Living, Loving, Thinking

2018-02-20

バンコクに行けず

茺田理央「中華航空、日本人が騒ぎフライト引き返す トイレで喫煙も」http://www.huffingtonpost.jp/2017/12/10/china-airline_a_23302637/


昨年12月の記事なのに、何故か今頃アクセスが上昇している。

Focus Taiwanによると、台湾の桃園国際空港バンコク行き835便の機内で、持ち込んだ酒を飲んだ日本人の乗客3人が大声を出すトラブルを起こした*1

さらにトイレで喫煙するなど、他の乗客から苦情も出始めた。乗務員が3人に注意してが収まらなかったため、機長が他の乗客の安全を考慮し、離陸して約30分後に桃園空港に引き返した。3人は桃園空港で降ろされた。

Taiwan Newsによると、この影響で同機は4時間の遅れが出た*2

3人は民間航空法に違反した疑いがあり、最高で5万台湾元(約19万円)の過料が科される可能性があるという。

飛行機が全面禁煙になって既に20年くらいは経つんじゃないの? それに最近ではセキュリティ・チェックが厳しくなって、機内にライターを持ち込むこと自体が困難になっている。Taiwan Newsの記事によれば、この3人は福岡から乗って、台北バンコク行きに乗り換えたらしいけれど、どうやって福岡国際空港セキュリティ・チェックを潜り抜けたのかということがそもそもの疑問。

中華航空が再度注目されたのは、たぶんこっちのニュースの余波だろうか;


茺田理央「おならを連発した乗客、注意され殴り合いの喧嘩に⇒フライトが緊急着陸http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/19/transavia-airplane_a_23365823/


曰く、

デイリーメールによると、問題が起きたのは、オランダの格安航空(LCC)のトランザビア航空*3ドバイアムステルダム行きのフライトで2月、ある乗客の男性が大きな音を立てておならを連発した。

隣に座っていた2人組の乗客が注意したが、彼は続けた。乗務員やパイロットからもやめるよう言われても聞く耳を持たず、とうとう殴り合いのけんかに発展。

収集がつかなくなり、機長の判断でウィーン緊急着陸する羽目になったのだ。

blogの過去記事を検索してみると、2014年12月に「バンコク南京行きのAirAsia便の機内で、席替えを巡ってキレた中国人カップルがFAに熱湯とカップ麺を浴びせかけ、飛行機はタイに引き返した」という事件が起こっている*4。また、同じ年の7月には成田フランクフルト行きのJAL機上で、小畑保則北海道議会議員が酒に酔って、他の乗客に暴力をふるったりCAに暴言を吐いたという事件があった。引き返しとか緊急着陸ということは起こらなかったが、小畑氏は議員辞職を余儀なくされた*5

ベンヤミン/花田/好村

遊歩者の視線―ベンヤミンを読む (NHKブックス)

遊歩者の視線―ベンヤミンを読む (NHKブックス)

好村冨士彦「ベンヤミンとの出会い」(in 『遊歩者の視線 ベンヤミンを読む』NHKブックス、2000、pp.208-233)からメモ。

私がベンヤミン*6のような文体に出会ったとき、臆せず何とか読みこんでゆけたのは、日本語で花田清輝*7のような批評家の作品を読んでいたからである。彼の文章の人の意表をつく論理展開、衒学的とも見える博識底を知らぬ古今東西の作品や言説の引用、ひとつのテーゼからそのアンティテーゼへの急転、目のくらむような華麗なレトリックなどに親しんでいたおかげで、私はベンヤミン文体や表現にさほど驚くことなくついてゆけた。(p.231)

また、

この花田清輝の存在を知ったのは私がまだ十八歳のときで、当時私は広島サナトリウムに入っていた。そこで知った『原爆詩集』の詩人峠三吉の指導を受けていた「高原詩の会」に属し、稚拙な詩などを発表し、文学書を読みふけっていた。私と同じ病棟の重症患者用の二人部屋に、橋川敏男という、私より六歳上の青年がいて、私と同じ「高原詩の会」のメンバーで、アラゴンをもじった荒川厳夫のペンネームで詩を書いていた。彼は私が後に私淑することになる橋川文三の弟で、東京にいる兄のことを「兄貴が、兄貴が」と尊敬をこめながらよく語っていた。彼は真面目な共産党員で、食糧難の時期に無理な活動をしたのがたたって重傷の結核となり、再起は難しいことを覚悟していた。彼の書見台にはいつもナウカ版の『ドイツ・イデオロギー』がかかっていた。彼はこれを死ぬまでに読み終わりたいといっていた。彼は一九五四年に二十八歳で没した。

彼とは文学から思想、さらには人生問題にいたるまで、さまざまな問題を議論しあった。その中で、彼は私に、「君は共産党に入らないか」と言った。私は、「党に入ると皆紋切型の言葉しか吐かなくなり、世界観も浅薄に仕切られた地図のようになってしまうからいやだ」と断った。すると彼は「共産党」にも花田清輝のような文学者がいるのだから、君の批判は必ずしも当たらないよ。花田を読んでごらん」と言った。私はちょうどその頃『新日本文学』(一九五二年三月号)に載っていた花田清輝の「『共産主義者』ホセの独白」を読んだ。(峠三吉新日本文学会広島支部長の役を受けもっていて、彼のすすめで私は患者の何人かと共同で『新日本文学』を購読していた。)

まずエッセイの初めに歌劇ディアボロ』のアリアの一節をエピグラムとしてつけているのが粋に映った。(これもベンヤミンがよく使う手である。)この中で花田は小田切秀雄林達夫の『共産主義的人間』という著書*8を比較して、共産主義者を「皮膚はすべすべしていて眼はパッチリしていて、唇の形は端正で、等々」の「仲人口」で理想化する小田切やアラゴンに対して、共産主義の欠点を洗いたてている林達夫の方を評価しているので驚いた。ただ対話形式の錯綜する論旨に眩惑されて、花田の言いたかったことがズバリ何なのかよく分からなかった。(pp.231-232)

共産主義的人間 (中公文庫 M 97)

共産主義的人間 (中公文庫 M 97)

夭折した橋川敏男。もし長生きしたとしても、花田清輝がそうだったように、共産党追放されたりして、けっこう辛い人生を余儀なくされただろうということは想像に難くない。

なお、この本には「ベンヤミン花田清輝」という文章も収録されている(pp.201-207)。

少子化」しない東京

天野馨南子「「多子化する東京都」−少子化データを読む−大都会子ども政策に、エリア少子化政策を重ねる危険性(1)」http://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/tokyo-0215_a_23362130/


ナショナル(日本)とローカル(東京)。

日本全体でみるならば、出生率長期低迷の結果として少子化社会が発生し、人口ピラミッドが逆三角形となり、死亡数が常に出生数を上回ることによって人口減少が生じていることについては、もはや異論はない状況である。

日本全体としては「低出生率少子化」というのは間違いない。

第2次世界大戦終戦1945年から、絶えることなくその人口数を増やし続けている。1995年以降の国勢調査結果からは、さらに近年そのエリア人口増加度合いを加速化させてきていることがわかる。東京都に関してみれば、低出生率=人口減少、という数式が成り立ってはいない。

それだけでも東京都のエリア異常性が示されているのであるが、日本全体のデータと比較するとさらにその特殊性が際立ってくる。

日本全体では、1995年をピークに15歳から64歳の生産年齢人口が、そして2008年をピークに総人口が減少に転じている。しかし、東京都はまさにその年を境に「全く正反対の人口増加の動き」をみせているのである(図表1)。

東京で増えているのは15歳以上の「生産年齢人口」だけではない。15歳未満の子どもの人口も増えている。ここでその原因については触れられていないのだが、要するに、分母の大きさ、或いは分母が増え続けているということだろう。分母が大きくて且つ増加傾向にあれば、出生率は同じだとしても少子化傾向は少なくても緩和されるし、増加率が或る閾を超えれば子ども人口は増加に転じるといえるだろう。

保育園落ちた日本死ね*9というのは東京だからこそ先鋭的に問題化したとも言えそうだ。

See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170722/1500738252

*1:See Chiu Chun-chin and Ko Lin “CAL flight to Bangkok forced to turn back after passenger disruptions” http://focustaiwan.tw/news/asoc/201712090022.aspx

*2:See Matthew Strong “Drunk Japanese force CAL flight to head back to Taiwanhttps://www.taiwannews.com.tw/en/news/3316841

*3:See Jennifer Newton “Punch-up breaks out at 38,000 feet and flight diverts after passenger 'refuses to stop BREAKING WIND” http://www.dailymail.co.uk/travel/travel_news/article-5400487/Punch-38-000-feet-passenger-breaks-wind.html Also Kate Buck “Passenger drops farts so putrid pilot is forced to make emergency landing” http://metro.co.uk/2018/02/17/passenger-drops-farts-so-putrid-pilot-is-forced-to-make-emergency-landing-7320242/

*4http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141219/1418962869

*5http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140723/1406091725

*6:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050630 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050711 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050718 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050808 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050817 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20050831 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060225/1140889290 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060311/1142049942 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060806/1154842237 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061107/1162865739 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061228/1167319165 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070214/1171428168 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070510/1178806929 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070713/1184310872 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071024/1193246772 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080131/1201781124 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080612/1213282824 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090221/1235199344 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090621/1245560888 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090729/1248893927 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090930/1254288521 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091110/1257827687 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100208/1265604753 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100714/1279082185 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101027/1288193201 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101106/1289067340 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110217/1297882488 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110603/1307072747 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120121/1327109440 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130710/1373467332 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131129/1385742510 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160125/1453694119 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160808/1470623754 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170511/1494472991 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170525/1495727542

*7:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090810/1249904638 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100130/1264834811 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100222/1266811576 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100802/1280764755 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120316/1331898804

*8:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090804/1249353677

*9:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161214/1481735559 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161228/1482898392 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170117/1484662215

2018-02-19

基層社会へ

現代中国の政治――「開発独裁」とそのゆくえ (岩波新書)

現代中国の政治――「開発独裁」とそのゆくえ (岩波新書)

唐亮『現代中国の政治』*1からメモ。

(前略)中国専制政治の伝統が長く、官僚制のヒエラルキーがそれを支えてきたが、中央は県以下の基層社会に対し権力組織をつくることがなかった。明朝や清朝では、郷紳層と呼ばれる地元の文化人や引退した中小官僚、地主などの有力者らが国家と民衆とのパイプ役を務め、徴税や役務の提供などで国家の社会支配に協力しながら、国家に対して民衆の意見を代弁する役割を果たしてきた。

その伝統が新中国の成立によって大きく変わった。共産党コミュニティ、つまり草の根のレベルでそうした自治の要素を取り除き、農村地域の郷鎮・村、都市部の街道・社区に対し行政組織と党組織を基層政権として設け、社会に対する直接支配に乗り出した。こうした基層政権は上級機関、とくに中央政府方針に合わせて、経済や社会管理を行う。それによって、中国政府は政策の実施能力や社会統制の能力を著しく向上させた。(pp.14-15)

旧社会に関しては、〈宗族〉の自治ということが強調されるべきであろう。また、朝廷皇帝の手先となって帝国を運営する官僚科挙合格者)の供給を基層社会たる宗族の教育機能に依存していたといえる。

宗族の自治に関しては、上田信『伝統中国*2をマークしておく。

提婆達多と虹

先ず、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180218/1518911400に対して、

osaan*3 2018/02/18 15:37

そうでしたか。ヒッピームーブメントで一時期提婆達多がもてはやされたことや、60年代平和運動レインボーカラーが象徴として使われたことに関わりがあるのかな、となんとなく考えてしまっていました。

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180218/1518911400#c1518935866

提婆達多」と「ヒッピー」との関係は知りませんでした。

さて、「『法華経』での提婆達多と『レインボーマン』でのキャラクター設定の間にはあまり関連性はないようですが」と早とちり的に書いたのですが、決定的な「関連性」があると主張するエントリーがあります。鍵言葉は「阿耨多羅三藐三菩提」;


かんとうしょうえ「提婆達多レインボーマンhttps://blogs.yahoo.co.jp/kantoshoue/26763099.html


また、提婆達多に関して、


森章司、本澤綱夫「提婆達多(Devadatta) の研究」http://www.sakya-muni.jp/monograph/11/11-1/ http://www.sakya-muni.jp/pdf/11_01.pdf


をマークしておきます。

エンガチョ」(宮田登

妖怪変化 (ちくま新書)

妖怪変化 (ちくま新書)

宮田登*4「現代都市の怪異――恐怖の増殖」(in 常光徹編『妖怪変化 民俗学の冒険3』*5、pp.108-119)からメモ。

「見えないケガレ」について。

ところで、エンガチョ*6 と呼ばれる伝統的な子どもの遊びがある。以前京馬伸子が報告していたが、子どもが犬のくそや猫の死体などを道でうっかり踏んだり、学校の便所の床に触れたりすると、エンガチョになる。仲間の子どもがそれに気づくと、「〇○チャンはエンガチョ」とはやし立てられる。そして子供たちは自分たちにエンガチョ感染しないように指でカギをつくり、「エンガチョしめた」と叫ぶ。

エンガチョとされた子どもは、だれかにそれをつけてしまえばエンガチョでなくなるので、指のカギをまだつくっていない子やカギをはなしている子をねらってパッと触る。そして「エンガチョつけた」と叫びエンガチョでないことを宣言するのである。

エンガチョは触るとその人にキンがうつって、他の人に伝わる。キンには、オトコキン、オンナキン、ハゲキン(禿の先生がキンをもっている)、ゲボ(ものを吐いた)のときのキン、トイレキン(男で大便所に入って鍵をしめた→用便をしたのできたない)、絶交キン(友人と絶交したとき)などがある。みんながバリヤーをしているとエンガチョのキンがつけられない(下略)」という(『民俗第一三四号)。

この説明をみると、『延喜式』触穢の条をほうふつとさせる。エンガチョと称されるケガレは空間を通して伝染していくという気持が今も昔もかわりなく指摘できる。キンは黴菌のことで、近代用語であるが、ケガレに対応する不浄であり、そのきたない内容は、犬や馬、牛のくそ、はなくそ、ゲロ、血などのほか、給食を食べているときにはねたおかず、どぶに落ちた子、学校で用便した子、机のまわりがごみだらけの子など、いずれも子ども想像力が働き、ケガレの性格をよく表現している。しかし「見えないケガレ」を想定するその背後には、ある種の霊力の存在をよみとることができる。見えないケガレには特別の力が働いており、「見えないケガレ」を排除する行為の基本にはつねにそのことが意識されている。「見えないケガレ」とは、たとえば『リング』のテープにこめられたウィルスといえるのではないだろうか。そこには言い知れぬ恐怖の力がうごめいているのである。(pp.117-119)

「退屈」と時間

ラース・スヴェンセン『退屈の小さな哲学*7から。

退屈では、時間はもちろん克服されたものではなく、そのなかに閉じ込められる監獄だ。退屈は死に似ているが、この二つは矛盾する関係でもある。深い退屈は一種の死であるのに対し、市は退屈を完全に断ち切る唯一のものにも見えるのだ。退屈は有限性と無に関係している。死のなかの死であり、生きていないのと同じである。退屈の非人間性は、僕たち自身の人間らしさの見通しにも関わっている。(p.51)

また、

(前略)ドイツ語の退屈Langeweileつまり「長い持続時間」は部分的には誤りと言えよう。なぜなら、退屈のなかでの時間は、きわめて短い持続時間として言いあらわされるからだ。すべては、時間の体験を、退屈しているそのときに話すのか、思い出として話すのかによって違ってくる。退屈しているそのときは時間が埋まらないのに、引いてみると不思議と短く見えるのに対し、精いっぱい生きた時間は驚くほど長く見える。時間は長くなっているのに、人生は短くなる。ただ一つ、本当に深い退屈のなかでだけ、持続時間の長短の区別は消える。あたかも永遠が向こうからやってきて、僕たちの世界に押しかけたように――そして永遠を測る尺度はないのである。(p.73)

教室カースト

ブックオフで本を2冊。

鈴木翔『教室カースト光文社新書、2012

教室内(スクール)カースト (光文社新書)

教室内(スクール)カースト (光文社新書)

鍾家新『中国民衆の欲望のゆくえ 消費の動態と家族の変動』新曜社、1999

中国民衆の欲望のゆくえ―消費の動態と家族の変動

中国民衆の欲望のゆくえ―消費の動態と家族の変動

「プーさん」の行方など

承前*8

笹川かおり「リンクに投げ込まれた大量のプーさん「全部持って帰るの?」⇒羽生結弦の答えが王子様すぎる…」http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/16/hanyu_a_23364031/


曰く、

果たして、あの大量の「プーさん」は一体どこに行くのだろう...?

Twitter上では、「(羽生くんは)あのプーさん、全部持ち帰りするのかな?」といった声や、「GPSが入っているのでは?」などと心配する声も上がるほど、みんなの関心が集まっていた。

羽生はSP後、リンクに数多く投げ込まれたプーさんについて「とても幸せな気持ちになれるので感謝しています」とコメント。ぬいぐるみはすべて地元ファンにプレゼントすると明かした*9

平昌と江陵(カンヌン)の住民に、すべてのぬいぐるみをプレゼントしたい。奇妙に思えるかもしれないけど、僕に与えてくれたエネルギー善意への感謝の印をこんな形で示すことができたら」

「『もらったものを寄付するのはどうか』と思われる方もいらっしゃいますが、気持ちはたくさんいただいています」

See also


Nao Asada「平昌オリンピック「ぬいぐるみ戦争」勃発か。羽生結弦はプーさん、一方ハビエル・フェルナンデスは…」http://www.huffingtonpost.jp/preview/2018/02/16/figure-skate-plushies_a_23363242/

2018-02-18

Boycott

承前*1

Ryan Grenoble and Sebastian Murdock “Florida High School Students Stage Walkout To Protest Gun Violence” https://www.huffingtonpost.com/entry/florida-high-school-students-stage-walkout-to-protest-gun-violence_us_5a87067be4b004fc3191a117

Lulu Ramadan “South Broward students walk out of class, calling for gun control” http://www.palmbeachpost.com/news/crime--law/south-broward-students-walk-out-class-calling-for-gun-control/NG7GfDtVNuJ5eEeyhLEp4J/


ヴァレンタイン・デーに米国フロリダ州の「マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校」で発生した銃乱射・虐殺事件を承けて、2月16日、近くの「サウス・ブロワード高校」の約50名の生徒が授業をボイコットして街頭デモを行った。全米ライフル協会NRA)の圧力のために「銃規制」を躊躇する政治家に抗議するために。

ところで、今回ニコラス・クルーズが使用したAR-15というのは米国における銃乱射事件における定番の武器になっているようだ。昨年10月のラス・ヴェガ*22016年6月のフロリダ州オーランド*32015年12月のカリフォルニア州サン・バーナーディオ*4。もっと遡ると、2007年4月のヴァージニア工科大学*5でも使われていたのだった。

Taira's tribute

承前*6

平和博「「インターネット詩人」が残したもの/追悼:ジョン・ペリー・バーロウ氏」http://www.huffingtonpost.jp/kazuhiro-taira/john-perry-baarlow_a_23358401/


先日他界したJohn Perry Barlowへの平和博氏(朝日新聞)の追悼文。

彼の死に対する、一般的反応というか、日本のメディアやネット住民の反応はどうなっているのか。

曼珠沙華

近代秀歌 (岩波新書)

近代秀歌 (岩波新書)

永田和宏『近代秀歌』*7から。

木下利玄の、

曼珠沙華一むら燃えて秋陽つよしそこ過ぎてゐるしづかなる径(Cited in p.183)

の「径」を巡って、永田氏は

(前略)道はどこかへ通じる道というよりは、どこへも通じていない道、あるいはこの世ではない別の世界へ通じる道であるかのような静けさに満ちている。利玄の死の数ヵ月の作品であるが、どこかに死の予感をはらんだ作である。(p.184)

という。そして、「曼珠沙華」のイメージについて;

曼珠沙華はまた彼岸花とも呼ばれ、秋の彼岸の頃、季をあやまつことなく律義に花を開く。この花には剃刀花、死人花、捨子花、天蓋花、幽霊花、狐花など、さまざまな呼び名がある。どうにも陰気な名前ばかりが並んだという印象だが、じっさい普通の家庭では、彼岸花を摘んで花瓶に活けるなどということはしない。なぜなのだろうと、私などは思っている。田の畔などに不意に咲き出すが、古くはその鱗茎をさらしてデンプンをとり、救荒食物として用いていたという。

彼岸花はとても精巧に作られた花だと思う。名前の由来などを除外して虚心にその花の作りを見れば、いかに繊細に、かつ優美に作られた花かと感心するのである。もしこれが先入観なく、栽培種、庭で栽培できる花であるのなら、薔薇などにも劣らない人気を博する花になっていただろうことを、私は疑わない。まだ学生だった頃、数輪の彼岸花を摘んできて、蘂が溶け出すまで部屋に飾っておいたことがある。真紅の蘂がまっ黒に変わり、やがて細い細い糸のような名残りの黒が垂れ下がってくる。なんとも凄惨で凶々しく、忘れがたい印象を残したことであった。(pp.184-185)

何よりも「曼珠沙華」という漢字の連なりに魅入ってしまう。これは梵語音訳なのだが*8。禍々しいというよりは妖し気な花の名前というと、鬼灯だろうか。『鬼灯』は荒木村重を主人公にした司馬遼太郎戯曲で、やはり陰惨な話。

花の館・鬼灯 (中公文庫 (し6-37))

花の館・鬼灯 (中公文庫 (し6-37))

See also

三浦康子*9彼岸花曼珠沙華)が妖しいワケ」https://allabout.co.jp/gm/gc/220622/

アイデンティティからの

まだ20世紀の本ではあるけど、汐見稔幸『親子ストレス』から。

しかし、アイデンティティを形成するということは、別の見方をすれば、子どもの中に早いうちから状況に左右されない自分=主体を形成することであるから、ときに自我の中に硬い鋳型を形成することにつながってしまう。それはたぶんに当該社会における支配的な価値規範を内面化し、それに同一化することに疑いを抱かない自我を形成することに連動する。社会の支配的な価値世界に閉じ込められてしまうのである。そのために社会変動がより一層激しくなってくる社会では、逆に早期にアイデンティティを形成しようとすることが、社会の変動への不適応を引き起こす原因になる。(略)アダルト・チルドレン*10の人たちは、そうした育ち方をしたひとつの典型といってよかった。

そもそも近代国家は、フーコーがいうように、特殊な規律・権力などによって、自らの構成員にふさわしい自我形成を強制しようとする。アイデンティティの形成というのは、変動する社会と多様化する人間関係の中で、自己を失わずに、自分が自分の主人公であろうとする感覚を得ようとする努力の謂いであるが、結果として、この強制してくる自我形成圧力に同一化していくことになることも多い。フーコー主体化(Subject)を従属化(Subject to)と同一視したのはそのためである。

そう考えると、今のように社会の変動速度が加速化し、かつ「大きな物語」(リオタール)が崩壊して人々を領導する普遍的理念が見いだせなくなっている状況では、あまり早くから「状況に動じない自分」の部分を形成することを避けるほうが、むしろ社会から距離をとる上手な方法ではないかということになるだろう。これが世にいう「アイデンティティからの解放」ということの意味である。(後略)(pp.195-196)

(前略)「アイデンティティからの解放」は、正確には、アイデンティティの再編成、あるいは脱構築というべきなのだ。人間はいかなる社会においても、その社会の中でたしかな居場所を確保していこうとする限り、ひとつのアイデンティティを拒否しても別のアイデンティティを必要とする。それを求める過程は、アイデンティティを近代的概念から解放していく過程と考えてよいように思う。(pp.198-199)

そもそも日本社会の主流の価値観において、確固たる「自我」とか「アイデンティティ」とかの「形成」が要請されているのかどうか、森常治『日本人=〈殻なし卵〉の自我像』という本があったけど、先ずは疑っておくべきべきだろう。先日「体罰」に言及したのだが*11、大人の気まぐれな「体罰」に晒されながら育つ子どもは、成長した時に、「状況に左右されない」原理で以て自らの振る舞いを律していくことができなくなるのではなかいか、力の強いものを〈忖度*12することしかできなくなるのではないかと、思ったのだが、それは日本社会においては却って適合的なのかも知れないと思った。何が言いたいのかといえば、「アイデンティティからの解放」といっても、そのことによって忖度だの空気だのに捕縛されてしまうリスクはかなり高いだろうということだ。

誘拐されない日本人

疑似科学入門 (岩波新書)

疑似科学入門 (岩波新書)

池内了疑似科学入門』からメモ。

また、アメリカでもUFOは大人気であるが、日本と異なるのはUFOに誘拐されたと自称する人が多く存在することである。UFO体験を本当らしく見せるために始まったものが、やがて現実と夢想の区別ができなくなり、自ら信じ込んでしまうのである。そして、それに追随する人が続出し、その経験談まことしやかに話し、幅広く宣伝されて脚光を浴びるらしい。UFO信者がいかに多いかを象徴しているとも言える。

日本ではUFO誘拐説は耳にしたことがない。UFOを目撃したと自称する人は多いが、半信半疑なので、他人に話す場合も冗談めかしてしまう。個人の楽しみに終始していて、本格的なUFO信者は少ないのかもしれない。「かぐや姫物語」にもあるように、伝統的に宇宙人に対する敵対的発想が少ないこともあるだろう。UFOへの態度にもお国柄が反映しているのである。(p.16)

UFOによる誘拐、それはモルダーのアイデンティティに関わる、それ故に『Xファイル』*13の物語の存立に関わる根本的なトラウマなのだった。たしかに、日本ではUFOに拉致されたという話は殆ど聞かない。というか、「目撃」談はあっても「第三種接近遭遇」話は殆どないというべきか。米国でも決して多いものではないだろうけど。この日米差については、米国には天狗がいないからだと言っておこうか。

また、UFO信仰或いはUFO陰謀理論に関しては、Michael Barkun A Culture of Conspiracy、Curtis Peebles『人類はなぜUFOと遭遇するのか 』を、またDavid M. Jacobs (ed.) UFOs & Abductions: Challenging the Border of Knowledgeをマークしておく。

Ufos and Abductions: Challenging the Borders of Knowledge

Ufos and Abductions: Challenging the Borders of Knowledge

「内密出産」

AbemaTIMES「日本は赤ちゃんを捨てる国?慈恵病院の「内密出産」で浮き彫りになる"望まない妊娠・出産"の実態」http://www.huffingtonpost.jp/abematimes/baby-0216_a_23363274/


2007年に「こうのとりのゆりかご(通称赤ちゃんポスト)」を設置した熊本市の慈恵病院が導入した「内密出産」について。

望まない妊娠によって産まれた赤ちゃんを救うため、2007年に設置された「こうのとりのゆりかご」。以来、同病院には10年間で130人が預けられた。しかし、ここ数年は自宅などでの"孤立出産"*14により、直ちにケアが必要な未熟児などの割合が半数近くにまで増えているという。また、親が誰なのか分からず、"捨て子"状態になってしまった子どもたちもいるのだ。こうした状況から、既にドイツで制度化され、これまで346人が産まれている「内密出産」の仕組みに着目したという。

日本の法制度では、まず妊娠がわかった時点でまず市町村に届け出て、母子健康手帳の交付を受けるが、その際には身分を明らかにすることが不可欠だ。また、出産後は速やかに出生届を提出しなければならず、匿名で出産を行うことは基本的には不可能となっている。このため、様々な事情で身分や妊娠の事実が発覚してしまうことを避けたい女性たちによる"孤立出産"が発生してしまうという。

匿名で出産し、そのまま預けることができれば、自宅での危険な出産ではなく、病院での出産を受け入れてくれるお母さんもいるかもしれない」と蓮田副医院長が期待を寄せる一方、日本での「内密出産」の導入にあたっては、子ども戸籍を巡る問題や、出産に関わる費用の負担、出自の開示といった多くの議論すべき問題をはらんでいる。慈恵病院がある熊本市も「国による法整備が不可欠」としており、加藤勝信厚生労働大臣は「仮に熊本市からご相談があれば、私どもとしても対応する。まずは話を聞かせて頂きたいと思っている」とコメントするなど、制度面の課題も残されている。

 千葉経済大学短期大学部柏木恭典准教授は、「内密出産」について「昔からヨーロッパには匿名で出産できる仕組みがあった。そもそも日本には妊娠に悩んでいるお母さんが相談に行ける場所がほとんどない。中絶するのか産むのか、まずその判断に対応できる医療スタッフもあまりいない。ドイツでは町中に『妊娠葛藤相談所』というものがあり、相談員が話を聞いてあげてゆっくりと信頼関係を築き、出産後も継続的なケアをするのが当たり前に行われている」と話す。

また、産まれてきた子どもが、自身のルーツについて知る権利をどう考えるのかも重要な問題だ。柏木氏は「ドイツでは子どもが望めば、16歳になった時に自分を産んだ母親について知る権利もある。性暴力で妊娠したケース、あるいは父娘の間で妊娠したケースなど、それが困る場合は、匿名で出産をする選択も残されている」と説明する。

最後のセンテンスはちょっと意味がわからない。特例においては、親についての情報開示を拒絶することもできるということ?

King of the pooh

承前*15

朝日新聞』の記事;

羽生結弦66年ぶり五輪連覇 宇野昌磨が銀 フィギュア

2018年2月17日16時22分


 平昌冬季五輪は17日、フィギュアスケートの男子フリーがあり、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)*16がフリーで206・17点を出し、合計317・85点で男子としては66年ぶりの五輪連覇を達成した。宇野昌磨トヨタ自動車)は銀メダル。日本人2人の表彰台は史上初。

 羽生はフリーの冒頭で4回転サルコーで成功、続く4回転トーループも成功。演技後半では4回転サルコー―3回転トーループで18・99点を稼いだ。4回転トーループからの3連続ジャンプや3回転ルッツで失敗したが、ミスを最小限にした。演技後、「まずこの会場で滑ることができてほっとしているのと、あと本当に自分がやりきれたなと思うくらいの演技ができたことがよかったと思う」と話した。

 SP3位の宇野は、冒頭の4回転ループで転倒したが、4回転フリップを成功させるなど立て直し、初の五輪銀メダルを獲得。

 SP2位のハビエル・フェルナンデススペイン)は予定していた3本の4回転のうち2度着氷し、フリーで197・66点、合計305・24点で銅メダルを獲得。

 SP4位の金博洋(中)は、フリーで4回転ジャンプを3度成功させて194・45点を出し、合計297・77点で4位。

 昨年末のグランプリファイナル王者のネーサン・チェン(米)が、フリーで6度の4回転ジャンプを試みて5度成功させるなど、215・08点を出し、合計297・35点で5位。チェンは、ショートプログラム(SP)でジャンプのミスが響き、82・27点で17位と出遅れていたが、会心の演技で巻き返した。

 SP20位の田中刑事倉敷芸術科学大大学院)がフリーで冒頭の4回転サルコーを決めるなどして164・78点で合計244・83点で18位。

https://www.asahi.com/articles/ASL2K30RHL2KUTQP009.html

See also


瀬谷健介*17羽生金メダル、66年ぶりの連覇達成 伝説のフィギュアスケーターも祝福」https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/hanyu-button

籏智広太*18「「羽生連覇」の号外、メルカリで高額取引 スポーツ報知は「郵送します」と呼びかけ」https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/hanyu-gogai

山光瑛美*19羽生結弦、海外で「プーさん界の王」と呼ばれる 雨のように降り注ぐぬいぐるみに感動」https://www.buzzfeed.com/jp/eimiyamamitsu/winnie-the-pooh-and-hanyu-pyeongchang-olympics


オリジナルというかクラシカル・プーではなく、勿論ディズニー・プー。金井美恵子先生のコメントや如何に。

さて、


瀬谷健介「「羽生」と「羽生」の名前が溢れ、どっちか混乱する 2人の負けられない日」https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/habu-hanyu


ハブとハニュウ。善治と結弦。

印度の山奥で

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180217/1518828575に対して、

白クマ 2018/02/17 15:44

ヤマトタケシレインボーマン師匠である「ダイバ・ダッタ」は、この人に由来してるんでしょうか?

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180217/1518828575#c1518849848

そうみたいですよ。

Wikipediaの『愛の戦士レインボーマン』の項に曰く、

ダイバ・ダッタ

演 - 井上昭文

インドの山奥に住む150歳の聖者であり、提婆達多がモチーフ。現地の人々にも信仰されており、様々な超能力を持つ。

タケシに七色の戦士「レインボーマン」の素質を見出し、修行させる。やがて老衰を悟り、死に際にレインボーマンを伝授する。死後も霊体がタケシの夢枕に立ち助言を与える。また、タケシの最大の弱点であるヨガの眠りの最中のピンチには、実体化しタケシ温泉に入れて凍傷から救ったり、殺人プロフェッショナルのアイスリーを幻影で惑わしたり、タケシの目の前に現れ新しい技を伝授したりすることもある。

「寿命が来た」と語り一度は完全に消滅したが、その後の素行から、生きているのか死んでいるのか判らない、得体の知れない存在となっている。タケシには「お師匠」と呼ばれている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9B%E3%81%AE%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

レインボーマン』の原作者である川内康範*20日蓮宗の寺の息子なので、多分『法華経』の「提婆達多品」*21が念頭にあったんじゃないでしょうか。ただ、『法華経』での提婆達多と『レインボーマン』でのキャラクター設定の間にはあまり関連性はないようですが。

*1http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180217/1518833671

*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171003/1506992168

*3:See also  http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160613/1465752216

*4:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20151204/1449205381 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20151205/1449287517

*5:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070420/1177088832 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070424/1177380072 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110811/1313038555

*6http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180211/1518275117

*7:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180213/1518497188

*8:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A

*9:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20151230/1451444813

*10:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20101007/1286386148

*11http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180216/1518789269

*12:Mentioned or used in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080723/1216825073 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100419/1271645099 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100905/1283681455 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20111201/1322750851 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20111204/1323005896 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130130/1359564569 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130910/1378829609 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140714/1405306381 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160219/1455818241 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160522/1463931216 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170328/1490668921 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170530/1496071704 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170718/1500311611 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170731/1501508394 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170804/1501867038 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170914/1505355321 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171222/1513910730

*13:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060726/1153908122 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160128/1453960528

*14:度々起こる新生児の遺体遺棄事件も「孤立出産」の帰結だといえるだろう。See eg. http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170520/1495298124 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170802/1501694179 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170819/1503161377 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170824/1503543401

*15http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170228/1488291005 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180124/1516764209 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180208/1518066274 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180208/1518095954 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180212/1518398225 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180215/1518657954 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180216/1518745088

*16:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140216/1392485478 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141109/1415510152 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141112/1415757535

*17:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161109/1478709983 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161127/1480233348 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170528/1495993758 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170914/1505409099 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180131/1517419724 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180209/1518136585 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180212/1518399811

*18:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170224/1487910099 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170226/1488077743 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170228/1488291005 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170303/1488508478 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170305/1488726602 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170306/1488817967 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170308/1488946981 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170309/1489024533 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170310/1489109908 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170406/1491451136 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170518/1495124746 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170602/1496371973 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170808/1502206282 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170828/1503891141 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170901/1504234324 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170915/1505482432 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171016/1508130214 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171029/1509242444 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171030/1509328817 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180216/1518745088

*19:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161101/1478009976 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161101/1478018802 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170525/1495678803 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170919/1505815460 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171011/1507730436 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171016/1508130214 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171026/1508987214

*20:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%86%85%E5%BA%B7%E7%AF%84 See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070302/1172819496 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070314/1173847536 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080407/1207566378 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170121/1484935418

*21https://www.kosaiji.org/hokke/kaisetsu/hokekyo/5/12.htm See eg. 「妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)提婆達多品(だいばだったほん)第十二」https://www.ryujukai.com/%E6%B3%95%E8%8F%AF%E7%B5%8C%E3%82%92%E5%AD%A6%E3%81%B6/%E6%8F%90%E5%A9%86%E9%81%94%E5%A4%9A%E5%93%81%E7%AC%AC%E5%8D%81%E4%BA%8C/

2018-02-17

違いと類似など

今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)

今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書)

Eichmann in Jerusalem (Penguin Classics)

Eichmann in Jerusalem (Penguin Classics)

仲正昌樹『今こそアーレントを読み直す』*1から。

イェルサレムアイヒマン』、その「悪の陳腐さ」を巡って*2

(前略)アイヒマンが「平凡な市民」だということは、他の「平凡な市民」も同じような立場に立たされたら、彼と同じように振る舞う可能性が十分にある、ということである。言い換えれば、「私」自身も「アイヒマン」になり得る、ということだ。(p.66)

(前略)ある重大な犯罪あるいは不祥事に関して、「あなたも同じことをやるかもしれない」と言われると、多くの人は、「そんなこと言われたら、実行した人間の責任追及をできなくなるではないか! 責任を曖昧にしたいのか?」と思って、感情的に反発する。普通とは違う異常な判断・振る舞いをすると想定しているからである。そうした想定によって、「問題になっている悪者」と「この私」の違いを確認し、安心して悪者を糾弾できるようになるのである。

もし「私」と「悪者」の間に共通要素があるとすれば、「私」が「悪者」を糾弾している論理によって、いつか「私」自身も糾弾されることになるかもしれないので、不安になる。というよりも、糾弾している「私」の論理が、「私」自身にそのまま当てはまってしまうかもしれない。そのことが分かっていて内心びくびくしているからこそ、「悪者」の「人格」の内に、(私のような)「普通の人間」には見られない”悪の根源”のようなものを見出そうとするのである。

また、そうした”悪の根源”追求は、その際立った「悪者」との対比を通して、「私たち」の正常なアイデンティティを確認し合うことにも繋がる。容赦なく「悪」を攻撃する姿勢を示す「私」たちは、健全な理性を持った”まともな人間”なのである。際立って異なっている「他者」との対比を通して、「私」あるいは「私たち」のアイデンティティを確認するというのは、まさにアーレントが『全体主義の起源』で論じた、全体主義が生成するメカニズムである。全体主義という、いわば”究極の悪”とも言うべきものを糾弾しようとする「私(たち)」の営みが、全体主義に似てくるというのは非常に皮肉な現象である。

これは、現代日本の日常風景、特にメディアでの犯罪やスキャンダル報道等でも、しばしば見られる現象だ。マス・メディアで、同情の余地のない極悪な犯罪者、うさんくさい新興宗教団体、汚職政治家、不祥事を起こした企業の経営者などが登場すると、それらの人々がどうしてそのような”非人間的行為”に及んだのか、その人となり、人間関係、生い立ち等が詳しく報道される。その人格の特異性を分析するために、心理学、犯罪学、社会学コミュニケーション論(?)などを専門にするコメンテータが動員される。問題の「悪人」が、他の人間とどう違うのかその特異点が”明らか”になると、一応、報道する側も視聴者も安心するが、特異点がなかなか見つからないと、落ち着きが悪くなる。仕方なく、「現代人の心の闇」というような言い方で、お茶を濁すことになり、後味の悪さが残る。(pp.66-68)

The Origins of Totalitarianism (Harvest Book, Hb244)

The Origins of Totalitarianism (Harvest Book, Hb244)

私も、重大犯罪事件が起こったりすると、その犯人(容疑者)の「生い立ち」とか「人間関係」とかが気になる。でも、それは仲正氏が言っているのとはちょっとずれているようにも思うのだ。一方で、彼(彼女)の方は犯罪に手を染めてしまったが私の方は幸いにしてまだ手を汚していないという違いがある。その一方で、同じ人間なんだし、私と彼(彼女)の間にはそんなに本質的な差異があるわけではないということがある。だとしたら、私と彼(彼女)との違いは、生まれてから現在に至るライフ・ヒストリーの中にある。だから、この「特異性」探しはかなり両義的なものになる。つまり、私が彼(彼女)のような犯罪者ではないのはかなりラッキーな偶然の帰結でしかないということになりかねない。それに比べて、事態を脳とか遺伝子に還元してしまう生物学還元主義や、男だから、女だから、ユダヤ人だから、アラブ人だから、朝鮮人だから、日本人だからという本質主義性差別レイシズム)の方が「安心」の度合いは高いといことになるけれど、その場合、もう既に「全体主義」に入っていると言えるだろう。

医学部」と「体育会」

岩永直子*3「医師たちの #MeToo  医療の世界にも蔓延するセクハラhttps://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/doctors-metoo



医学界における「セクハラ」の数々。それから、「マタニティ・ハラスメント」(「マタハラ」)*4も。

セクハラ」などが「蔓延する」背景には、医学界の特異性があるという;

厚生労働省によると、2016年12月末現在で、全国の医師数31万9480人のうち、女性医師は6万7493人と21.1%でしかない。最近では医学部に占める女子学生の割合は3分の1まで増えているが、依然として男社会であることには変わりない。

日本の37病院、619人の研修医に虐待や嫌がらせに関するアンケートをとった国立国際医療研究センターなどによる調査では、回答した355人中、85%に当たる301人が虐待セクハラを受けた経験があった*5

全体では言葉の暴力(72.1%)が最も多く、アルコール関連のハラスメント(51.8%)がそれに続いたが、女性医師だけで見ると、セクシュアルハラスメント(58.3%)が最も多かった。

冒頭でセクハラを訴えたミカさんは、医療界でセクハラが多いのは、医師が若い頃から置かれてきた環境に要因の一つがあると見ている。

「学歴社会のヒエラルキーのトップにいて、幼い頃から家庭でも学校でもチヤホヤされ、医師免許を取れば看護師製薬会社の人に『先生、先生』ともてはやされる。医学生時代から男性医師との結婚を狙う外部の女子学生におだてられ、働き始めれば自分の指示で他の医療職を動かせる存在になります。周りもつけあがらせるし、増長する要素が揃っています」

医学部時代にもそれを補強する文化があったという。

ミカさんの出身大学では、文化祭の前夜祭で体育会系サークルの男子学生が複数で全裸になり、女子学生もいる前でマスターベーションをして精液を飛ばすのが盛り上がる出し物となっていた。

「女子高を卒業したばかりの自分は驚いて泣きました。医学部は他の世界と隔絶されていると思います。他の学部や大学と交流することも少なく、ずっと狭い世界にいるのでその文化や雰囲気に飲まれています」

さらに、ミカさんは証言する。

「特に医学部の体育科系サークルでは、BuzzFeedでも書かれていたように、先輩後輩の関係性で診療科に入る文化が残っています*6。狭い上下関係が医師になってからも維持され、下品なことを一緒にやることで男性同士の共犯関係を深め、結束力が強くなる。セクハラに疑問を持つ人がいても外部に話さず、誰かが反逆した場合、一気にその人への攻撃が強まるので何も言えない状況にあります」

妊娠・出産と仕事の兼ね合いが自分ごとである女性医師が教授や部長など、組織で指導的な立場になるまで残っていないーー。そんな現状も、セクハラやマタハラが蔓延する原因の一つだと証言してくれた女性医師たちは口を揃える。

「研修医時代、ベテラン女性医師がいた診療科は男性医師がセクハラ発言をすると、『また先生はそんなことを言って!』と釘を刺してくれました。笑って受け流していた私にも『先生も乗っちゃだめよ』と言ってくれた。そんな守ってくれる女性医師が上司にいたら、セクハラが延々と受け継がれることもなかったと思います」とミカさんは言う。

また、

医学部出身で、規模が大きく歴史も長い運動部に所属していた同僚の朽木誠一郎記者*7は、こうした文化の中に身を置いてきたが、同時に違和感も感じていたという。

「私の出身大学では、OB・OGも多数参加する飲み会の席など、折に触れて先輩の言うことは絶対だと叩き込まれ、この文化の中で生き残るにはそれに従うしかない。イベントの時に裸になったり、飲み会に同じ学年の可愛い女の子を連れて行ったりすることで、忠誠心が試されます」

「違和感を持ちながらも、先輩に気に入られれば、高い教科書を譲ってもらったり、ご馳走してもらったり、大きなメリットがありました。そして、それは医師になった後にもずっと続くコネとなることがわかっていました」

運動部で大学対抗の大会があると、主催大学がホテルの大広間などを借りて「レセプション」と呼ばれるパーティーを取り仕切る。そこで低学年の学生が芸を披露するのが慣例だったが、裸になるのは男性の先輩やOBに確実にウケる鉄板芸だった。

「女子選手や女子マネージャーも会場にいましたから、きっと見るのは嫌だったと思います。でも多数派の男性の先輩やOBの医師はえぐい芸ほど喜ぶし、当時はウケたり、ノリのいいやつと思われるのが単純に嬉しかった。この文化の中にいると、自分がおかしなことをしているということさえ気づけなかったんです」

低学年でそうした文化を仕込まれ、先輩になればそれを引き継ぐように後輩に指導していく。それが医師になってからも続く縦社会を強固にしていく一面もあるのではないか、という。

「そういう文化がいやになって、僕は新たにそんな関係性がない運動部を作り、別の世界を知りたいと進路を迷いました。きっと今もそんな思いを抱えている男性医師や男子学生は少なくないと思います」

どちらの証言でも「体育会」或いは「運動部」が出てくる。2016年に発生した千葉大学医学部生による集団レイプ事件でも、犯人たちは「医学部の学生だけが所属する体育会系の部活」繋がりだったことを思い出した*8。ここでも、飲み会での「全裸」は定番だったという。問題は「ホモソーシャル*9な内閉的集団の弊害ということであり、所謂「体育会」にそれが濃縮されているということなのだろうか。その意味では、医学界は特異というよりは典型であるともいえるのでは?

唐亮『現代中国の政治』

現代中国の政治――「開発独裁」とそのゆくえ (岩波新書)

現代中国の政治――「開発独裁」とそのゆくえ (岩波新書)

唐亮『現代中国の政治』*10を数日前に読了。

はじめに――中国の政治変容をどう見るか


第一章 一党支配と開発独裁路線

第二章 国家制度の仕組みと変容

第三章 開発政治の展開

第四章 上からの政治改革

第五章 下からの民主化要求

おわりに――民主化の展望は開かれるか


あとがき

参考文献一覧

中国の政治制度についてあまり馴染みがないという人には、特に第二章はお薦め。

さて、「民主化の展望」について、基本的には正しい見方だと思うが、その一方で、ちょっと楽観的すぎるのではないかとも思う。それは、本書が胡錦涛温家宝政権の晩期で習近平政権が成立する以前の2012年6月に刊行されたことと関係あるかも知れない。

また、思ったのは、中国のことは中国だけを見ていたのではわからないなということ。まあ北朝鮮は問題外としても、生き残った社会主義国、すなわちヴェトナムラオスキューバとの比較は必要だなと思った。さらに、旧蘇聯諸国を初めとして、東欧モンゴルなども含む既に社会主義をやめてしまった国々との比較も。先ず、中国の、特にリベラル知識人東欧知識人に対する共感には特筆すべきものがある。また、現在の中国人が「民主化」に対して、以前よりもクールになっているとしたら、勿論多くの人が経済成長の恩恵を受けているとか、上からの強い圧力があるということは考慮しなければいけないのだが、旧蘇聯諸国や東欧の脱社会主義化というのがあまり巧くいっていないということも関係あるのではないか。制度としては民主化されたものの、右翼政党政権を取ってしまったり、看板とイデオロギーを変えた旧共産党独裁政党として民主的に居座っていたり。或いは、経済的にもぱっとしなかったり。

墨西哥地震

台湾マグニチュード6.4の地震が発生したばかりだが*11、今度は太平洋を挟んで正反対の墨西哥で7.2(一説では7.5)の地震が。


Associated Press “Magnitude-7.2 Earthquake Shakes South and Central Mexicohttp://time.com/5163983/earthquake-mexico-city/


曰く、

A powerful earthquake shook south and central Mexico Friday, causing people to flee buildings and office towers in the country’s capital, and setting off quake alert systems.

Crowds of people gathered on central Reforma Avenue in Mexico City as the ground shook.

The U.S. Geological Survey put the quake’s preliminary magnitude at 7.2 and said its epicenter was 33 miles (53 kilometers) northeast of Pinotepa in Oaxaca state. It had a depth of 15 miles (24 kilometers).

The epicenter is a rural area of western Oaxaca state near the Pacific coast and the border with Guerrero state.

See also


Kate Linthicum “Magnitude 7.2 earthquake slams south and central Mexicohttp://www.latimes.com/world/la-fg-mexico-quake-20180216-story.html

Emily Shapiro “7.2 magnitude earthquake rocks Mexicohttp://abcnews.go.com/International/75-magnitude-earthquake-rocks-mexico/story?id=53154547


まだ具体的な被害状況とかは伝わってきていないようだ。メディア、特に外国メディアが震源地近くにまだ入れない?

墨西哥では、昨年9月にマグニチュード7.1の地震が発生している*12

所属と動機

Associated Press “Accused Parkland Shooter Nikolas Cruz Was a Member of White Supremacist Group” http://time.com/5160819/parkland-shooter-nikolas-cruz-was-a-member-of-white-supremacist-group/


ヴァレンタイン・デーに米国フロリダ州の「ストーンマン・ダグラス高校」で起こった銃乱射・虐殺事件*13容疑者で、去年この高校を退学処分になった元生徒のニコラス・クルーズは地元フロリダ州白人至上主義民兵集団のメンバーだった。このAPの記事以前に、金成隆一「白人至上主義団体に関与か フロリダ州の銃乱射事件の容疑者」という『朝日新聞』の記事を読んだのだが*14、こちらの方は「関与か」という疑問形になっているのに対して、こちらの方ははっきりと断言したタイトルになっている。それよりも、注目すべきはその動機であろう。「白人至上主義*15ということで、レイシズム的な動機をついつい想像してしまうのだが、どうもそうではないらしい。実際、人種的な狙い撃ちが行なわれたわけではなかった。団体名は伏せられているのだが、その白人至上主義団体のリーダーであるJordan Jerebはクルーズを個人的に知っているわけではないとしながら、クルーズは最近女の子ともめていて、「ヴァレンタイン・デー」に凶行に及んだことは偶然だとは思わないと述べている。つまり、失恋の腹癒せ?

ただ、別のソースによれば、クルーズは、ネットへの書込みなどから、あいつは何時か殺人事件を起こすに違いないと評判になってもいたという*16

See also


“Florida school shooting: Nikolas Cruz confesses to police” http://www.bbc.com/news/world-us-canada-43081361

茺田理央「フロリダ銃乱射、歌手や著名人犠牲者を追悼「愚かな暴力がなくなりますように」」http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/14/florida-high-school-shooting_a_23361995/

何教と呼べばいいのか

提婆達多(Devadatta、デーヴァダッタ)という人がいた*17釈迦のいとこ或いは義弟と伝えられているが、釈迦対立し、僧伽追放された。佛教史上最初にして最悪の裏切り者ということになっている。さて、提婆達多釈迦対立点の一つが菜食であった。提婆達多は肉や魚を食さないという戒律を提唱したが、釈迦はそれを「中道」を逸する「過分な苦行」として拒絶した(康楽『佛教與素食』*18、pp.6-7)。提婆達多というのは「印度史上将”不殺生戒”與”素食”観念結合起来的第一人」だったわけだ(p.6)。

さて、後の佛教によって提婆達多は徹底的に悪魔化されてしまったのだが、それにも拘らず提婆達多の弟子たちはかなり後の時代まで教団を形成していた。釈迦入滅から既に1000年以上経過した西暦5世紀、法顕は印度の「拘薩羅国舎衛城」で提婆達多の信徒集団を目撃している(p.15)。それから200年以上経った西暦7世紀にも、玄奘三蔵と義浄が提婆達多の信徒集団に遭遇している(p.16)。

これらの集団を何教と呼べばいいのか。仏教というのにはちょっと違和感がある。法顕は「常供養過去三佛、唯不供養釈迦文佛」と記しているので、やはり佛教でいいのか。

*1:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180214/1518610134

*2:私は通常banalityを「凡庸さ」と訳している。See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120623/1340377615 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130502/1367461468 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160201/1454311360 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180127/1517069996 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180214/1518610134

*3:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170519/1495162858 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170527/1495852041 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170829/1504009108

*4:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130706/1373065950 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20151216/1450268050 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160303/1457022944

*5:Nagata-Kobayashi S, Maeno T, Yoshizu M and Shimbo T. “Universal problems during residency: abuse and harassment.” https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19573185

*6:See 朽木誠一郎「大学病院の「連続手術死事件」に今、どう向き合うか」https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/ishikokushi-saijuken-03

*7:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170531/1496208707 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170829/1504009108

*8:「「千葉大医よ、お前もか」エリート大学生による“集団性的暴行”が多発する理由」http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161130-00008631-jprime-soci&p=1 Cited in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161203/1480790613

*9:See eg.http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060305/1141591716 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061012/1160664502 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080430/1209520910 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090702/1246541132 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090716/1247682636 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091124/1259062337 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110711/1310400277 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150512/1431444219 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160310/1457624745 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160423/1461397446 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160730/1469838677 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161115/1479241450 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171114/1510685554 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171121/1511240378

*10:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180202/1517501183

*11:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180207/1518019422 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180208/1518053610 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180209/1518136585 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180212/1518399811

*12:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170920/1505872488 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170921/1505959366

*13:See Carli Tepoff, Chabeli Herrera and David Smiley “17 dead, 15 wounded after expelled student shoots up Stoneman Douglas High in Broward” http://www.miamiherald.com/news/local/education/article200094039.html 伊吹早織、Salvador Hernandez「「いま教室に閉じ込められてる」 フロリダの高校で銃乱射、生徒らが校内からツイートhttps://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/florida-highschool-massshooting 茺田理央「「いま銃の発砲が...」フロリダの高校の銃乱射、生徒がTwitterにつづった不安と感謝」http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/14/florida-high-school-shoot_a_23362068/

*14http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/15/whitesupremacy_a_23363026/

*15:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070911/1189439934 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091220/1261285960 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100829/1283109009 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110111/1294690248 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110114/1295033611 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150417/1429236802 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160611/1465670217 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170823/1503455065 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170829/1504012975

*16:See Jon Sharman “Nikolas Cruz: 'Very disturbing' social media posts of Florida school shooting suspect who has been charged with 17 murders” http://www.independent.co.uk/news/world/americas/nikolas-cruz-latest-updates-florida-school-shooting-suspect-who-is-parkland-social-instagram-media-a8211751.html

*17:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8F%90%E5%A9%86%E9%81%94%E5%A4%9A https://en.wikipedia.org/wiki/Devadatta

*18:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171220/1513745778

2018-02-16

マジョリティ肯定

貫洞欣寛*1「日本で体罰容認6割の調査結果。「たたいたことある」も7割」https://www.buzzfeed.com/jp/yoshihirokando/de6nongonotoo


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」*2による「体罰*3に関する意識調査*4について。結果としては、日本社会において「体罰」を肯定したり、実際に行うというのはマジョリティに属するということ。

さて、私は子どもが生まれてから今まで、「体罰」というか、叩いたりしたことはない。何故「体罰」をしないのかというと、もし子どもを叩いたりしたら、その後、どうやって親子関係を続けていくのか自信がないということがある。親子関係というのはそもそも非対称的な関係なので、殴り合いの喧嘩の後に真の友情が生まれるという青春ドラマの世界とは違うわけだ。「怒鳴る」ことも調査では取り上げられているが、息子に「怒鳴る」としたら、先ずそれは危険の喚起のため。道路に飛び出すな! とか、車が近づいているぞ! とか。勿論、子どもに対して声を荒げるということがないわけではないけれど、それは「しつけ」とは関係ない。たんにいらついたり・むかついたりしているだけで、寧ろ自己嫌悪はあるものの、「しつけ」のためなどという正当化はしていないし、すべきではないだろう。そもそも子どもとのコミュニケーションのすべてが「しつけ」である筈はないのだ。

体罰」を巡る法的な非一貫性をメモしておく;

日本でも、子どもへの体罰は人権問題であり、子どもの発達にも負の影響を与えるという認識が広まり、学校などで体罰が用いられることは大幅に減った。だが、それでも体罰を巡る法制度には抜け穴がある。

それは、民法の「懲戒権」の規定だ。

学校教育法では学校での体罰を禁止しており、児童虐待防止法もある。一方、民法822条は「親権を行う者は(中略)監護及び教育に必要な範囲内でその子を懲戒することができる」と規定しており、家庭内での体罰容認される余地を残している、という。

日本弁護士連合会なども、この条文の削除などを求める運動を行っている*5

痴呆的」

近代秀歌 (岩波新書)

近代秀歌 (岩波新書)

永田和宏『近代秀歌』*6から。

若山牧水

うすべにに葉はいちはやく萌えいでて咲かむとすなり山桜

に寄せて、曰く、

若山牧水には、桜、わけても山桜の歌が多い。現在街中でみかける桜のほとんどは染井吉野であるが、これは江戸時代以降に主流になった桜であり、もとは桜と言えば山桜であった。古くはそれを山桜とあえて言うことはなかったが、いかにも痴呆的に豪華に咲く染井吉野より、私自身は山桜が好きである。(p.170)

先ず、「染井吉野」が「江戸時代以降に主流になった桜」というのは「明治時代以降」の誤り。永田氏の『現代秀歌』の「あとがき」によれば、中村稔が『ユリイカ』2013年7月号で指摘し、「第八刷以降」では訂正してあるという(p.256)*7。それはともかく、「いかにも痴呆的に豪華に咲く」という染井吉野に対するdisりぶりが目に焼き付いてしまった。染井吉野好きからの反論はないのだろうか。

現代秀歌 (岩波新書)

現代秀歌 (岩波新書)

さて、牧水の、

今朝の晴青あらしのめきて渓間より吹きあぐる風に桜ちるなり

について;

青あらしは、春から初夏にかけての大風。谷から吹き上げる風にいっせいに散る花に感嘆している牧水の姿を彷彿とさせる。「散る」というその潔さに美を感じている牧水がいる。「散る美学」は、多くの日本人を捉えたものであるが、牧水にも、本居宣長山桜の歌は当然記憶のなかにあっただろう。(p.171)

そして、

敷島の倭こゝろ人とはは朝日ににほふ山さくら花        本居宣長

本居宣長は、大和心を山桜同化させたのだが、その意識のなかには、当然散り際の美しさがあったことだろう。山桜の散り際の美が、やがて戦前の、あるいは戦中のわが国では、「花と散る」美しさと読みかえられて、「同期の桜」などの軍歌にもなった。「貴様と俺とは 同期の桜 同じ兵学校の 庭に咲く 咲いた花なら 散るのは覚悟 みごと散ります 国のため」と、散ることを美として暗に要請し、また若い特攻兵士たちに死を強いる力となったことは、われわれ日本人がいまなお逃れられない記憶として心に留めているところである。(p.172)

本居宣長特攻隊員の死に対する戦争責任を引き受けるべきなのか。これはちょっと疑問なのだ。ここに掲げられた宣長の一首から受ける印象は、圧倒的に「朝日」と「山さくら花」の対比であって、ここからは「散り際」とかは意識に上ってこないからだ。

さて、毎度のことで出典は忘れたけれど、多田道太郎*8染井吉野は匂いが弱いということを指摘していた。色が派手で目に対する刺戟が強ければいいという視覚中心主義。ここから、ヴィニール桜までは一直線であると。まあ、それで宣長が「山さくら花」に「にほふ」という動詞を使っているのは興味深いなと思ったのだ。ところで、「兵学校」の「庭」の「桜」は山桜だったのか、それとも染井吉野だったのか。

また、桜の場合、目を娯ませるのは花だけではないだろう。花よりも葉っぱの方が重要かも知れない。6月の青葉、さらには秋から冬にかけての紅葉

「退屈」と「不眠症」など

ラース・スヴェンセン*9『退屈の小さな哲学』(鳥取絹子訳)*10から、抜書き。

(前略)深い退屈は、現象学的な視点から見ると、不眠症に似ている(略)暗闇のなかでアイデンティティを失い、無限に見える虚無にとらわれてしまう。眠ろうと努力し、眠れそうに思えるのに、じつは眠れず、覚醒と眠気の間のノーマンズランド、無人地帯にいる自分に気づく。ポルトガル詩人フェンルナンド・ペソア*11は、『不穏の書』のなかで次のように書いている。

眠気は感覚である。私たちの精神全体を霧のように覆いつくし、私たちに考えさせも、行動させもせず、はっきりと存在するのも許さない。あたかも夜、眠らなかったかのように、眠気は夢のように生き残り、そこにあるのは感覚のよどんだ表面を熱くしにくる昼間の太陽のような無気力だ。無であることに酔っぱらい、意志は、中庭を通りすがりに怠惰な足でひっくり返されたバケツである。

(p.12)

さて、著者は「ロマン主義とともに、退屈は文学としての品位を獲得し一般に普及したのである」と述べている;

退屈は近現代の人間の「特権」である。歴史の流れのなかで、喜びと悲しみの量はそう変わらないにしても、退屈はかなり増えているのを確認しなければならない。世界はたぶん前より退屈になったのだ。ロマン主義以前、退屈は貴族や聖職者だけの現象とされていた。なぜなら、豊かであることの外見上の印とみなされていたからだ。金銭的な問題のない富裕層だけが、退屈するという贅沢を自分に与えることができた。それが社会のすべての層に広まることによって、独占的な性格を失ってしまった。退屈は、いまや西洋社会全体に一様に広まっていると想像できるだろう。(p.25)

南からやって北

承前*12

籏智広太*13「美女軍団を唖然とさせた金正恩のそっくりさん その正体は… 」https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/kim-jong-un


平昌オリンピックに出没する「金正恩」みたいな人は実は中国香港)系濠太剌利人だった。また、オリンピックに登場するのは今回が初めてではなく、既にリオデジャネイロオリンピックでデビューしていた*14

韓国政府北朝鮮代表団の滞在費用を負担するということだが、こっちの方の「金」さんの滞在費用も出してあげるべきだよ。

What are Alices doing now?

皇族の御落胤を自称する男が結婚披露宴を開催し、集まった招待客からご祝儀を巻き上げたという「有栖川宮詐欺事件」*15世間を騒がせたのは2003年のことだったか。さて、昨日付で、熊本の「吉田司家」事件の顛末を語ったエントリーを取り上げたのだが*16、それを書いたコピーライターの方は、この「有栖川宮」事件で、「妃殿下」になる筈だった女性の「同僚」だったことがあるのだという*17。また、問題になった「披露宴」にも招待されていたのだという。この人によれば、「妃殿下」は「詐欺」ではなく、自分は「皇族」と結婚できるのだと本気で信じていたらしい。彼女は「2000枚以上の名刺をデータベース化して、顔を覚えていないような人も含め毎年全員に年賀状を送っ」ていたので、「データベース化していた2000人全員にに招待状出したんじゃないかなぁ」と思ったという。

(前略)知り合いみんなに祝福されたいから、名刺をもらった人たちに招待状をばら撒いただけ。本人を祝福する気もないのに、皇室だからと言ってホイホイ出席して、騙されたといっている方がどうかしています。

ただ、Wikipediaによれば、裁判において、そもそも「恋愛関係」も存在しなかったことが「事実認定」されているのだという。

さて、この2人は2007年に「有栖川宮記念」という「政治団体」を設立したという。この時点では、私生活の方は分からないけれど、公の生活におけるパートナーであり続けていたわけだ。しかし、それから10年経った現在、何をしているのかはわからない。まあ、「殿下」の方が「有栖川宮記念事業団」なる団体を立ち上げたのは、年号が改まって直ぐの1990年だったわけで、「結婚披露宴」事件が起こるまで、世間の注目を浴びずにひっそりと「皇族」活動を行っていたわけだ。ということで、「事件」以前に戻ったというだけなのかも知れない。

*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110220/1298219880 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150103/1420290486 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150427/1430152551 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150717/1437100253

*2http://www.savechildren.or.jp/

*3:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171221/1513826383 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170915/1505489931 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170721/1500613345 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170531/1496198971 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170506/1494035424 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161223/1482457184 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160226/1456450116 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130626/1372252565 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060430/1146376716 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070422/1177259244 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070826/1188138525 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080624/1214278073 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110113/1294929104 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130130/1359564569 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130202/1359736589 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130222/1361461894 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130305/1362499984 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130321/1363866985 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20130626/1372252565 但し、親(家族)による体罰だけでなく教育関係者による体罰も含む。

*4:『子どもの体やこころを傷つける罰のない社会を目指して』http://www.savechildren.or.jp/jpnem/jpn/pdf/php_report201802.pdf

*5日本弁護士連合会子どもに対する体罰及びその他の残虐な又は品位を傷つける形態の罰の根絶を求める意見書」https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/2015/opinion_150319_4.pdf

*6:See http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180213/1518497188

*7:私が持っているのは、第3刷。

*8:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20071205/1196821201 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080912/1221185467 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090106/1231209075

*9:See eg. https://en.wikipedia.org/wiki/Lars_Svendsen https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3

*10:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110304/1299257819

*11:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160111/1452487782

*12http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180212/1518398225 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180215/1518657954

*13:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170224/1487910099 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170226/1488077743 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170228/1488291005 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170303/1488508478 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170305/1488726602 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170306/1488817967 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170308/1488946981 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170309/1489024533 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170310/1489109908 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170406/1491451136 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170518/1495124746 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170602/1496371973 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170808/1502206282 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170828/1503891141 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170901/1504234324 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170915/1505482432 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171016/1508130214 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171029/1509242444 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20171030/1509328817

*14:See AFP金正恩氏のそっくりさん、リオ五輪閉会式にも登場」http://www.afpbb.com/articles/-/3098261/18228670?cx_recommend=popin

*15:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%A0%96%E5%B7%9D%E5%AE%AE%E8%A9%90%E6%AC%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6 See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060122/1137952844 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060911/1157976729

*16:「横綱はここから生まれた。熊本にて800年続いた相撲の神様・吉田司家、お家取り潰しの顛末。」http://koukoku-ya.com/yoshidatukassa-ke/ http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180215/1518652434

*17:「熊本が生んだ坂本晴美、有栖川宮事件でセルフプロデュース失敗。」http://koukoku-ya.com/alice/