されたのである。なんという恥ずかしいことだろう

という言葉を引用している(p.40)。

さて、戦争が終わっても「治安維持法」はまだ有効だったので、政治犯たちは獄中に囚われたままだった。1945年9月に哲学者三木清*9獄死したことを契機として、GHQは10月4日に「自由の指令」を出し、治安維持法などの廃止を日本政府に命令した(pp.40-41)。

樋口氏は、この指令によって刑務所から解放された日本共産党員、西沢隆二(ぬやま・ひろし)*10がその30年後に鶴見俊輔に語った言葉を引用している(p.41)。『戦時期日本の精神史』*11孫引き

「(前略)私はあのとき[占領軍の士官が迎えに来たとき]にこう答えるべきだったといまは思うのです。日本人がやがて私たちを自由にするまで私たちは獄中にとどまっているべきだ、というべきだったなと思います」。

場面緘黙のこと

Eテレの『バリバラ』で「場面緘黙」が取り上げられていた*12。「場面緘黙」の人は家族とは普通に会話することができるのに、家族外の状況では強い不安のために話せなくなってしまう。しかし、筆談などの文字によるコミュニケーションはスムースに行えることが多い。

それで思い出したことがある。

さて、中学のときに、クラスに全く話さない子(女子)がいた。私を含めて(少なくともクラスの男子では)1年間通して彼女の声を聞いたことがある者はいなかった。特に国語とか英語の授業では、教師が生徒を指して教科書を音読させるということがあるけど、彼女が指されると、立ち上がったまま、1分くらい沈黙と静寂が教室全体を支配し、そして次の生徒が指されるという感じだった。また、音楽の授業で歌のテストというのがあって、一人ずつ前に出て教師のピアノ伴奏で歌わされるのだが、彼女の番になると、教師も前奏の1小節を弾いただけで、指が凍り付いてしまう感じだった。その頃、「場面緘黙」なんて言葉は知らなかったし、事情を説明してくれる教師もいなかった。なので、彼女に関しては、普通のシャイとか内気というのとは違うかなり変な奴というイメージが強かったと思う。また、授業中指名されて立たされてまた着席を許されるということが儀礼のように繰り返されていたわけだが、(今から考えると)そのような反復が彼女の自尊心や精神の統合にいい影響を与えたわけはない。

See also


場面緘黙症Journal』https://smjournal.com/ https://smjournal.blog.fc2.com/

Wikipedia

https://en.wikipedia.org/wiki/Selective_mutism

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%B4%E9%9D%A2%E7%B7%98%E9%BB%99%E7%97%87

「わざと話さないわけじゃない。専門家に聞く、場面緘黙(かんもく)について知っておきたいこと」http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/1800/217342.html

場面緘黙症とは…?」http://www.j-bloom.com/kanmoku/

小学生から外交問題

朝日新聞』の記事;

チンギス・ハーンに男性器を落書き 漫画に朝青龍ら抗議

松井望美2018年2月23日19時59分


 小学館の「月刊コロコロコミック」に掲載された漫画で、モンゴルの英雄チンギス・ハーンの肖像に男性器を落書きする場面が描かれ、モンゴル政府が23日、日本政府を通じて小学館に抗議した。小学館謝罪した。

 問題の場面が描かれたのは、同誌3月号の「やりすぎ!!!イタズラくん」。小学館によると、22日以降、在日モンゴル人などから抗議の電話が相次いだほか、モンゴル出身の元横綱朝青龍ツイッター批判在日モンゴル大使館も公式フェイスブック臨時代理大使名で抗議文を掲載した。

 日本外務省によると、来日中のモンゴル外相と日本の国会議員による23日の会合に同行した外務省職員に対してモンゴル側から抗議があり、同省は小学館に連絡した。小学館役員が同日、駐日モンゴル臨時代理大使と面会し、謝罪したという。同社広報担当者は朝日新聞取材に「不適切な表現を行ったことにより、モンゴル国民やチンギス・ハーンを敬愛するすべての方々にご不快の念を抱かせたことに深くお詫(わ)び申し上げます」とコメントした。(松井望美)

https://www.asahi.com/articles/ASL2R643YL2RUTFK01K.html

日馬富士問題*13を契機に高まりを見せる嫌モンゴル感情というのはまあ関係ないだろうね。小学生的というか思春期以前的な感覚が大人の世界には通用しなかったということだろう。

チンギス・ハーン(成吉思汗)はたんなる「英雄」というよりは、日本で言えば東照神君徳川家康に匹敵するといえるだろう。しかも、モンゴルにおいて成吉思汗崇拝は、1930年代に蘇聯の属国化して以来、半世紀以上も禁圧されてきたという事情もある。

*1http://tamokuteki.hatenablog.com/ https://twitter.com/pato_numeri

*2:See eg. Margaret Rouse “i-Modehttp://searchnetworking.techtarget.com/definition/i-Mode https://en.wikipedia.org/wiki/I-mode https://ja.wikipedia.org/wiki/I%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89 See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150713/1436809429 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160310/1457604304

*3http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170228/1488291005 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180124/1516764209 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180208/1518066274 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180208/1518095954 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180212/1518398225 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180215/1518657954 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180216/1518745088 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180218/1518914252 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180219/1518991327

*4:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140928/1411922871

*5:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160525/1464140064

*6:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180212/1518403530

*7:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130524/1369371446 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150520/1432142713

*8:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130806/1375790256 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140706/1404581032

*9:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060108/1136730298 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070116/1168966875 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070209/1171046447 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080605/1212679888 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081223/1229999732 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091204/1259903793 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150621/1434908617 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160609/1465433206

*10:「ゆやま・ひろし」は詩人としての筆名。

*11:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150724/1437712146

*12http://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=577

*13:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171114/1510680077 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171115/1510758946 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171117/1510890688 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171129/1511961577 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171202/1512203031 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171204/1512313317 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171215/1513351578 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171216/1513392343

2018-02-23

分析哲学」/「解釈学」

今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)

今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)

仲正昌樹『今こそアーレントを読み直す』*1から抜書き。

では、「哲学」と「言語」はどのような関係にあるのだろうか。「哲学」が抽象的な諸概念を駆使しながら、誰も受け容れざるを得ない普遍的で唯一の真理を求めるものだとすれば、そうした「言語」の多様性は「哲学」にとっても障害になる。使っている言語によって、基本的な概念がズレていたら、哲学的な「真理」を確定するための正確な議論ができないからである。可能な限り日常言語の曖昧さを取り除いて、厳密な概念によって議論を組み立てよう、ということになる。しかし、”普遍的心理”にはそれほど拘らないで、「哲学は真理を求めているけれど、しょせん人間の不正確で多様性を含んだ言語による営みなのだから、真理探求には限界がある。使っている言語ごとに”真理”が違っていても仕方ないのではないか」という緩やかな見方をすれば、話はかなり違ってくる。後者の場合、むしろ、言語ごとに物事の見え方がどう違うかを「哲学」のテーマにしたらいいのではないか、という考え方も生まれてくる。

(略)前者の見方に従って、厳密な哲学概念や用語法を探求して、哲学全体を言語の面から再構築しようとする潮流を一般的に、「分析哲学analytical philosophy」と呼ぶ。後者の見方に従って、個々の言語体系や伝統ごとに物の見え方がどう異なるのかを調べようとする潮流は、分析哲学との対比で非分析系と呼ばれたり、「解釈」に重きを置くことから「解釈学hermeneutics」と呼ばれたりする――狭義の「解釈学」は各種の古典分権を読解するための方法論であるが、それと関連付ける形で、言語の違いによる世界解釈の違いを問題にする哲学を広い意味で「解釈学」と呼ぶことがある。(pp.83-85)

アーレントは、分析哲学系か解釈学系かという分類で言えば、恐らく後者だろう。ただそこで少し注意がいるのは、解釈学系の議論には、特定の言語共同体の中で形成される「物の見方」をその共同体にとっての必然性であるかのように見なす傾向がしばしば見られる点だ。「言語」とそれを使用する人たちの「思考」は一体であるという考え方は、ともすると、「民族あるいは国民ごとに固有の『物の見方』があるので、外来の文化の影響は排除し、言語を中心とする文化の純粋性を守るべきである」という排外的な思考につながりやすい。母国語の影響は強いので、そういう発想は結構説得力をもってしまい、ナショナリズム運動に利用されやすい。ヘルダーの言語観の影響を受けたドイツロマン派思想家の中には、ドイツ語文化を再発見しようとする関心から、ドイツナショナリズム運動の担い手になった者も少なくない。ハイデガーも、ナチス政権期に、ドイツ語の空間の中で成立するドイツ人にとっての「祖国的存在」について語っていた――これについて詳しくは、拙著『〈隠れたる神〉の痕跡』(世界書院、二〇〇〇年)参照。

アーレントは当然、そういう閉じた言語空間の中に閉じこもってしまうことには反対である。自他の言語共同体を分ける線をはっきり引いて、「内部」を均質化・純粋化しようとすれば、「物の見方」の多様性は抑圧され、「複数性」は死滅する。「内」と「外」が違うことを意識するだけではなくて、”内”と”外”の境界線がどこにあるのかという解釈自体にバリエーションがあり、かつその”内”の中にも様々なバリエーションがあることを承知しておく必要がある。師であるハイデガードイツ語で施行する者にとっての「真理」に拘っていたのに対して、アーレントは特定の言語共同体に限定されない、「人間」の条件としての「複数性」を探求しようとしたのである。「複数性」を生み出し、ヒトを「人間」らしくする「活動」に注目することによって、全体主義的な閉鎖性から離脱しようとするところに、アーレントの言語観の特徴がある。(pp.86-87)

ところで、独逸語を母語とするアレントは、その人生の後半においては、英語で言葉を綴った。アレントのテクストは、非母語による文学という意味でのマイナー文学として論じられるべきなのかも知れない。

『たんたのたんけん』

子どもの本を2冊。

中川李枝子山脇百合子『たんたのたんけん』学研プラス、1971

たんたのたんけん (新しい日本の幼年童話 1)

たんたのたんけん (新しい日本の幼年童話 1)

Maurice Sendak『ロージーちゃんのひみつ』(なかむらたえこ訳)偕成社、1983

これらの本を買ったのは、先日『君たちはどう生きるか』を読んだ書店/カフェ*2

【文庫 】君たちはどう生きるか (岩波文庫)

【文庫 】君たちはどう生きるか (岩波文庫)

漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

これも「威力業務妨害

ハフィントン・ポスト』(『朝日新聞』)の記事;

2018年02月23日 09時58分 JST | 更新 54分前

樹氷に落書き容疑で、ミャンマー人を逮捕 「彼女へのサプライズでやった」

英語や中国語で「誕生日おめでとう」などと記されていた。

朝日新聞社提供



 十和田八幡平国立公園に指定されている青森市八甲田山系の樹氷に落書きをしたとして、青森県警は22日、ミャンマー国籍の飲食店従業員の男(29)=東京都新宿区=を威力業務妨害容疑で逮捕し、発表した。

 発表によると、男は1月14日正午前後、八甲田ロープウェーの山頂公園駅周辺の樹氷に蛍光スプレーで落書きし、ロープウェー運営会社の従業員に落書きを消させるなど同社の業務妨害した疑いが持たれている。男は知人女性とスキー旅行で山を訪れており、「彼女へのサプライズでやった」と容疑を認めているという。

 落書きは、樹氷2本と周辺の雪面約50平方メートルにピンク色の塗料で「誕生日おめでとう」などと英語や中国語で記されていた。日本人スキーヤーが英語や日本語、中国語を話す観光客が文字を描いているのを見つけ、同社に通報していた。

朝日新聞デジタル 2018年02月23日 08時10分)

http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/22/ice-painted-spray_a_23368933/

また、

八甲田山系の樹氷に落書き 英語や中国語

2018年1月16日19時15分


 十和田八幡平国立公園に指定されている青森市八甲田山系の樹氷が、ピンク色の蛍光スプレーで落書きされていたことが分かった。樹氷数本と周囲の雪面約100平方メートルにわたって英語や中国語で「誕生日おめでとう」などと記されていた。

 現場は八甲田ロープウェーの山頂公園駅(標高1324メートル)周辺で、14日午後1時ごろにスキーヤーから「樹氷にいたずらしている男女がいる」とロープウェーの運営会社に通報があった。同社によると、男女は外国人観光客とみられ、日本語や英語、中国語で会話し、スキーヤーが注意してもやめなかったという。落書きはその日のうちに職員が約1時間かけて消した。

https://www.asahi.com/articles/ASL1J5J3GL1JUBNB00F.html

威力業務妨害*3か。ところで、気になったのは「ピンク色の蛍光スプレー」の環境への影響。

AM 0100

今日は渋谷で5時 (鈴木雅之菊池桃子

予定時刻は6時 (ゆず

東京は夜の7時(ピチカートファイブ


他の時間の入る曲、誰か思いつかないかな

https://anond.hatelabo.jp/20180222152509

「午前一時のスケッチ」(カルメン・マキ&OZ*4)。

カルメン・マキ&OZ

カルメン・マキ&OZ

See also

カルメン・マキ & OZ 〜 私は風、午前1時のスケッチ(LIVE)  1975年https://ameblo.jp/osanna-1008/entry-12328911932.html


遊佐未森「午前10時午後3時」を挙げている人もいるね*5

HOPE

HOPE

さざなみの由来

承前*6

吉川慧「「日本の映画は2つに分けられる。大杉漣が出ているか、出ていないかだ」」http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/21/ren-osugi-memory_a_23367927/


さて、

大杉漣」という芸名の由来について、伝説のフォークシンガー高田渡さん*7の息子・高田漣さん*8はこうツイートしている。

高田漣

@rentakada

若き日の頃の大杉さんは父・高田渡の所にやって来て息子さんの名前を芸名に下さいと直談判に来たという。時は過ぎ父と僕は大杉さんと共演したり父が亡くなった後もご一緒したり楽屋に差入れを頂いたりいつも優しい大先輩でした。時折頂く何気ないメールがもうこないのかと思うと悲しくてやりきれない。

22:09 - 2018年2月21日

https://twitter.com/rentakada/status/966313910864261120

ところで、息子がまだ妻の腹の中にいた頃、「漣」というのも名前候補に入っていたことがある。

「神は仮装が大変にお好き」

イサク・ディネセン*9「ノルデルナイの大洪水」(横山貞子訳)(in 『ピサへの道 七つのゴシック物語1』から少し抜書き。

枢機卿ハミルカール・フォン・ゼーエンシュテット」と「ミス・マーリン・ナット・オ・ダーグ」*10との対話から。

枢機卿曰く、

(前略)あまりにも無力で空しい人間たちに向かって、父なる神は常におなじことをおおせられているのではありますまいか。『顔を洗うがよい。謙遜や自己否定、愛や貞潔を一インチも厚く塗りたくって自分で顔をつくっていたのでは、私には手のほどこしようがない』と。(略)「神が御手ずからわれわれの顔をお洗い下さる。大量の水をお使いになるものですな。しかし、これにまさる光栄や幸せはないと考えて、みずからをなぐさめることにしましょう。神おんみずからわれわれの顔を描いて下さるのですから。それこそがわれわれの長く追い求めてきたことであり、永生と名づけるものにほかなりませぬ。

そう語る人の顔が血のにじむ包帯に厚く覆われているのを見て、ミス・マーリンはなにか言おうとしたが、口を控えた。枢機卿の高貴な面ざしをそこね。二度となおらぬ傷がかくされているかもしれぬと思いやったのだ。それを察した相手は軽く笑って言った。「さよう、神は私の顔を念いりに洗うにふさわしいと思われたようですな。しかしわれわれは、血潮が持つ浄めの力を教えられて参ったはずです。その力は想像以上に強いものだと、いまの私にはわかります。おそらく私の顔には血潮の浄めが必要だったのでしょう。この七十年間、私がどれだけ虚飾の紅白粉を縫ってきたか、それを知りたまうのは神のみではありませんか。まことに、包帯の下にあるこの顔こそ、神に肖像を描いていただくにはこれまでよりもふさわしくなったと思っておるのです。」(pp.36-37)

ミス・マーリンが応じた。「それでは申しあげますが、そもそもあなたさまはなぜ、神が私たちのまことの姿を求めているとお思いなのでしょうか? まったくあなたさま独得の奇妙なお考えと存じます。真実など神は先刻御承知で、いくらか退屈だとおぼしめすのではありますまいか。真実は仕立屋や靴職人のためのものですわ。私は逆にいつもこう考えて参りました。神は仮装が大変にお好きなのだと。われわれの受ける試練は、じつはかたちを変えた恩寵にほかならない。聖職者のかたがたはそうお説きになるではありませんか。その通りなのですわ。仮面がはがれる真夜中になりますと、私もつくづくそう思い知ります。でも一方では、仮面がたぐいない巧者の手でよそおわれていることを否定できる者はおりません。御免をこうむって言わせていただければ、主イエス御自身が肉体をそなえた人間のあいだですごされたときには、ずいぶんのびのびと仮装しておられたものだと存じます。まったく、私がカナの婚礼の家の主人役でしたら、あのめざましい離れわざにいくらか腹をたてたかもしれません。かもしれないと申しているだけですのよ。あの大工の息子のすばらしい若者をわざわざまねいて、私のとっておきの葡萄酒ベルンカストラー・ドクトー*11をふるまおうとしているのに、自分の気の向くままにただの水をずっと上等な葡萄酒に変えてしまうなんて! しかも女主人のほうはもちろん、その若者が全能の神の子で、どんなことでもできるなどとはつゆ知らぬままなのですから。」(pp.38-39)

*1:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090621/1245586039 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180214/1518610134 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180217/1518876627

*2:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180213/1518476359

*3:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20051224/1135451927 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060315/1142385289 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060316/1142513147 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060901/1157134383 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110308/1299580651 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131217/1387236286 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141031/1414683204 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150110/1420870937 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150206/1423236885 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20151220/1450583890 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160501/1462076526 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160511/1462981343 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160705/1467717218 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160721/1469112238 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160722/1469152379 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160918/1474210471 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161101/1477972089 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161217/1481943988 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170124/1485236900 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170224/1487941318 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170302/1488462435 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170314/1489512879 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170323/1490275865 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170430/1493554084 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170501/1493655457 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170526/1495761707 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170824/1503583731 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171006/1507216380

*4:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060827/1156679896 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090204/1233711221 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150404/1428084702

*5https://anond.hatelabo.jp/20180222170143

*6http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180222/1519261310

*7:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060925/1159149292 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090227/1235705016 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141123/1416671575 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160314/1457921075 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160613/1465745491

*8:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070904/1188883198 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090917/1253211853

*9:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060829/1156827266 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071226/1198682435 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080329/1206767110 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070427/1177654470 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20111227/1324951753 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131204/1386109987

*10:「ナット・オ・ダーグ」は「夜と昼」という意味(p.18)。

*11:See eg. http://www.snooth.com/region/germany/mosel/bernkasteler-doctor/ http://www2.odn.ne.jp/~cdj80950/wine/wine39.html Also David Flaherty “The Bernkasteler Doctor, the Greatest Vineyard in Germany” http://www.grapesandgrainsnyc.com/2010/09/19/the-bernkasteler-doctor-the-greatest-vineyard-in-germany/

2018-02-22

池内了疑似科学入門』

疑似科学入門 (岩波新書)

疑似科学入門 (岩波新書)

池内了疑似科学入門』*1を先日読了。

はじめに


第1章 科学の時代の非合理主義――第一種疑似科学

第2章 科学の悪用・乱用――第二種疑似科学

第3章 疑似科学はなぜはびこるか

第4章 科学が不得手とする問題――第三種疑似科学

終章 疑似科学処方箋


参考文献

あとがき

この本の特徴は、「疑似科学」の分類学を試みていることだろう。著者によって、所謂「疑似科学」は大きく3つのカテゴリーに分けられる(「第一種疑似科学」、「第二種疑似科学」、「第三種疑似科学」)。

先ず、「第一種疑似科学」とは、「現在当面する難問を解決したい、未来がどうなるか知りたい、そんな人間の心理欲望)につけ込み、科学的根拠のない言説によって人に暗示を与えるもの」であるという(p.v)。例えば、「占い」や「超能力」など。著者によれば、「血液型」言説*2はこの「第一種」の「占い系」に入る(pp.5-6)。

「第二種疑似科学」とは「科学を援用・乱用・誤用・悪用したもので、科学的装いをしていながらその実体がないもの」(p.v)。さらに、(a)「科学的に確立した法則に反しているにもかかわらず、それが正しい主張であるかのように見せかけている言説」、(b)「科学的根拠が不明であるにもかかわらず、あたかも根拠があるような言説でビジネスの種となっているもの」、(c)「確率や統計を巧みに利用して、ある種の意見が正しいと思わせる言説」に分けられる(p.vi)。(a)の典型は例えば、「ゲーム脳*3や「水からの伝言*4(pp.51-52)。また、(b)の例としては、「マイナスイオン」(pp.68-69)や「活性酵素」。(c)は例えば疑似相関の問題を含んでいる。また、「第二種疑似科学」が信憑性を獲得する根拠としての「プラシーボ効果*5と「ホーソン効果」が挙げられている(pp.64-67)。

「第三種疑似科学」とは「「複雑系」であるがゆえに科学的に証明しづらい問題について、真の原因の所在を曖昧にする言説で、疑似科学と真正科学のグレーゾーンに属するもの」だという(p.vi)。別の表現を使うと、「複雑系に関わる問題で、それを要素還元主義の考え方で理解しようとすることからくる誤解・誤認・悪用・誤用など」で、「要素に分解してもわからないことをもって、「科学的根拠なし」と断定したり、要素がプラスにもマイナスにもはたらくことをもって「どちらとも言えない」と不可知論に持ち込む手口」ということになる(p.123)。

また、「未熟科学であるにもかかわらずあたかも確立した科学であるかのように装って人々に誤解を与える」問題が「地震予知」を例にして論じられている(pp.152-154)。ただ、「地震予知」の「疑似科学」性というのは「未熟」ということでは説明がつかないだろう。それは多分具体的な出来事は科学(理論)の射程外だということを隠蔽しているからなのだろう。科学(理論)が関わるのは、具体的な出来事ではなく類型(type)であり、科学が言明できるのは、或る特定の変数(条件)が或る特定の状態にある場合にはその類型の現象が或る特定の確率で生起する可能性があるということであり、近未来の具体的な日時に具体的な場所で地震が起きるという仕方で、未来の出来事を予め知ることはできない。科学の射程外の具体的な出来事に学問的に向き合うことができるのは、(既に起こってしまったという意味での)過去の出来事としてのみだろう。歴史学進化論の対象は科学の対象と違って、再現可能性を持たない。ヒトという種の出現にしても、仏蘭西革命にしても、明治維新にしても、みな歴史上1回きりの唯一無二の出来事であって、実験的に再現してみることなんてできない。非―科学であるとはいっても、歴史学進化論が真/偽や正/誤の問題を免れているわけではない。逆に、常に事実の誤認や捏造歴史修正主義)、解釈の適切性(不適切性)が問われている。科学/疑似科学という対立の外に、歴史や進化を包含した知の領域を確保しなければならないとは思っているのだが。

主夫さん暇なの?」

黒岩揺光*6「「主婦の私が情報発信なんて」と渋らず、「私が主婦だからこそ言わせていただきたい」でいきましょう」http://www.huffingtonpost.jp/yoko-kuroiwa/shufu-2018-021-20_a_23364951/


曰く、

私は、息子が生後8か月くらいまでは四六時中面倒を見た。1歳半になる今でも、夜泣き対応からお風呂、保育園送迎、病院や予防接種の付き添いなどやっているが、息子の目から見える日本社会は乳児に非常に冷たい。

こういう社会の一面は、乳児と四六時中いないと中々気付くことができないのだが、主婦が意見することに対する社会の偏見は根強いものがある。私は主夫の肩書で、政治からスポーツ、経済まであらゆる分野についてブログを書かせてもらっているが、頂くコメントの中には、文章の中身についてではなく、私の肩書に対するものが結構あった。「なんで、主夫がこんなことについて書くの?」とか「主夫さん暇なの?反省会は仲間たちでやってね」とか。お笑いの専門家や、昔野球が上手かった人たちが、ワイドショーのコメンテーターとして社会のあらゆる事に対して発言している今の社会で、発言の中身と発言者の肩書の論理的関係性を模索するなんて不可能なはずなのに。

主婦の方たちと話してみると、色々社会に対して訴えたいことがあるようで、「発信してくださいよ」と言うと、「でも、私単なる主婦だし」とか返事が返ってくる。

子育てしている人たちがもっと胸を張って情報発信してほしいなあ」と痛切に感じたのは、あの森友学園問題*7だった。幼稚園児が「安倍首相頑張れ!」などと運動会で宣誓していたあの光景は、首相が好きな人も嫌いな人も全員にショックを与えた。しかし、これが明るみに出るまで1年以上の時間を要した。運動会にいた保護者の中から声を上げる人が一人でもいたら、状況はまた変わっていたのではないか。

「主婦の私が発言なんて」ではなく、「主婦だからこそ言わせてもらいたい」と、胸を張っていきましょう。子どもと日々接することで、「こんな教育システムでいいの?」とか「この食品安全なの?」とか、社会についてより真剣に考え始める人も多いのではないか。子どもに優しい社会を作らなければ、少子化に歯止めなんてかけられない。その鍵を握っているのは、子ども目線から社会を見ている私たち主婦(主夫)なのだと思います。

President's proposal

David J. Neal “Stoneman Douglas students, parents meet with Trump. Trump suggests armed school staff.” http://www.miamiherald.com/news/local/community/broward/article201437499.html

Gideon Resnick “Trump Tells Shooting Survivors: Solution to ‘Your Problem’ Is More Guns in School” https://www.thedailybeast.com/trump-tells-shooting-survivors-solution-to-your-problem-is-more-guns-in-school

Igor Bobic and Lydia O’Connor ”Florida School’s Students And Parents Tearfully Ask Trump To Address Gun Violence” https://www.huffingtonpost.com/entry/trump-listening-session-guns_us_5a8de99ae4b077f5bfeab815


フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校銃乱射・虐殺事件*8からちょうど一週間経った、2月21日、ドナルド・トランプ米国大統領は、マージョリー・ストーンマン・ダグラスを含む過去の学校における銃乱射事件のサヴァイヴァーたちをホワイト・ハウスに招待した。そこで、トランプは銃乱射の防止策として、学校の教師が銃で武装することを提案。しかしながら(というか当然というか)集まった少年少女たちはドン引き

トランプの「銃規制」に対するスタンスについては、昨年11月の記事を参照されたい;


Alana Horowitz Satlin “Trump: Gun Control Would Have Left ‘Hundreds More Dead’ In Texas Church” https://www.huffingtonpost.com/entry/trump-gun-control-texas_us_5a017390e4b066c2c039e457


さて、


Satoko Yasuda「命の危険にさらされた時、生徒たちは何を家族に伝えようとしたのだろう」http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/19/florida-shooting-message-to-family_a_23365928/

「心の中」

承前*9

生田綾「ムーミン谷、どこに? ⇒フィンランド外相の回答が胸熱すぎる」http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/21/moomin_a_23367075/


曰く、

フィンランドティモ・ソイニ外相が2月21日、日本記者クラブで記者会見を開いた。駐日フィンランド大使館の公式Twitterは、記者会見中に記者から「ムーミン谷のありか」について質問が及び、ソイニ外相が胸に手を当てて「心の中に」と答える一幕があったと紹介している。

駐日フィンランド大使館

@FinEmbTokyo

記者会見では記者から「ムーミン谷はどこに?」の質問がでたよ。フィンランド🇫🇮のソイニ外務大臣の答えは

胸に手を当てながら「心の中に」

15:14 – 2018年2月21日

https://twitter.com/FinEmbTokyo/status/966209475483926528

大杉漣

スポーツニッポン』の記事;

大杉漣さん急死 ドラマ収録後に倒れ…松重豊が病院搬送も



 「HANA―BI」など北野武監督(71)の映画をはじめ、数多くの作品で存在感を示した俳優の大杉漣(おおすぎ・れん、本名孝=たかし)さん*10が21日午前3時53分、急性心不全のため死去した。66歳。徳島県小松島市出身。出演中のドラマの収録後に倒れ、そのまま逝った壮絶な死だ。葬儀は故人と家族の意向で親族のみで営む。誰からも愛された名バイプレーヤーの突然の悲報は芸能界に衝撃を走らせた。

 名脇役の突然の死は、所属事務所が午後8時半にホームページで発表した。目を疑った人も少なくなかったはずだ。テレビ東京のドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラ無人島生活したら〜」の放送日にも重なっただけに、衝撃は余計に大きかった。

 本紙は大杉さんが20日も同ドラマに参加している様子を取材。いつもと変わらない様子だった。収録後に松重豊(55)ら共演者と夕食を共にし、ホテルの自室に戻ったところで腹痛に襲われた。

 出演者はグループLINEでつながっており、それを利用して大杉さんは「具合が悪い」と訴えた。異変に気付いた松重がタクシーで千葉県内の病院に連れて行った。手厚い治療が施されたが、容体は好転せず、臨終は松重の知らせを受けて病室に駆けつけた光石研(56)、田口トモロヲ(60)、遠藤憲一(56)がみとった。

 撮影中の壮絶な“戦死”だ。共演者たちの悲しみは計り知れないものがある。テレビ東京を通し、「あまりにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます」と悲痛なコメントを寄せた。同局は「ご遺族、事務所、キャストの皆さまのご意向もあり…」と21日の第3話を予定通り放送。28日の第4話と3月7日の最終話の放送については検討中と説明した。

 大杉さんは明治大学を中退後の74年に劇団「転形劇場」*11に入団。88年の劇団解散後に活動の場を映画やドラマにも広げて硬軟問わず数多くの役を演じ分けてきた。情報屋、やくざ、刑事、校長先生など「300の顔を持つ男」と言われるゆえんだ。

 北野監督との出会いで才能が大きく開花。北野組のレギュラーとなり、他の実力派監督からも声がかかるようになった。それでも当人は客観的な視点を大事にするためにスタッフや共演者とプライベートでは一線を引く姿勢を取り続けた。昨年公開された北野監督の「アウトレイジ 最終章」が最後の出演映画。これが自身の最終章にもなってしまったのはあまりに悲しすぎる。

 ◆大杉 漣(おおすぎ・れん)本名大杉孝(おおすぎ・たかし)。1951年(昭26)9月27日、徳島県生まれ。74年に太田省吾創設の劇団「転形劇場」に入る。80年にピンク映画緊縛いけにえ」で映画デビュー。88年に転形劇場が解散し本格的な映画挑戦を目指した。99年「HANA―BI」ほかでブルーリボン賞毎日映画コンクールなどの助演男優賞を受賞。

[ 2018年2月22日 05:30 ]

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/02/22/kiji/20180221s00041000306000c.html

HANA-BI [DVD]

HANA-BI [DVD]

また、

たけし、訃報に言葉失い…遅咲きの名優 大杉さんの人生変えた北野映画

大杉漣さん死去



 21日に急死した俳優の大杉漣さん(66)。北野武監督(71)作品の常連で、さまざまな作品で存在感を示した。高校時代に始めたサッカー歴は50年を超え、仕事仲間らとチームをつくり主将を務めていたほど。自宅に200本以上の眼鏡をそろえるなど、こだわりの役作りで魅了していた。

 所属していた劇団「転形劇場」が88年に解散した後、映像作品に本格進出した大杉さんにとって、大きな転機となったのが北野監督との出会いだ。

 92年に映画「ソナチネ」(93年公開)のやくざ役のオーディションに参加。手違いで約1時間遅刻し、既に片付けが始まっていた会場で、スタッフと雑談する北野監督の元に歩み寄ったが、北野監督は2、3秒見ただけで「もう帰っていいですよ」との対応。大杉さんは以前、本紙のインタビューで当時を振り返り「受かるわけないと思っていたら、3日後くらいに“大杉さんでいきますから”ですよ」と話し、驚いたことを明かしていた。

 さらに、当初はすぐに死んでしまう役柄だったが、監督の「沖縄行かない?」の一言でロケに同行。ラストシーン直前まで“死期”が延び、この役で高い評価を受けて活躍の場を広げた。

 「キッズ・リターン」「HANA―BI」など北野作品の常連となったほか、多くの映画やドラマに引っ張りだこになり、優しい父親やコミカルな役など硬軟自在の演技を披露。暴力団組織の会長を演じた昨年公開の北野作品「アウトレイジ 最終章」が、最後の出演映画となった。

 北野監督は21日、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」の収録に参加。番組関係者によると、「収録直後に大杉さんの訃報が飛び込んできた。あまりのショックの大きさに言葉を失った様子で、時が止まったかのようでした」と振り返っていた。

[ 2018年2月22日 05:30 ]

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/02/22/kiji/20180221s00041000414000c.html

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ところで、私が大杉漣という役者の存在感を最も感じたのは、タナダユキの『赤い文化住宅の初子*12における、ホームレスの男で実は主人公たちの失踪した父親の役だった。

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See also


ORICON NEWS「大杉漣さん死去 最期は『バイプレイヤーズ』の共演者に見守られ…」http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/21/oosugi-ren-tv-tokyo_a_23367857/

ハフポスト日本版編集部「大杉漣さん死去、急性心不全 3日前にブログを更新」http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/21/ren-osugi_a_23367243/


その最後に更新されたエントリーは、


「トラ便り」https://zaccoe.exblog.jp/29579712/

「我慢」

ハフィントン・ポスト』(『朝日新聞』)の記事;

2018年02月20日 13時36分 JST | 更新 14時間前

「ハイになるために睡眠剤」若者に広がる 路上で睡眠薬大量購入

専門家は、依存症や発作などの危険性を指摘する。

朝日新聞社提供


危険な「眠剤ハイ」若者に広がる 路上で睡眠薬大量購入

 睡眠薬を使って気分を高揚させる乱用行為が起きている。若者の間では「眠剤ハイ」などと呼ばれ、昨年7月には大阪府内で錠剤を服用後に交通事故を起こして逮捕された少年が、「ハイになるために睡眠薬を飲んだ」と供述した。専門家は、依存症や発作などの危険性を指摘する。

■意識もうろうと...事故

 昨年7月14日未明、堺市東区の市道脇のフェンスに乗用車が突っ込んだ。当時運転していたのは通信制高校3年の少年(18)。助手席に建設作業員の少年(19)が乗っていた。高校生の家族が駆けつけて車の中をのぞくと、少年2人が意識がもうろうとした状態でぐったりしていたという。

 2人は大阪府警の調べに対し、大阪市浪速区の路上で、本来は医師の処方が必要な睡眠薬140錠を「密売人」から約1万1千円で購入したと説明。高校生は建設作業員の少年から、睡眠薬を飲んで眠気を我慢すれば気分が高揚すると聞いたといい、「ハイになるために何度かに分けて数錠ずつ飲んだ。バイト先の人間関係でむしゃくしゃしていた」と話し、堺市内に戻る途中に意識がもうろうとして事故を起こしたという。

 府警は、睡眠薬の影響で正常な運転ができない状態だったとして、高校生を道路交通法違反(過労運転等の禁止)の容疑で逮捕。また、建設作業員の少年についても薬を渡したとして、同幇助(ほうじょ)の疑いで書類送検した。

 少年らが睡眠薬を手に入れた浪速区のJR新今宮駅の近くには、かつて覚醒剤などの薬物の密売が多かったとされる地区がある。現在は密売は大幅に減ったとみられるという。一方、管轄する署の幹部は「最近は地区の路上で睡眠薬販売しているとの情報もあるが、移動を繰り返しているとみられ実態がつかみづらい」と話す。

朝日新聞デジタル 2018年02月20日 11時29分)

http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/19/sleeping-pils_a_23365911/

そもそも睡眠薬」というのはその名の通り、心身の活動の水準を低下させるダウナー系の薬の筈。だからこそ、所謂「準強姦」とか強制わいせつ*13にもよく使われるのでは? 「ハイになるため」というのが理解し難かったのだけれど、記事を読んでみて、快楽の獲得の仕方としては、とてもオーソドックスなものだなと思った。鍵言葉は「我慢」。 或いは焦らすこと。欲望の充足、目の前の快楽を延期すること。ただ、そのためには、「睡眠薬」は必ずしも要らない。「眠気を我慢」。例えば徹夜で勉強するとか。

*1:Mnetioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180218/1518940710

*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071025/1193305401 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090225/1235584044 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090304/1236132818 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090308/1236529774 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090312/1236788552 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090507/1241664621 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090512/1242089836 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091204/1259925249 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091219/1261202341 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100227/1267241373 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110715/1310702140 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110823/1314128889 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120515/1337048270 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130419/1366385172

*3:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060116/1137440431 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060308/1141789582 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060412/1144809567 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080203/1202054628 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080710/1215616507 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080726/1217051072 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100110/1263129732 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120507/1336396198 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131120/1384957511 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150521/1432228524

*4:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061118/1163838464 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070714/1184436447 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080112/1200165144 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080115/1200402676 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080203/1202054628 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080206/1202274021 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080220/1203523922 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080520/1211302447 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090630/1246383965 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100223/1266896359 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100831/1283268700 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101123/1290447049 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110531/1306811725 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120504/1336116305 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141023/1414037159 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170822/1503412106 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170906/1504675450

*5:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161211/1481482837

*6:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171204/1512313317 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180127/1517070817 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180206/1517880236 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180206/1517935255

*7:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170224/1487910099 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170226/1488077743 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170228/1488291005 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170303/1488508478 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170305/1488726602 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170306/1488817967 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170308/1488946981 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170309/1489024533 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170310/1489109908 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170315/1489586738 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170316/1489635222 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170317/1489759437 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170323/1490282242 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170328/1490668921 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170330/1490837801 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170402/1491121264 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170406/1491501807 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170419/1492614571 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170503/1493835524 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170509/1494299708 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170727/1501157835 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170731/1501508394 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170804/1501867038 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170821/1503335591

*8:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180217/1518833671 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180218/1518964526

*9http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180120/1516408940 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180121/1516495069 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180123/1516681805

*10http://zaccoe.exblog.jp/ See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%89%E6%BC%A3

*11:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070714/1184385189

*12:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100205/1265341279

*13:See eg. http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170315/1489550191

2018-02-21

「別姓」/「同姓」(メモ)

妖怪変化 (ちくま新書)

妖怪変化 (ちくま新書)

植野弘子「名前と変化」(in 常光徹編『妖怪変化 民俗学の冒険3』*1、pp. 161-189


夫婦別姓*2と同姓について。勿論、ここに謂う「姓」とは本来の意味における「姓」ではなく「名字」のこと。

明治時代になって新たに戸籍が作られ、全ての人が名字を持つようになると、結婚した女性の名字はどうなるのかという問題が出てきた。それ以前、名字を公称する武士・公家階層では、結婚した女性は実家の名字や氏名を名乗るものと考えられてきた。しかし、戸籍では妻は夫の戸に入っている。内務省は、結婚した女性の姓について太政官へ伺いを出すが、これに対して、明治九年に次のような太政官指令が出ている。「婦女人ニ嫁スルモ仍ホ所生ノ氏ヲ用イユヘキ事」、つまり「女性は嫁いでも生まれたところの氏(名字)を用いるべき」というのである。しかし、その後も、県から内務省に当てられた伺いには、庶民では慣習として妻が夫の名字を称することが多いが、指令のとおり実家の名字を称しなければならいのであろうかという内容のものがみられる。女性は結婚して夫の家に入り夫に従うものであるという当時の観念、また夫婦が共同生活を行っているという実態が、妻の名字は夫の名字にするのが当然ではないかという伺いとなって表れている。また、明治二三年(一八九〇年)に公布されたものの施行されなかった民法でも、妻は夫の家の氏を称すとされていた。お明治三一年(一八九八年)に公布・施行された明治民法は、「家」制度に立脚したものであり、結婚とは「妻ハ婚姻ニ因リテ夫ノ家ニ入ル」「入夫及ヒ婿養子ハ妻ノ家ニ入ル」(七八八条)ものであり、夫婦の姓については「戸主及ヒ家族ハ其家ノ氏ヲ称ス」(七四六条)と定められた。女性にとって結婚とは、夫の「家」に入籍して、自分の名字を夫の「家」の名字に変更するものとなった。女性の名前は一生同じではなく、変わるべきものと法的に規定されたのである。(pp.186-187)

敗戦後の民法改正の際に、草案段階の「妻は夫の氏を称するものとする」が、GHQから「男女平等に反する」というクレームがつき、現行民法では「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」(七五〇条)になった(p.187)。新民法の起草委員会では「夫婦別姓」は少数意見に止まり、GHQも夫婦「同姓」に異を唱えることはなかった。

親、心、信

榧野文香「“親友”と呼べない私。友達ってなんだろう。」http://www.huffingtonpost.jp/dress/best-friend_a_23366051/


心友」とか「信友」という言葉を初めて知った。まあBFFという言葉もあるけれど*3

さて、

わたしにとって友達って、「思考の交換」ができる存在なのだと思う。

自分が何を思って、考えて、感じているかをまっすぐに伝えることができる。多少の心遣いはしても、変な気を使うことはなくって。

相手からも何を思って、考えて、感じているかを聴いてみる。そうしてお互いの頭や心の中にあるものを交換する。それがわたしにとって、友達

流行っているお店とか、ドラマに出ていたイケメン俳優とか(まあ一応、女なので)そういう話もするけれど、でもそれはあくまでも情報の交換で。

友達とは、やっぱり気がついたら思考を交換していると気づく。

今の仕事、あのときの選択、これからの人生......時にそんな重いテーマもあるけれど(笑)ただ、そういう話をしていると知らない一面を見られたりする。ああ、そんな想いだったんだねって。

「思考」と「情報」。ラース・スヴェンセン『退屈の小さな哲学*4で、「意味」と「情報」との違いが議論されていたことを思い出した(pp.35-37)。

一身上の理由

朝日新聞』の記事;

西宮市長が退任願 退職金700万円減額の条例成立前に

吉沢英将、宮武努2018年2月19日20時24分


 取材しようとした新聞記者に「殺すぞ」と暴言を吐いた兵庫県西宮市今村岳司市長(45)が19日、市職員を通じて田中正剛議長に退任願を出した。20日の市議会本会議で辞職が同意される見通し。

 市秘書課によると、今村市長はこの日午前、「議会に渡して」と職員に封筒を託し、庁舎を後にした。議会事務局を通じて受け取った田中議長によると、中には退任願が入っており、「一身上の理由により2月20日をもって、市長の職を退任したく願い出ます」と記されていたという。

 今村市長は今年1月4日の仕事始め式で、4月の市長選に立候補せず、5月に退任する意向を表明。式後、取材で駆け寄った読売新聞の記者に「殺すぞ」などと暴言を吐いた。この問題を受け、市議会は今月6日の議会運営委員会で、市長の退職金を減らす議案を議員提案することで合意。13日の議運委退職金を3割減額する条例案が示されていた。

 市議会関係者らによると、今村市長は条例案に不快感を示していたという。

 市によると、条例案が市議会で成立した場合、市長が5月まで働いた時の退職金は約1980万円。2月中に辞職すると退職金は約2710万円という。

 副市長2人は19日午後に会見し、5月の任期満了前に辞職する理由について「本人ではないので分かりかねる」などと話した。掛田(かけだ)紀夫副市長は「市長に『説明してほしい』と伝えたが、『会見しない』と言われた」と語った。

 今村市長は京大卒業後、リクルート社員を経て、1999年から西宮市議を4期15年務めた。2014年4月の市長選自民公明民主(当時)の3党が相乗りで推薦した現職を破り、初当選した。(吉沢英将、宮武努)

https://www.asahi.com/articles/ASL2M4JYLL2MPTIL00Q.html

要するに、今辞めたら数百万円のお得ということ?

「仕事始め式」については、

西宮市長、仕事始めで退任表明 記者に「殺すぞ」発言も

2018年1月4日12時42分


 今年5月に任期満了を迎える兵庫県西宮市今村岳司市長(45)は4日、4月の市長選に立候補せず、退任する意向を明らかにした。前回の市長選自民公明民主(当時)の3党が相乗りで推薦した現職を破って初当選したが、1期で退くことになる。

 この日、今村市長は管理職の職員らが参加した仕事始め式で「引退させていただく。市長選には立候補しない。市長としてなすべきことは、市長となった時点では想定しなかったレベルまで達成した」と話した。

 今村市長は元リクルート社員。退社後の26歳で初挑戦した西宮市議選でトップ当選し、市議を4期15年務め、前回の市長選政党の支援を受けずに戦った。市長就任後は、市職員への報道機関取材の様子をビデオ撮影する方針などを打ち出した。一昨年11月に開かれた市主催のワークショップで、中高生を前に「中高生時代に校内でたばこを吸っていた」という趣旨の発言をして物議を醸した。

 市長選にはこれまで、元衆院議員石井登志郎(としろう)氏(46)、元副市長の本井敏雄氏(66)、自民兵庫県議、吉岡政和氏(43)が立候補を表明している。

 今村市長は仕事始め式の後、退任の意向に関して確認しようとした読売新聞の男性記者に対し、「殺すぞ」などと発言し、取材を拒否した。

 今村市長は会場の出入り口付近で、取材のために駆け寄った男性記者に対し、「殺すぞ」「寄るな」「しゃべるな」と発言。これまでの取材方法について立腹していたとみられ、「(上司に)落とし前つけさすからな」などと言い残し、エレベーターに乗り込んだ。

 読売新聞大阪本社広報宣伝部は「状況を把握したうえで、適切に対処します」としている。

https://www.asahi.com/articles/ASL143F4JL14PIHB006.html

この今村という人、「不良自慢」騒動のときに知ったのだが*5、その後も議会等々との確執は続いていたということか。

See also


吉沢英将、宮武努「暴言・西宮市長の辞職、市議会が同意 市長は姿見せず」https://www.asahi.com/articles/ASL2M76ZPL2MPIHB02Y.html

吉沢英将、宮武努「西宮市長辞職の今村氏「マスコミお断り」 ブログで発信」https://www.asahi.com/articles/ASL2N4QTSL2NPIHB00T.html

55歳

朝日新聞』の記事;

放火殺人容疑で16〜20歳の男女4人逮捕 千葉・印西

2018年2月19日11時27分


 千葉県印西市*6の住宅に火をつけて住人とみられる人を殺害したとして、県警は19日、自称住居不定、職業不詳の菅野弥久(みく)容疑者(20)ら16〜20歳の男女4人を現住建造物等放火と殺人の疑いで逮捕し、発表した。県警は4人の認否を明らかにしていない。

 ほかに逮捕されたのは、いずれも職業不詳の仲内隼矢(じゅんや、20)=自称、東京都墨田区東墨田3丁目=と金崎大雅(20)=印西市草深=の両容疑者と、自称東京都在住の少女(16)。

 印西署捜査本部によると、4人は17日、共謀し、印西市竜腹寺の木造プレハブ平屋建て住宅(約50平方メートル)に火をつけて全焼させ、1人を殺害した疑いがある。焼け跡からは成人とみられる遺体が見つかった。性別や身元はわかっていないが、捜査本部は住人の海老原よし子さん(55)とみている。

 捜査関係者によると、菅野容疑者は以前からこの家に出入りしていた。火事の後に行方不明になっていたが、18日昼ごろ、県警が静岡県富士市内の駐車場で、ほかの3人と車内にいるところを発見したという。

 現場は北総鉄道印西牧の原駅から東に1・5キロほどの集落で、周囲には畑や雑木林が広がっている。

https://www.asahi.com/articles/ASL2M3C8KL2MUDCB003.html

See also


金銭巡り女性に暴行、油かけ放火か 千葉・印西の事件」https://www.asahi.com/articles/ASL2N4DMLL2NUDCB00Y.html

千葉 住宅火災で遺体 放火殺人の疑いで少女など男女4人逮捕」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180219/k10011334811000.html

「放火殺人容疑 16〜20歳男女4人逮捕 知人に「住宅に火つけた」」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180219/k10011335251000.html

「放火殺人事件 2週間前から被害者宅に出はいり 寝泊りも」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180220/k10011335911000.html

「放火殺人事件 遺体にすす吸い込んだ痕」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180220/k10011335671000.html

「印西放火殺人 容疑者と被害者は同じ職場(千葉県)」https://www.nkt-tv.co.jp/sp-news/news890167472.html


多分、世間の注目は、容疑者である「軽ワゴン車」暮らしの4人組というか2組のカップルに集まっているのかも知れない。しかし、私の感情は、善意に付け込まれて焼き殺された女性の方へ向かう。それは自分と年齢が近いということもあるかも知れない。

ところで、「海老原」というのは船橋市に多い苗字。私は船橋市の高校に通ったけれど、そこにも少なからぬ「海老原」がいたし、通学の途中でも辺りに「海老原」という表札ばっかりという一帯があったりして、船橋の印象のひとつは「海老原」が多い! ということだったのだ。勿論、彼女が船橋の「海老原」と関係あるのかどうかはわからない。

*1:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130329/1364536639 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160923/1474597795 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180219/1519038297

*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060503/1146669098 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090419/1240150549 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090905/1252117392 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090918/1253249073 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090928/1254069607 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090930/1254274901 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091004/1254679093 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091123/1258950633 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091126/1259205760 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100104/1262603428 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100528/1275011275 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100621/1277091830 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100625/1277433569 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100713/1278999372 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100802/1280726806 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101209/1291899124 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131007/1381125070 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131023/1382498882 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131116/1384584256 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140930/1412049585 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150219/1424355486 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150424/1429891088 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160101/1451673079 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170102/1483336796 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170127/1485512464 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170310/1489118556 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171008/1507428500 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180211/1518366402

*3:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170814/1502721786 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170917/1505614086

*4:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110304/1299257819 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180216/1518775572 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180219/1519014271

*5:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161214/1481686044 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161231/1483207201

*6:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100318/1268931002 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130703/1372866145