Living, Loving, Thinking

2006-07-31

「摂理」(続き)

読者各位

「摂理」からの圧力がありましたので、取り敢えず内容を引き上げます。ご諒承の程、お願いいたします。

浮気度チェック

http://www.sonta.net/game/uwaki.html

ワヤンさんに誘われて。

結果発表!!



ズバリ!! あなたが最後までしてしまう浮気人数(概算)は、0人です。

あなたが生涯費やす浮気費用はは、37800円です。

この費用であなた(達)は、こんな事をしてしまうようです。

あなたは、一生の間に、浮気をしないようです。

誠に勝手ではありますが、もう少し、あなたについて分析させていただきました。 

あなたの優柔不断度は「71 オロオロ」です。

迷っているのか「ふり」なのか、傍目からはわかりませんが、あなたはやや優柔不断のようです。

まぁ、思わせぶり、ということにしておきましょうか(笑)

あなたのH指数は、「30 えっち」です。

あなたは、エッチにそれほど興味がないようです。

もちろん、浮気にもそんなに興味がありません。

「そういう関係」にもなりにくいタイプのようです。

あなたの誠実さは「110 しっかり」です。

あなたはかなり誠実な方のようです。100越えてしまっています。

逆に言うと、相手には物足りなく映ってしまうかも知れません。 

いや、確実に物足りないはずです。

あなたの浮気したい指数は、「30 ふわふわ」です。

あなたは、特定の人と確実に愛を育む生き方が合っているようです。

浮気したい度なので、実際はわかりませんが(笑) 

相手にとってはいい人でいられるようです。

あなたの度胸指数は、「42 ドキドキ」です。

人並みの自信と度胸を持っているようです。

わざわざ二股の状況を自分で作るようなことはないようです。

浮気したい!度とあなたの心から、こんな事がわかってしまいます

あなたは、浮気に興味がないようなので、愛する人を探して幸せな家庭が築けそうです。

あくまでも、相手によりますが(笑)

あなたにとっての浮気とは、

文通(笑)、メール、電話(笑)でもうだめです。(←これは、浮気といえるのだろうか???)

相手がしても、怒濤のごとく怒り狂います。

あなたが出来る浮気の範囲は、このくらいのようです。

やっぱり文通。もしくはメール。

まぁ、浮気という程のものでもないかも知れません。 

まぁ、無理してすることもないでしょう

相変わらず

斉藤清六」でのアクセス、相変わらず凄い。

ところで、君塚良一の立場は?

2006-07-30

小学生は本を借りているか

桑江さんのblog*1で記事の全文*2が引用されているのだけれど、2004年度に全国の図書館での児童(小学生)1人当たりの借出し数が過去最高を更新したというニュース。「本好き小学生の増加について、同省生涯学習政策局調査企画課は「活字離れが指摘される中で、総合的な学習や理科、社会の授業で与えられた課題に本を使って調べる学習に加え朝の読書、図書館との連携など学校現場の取り組みが功を奏しているのではないか」と分析している」というのが公式の解釈。

http://blog.goo.ne.jp/kaetzchen/e/0425bc05c969c055d9fef7d16eef851fでもこのネタは取り上げられている。尤も参照されているのは『朝日』の記事だが。曰く、

最近の公立図書館にはマンガどころか映画の DVD を置いてある所が多い。反面,『JIS ハンドブック』『日本薬局方』のような真面目な工学書や,「東亜日報」など外国の新聞を置いてる図書館は非常に少なくなって来た。

 結論から言うと,小学生が図書館で借りた本は活字の本ではない。マンガなどの「娯楽本」が殆どなのだ。

 似通った記事が読売新聞にも出ていたが,朝日新聞と同様,借りた本の「質」については全く触れていない。ましてや,「朝の読書」「郷土史調べ」くらい,学校の図書室で十分に間に合う。つまり,これらの記事はどちらも「読書離れ」という事実を覆い隠そうとしている,でっちあげだと断定することができるのである。

ただ、桑江さんのMixiの日記のコメント欄には、

本を読めない子はマンガも読めません(遅いし、集中力が続かない)。マンガを大量に読める子は本も結構読めます。なので子供にはマンガでもいいからガンガン読ませましょう(笑)。

という意見もあるので、この意見を丸飲みする必要はない。

ほんとうに重要なこととは、この調査では明らかにされないだろう。ここで言われている1人当たり「18.7冊」というのはあくまでも平均である。マクロなデータにおいて重要なのは、単純な算術的平均ではなくて、寧ろ最頻値や中央値であろう。例えば、平均収入がいくらいくらといったって、少数の突出した金持ちがいれば、平均値などすぐに上がってしまう(逆のこともいえるだろうけど)。実際にみんながどのくらいの収入を得ているのかを知るには、最頻値を見るしかない。本の借り出しだって同じである。そこから、様々な社会問題に接近していくことが可能な筈なのだろうけれど、残念ながら調査の性格上、それも叶わない。だから、勿論「でっちあげ」と罵倒する必要もないけれども、こういう話は話半分に聞いておいた方がいいと思うのだ。

ところで、私の小中学校時代には、〈情報検索〉としての図書館利用なんていう発想はなかったし、そのようなものとして教えてくれる先生もいなかった。私は小学校では一応〈図書委員〉を務めていたのだが。図書館というのはあくまでも面白そうな本を読む場所にすぎなかったのだ。

North Korean missiles

North Korean missiles fly on soccer battlefield


Penelope Debelle, Adelaide

July 29, 2006

NORTH Korea's women's soccer players and officials have disgraced themselves in Adelaide by karate kicking a referee and hurling bottles when a decision went against them.

Shocked Asian Football Confederation officials yesterday banned three players from a World Cup qualifying match tomorrow and cautioned three others after the team became violent in the final minutes of an Asian Cup semi-final against China in Adelaide on Thursday night.

Goalkeeper Hye Yong Han was caught on video chasing Italian referee Anna De Toni, and then kicking De Toni in the back as the referee was escorted off the pitch by security guards and police.

A witness said Han had "blood in her eyes" as she and at least three others ran towards De Toni after the game. "She looked as if she was going to kill someone," the witness said.

With the game already into injury time and China leading 1-0, the North Koreans scored a goal, but it was disallowed by an assistant referee who waved the offside flag.

The players ran towards the assistant referee yelling abuse but De Toni restored order, issuing a yellow card warning, and the game was played out.

Photographer Tom Miletic, a former soccer referee, said he saw players surround and push De Toni when the match finished and watched in alarm as Han ran past looking furious.

He said De Toni confirmed later she was kicked.

"I've been involved in the game for many years and I have never seen anything like it," Miletic said.

While Chinese officials calmed their supporters, North Korean team officials on the bench joined in the fracas as water bottles and other missiles were hurled into the crowd. Three players, including Han, were suspended for violent conduct, two were cautioned for dissent and another for unsporting behaviour.

The incident has been referred to the Asian Football Confederation disciplinary committee, which could impose fines or additional bans.

Confederation media director Clare Kenny Tipton banned the North Korean team from a post-match news conference. Confederation president Mohamed bin Hammam from Qatar said yesterday the players' behaviour should not reflect on North Korea and was an issue only for the individuals concerned. "One has to be fair also to North Korea," he said. "I think they are the best players in the competition. From my point of view they are always disciplined …"

North Korea, which plays under the name the Democratic People's Republic, is defending the championship title which it has held over two competitions since 2001.

They go into their match against Japan tomorrow night seeking third or fourth place in the Asian Cup.

http://www.theage.com.au/news/soccer/north-korean-missiles-fly-on-soccer-battlefield/2006/07/28/1153816383677.html#

See also

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060728-00000004-scn-cn

http://d.hatena.ne.jp/gushoukuuron/20060729/p1

鹿児島県中学校体育連盟会長

承前*3

http://d.hatena.ne.jp/singijutu/20060729/p1

県中体連は『出場を認めない場合がある』と出場禁止の可能性を示唆していただけで、敗北として扱うとは言っていなかった。この一点だけでこの判定が公正さを欠く判定だということが分かるんだけど、『本人も認めており、人権侵害ではない』っていう記述が妙に気になって調べてみたら、この県中体連の吉ケ島隆良会長ってのは実は中学の校長で、そこの中学はつい先日読売新聞に「豊かな学びを求めて」っていう記事で『メディアを批判的に読み解く』なんて授業をやってるのが紹介されてて…ってなんか俺だんだん悲しくなってきたよ。『豊かな学び』、『批判力を養う』、『守るべきもの』、なんて口当たりがいい言葉で教育しておいて、実際やってることは眉毛憎しの不当判定だもんなあ。本人も認めているから問題ないなんて、どの面下げて言ってんだろうか。

校長が直接授業しているわけではないのだろうけど、この事件を巡る色々なblogのエントリーも「メディアを批判的に読み解く」授業の教材になったりして……

靖国天皇ウヨク

承前*4


http://plaza.rakuten.co.jp/boushiyak/diary/200607280000/ 

富田メモ〉へのウヨの反応に反駁する。

そこで引かれている秦郁彦のコメントから孫引きしておく;

 さて、論議の的になっている富田メモ靖国部分の全文についてだが、97年に故徳川義寛侍従長の「侍従長の遺言 昭和天皇との50年」(注 岩井克己 聞き書き・解説 朝日新聞社刊)が刊行されて以来、他の関連証言もあって、天皇不参拝の理由がA級戦犯の合祀にあったことは研究者の間では定説になっていた。徳川氏は松平永芳宮司とのやりとりを、「天皇の意を体して」とあからさまには書いていないものの、関係者や研究者はそのように読み取ってきた。

 したがって、私は富田メモを読んでも格別の驚きはなく、「やはりそうだったか」との思いを深めると同時に「それが私の心だ」という昭和天皇発言の重みと言外に込められた哀切の情に打たれた。なぜか。

 応対した徳川氏がA級合祀に疑問を呈したところ、「『そちらの勉強不足だ』みたいな感じで言われ、押し切られた」(「侍従長の遺言」)という。また、当時の靖国神社広報課長の馬場久夫氏によると、「こういう方をおまつりすると、お上(天皇)のお参りはできませんよ」(21日付毎日新聞朝刊)と宮内庁の担当者から釘を刺されたという。

 つまり、当時の松平宮司は天皇の内意を知らされた時、今後の天皇参拝が不能となってもかまわないという覚悟のうえで合祀に踏み切ったことになる。それは「私は就任前から『すべて日本が悪い』という東京裁判史観を否定しないかぎり、日本の精神復興はできないと考えておりました」という松平氏独特の歴史観に発していた。

 しかも、合祀を期待していなかったはずの遺族(と本人)の事前了解もとらず、神社の職員に口止めしてこっそりまつったため、半年後に共同通信スクープ報道するまで、国民も知らされていない。松平路線を継承しているかに見える現在の靖国神社は、当然の手順を踏まなかった理由を説明する責任があると考える。

また、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060425/1145932371を再度マークしておく。

靖国」といえば、http://d.hatena.ne.jp/hagex/20060718は「みたま祭り」のレポート。写真が楽しい。ところで、愛川欽也って、〈靖国〉な人だったんだ。いつ頃から? また、「みたま祭り」の位置づけなんだけれど、靖国神社がその教義に佛教を密輸しているということになるのだろうか。

大学生と英語

http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20060730/1154192322にて知る。

『毎日』の記事なり;

ゆとり教育世代:英語力、大学生の6割が中学生レベル−−独立行政法人調査

 ◇国の行動計画、遠く及ばず

 今年度初めて大学に入学した「ゆとり教育世代」の学生の英語力を独立行政法人メディア教育開発センター(千葉市)の小野博教授らが調査したところ、6割は中学生レベルにとどまっていることが分かった。国は02年度に「英語が使える日本人」の育成のための行動計画を策定、07年度までに高校卒業者の平均を「英検準2級〜2級程度」にすることを目標にしているが、遠く及ばない実態が明らかになった。

 調査は全国14大学(国公立2、私立12)の新入生約4600人を対象に実施。語彙(い)と文法の理解度を問う、英検4〜2級レベルの問題で到達度を見た。その結果、英検3級(中学卒業程度)レベルが45%、英検4級レベル(中2程度)が13%に上った。

 小野教授は、英語の授業が読み書き中心からコミュニケーション重視に変わった▽新学習指導要領により、授業で覚える単語数が1割程度減った▽授業時間数も4分の3になった−−など、ゆとり教育の影響が背景にあると分析。「基礎の単語や文法の力が低下している。基礎的な力が上がらないと、コミュニケーションの能力も上がらない。このままでは文部科学省の目標の達成は困難」と指摘している。【内田幸一】

 ■ことば

 ◇ゆとり教育世代

 教科内容を削減するなどして、02年度に小中学校で施行された「新学習指導要領」による教育を受けた世代。03年度からは高校でも実施された。大学関係者の間には「2006年問題」として、基礎学力低下などを懸念する声も出ている。

毎日新聞 2006年7月29日 大阪朝刊

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/wadai/archive/news/2006/07/20060729ddn001040007000c.html

先ず、「ゆとり教育世代」の英語力が落ちているかどうかは、これだけではいえない。酷いことを言ってしまえば、調査データではなく、落ちているという臆見に準拠しているともいえるだろう。落ちているといえるためには、before & after「ゆとり教育」の比較がなされなければならないからだ。また、憶測で言わせていただければ、「ゆとり教育」に反して、英語力の向上に有利な条件だって、幾つか挙げることはできる。例えば、70年代とか80年代前半と比較して、


 インターネットの普及によって英語の文章を読む機会は以前よりも増えていること

 海外旅行をする人が増えていること

 円高及びネット書店の登場によって洋書が買いやすくなっていること

 グローバル化の効果として、日本にいる外国人が増えていること


また、英語力が落ちているとしても、(よくいわれることだが)少子化による若年人口減少の効果として大学入学の敷居が低くなっていることと「ゆとり教育」は、どちらが説明能力があるのだろうか。また、生まれ育った地域、世帯収入、両親(或いは祖父母、曾祖父母)の学歴、海外の親戚の有無といったデモグラフィックなデータの説明能力は?

ところで、「国は02年度に「英語が使える日本人」の育成のための行動計画を策定、07年度までに高校卒業者の平均を「英検準2級〜2級程度」にすることを目標にしているが、遠く及ばない実態が明らかになった」ということだが、不勉強なので、知らなかった。なお、私のような非一流大学出身者から見ると、こういう記事を読んでも、何だ、俺たちの頃と同じじゃん!と思ってしまうこともたしかなのだ。

2006-07-29

Local Rule?

『朝日』の記事なり;

「眉毛をそってるから」負け 鹿児島の中学総体

2006年07月29日11時00分

 鹿児島県中学校総合体育大会バドミントン競技女子団体戦の準々決勝で、眉毛をそっていたことを理由に、試合に勝った生徒を負けたことにしていたことが28日、わかった。その結果、団体戦の勝敗も覆ったという。教育関係者からは「スポーツと生活指導を一緒にしている」と疑問の声があがっている。

 同県中学校体育連盟によると、25日に開かれた大会の女子団体戦準々決勝で、鹿児島市内の伊敷台中と伊敷中が対戦した。

 団体戦はダブルス、シングルス、ダブルスの計3回対戦し、先に2勝した方が勝ち進む。伊敷中が2―0で勝ったが、試合後、伊敷台中の選手が「眉毛をそっている生徒がいる」と県中体連側に訴えたという。

 県中体連は大会前に、髪を染めたり、眉をそったりするなど「周りに不快感を与える服装」をした場合は、出場を認めない場合もあると、各校に知らせていた。

 生徒指導を担当する「専門部」が協議し、眉をそっていた最初のダブルス戦の選手を「負け」とし、1―1としたうえで、3試合目をさせることにしたという。その結果、伊敷台中が勝ち、準決勝に進んだ。

 県中体連の吉ケ島隆良会長(59)は「眉をそった生徒には、守るべきものがあるということを確認してほしかった。本人も認めており、人権侵害ではない」と話した。

 教育評論家の尾木直樹法政大学教授の話 スポーツの大会では考えられない話。身だしなみは試合と全く関係がなく、生活指導が先行しすぎている。あいまいな規定を根拠に、主催者が権限を乱用したと言わざるを得ない。指導は大会の外でやるべきだ。

http://www.asahi.com/sports/update/0729/092.html

問題は、「伊敷中が2―0で勝ったが、試合後、伊敷台中の選手が「眉毛をそっている生徒がいる」と県中体連側に訴えたという」ところか。〈負け組〉がルサンティマンを持ちつつ、権威・権力に縋ること。

それから、「県中体連は大会前に、髪を染めたり、眉をそったりするなど「周りに不快感を与える服装」をした場合は、出場を認めない場合あると、各校に知らせていた」ということだけど、ということは認める場合あるということだ。ということは、「県中体連」関係者の気分とかローカルな権力関係とか世論の圧力とかで、どうにでもなるということ。また、眉を剃った人は「出場を認めない」のであれば、下される決定は試合の無効ということで、勝ち負けが逆転することではないと思うのだが、如何だろう。

ところで、「伊敷台中と伊敷中」ということで、何か本家vs.元祖みたいな感じがする。

なお、「乱用」は「濫用」。こういうのはすごく気になるのだ。

東芝EMIの危機

長瀬さんの情報による。

スポニチ』の記事;

東芝EMIリストラ余波?自殺

 歌手の松任谷由実(52)宇多田ヒカル(23)らが所属する老舗レコード会社東芝EMI(東京都港区)が大規模なリストラを実施し、関連会社の社長(51)が自殺したことが22日、分かった。理由は明らかになっていないが、英EMIグループの方針による人員削減に加え、会社の身売りも命じられて悩んでいたという。この日、都内で営まれた「しのぶ会」で同僚らは深い悲しみにくれた。

 ユーミン、宇多田、矢沢永吉ら多くの人気歌手を抱え、ザ・ビートルズやクイーンの国内販売権を持つ国内屈指の名門レーベルが揺れている。自殺したのは、東芝EMIの関連会社でCDジャケットのデザインを担当する東芝EMIデザインオフィスの社長。16日に都内の自宅で命を絶った。葬儀はごく親しい身内だけで営まれ、22日に都内で執り行われた「しのぶ会」には約70人が訪れ、早すぎる死を悼んだ。

 ジャケットデザインの製作畑一筋の職人肌。5年ほど前にデザイン部が分社化され、その後出向扱いのまま社長に就任した。アイデアマンであり「温厚でまじめ」「作業の進行が丁寧で正確」(仕事先関係者)という人柄からアーティストの信頼も厚かった。

 今年6月下旬、東芝EMIは、55%出資する英EMIグループの方針により、自社ビル2棟とその土地約1700平方メートルを売却し、全社員520人の約37%にあたる約190人を削減する大規模なリストラを実施。同社長もやむなく人員削減を行ったが、さらに7月になって会社の身売り先を探すよう命じられ「かなり疲れきっていた」(同社関係者)という。会社と、その会社のために働いてきた部下の間に立ち「つらい。もう嫌だ」とも漏らしていたという。

 東芝EMIとしては、売り上げ減による財務体質改善には不可欠だったリストラとされる。自殺との因果関係は明らかになっていないが、アーティストなど周囲にも影響を与えそうだ。

[ 2006年07月23日付 紙面記事 ]

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/07/23/01.html

「とういつさん」を巡って幾つか

承前*1

 「文鮮明師と統一運動略史」http://www.chojin.com/history/nempyo.htm


詳細な年表! 勿論、「統一」側からのもの。


 『統一教会ナビ!』http://uc-navi.7days.jp/index.html


信者の方が作成しているらしいが、反統一協会のサイトや分派教団のサイトへのリンクも充実している。

ところで、「蓮池兄が中央大原理研究会の中心メンバー」*2だったのいうのはどうなのだろうか。これについては、

情報ソースを知りたい (flyer_2006)

2006-07-14 09:35:28

えーすいません。

>蓮池兄が中央大原理研究会の中心メンバーとして活動

できれば情報ソースを知りたいのですが。差し支えがあればヒントだけでも結構です。

噂の真相が」追求していたときもそんな話は出てなかったと思いますが。

という質問に対して、書いた本人が

私自身が当事者です(笑) (kaetzchen)

2006-07-14 11:29:23

flyer_2006 さん,こんにちは。

情報ソースですか? 私自身が当事者かつ証言者ですよ(笑)

東京の某大学に在籍中に,ノンセクトの反原理運動を立ち上げて,結構派手にゲバルトやら情宣活動や出版活動をしておりました。蓮池兄を殴ったのも私です(すでに時効ですが)。あと,秋葉原駅の前でコンドームをばらまいたのも私です。

これ以上,何か文句がありますか?

と答えている。

2006-07-28

「摂理」

読者各位

「摂理」からの圧力がありましたので、取り敢えず内容を引き上げます。ご諒承の程、お願いいたします。

襄陽市場――瓦礫の山

昨日、バスの「陝西南路」で下車。このバス停は例の「襄陽市場」*1の前である。

襄陽市場は6月30日に閉鎖されたのだが*2、中を覗き込んだら、既に跡形もなく、ただ瓦礫の山があるのみ。市場に張り付いていた「吉野屋」も既に閉店していた。ただ、辺りに屯する〈トケイ、カパン、ロレクス、ロレクス〉と呼びかけてくるにいちゃん&ねえちゃんは相変わらず。

http://tnkoumei.typepad.jp/china/2006/07/post_90a8.htmlは、襄陽市場の由来と今後について詳しい。参考にさせていただいた。

受動性と偶然性

 「「命」について」http://web.soshisha.com/archives/world/2006_0727.php


保坂和志さんの新稿。こういうテクストを要約しろというのは難しいし、あまり意味のあることだとも思われない。特に印象に残ったところを引用してみる;

人は誰も決して生まれてくる時を選べないし、自分自身の性格や知能や外見を選べない(性別すら選んで生まれてこれるわけではない)。

 そんなことはわかりきっているけれど、それでもやっぱり、誕生を国中から祝福してもらえる皇室子どもがいる一方で、生まれてからずうっと2年も3年も虐待されつづけて死んでゆく子どもがいるのはどうしてなのかと思わないわけにはいかない。

 もちろん人は血筋の外に生まれることはできないのだから、虐待されて死んだ子ども皇室に生まれたかもしれないという可能性はない。しかし同じ夫婦のあいだに生まれた子どもでも、自分と兄弟とでまるっきり別人であるように、卵子に到達した精子のたった一つの違いで自分でない人間が生まれていた。受精という、この本質的な偶然性と受動性を考えるとき、血筋の違いなど取るに足りないことのように思ってしまう私の感覚はちょっと変だろうか?

また、

 人間にとって死は恐怖だが、「自分が生まれていない可能性」をリアルに感じる瞬間は、恐怖というようなわかりやすい感情をこえた、世界の深淵を垣間見た気持ちにならないだろうか。

 私は10代の頃からたまにこの気持ちに襲われることがあって、そのようなときには電車の同じ車両に乗り合わせているすべての人が自分と繋がっているような感覚に捕らわれてしまう。だってこの車両の中の誰がどこで、私の父や母と私が生まれる以前に擦れ違っているか、わからないじゃないか。この車両にいる人自身でなくてもその人の両親の可能性だってある。

 その人が私の父に電車の中で絡んで喧嘩したとか話しかけてきて仲良くなったとか、そういう具体的な関係なんか何もなくても、同じ空間に居合わせただけで、私の誕生と関係がある。それだけは間違いない。自分の誕生へと至る過去は、カクテルグラスを10段積み重ねたピラミッドのように脆く危うく、ひとつでも欠けたら崩れ落ちてしまう。

ところで、伊田広行さん*3の言っていることは共感できる。しかし、すぐに難問が見えてきてしまう。「選び取る」ことを選ぶこと、「選び取る」ことを選べるかという問題。

忘却或いは隠蔽

多分http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060727/1154012155とも関係あるか。

社会科学的なステイトメントというのは、殆どが例えば〈三角形の内角の和は180度である〉というような当必然的なものではなく、〈Aという変数の値がかくかくしかじかであればYという事態が生起する確率は大きい〉というようなものであろう。何故そうなのかといえば、実際にYという事態の存立に関与している変数はAだけではなく、無限に存在しうるのであるが、偶々研究者の理論的関心その他の理由で取り敢えず括弧で括られているにすぎないからである。しかし、現実にはステイトメントが確率論的・非決定論的なものだということは忘却或いは隠蔽される。それはわかりやすさへの圧力のせいかも知れないし、商業的或いは〈政治〉的理由のためかも知れない。谷川さん*4が苛立っているのも、その「忘却或いは隠蔽」と関係があるのだろう。

蓮の実

7月に入って、上海の路上で蓮の実を売る人を見かけるようになった。売っているのは路上であって、スーパーとか市場とかには売っていない。

蓮の実というと、月餅のあんこくらいしか思いつかなかったのだが、http://blog.goo.ne.jp/yukicoo/e/2ce69b6ef34ffd2552b803b5fa455ae2によると、生で食べる;

種をひっぱると、ぽこっと出てきます。この緑の皮と薄皮を剥いてぱくり。

味は・・・淡白で油がないピーナッツ?ポリポリとした癖のない味。

たまに中心に芽が入ってますが、苦いので取り除くのがオススメ

宗教と公共性

川瀬さんが

僕の靖国に関する考えはシンプルでして、要するに僕は靖国神社公式参拝賛成派)が主張するような靖国神社の「公共性」を認めていない、ということです。つまり、市民宗教、もしくは公共宗教としての靖国(もしくは神道)というのを認めないという立場です。「神道的でありつつ全国民的である」というのには、どこか無理を感じてしまいます。

http://d.hatena.ne.jp/t-kawase/20060721/p1#c1153742681

と書いている。

私は〈宗教〉が公共性を担うことができるのかどうか、もっと問われるべきだと思っている。私の暫定的な回答は否定的なもの。とはいっても、〈宗教〉を(もっとも私秘的な領野である)こころの問題に還元しろというわけではない*5

〈秘儀性〉というのは〈宗教〉の本質に関与している。〈秘儀性〉と公共性は明らかに矛盾する。〈宗教〉は公共的な視線から遮られることによってこそ護られるのであり、公共的な視線に曝されたら、その本質的な部分でダメージを受けてしまう。

結局のところ、(少なくとも)現代社会で公共性を担えるのは、政治であり、学術であり、アートであるということになるのだが、これらのものは(少なくとも)有用性や倫理道徳に還元されないことにおいて、超越に関わっている。超越に関わる限りで、〈宗教〉と接点を持つことになる。ここら辺の絡みについては、勿論未だ結論はない。

正露丸

『朝日』の記事;

ラッパ敗訴、「正露丸は一般名称」と認定 大阪地裁

2006年07月27日21時55分

 ラッパのマークで知られる胃腸薬「正露丸」を製造、販売する大幸薬品大阪府吹田市)が、名称と包装箱が酷似した薬を売るのは不正競争防止法が禁じた類似品販売にあたるとして、和泉薬品工業(同府和泉市)に販売差し止めと約6400万円の損害賠償などを求めた訴訟判決が27日、大阪地裁であった。田中俊次裁判長は「正露丸の名称は以前から一般的に使われ、商標権の侵害にはあたらない。マークで他社の製品と区別でき、混同の恐れもない」として請求を棄却した。大幸薬品控訴する方針。


 判決によると、大幸薬品は1959(昭和34)年に「正露丸」と「SEIROGAN」の商標登録を認められた。和泉薬品工業は昭和30年代にはすでに「正露丸」の名称で商品を販売していた。

 判決は包装箱の表示や外観について共通するデザインだと認めた。

 その上で、和泉薬品工業が商品を販売していた昭和30年代には、複数の業者が正露丸の名称と同じような包装箱で販売していたと認定し、「大幸薬品だけが独占使用してきたわけではない」と指摘。大幸薬品の商品はラッパのマークによって他社と区別できるため、商品を混同するおそれはないとした。

 商標権についても「和泉薬品工業は、一般的な名称として使われている『正露丸』を表示したにすぎない」と述べ、侵害はないと結論づけた。

 〈大幸薬品の話〉 到底承服しがたく、判決文を検討したうえで控訴する予定だ。

 〈和泉薬品工業の古下悦朗社長の話〉 当然の結果と受け止めている。

http://www.asahi.com/national/update/0727/OSK200607270210.html

商品名がいつの間にかに「一般名称」になったもの――「ホッチキス」、それから「宅急便」もそうか。

ところで、「正露丸」はそもそも「征露丸」。現在露西亜で売っているのだろうか。

2006-07-27

琉球文物

琉球新報』の記事;

琉球文物、県内公開へ 故宮博物院長「力尽くす」 北京


 【中国北京26日金城良廣】中国を訪れている稲嶺恵一知事は26日午後、故宮博物院の鄭■●院長を訪ね、来年秋に開館する新県立博物館への貸し出し協力を求めた。李季副院長とともに稲嶺知事を迎えた鄭院長は「先週、宮本雄二駐中国大使にも伝えたが、できるだけ力を尽くしたい」と語り、協力を約束した。稲嶺知事は「大変うれしい。琉球文物が沖縄で公開されることが、日中の友好に大きな役割を果たすと思う」と感謝した。

 鄭院長は「新博物館で博物院所蔵の琉球文物展示が実現すれば、琉球王朝中国の歴史を受け継ぐことになり、これからの交流に役立つ」と沖縄中国のさらなる友好に期待した。稲嶺知事は「2年前、那覇市で開かれた展覧会は、わたしも見た。琉球文物が一つ一つ丁寧に保管されており、琉球王朝の昔の姿を思い起こした」と述べた。

 会談後、稲嶺知事らは別室で博物院に所蔵されている琉球文物を見学した。テーブルには漆器「黒漆雲竜螺鈿(らでん)東道盆」や紅型など、博物院が所蔵する琉球王朝時代の文物八点が並べられた。

 夜には稲嶺知事主催の夕食会が開かれ、中国側関係者などが参加し交流を深めた。

注:■は「欠」に「励」

注:●は「水」が3つ

(7/27 9:58)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-15739-storytopic-1.html

琉球文物貸し出しへ 中国文物局副局長が全面支援約束

 【北京26日金城良廣】中国を訪問している稲嶺恵一知事ら県の訪問団は26日午前、中国・国家文物局に張栢副局長を訪ね、琉球王朝時代に中国に献上され故宮博物院に所蔵されている工芸品を来年秋開館の新県立博物館で公開したい―として貸し出しを要請した。

 これに対し、張副局長は「文物局としても基本的に支持する。学問的な交流が深まり、日中友好が進展することを期待する」と述べ、全面的な支援を約束した。さらに、張副局長は「文物の交流だけでなく、各分野で沖縄から中国に来てほしい」と、一層の交流促進を希望した。

 稲嶺知事は「支援を表明していただき、大変ありがたい。沖縄中国は独特の交流の歴史があり、県民は中国に対し好印象を持っている」などと感謝の意を表明した。

 一行は同日午後、故宮博物院に対し、琉球文物の貸し出しを要請する。

(7/26 16:17)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-15719-storytopic-1.html

琉球の文物といえば、20年近く前に、尚家所蔵の文物を巡る東京都台東区と在京の沖縄出身者との間に起こった紛争を思い出す。尚家の当主が同家所蔵の文物を那覇市に寄贈を申し入れたが、けんもほろろにされ、住んでいた台東区への寄贈を申し出たところ、それに対して抗議が行われたというもの。これについては、当時の『谷中根津千駄木』に記載がある。その後、どういう決着がなされたのか知らず。

コンフリクトと「抵抗」の間

 「女性の静かな抵抗―うつを政治的に読み替える―」

 http://d.hatena.ne.jp/chidarinn/20060725/p2


女性の「うつ」を「抵抗」として読む――これを巡って、波紋が拡がっている。

あらゆる〈病気〉は、〈主体(agent)〉が環境であれ、異物であれ、或いは自己であれ、〈外部〉(或いは〈外部〉とされたもの)との接触において、それとのコンフリクトとして、コンフリクトの効果として生起する*1。勿論、ここでいう「環境」は社会環境を含み、「異物」は他人を含む。故に、鬱病が生起する相関関係の中で、社会的なものが重要な変数として機能していることは当然であるともいえる。

しかし、そこから鬱病を「抵抗」であると断言することの間には、距離、というよりもキエルケゴール的跳躍によってしか克服できないような次元の違いが存在する。それは〈意味(賦与)〉ということが関わっているからだ。また、それと同時に〈主体(agent)〉の定義にも関わっているkmizusawaさん*2は「抵抗」という意味づけに対して、「その状態を主体的に選び取っているかのような」ニュアンスを嗅ぎつけ、違和感を表明している。抵抗でも逃避でも順応でも、ある人の症候をそのように意味づけるのは誰なのかという問題。多分、chidarinnさんはそのことには十分に自覚的なのだと思う。それはまず冒頭において、

こうした女性たちのうつの原因とも言える部分、すなわち主婦業への閉じ込めは、既に女性の生活にみずからかかわっていたベティ・フリーダン(1963『女性の神話』)によって明らかにされています。中産階級の女性は、子育て・家事だけでは気持ちが満たされないこと、そしてそれに対する不満は許されないこと、さらに場合によっては「治療対象」になるという、こういった状況に対して違和感を感じていることに対し「名前のない問題 a problem without a name」と名づけたわけです。男の視点から見れば、そんな問題が存在するとは考えられてこなかったのですから、なるほど、「名前」がないのは当然(世界は男の言葉で男の意味で説明されているから)。しかしまぁ、気づいてから、今まで、進歩がないですね。むしろ悪化??そんなことはない??

と書いているからだ。だから、そのように読むことを敢えて「主体的に選び取っている」ともいえる。そのように読むことを選び取ること、それは他の読み方の可能性を括弧で括ること、或いは〈地〉として取り敢えず隠すことを意味する。括弧はいつでも外せるし、〈地〉もいつでも〈図〉として浮かび上がることができる。これは少し考えれば当たり前なのだが、論争的な場面においては屡々忘却されてしまう。拡がる波紋はこの忘却の効果なのでもないか。

誰が意味を賦与するのかという問題は決定的に重要である。多分、フェミニズムにしても「障害学」*3にしても、その学としての存立に関わっている。ここで話を逸らすと、世界の、或いは事物や出来事の客観的存在可能性は、どの「視点」にも意味賦与にも還元不能であるということに存している。また、このことこそが新たな、それこそ「抵抗」としての意味賦与の可能性の条件でもある。

勿論、鬱病を「抵抗」として読むことの妥当性は問われるべきである。或いは別の読み方の可能性。私の知識では、鬱の人(鬱病になる可能性の高い素質を備えている人)というのは秩序やルーティンへの指向性が強い。発病の契機となるのは、ルーティンの失効、つまり変化である。結婚、離婚、就職、失業、昇進、左遷、転勤、そして季節の変化。秩序やルーティン、それは社会的場面では役割期待であり、役割行為であろう。或いは常識。鬱病というのは秩序やルーティンへの過度の同化・固執の効果なのであり、寧ろ変化してしまう秩序やルーティンに裏切られてしまったともいえるかも知れない。問題は、それにも拘わらず、怠惰というようなレーベルを貼られてしまうこと。ばりばりの愛国者非国民呼ばわりされるようなものである。「がんばれ」がタブーなのは、本人は既に十分に頑張っているのであり、その上での頑張れは、頑張っても何もできないということで、無力感を引き出してしまうからだ。とすれば、他人が主体的にがんばることのひとつである「抵抗」という意味を他人が賦与してしまうのは、治療的な意味でどうよということにもなる。だから、頑張らなくてもいいというふうに誘導していくのがよさそうに思えるが、これもなかなか困難を含んでいるように思える。そもそも頑張る素質を持っている人は頑張らないことを頑張ってしまうということになるからだ。また、ある程度のいい加減さ、役割距離があった方が役割関係の存続にとっては機能的であるという社会学的帰結もあるのだが、これは余談に属する。

言葉のゆれとか

文化庁「国語に関する世論調査」についての記事3つ;

「お」の付けすぎ 使い分け、性差歴然  文化庁調査

2006年07月26日22時14分

 お菓子、お酒、お米は多数派で、おくつした、おビール、おかばんは少数派――。付けすぎがよく指摘される「お」は、言葉によって使い分けられており、性差も大きいことが、文化庁が26日に発表した05年度「国語に関する世論調査」でわかった。あなたは「お」を付けすぎてはいませんか。


 この調査は国語政策の参考にするため、95年度から実施している。今回は敬語に関する意識を中心に、2〜3月に16歳以上の2107人に面接して調べた。

 「お」は尊敬語・謙譲語・丁寧語に続く第四の敬語とされる「美化語」の一つで、物言いを丁寧で上品にする働きがある。調査では、日常生活でよく使われる15の言葉の頭に「お」を付けるかどうか尋ねた。

 付ける人の方が多かったのは菓子などのほか皿・弁当・茶わんの6語。逆に付ける人が少なかったのは、くつしたなどのほかソース・紅茶・手紙・薬・天気の8語。酢はほぼ同じ割合だった。

 どの言葉でも、付けるのは女性が男性より多かった。中でも弁当は女性の76.4%が「お弁当」なのに、男性は24.1%にとどまった。

 敬語については73.9%の人が「使っている」と答え、年代別では社会に出たばかりの20歳代が86.2%と最多。最少は60歳代以上の63.6%だった。「敬語が難しい」と感じている人は全体の67.6%にのぼり、具体的には「相手や場面に応じた使い方」を挙げた人が78.4%、「手紙などを書くときの使い方」が38.3%と多かった。

 文化審議会国語分科会は敬語に関する具体的な指針作りに取り組んでおり、来年2月までに答申する予定だ。文化庁国語課は「『お』の付けすぎは昭和20年代から指摘する声があるが、付け方にルールはなく、性差や個人差が大きい。この調査結果を含めて、指針作りに反映させたい」と話している。

http://www.asahi.com/life/update/0726/006.html

「お」を付けるかどうかというのは〈文脈〉によるところが多いように思える。

ところで、「付け方にルールはなく、性差や個人差が大きい」という言葉遣い、変じゃない?

怒り心頭に「達する」? 「発する」?

2006年07月26日22時22分

 文化庁の「国語に関する世論調査」は、慣用句や、言葉の意味が重複している言い方についても調べた。

 二つの慣用句を挙げてどちらを使うかを4例尋ねたら、本来とは異なる言い方を選んだ人が多かったのは2例。「怒り心頭に発する」は14.0%なのに「怒り心頭に達する」は74.2%と多く、「あいきょうを振りまく」の43.9%に対して「あいそ(う)を振りまく」は48.3%だった。

 意味が重複する言い方では、「あとで後悔した」「一番最後」「従来から」の3例とも、「気にならない」が「気になる」を上回った。また、「元日の朝」を意味する「元旦」を「元旦の夜」と使ったり、「白羽の矢が立つ」を「白羽の矢が当たる」としたりするのも、3〜4割の人が「気にならない」だった。

http://www.asahi.com/life/update/0726/007.html

また、

目上に「ご苦労さま」15%=「お疲れさま」を侵食−文化庁の国語世論調査

 仕事後、目上の人に「ご苦労さまでした」と言葉を掛ける人の割合が15%に達し、主流を占める「お疲れさまでした」を侵食していることが26日、文化庁の「国語に関する世論調査」で分かった。同庁は「慰労の言葉は、本来は目上の人から掛けるもの」と説明する一方、厳密な使い方は必ずしも定まっていないとしている。

 調査は2−3月、全国の16歳以上の男女計3652人に実施、57.7%の有効回答を得た。

 それによると、一緒に働いた人が自分より職階が上の人の場合、「お疲れさまでした」と言う割合は回答者の69.2%。「ありがとうございました」も11.0%いた。その一方、「ご苦労さまでした」と言う人が15.1%おり、「どうも」が0.9%、「何も言わない」も0.6%いた。 

時事通信) - 7月26日18時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060726-00000080-jij-pol

このニュースのカテゴリーが「政治ニュース」だという方が??であるが。

言葉ということで驚いたのは、http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2006/07/723_e069.htmlのコメント欄の

無産者って「何も持たない」っていう意味なんですね。不勉強でした。でも私が最初に持った印象は「何も生『産』しない」、労働力として生産性がなくて価値がないから切り捨てられる、っていう意味なのかと思いました。労働する機会を奪われているのに、働く気力がない・実力がないから「生産性無し」とみなすレッテルとして用いられる言葉なのかな、と。

若い人たちのゼマンティークでは、これって自然なの?

*1:agentの反対語はpatientであるが、〈病気〉とはコンフリクトにおいて能動性のバランスが崩れ、きわめて受動的な情況に陥ってしまうことであるともいえよう。

*2http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20060726/p3

*3Cf. http://tu-ta.at.webry.info/200607/article_17.html http://tu-ta.at.webry.info/200607/article_23.html

2006-07-26

Le Monde Diplomatiqueから2つ

 Jacques Sapir「競争理論は検証可能か」http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/b7a2bebf26d9db1c6c1195feb4b4a50a


ネオリベラル経済学者の場合、競争が果たす役割はひとつのドグマとなってしまっている。つまり、競争は絶対的な性格を帯び、具体的な実施条件を超越したものとして措定されるのである。

しかしながら、

一般均衡の理論は、経済主体が完全かつ無欠な情報を持つとするが、全知全能でもない限り成り立ちようがない仮定である。しかし、この前提は彼らの競争理論の根底に位置している。経済主体が不完全かつ非対称的な情報しか得られないとすれば、市場は効率的なものでなくなり、競争は不安定を生み出し、そして公的な直接的介入が要請されることになる。

口を挟むとすれば、完全かつ対称的な情報を有する経済主体の存立不可能性は市場原理主義を無効化するとともに、計画経済社会主義)の存立可能性も無効化する。それと同時に、現実の資本主義経済の作動は情報の不完全性・非対称性にこそ依存しているのでは?


また、


 Anne Vigna「「エコツーリズム」の現実を問う」http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/a0d02930fb94ca4ff09348c6a40d1d62


定義が明確でない「エコツーリズム」が惹き起こしているとんでもない実態。中南米の事例。曰く、

エコツーリズムという呼称が、自然保護を名目として(実際はどうであるかにかかわらず)、従来型の観光では考えられないほどのスピードで、自然資源の私有化を推し進めている。なかには環境整備をうたったものもあるとはいえ、どのプロジェクトでも事業者の所有権の保障が要請され、地元住民が追い立てられている。

それに対抗する「連帯ツーリズム」が抱える困難。

ところで、黒川滋氏*1は「ロハス」という言葉の持ついかがわしさを批判している。

Mickey Spillane

最初、『外灘画報』(7月26日号)のベタ記事で知った。

今までご存命だったということの方が驚き。

International Herald Tribuneの記事;

Obituary: Mickey Spillane, 88, wrote Mike Hammer detective novels

By Richard Severo The New York Times

WEDNESDAY, JULY 19, 2006

Mickey Spillane, 88, the creator of Mike Hammer, that heroic but frequently sadistic private detective who blasted his way through some of the most violent novels of the 1940s and '50s, died Monday at his home in Murrells Inlet, South Carolina.

Spillane's wife, Jane, told The Sun News in Myrtle Beach that Spillane had had cancer, The Associated Press reported.

Scorned by many critics for his artless plots, his reliance on unlikely coincidence and a simplistic understanding of the law, Spillane nonetheless gained instant success with his first novel, "I, the Jury," published in 1947. He cemented his popularity over the next few years with books like "Vengeance Is Mine," "My Gun Is Quick," "The Big Kill" and "Kiss Me, Deadly," which in 1955, with Ralph Meeker as Mike Hammer, became the best of the several movies based on his books.

As the books kept coming, some critics softened. The Times Literary Supplement of London described his 1961 novel, "The Deep," as "nasty" but nevertheless exhibiting "a genuine narrative grip."

Spillane referred to his own material as "the chewing gum of American literature" and laughed at the critics. "I'm not writing for the critics," he said. "I'm writing for the public."

Spillane's most famous hero became the protagonist of two successful television series. The first, "Mike Hammer," with Darren McGavin, ran from 1956 to 1959. "Mickey Spillane's Mike Hammer," with Stacy Keach, ran from 1984 to 1987. Keach also starred in "Mike Hammer, Private Eye," from 1997 to 1998.

"I have no fans," Spillane once said. "You know what I got? Customers. And customers are your friends."

His customers remained loyal even after the Hammer character became much imitated, and as later generations of pulp writers produced books filled with even more violence than Spillane's.

Spillane's mother was a Presbyterian and his father a Catholic. When he was coming into his own as a writer, Spillane liked to say that he had been "christened in two churches and neither took."

But in 1951, he became a Jehovah's Witness, and he persuaded his mother and his first wife to convert. Instead of writing, he spent most of his time going door to door, spreading the message of the Bible. He wrote no books from 1952 to 1961, and those he wrote later, some fans said, lacked the vintage sadism of the first five, in which a total of 48 people were killed.

http://www.iht.com/bin/print_ipub.php?file=/articles/2006/07/18/news/obits.php

ご存命!ということだと、ブルース・リーの映画でもお馴染みの「ショウ・ブラザーズ」の創設者である邵逸夫氏も99歳でご存命*2

Gillian Anderson妊娠

これも懐かしい名前。千葉麗子と同じように。

China Dailyの記事;

X-File star Gillian Anderson pregnant

Updated: 2006-07-24 16:16

Gillian Anderson is pregnant - just months after splitting from her husband. The 'X-Files' actress has told friends she is expecting following her break-up from documentary maker Julian Ozanne, her second husband, according to Mail On Sunday newspaper.

Anderson split from Ozanne in April just 16 months after the pair tied the knot in a lavish ceremony held on the island of Lamu, situated off the coast of Kenya, in 2004.

The 37-year-old star - who already has an 11-year-old daughter, Piper, from her first marriage to Canadian television art director Clyde Klotz, which ended in 1996 - is now said to be dating wheel-clamping firm director Mark Griffiths.

Anderson is believed to have delayed telling close friends about the pregnancy until she reached the 12-week stage, the time at which risks of losing the baby become minimal.

Griffiths, 34, moved into the actress' ¡ê3million home in Holland Park, London, last month.

Anderson's spokesperson has so far refused to confirm the pregnancy and it is not yet known who the father is.

http://www.chinadaily.com.cn/entertainment/2006-07/24/content_648139.htm

See also 趙文元編訳「《X档案》女星離婚三月又懐孕」『東方早報』2006年7月26日

『Xファイル』ということで、


 McKenzie Wark “The X-Files and Delegitimation Crisis” http://www.dmc.mq.edu.au/mwark/warchive/21*C/21c-xfiles.html


を見つけたのだけれど、曰く、

The X-Files is a rare example in television of a man and a woman who work together, between whom the problems that arise are strictly professional and have nothing to do with their gender or sexuality.

これって、それほど注目すべきことなのか。それよりも、『Xファイル』の面白さのひとつには、ジェンダー・ロールの逆転ということがあると思うのだけれど。

『Xファイル』が米国国家体制の脱正統化を表象しているという解釈は、正しいのかも知れないが、ちょっとベタすぎる感もあるけれど、

The Mulder character was supposedly born in 1960, and Sculley in 1964. They represent a generational sensibility of distrust, disappointment and disillusion with the great promise of America's manifest destiny, to bold go where no industrial democracy had gone before. Children of Watergate and Vietnam, they are attuned more to America's latent destiny, where a once powerful nation gets caught up in the complexity of its own instruments of power, which work increasingly at cross purposes, and perhaps contrary to the interests of the people they were designed to protect and serve.

といった世代論的指摘は抜き書きしておく価値ありか。

なお、1990年代米国アクション映画の主役がCIAからFBIに転換したことについては、「うさこ」さんの指摘あり*3

明義士

 王曉熊「伝教士往事」『東方早報』2006年7月25日


「明義士」とはカナダ宣教師James Mellon Menziesの中国名。「明義士」は「殷墟甲骨収蔵最有貢献的人之一」である。しかし、そのコレクションはこれまで「帝国主義文化侵略的一部分」とされてきた。このコラムはその〈汚名〉を雪ごうとする。

今までに「殷墟」から出土した甲骨は10万から15万片といわれている。そのうち、中国国内で保存されているのは8万から10万片。カナダの「安大略皇家博物館」が5000片をコレクションしているが、これは「明義士」の死後に寄贈されたもの。「明義士」は1917年の著書『殷墟卜辞』において、5万片をコレクションしたと述べているが、その多くは1920年代の「北伐戦争」の時に安陽に駐留していた呉佩孚の軍隊によって破壊されてしまった。20世紀初頭、宣教師も含めて外国人による中国文物の横流しが横行していたが、「明義士」のコレクションはあくまでも研究のためであり、教鞭を取っていた「斉魯大学」(済南)に寄贈することを希望していた。

1952年に「三反運動」が起こり、「斉魯大学」は「政治風暴中一個焦点」となった。「明義士」は抗日戦争勃発後、コレクションの保護のために文物を密かに地下に「埋蔵」していた。学生の吊し上げによって、英国人教師「林仰山」が「埋蔵文物的地図」を明かすと、「帝国主義文化掠奪的罪証」として喧伝されることになった。しかしながら、現在山東博物館が所蔵する甲骨のコレクションは、この「明義士」が「埋蔵」していたものに由来する。

「明義士」の「対中国伝統文化的熱愛」は中国で生まれた息子の命名にも表れている。『大学』から採って、「明明徳」。「明明徳」は後にカナダ大使として中国に駐在している。

Photos of Sylvian

承前*4

Very Best of Japanに収められている”All Tomorrow’s Parties”は、勿論ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァー。デヴィッド・シルヴィアンの声はルー・リードの重さが取れて、何だか妙に明るい感じがした。

さて、JAPANについての情報を得るために色々と検索とかしたのだが、シルヴィアンの公式サイトにあるシルヴィアンによって撮影された写真はなかなかいい。その多くがJapanにて撮られたものである;


 http://www.davidsylvian.com/images/


その中から1枚をコピーして、Mixiのトップ・ページに貼り付けておいた。

2006-07-25

Confusion of Categories

いろいろな局面で生じている「弱者」と「更なる弱者」の対立、それは専業主婦母子家庭であったり、正社員契約社員であったり、フェミニズムバックラッシュ派であったりするのだけど、いずれかの立場のどちらかだけに加担することがもう、「強者の分断統治」を成功させてしまうのだとしたら、「弱者」と「更なる弱者」は敵ではない、ということを強調し、そこから出発するよりないように思う。

http://d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/20060725/p3

3つ「対立」が並列されているけれど、最初の2つは社会的な立場(地位)の対立であり、最後のものはイデオロギー的なスタンスの対立だろう。

ところで、この話、ふつうがいちばんリスキーということでしょ?

「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。」

さっき届いたスパム

たしか、数日前にナベ*1のところにも届いた筈。そのままtrash boxに放り込んでしまうのはちょっと惜しい;

(前略)

自分のことを少し語ります。

昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。

自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが

とても悔やまれます。

主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、

それは遊びの為の旅行ではなかったのです。

収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。

一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。

ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、

身体の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。

主人の残した財産は莫大な額です。

つまり、謝礼は幾らでも出きますので、

私の性欲を満たして欲しいのです。

(後略)

ところで、シンガポールに「オオアリクイ」はいるのか。

5500人目

Mixi5500人目のお客様は


 「そばや」さん


いつもいつもお心遣い&コメントありがとうございます。これからもよろしくおねがいします。

哈爾濱、武漢

「哈爾濱〓*2酒」というのは、中国で最初に(1900年に)つくられた麦酒とされている*3

今日、その哈爾濱麦酒(罐)を買って飲んだのだけれど、哈爾濱でつくられているのではなく、湖北省の武漢でつくられていることに気付いた。製造元は「百威武漢)国際〓*4酒有限公司」。「百威」とはBudweiser中国での名称。哈爾濱なのに武漢とはこれ如何に?という感じなのだが、世界の麦酒業界の熾烈な資本再編の動きの中で、「哈爾濱〓*5酒」はAnheuser-Busch*6の傘下に入ってしまったということになる。

そういえば、「青島*7酒」も上海で売っているものの殆どは、青島でつくられたものではなく、地元上海松江でつくられたものだ。日本のジャスコで見た青島麦酒は広東省でつくられたものだった。

Peter French

SHという雑誌(July 21 2006)にPeter Frenchという人のインタヴューが載っている(p.50)。

幾つかのMLで投稿を読んだことがある。この方、North Korea: The Paranoid Peninsulaという著書もあることから、ソウル在住だと思っていたのだが、上海在住だったんだ。

インタヴューは、次作のA Tough Old Time in China: The Life and Times of an American in Shanghaiの話が中心。これはCarl Crowという米国人について。1911年中国に渡った彼は、上海で最初の米国資本の英字新聞社を立ち上げ、さらに中国最初の広告代理店を立ち上げた。French氏が依拠したのは、ミズーリ大学のアーカイヴ。そこには、Crowの日記、ノート、書簡などのドキュメントが収められている。その中には、Crowが行った周恩来への未公刊のインタヴューがあるという。最近、図書館についての議論が盛り上がっているけれど、歴史或いは世界に対する貢献ということだと、公刊された本の購入ということのほかに、このようなある人物などについてのドキュメントをそっくり蒐集・整理して、公共的な利用に供するというのも重要なのではないかとも思う。

French氏はその次の本も既に構想しているという――”a true story about a murder in Beijing that took place in 1938.”

An American girl called Pamela Werner was murdered whilst riding her bicycle on the eve of Chinese New Year. She disappeared and her body was found with her heart cut out.

The murder has never been solved. I’m going to find out who killed her!

北朝鮮について――”one of the only places in the world where people have never heard of the Beatles or Michael Jackson.”

昭和天皇靖国(続々)

承前*8

幾つかのblogについてのメモ。

先ず、


http://d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/20060721/p1


曰く、

僕は皇族は黙ってろという考えなので、仮に昭和天皇が現存していて、そのうえで個人的な意見として、靖国A級戦犯が合祀されているのは好ましくないよと言ったとしたら、立憲君主制に相応しからぬ暗愚の帝だと評するだろう。

首相天皇が対立したならば、葬られるべきは天皇だ。それが立憲君主制だろう。

昭和天皇が仮にA級戦犯靖国合祀に不満を持っていたとしても、所詮は one of them であって、もちろん、生きている間はその不満を昭和天皇は漏らしはしなかった。

仮に漏らしていたとすると大ごと、一宗教法人宗教行為に国民統合の象徴が介入したということになるが、さすがに昭和天皇はそこを弁えていた。寛仁親王とは負っていた責任が違う。

http://black.ap.teacup.com/despera/196.htmlも批判的な意見。より正統左翼的な批判といえようか。ここでともに考えなければいけないのは、象徴天皇制を含む戦後日本の政体の存立は、〈東京裁判〉抜きには考えることもできないということだ。また、「奸臣に誑かされ、脅され、利用される可哀想な天皇」という物語の構築についての指摘。

http://d.hatena.ne.jp/sean97/20060721は「左派」のディレンマについて。

また、川瀬さん*9の「天皇がどう言ったかが問題ではなく、「遊就館」とかに代表されるような、靖国が持つ「歴史観」をもう一度考えねばならない」という指摘もマークしておく。

まあ、このことは(私はそんなつもりはないけれど)少し〈右側〉の人とか、天皇萌えの人を説得するためのリソースとしては使えるでしょうということだ。ただ、政治哲学上の問題として、左派でも自らをリベラルとアイデンティファイしている人にとっては、使用することはできないだろう。これまでずっと批判されてきた〈天皇の政治利用〉ということを反復してしまうからである。

捏造」云々については、なんばさん*10にお任せ。ただ、今回の騒動の背景として、昭和天皇書かない人だったということがあるということは指摘しておく。昭和天皇の最大の罪は回顧録を書かなかったことだといったのは、たしか色川大吉だったか。

JAPANその他

久しぶりに、上海交通大学前の「大西洋影音城」*11に行く。ここは時々行くと、けっこうはっとする掘り出し物が見つかったりするのだ。

先ず、ワヤンさん*12がプッシュするKevin Kern*13があったので、買ってみる;

 Summer daydream

Summer Daydreams

Summer Daydreams

Le Jardin

Once in the Long Ago

Twilight’s Embrace

Water Tapestry

Pan’s Return

Pastel Reflection

Whisperings

Summer Daydreams

Dance of the Dragonfly

Return to Love

そして、JAPAN The Very Best of JAPAN

The Very Best of

The Very Best of

Ghost(Single Version)

I Second That Emotion(Single Mix)

Quiet Life(7” Version)

Gentlemen Take Polaroids

The Art Of Parties(Single Version)

Visions of China

Taking Islands in Africa(Steve Nye Remix)

European Son(Single Mix)

Cantonese Boy

Life In Tokyo(Special Remix)

Nightporter

Methods Of Dance

All Tomorrow’s Parties(7” Version)

Canton(Live)

Ghost(Album Version)

ところで、関係ないが、Ex-X-JAPANのToshiが上海に出没し、今頃はライヴをやっている。

*1http://d.hatena.ne.jp/nabe-chi/

*2:pi2. くちへん+卑。GB3801.

*3:ということは、中国に麦酒を導入したのは露西亜人だったのか。

*4:pi2. くちへん+卑。GB3801.

*5:pi2. くちへん+卑。GB3801.

*6http://www.anheuser-busch.com/

*7:pi2. くちへん+卑。GB3801.

*8http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060721/1153511618

*9http://d.hatena.ne.jp/t-kawase/20060721/p1

*10http://d.hatena.ne.jp/rna/

*11http://www.dvdcity.cn/

*12http://dogini.blog59.fc2.com/

*13http://www.kevinkern.com/main.html

2006-07-24

Mako

San Francisco Chronicleの記事;

Mako -- actor, East West Players co-founder

Jocelyn Stewart, Los Angeles Times

Monday, July 24, 2006


In the early days of his acting career, when most roles offered to Asian American actors were caricatures or stereotypes, Mako took just such a part and used it to open the doors of Hollywood and Broadway to others.

In the 1966 film "The Sand Pebbles," he played a Chinese character who spoke pidgin English, called the white sailors in the movie master, and treated them as such. But through the power of his acting, Mako transformed Po-han and compelled the audience to empathize and identify with the engine-room coolie.

The portrayal earned Mako an Academy Award nomination, which he used to continue his push for more and better roles for Asian American actors.

Mako, who in 1965 co-founded the East West Players, the nation's first Asian American theater company, died Friday of esophageal cancer at his home in Somis (Ventura County). He was 72.

Mako, the group's first artistic director, kept the theater afloat by paying the company's bills. He also taught acting classes.

In 1976, Mako appeared in the Stephen Sondheim musical "Pacific Overtures," playing multiple roles as reciter, shogun, emperor and an American businessman. Set in 1853, the play explores U.S. Commodore Matthew Perry's push to open Japan to foreign trade and visitors for the first time in 250 years.

The performance earned Mako a Tony Award nomination for best actor in a musical.

"What many people say is, 'If it wasn't for Mako, there wouldn't have been Asian American theater,' " said Tim Dang, current artistic director of East West Players, based in the Little Tokyo district of Los Angeles. "He is revered as sort of the godfather of Asian American theater."

Mako was born Makoto Iwamatsu in Kobe, Japan, on Dec. 10, 1933. When Mako was 5, his parents left Japan to study art in New York. Mako stayed behind to be raised by his grandparents.

Because his parents lived on the East Coast, they were not interned during World War II. They ended up working for the U.S. Office of War Information and were later granted residency. Mako joined them when he was 15.

He moved to California after serving two years in the military and studied theater at the Pasadena Playhouse.

Mako married Shizuko Hoshi, a dancer, choreographer and actress. She survives him along with their daughters, Sala and Mimosa.

In an acting career that spanned more than four decades, Mako was a familiar face in film and television. He appeared on series including "McHale's Navy," "I Spy," "MASH," "Quincy" and "Walker, Texas Ranger." In films, he was a Japanese admiral in the film "Pearl Harbor" and a Singaporean in "Seven Years in Tibet." He was Akiro the wizard in "Conan the Barbarian" and "Conan the Destroyer" with Arnold Schwarzenegger.

But Mako had a larger view of the possibilities for Asian American actors.

As artistic director of the East West Players, Mako trained generations of actors and playwrights. He brought to the stage classics including Shakespeare's "Twelfth Night," Chekhov's "Three Sisters" and lesser known contemporary works. He devoted the entire 1981 season to works discussing the internment of Japanese Americans during World War II. The series coincided with the opening of a national discussion on internment reparations.

Mako used the prominence his Oscar nomination for "The Sand Pebbles" gave him to address the dearth of parts for Asian Americans. Unless a script specifically called for an Asian American, producers and casting directors rejected them.

"Of course, we've been fighting against stereotypes from Day 1 at East West," Mako said in a 1986 interview with the Los Angeles Times. "That's the reason we formed: to combat that, and to show we are capable of more than just fulfilling the stereotypes -- waiter, laundryman, gardener, martial artist, villain."

The company's mission soon expanded to include training writers. "Unless our story is told to (other) people, it's hard for them to understand where we are," Mako said.

http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2006/07/24/BAG6GK4ANO1.DTL&feed=rss.bayarea

Murakami vs. Ishihara?

発端は、Guardianの記事;

Murakami hits out at Japanese nationalism

Richard Lea and agencies

Monday July 3, 2006

Guardian Unlimited

Haruki Murakami has spoken about his fears for his country amid a rise in Japanese nationalism, and revealed plans to deal with the issue in his next novel.

"I'm worried about my country," the author told the South China Morning Post, an English-language newspaper based in Hong-Kong. "I feel I have a responsibility as a novelist to do something."

He singled out Shintaro Ishihara, the right-wing governor of Tokyo, for particular criticism, calling him "a very dangerous man".

In 2003, the governor's administration issued a directive that teachers at public high schools should raise and lower the national flag at school ceremonies, and stand during the national anthem - as a result of which more than 300 teachers have been reprimanded, suspended or made to attend "re-education seminars". Mr Ishihara has also worshipped at the controversial Yasukuni shrine. The Shinto shrine honours Japan's 2.5m war dead, including convicted war criminals, and is viewed by many of Japan's wartime victims as an unwanted reminder of Tokyo's militarism of the 1930s and 40s.

"He's an agitator," Murakami reportedly said. "He hates China."

This is not the first time Murakami has spoken in public about Japanese nationalism. In a 1997 interview with Salon.com he talked about the perils of nationalism and revisionism, saying that elements in Japanese society were "remaking history", denying the Nanking massacre and the mistreatment of Chinese and Korean women during the second world war. "We don't have to be tied by the past, but we have to remember it," he said.

Murakami's fiction is enormously popular in China, where he has sold over 3m copies of his work in translation since the success of Norwegian Wood, first published in 1989.

His latest novel, Blind Willow, Sleeping Woman is published in the UK by Harvill Secker later this month.

http://books.guardian.co.uk/print/0,,329520089-99819,00.html

これを日本語訳したのがhttp://anotherorphan.com/2006/07/post_338.html。記事の元ネタであるSouth China Morning Postなのだが、訳者の方は香港ならぬ豪州の新聞Sydney Morning HeraldのインタヴューのURLを指示してしまっている*1。この別の記事を前提として、http://hateshina.exblog.jp/5332977Guardianの記事に突っ込みを入れているわけだ。Guardianの記事の元ネタは、以下のAPの記事;

Haruki Murakami says he's worried about Japanese nationalism

HONG KONG -- Famed Japanese author Haruki Murakami says he's worried about nationalism in his home country and plans to incorporate an anti-nationalist theme into his next novel, a Hong Kong newspaper reported Sunday.

"I'm worried about my country," the 57-year-old Murakami was quoted as saying in the South China Morning Post. "I feel I have responsibility as a novelist to do something."

Murakami singled out nationalist Tokyo governor Shintaro Ishihara for criticism.

"Ishihara is a very dangerous man. He's an agitator. He hates China," Murakami reportedly said.

Ishihara has worshipped at the controversial Yasukuni Shrine, which honors Japan's 2.5 million war dead, including convicted war criminals. The shrine is a major source of Sino-Japanese tensions.

The governor's administration in 2003 also threatened punishment for schoolteachers who don't teach the importance of the Japanese flag and the national anthem -- symbols some say are a reminder of the country's militarist past.

Murakami is known for this Western-influenced writing. Among his works are "Norwegian Wood," "South of the Border, West of the Sun," and "Kafka on the Shore."

Many of Japan's Asian neighbors remain bitter about Japanese military aggression during the 20th century, saying Tokyo has never shown adequate contrition for its brutality. (AP)

July 2, 2006

http://mdn.mainichi-msn.co.jp/national/news/20060702p2a00m0na009000c.html

肝心のSouth China Morning Postの記事なのだけれど、過去の記事は有料なので、取り敢えずアクセス断念。

ところで、Sydney Morning Heraldの記事は面白かった。

HARUKI MURAKAMI would seem the very picture of the writer-prophet. He speaks in low, urgent tones about Japan's rightward lurch. "I am worrying about my country," says the 57-year-old writer, widely considered to be Japan's Nobel laureate-in-waiting. "I feel I have a responsibility as a novelist to do something."

から始まるのだが、話は政治論には進まない。英語圏の読者のための村上春樹入門という趣である。

以下、面白かった部分を抜き書きしておく;

As a teenager, Murakami kicked against the reading tastes of his parents - both lecturers in Japanese literature - by consuming pulpy American mystery novels in English. His idols remain American writers: Fitzgerald, Carver, Chandler and Vonnegut. The heroes of his surrealistic, genre-bending novels are more likely to eat spaghetti, listen to Radiohead and read Len Deighton than drink sake or quote Nobel Prize winner Kenzaburo Oe. They are under-employed drifters, without children or long-term partners, who refuse to genuflect to the Japanese ethos of family and corporation.

Murakami works on short stories in the intervals between novels. "You can test your new technique in a short story for your next novel. It's an experiment - a game."

He writes the way a jazz musician extemporises - guided by impulse, without a plan. "I didn't have a teacher or a colleague as a writer, so the only way I knew was good music - rhythm, improvisation, harmony. I just know how to begin. If I knew how to finish, it wouldn't be fun because I'd know what would happen next. Writing is like dreaming when you're awake."

Childless, like his characters, Murakami is free to pursue his daily regime of writing, translating and fitness. His evenings are spent listening to jazz and translating American novels into Japanese. Murakami has introduced the Japanese reading public to more than 40 works by the likes of Truman Capote, John Irving, Tim O'Brien and Grace Paley.

"Writing fiction, you get egotistical. You have to have confidence," he says. "But translating, you have to respect the text, so your ego shrinks to normal size. It's good for your mental health."

Beyond Beyond

承前*2

6月30日は、Beyondのヴォーカリストギタリストであった黄家駒(Koma*3が日本で客死した命日、13回忌に当たる。1986年に香港で自費制作のカセット・テープをもってデビューしたBeyondは中国語圏で初めてメジャーなヒットを飛ばしたロック・バンドでもあるのだが、実は私が初めて知ったロック・バンドであった*4ファンキー末吉氏によれば、命日の6月30日には北京で黄家駒追悼のためのトリビュート・コンサートが開かれた*5。また、命日絡みだと、『音像世界』7月号に、Beyondの日本での日々をメンバー及び関係者に取材して回想した、雷旋「Beyond 日本“楽和怒”」という文章が掲載されている*6

Beyondは勿論、キャッチーなハード・ロックもいいのだけれど*7、印象に残る曲は、デビュー曲の「再見理想」のようなミドル・テンポの曲や、「AMANI」や「光輝歳月」のようなバラードだな*8。「交織千個心」も可なり。ネルソン・マンディラに捧げられた「光輝歳月」の英訳をhttp://www.cantonese.sheik.co.uk/phorum/read.php?10,36828から抜き出しておく;

鐘聲響起歸家的訊號

The clock chimes the signal for returning home,

在他生命裡彷彿帶點唏噓

It brings to his life a note of sigh!

鄂肌膚給他的意義

The meaning given him thru his dark skin

是一生奉獻膚色鬥爭中

Is devotion of his whole life to a struggle of skin colors.

年月把擁有變做失去

The years have changed possession into loss.

疲倦的雙眼帶著期望

The weary eyes are showing expectation.

今天只有殘留的軀殼

Today only the injured body still remains

迎接光輝歲月

To welcome the glorious years,

風雨中抱緊自由

To hold tight to freedom amidst wind and rain.

一生經過徬惶的掙扎

Thru faltering struggle in this life,

自信可改變未來

He believes he can change the future.

問誰又能做到

May I ask who else can accomplish this?

可否不分膚色的界限

Could we make no distinction of skin colors?

願這土地裡 不分你我高低

Wish everyone could share everything and be treated equally in this land!

繽紛色彩閃出的美麗

A profuse variety of colors emits a sparkling beauty

是因它沒有 分開每種色彩

Because it makes no distinction of each color.

「建国以来上海最大」偽札事件


  楊恭軒、張凌「建国以来上海最大仮幣案告破」『東方早報』2006年7月21日


7月20日、上海市公安局は、李海明(29歳、河南人)ら8人を逮捕し、偽人民元(50元、100元)を401万元分、偽米弗を200弗分押収した。李海明は上海最大の偽札問屋と呼ばれていた。この記事によると、偽札の〈産地〉は広東省の汕尾である。また、張凌「上海収〓*9同比増長7倍」(『東方早報』2006年7月21日)によれば、上海市の今年上半期の偽札摘発件数は前年比+20%、押収金額としては前年よりも7倍増だという。また、上海市内では偽札の〈生産拠点〉は発見されていない。

92→346

読売』の記事なり;

中国南部、台風4号の死者530人に…過少申告も露見

 【北京=末続哲也】22日の新華社電によると、台風4号に直撃された中国南部で今月中旬以降、集中豪雨や洪水の被害が相次ぎ、同日までに530人が死亡したことが分かった。

 湖南、広東両省など各地で計2645万人が被災した。家屋の倒壊は約21万2000棟、一部損壊は約28万7000棟に上り、295万人が緊急避難した。

 被害が最も深刻だった湖南省では346人が死亡、89人が行方不明になった。広東省でも106人が死亡、77人が行方不明になった。

 中国中央テレビは最近、湖南省内の地方政府が死者数や行方不明者数を実際の約3分の1と偽って上部機関に報告していたと報道。これを受けて中国民政省が21日、正確な報告を行うよう各地の行政機関に緊急通達を出した。この結果、湖南省が死者数を92人から346人に訂正。広東省も63人から99人に訂正した。

読売新聞) - 7月23日0時59分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060722-00000511-yom-int

叔父さんが死んだ日、上海はこの颱風の影響で強風が吹き荒れていたことを思い出す。

ところで、颱風の呼び方はそろそろ国際標準にしてもいいのでは?

*1:Ben Naparstek “Not lost in translationhttp://www.smh.com.au/news/books/not-lost-in-translation/2006/06/22/1150845292121.html?page=fullpage#contentSwap2

*2http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060721/1153463839#c1153586064

*3:See http://hkvpradio.com/rhythm/music/intimateportrait/20040629_wongkakui.php

*4:但し、1988年のソウルオリンピックの時に、白南準(Paik Nam-june)が制作したTV番組『あさってライト』に崔健が出演していて、それを視ているのだが、このことに気付いたのは1996年になって、昔エア・チェックしたヴィデオ・テープを整理していたときだった。

*5http://funkyblog.jp/2006/07/beyond.html

*6:Beyondが日本のアミューズと契約して、「一切従零開始」(p.85)のために日本に渡ったのは1992年のこと。また、『音像世界』の6月号には、Beyondのリード・ギタリストだった黄貫中(Paul Wong)へのインタヴュー、方蛇「白日夢 黄貫中」が掲載されている。

*7:Beyondを聴いて、亜細亜の言語でいちばんロックに乗りやすい言語は広東語じゃないかと思ったものだ。

*8:「AMANI」(広東語)の歌詞はhttp://www.comp.nus.edu.sg/~nghoongk/lyrics/singer4-1.html#lyric13 http://forum.timway.com/php/showflat.php?Cat=0&Board=lyrics_and_chords&Number=3614913&page=0&fpart=4

*9:jiao3. いとへん+檄の旁の部分。GB2941. shoujiaoは没収。

2006-07-23

蛍の光


http://d.hatena.ne.jp/nekoma_k/20060718#1153183449

中学校の時の社会の先生が左翼よりだったのを覚えている。

たしかなんだか団体に入っていて(日教組だっけ?)

その先生の机の上には「蛍の光を歌わないようにしよう!」みたいな内容の

ポップがついていた。

中学の社会は一年生のときに地理をやって

二年生のときに日本史世界史の範囲も市民革命や社会主義成立とかはやった)

三年生のとき公民をやりました。

ま、一年の地理はいいんですよ。そんなに偏った授業もしてなかったしね。

問題は中2の日本史と三年の公民。

正直そんなに時間の余裕もないのに、

太平洋戦争前の日韓併合とか日本の占領政策とかとかとかとかとか、

東アジア占領政策について日本は間違ったことをしたんだ!」

って何時間も何時間もしゃべられた。

公民の時間は、

資本主義社会主義を解説する時に、社会主義のすばらしさを熱っぽく説かれた。

しかも中三のときはちょうど日韓ワールドカップが開催されていて

韓国びいきなその先生は、開催期間中ずっとその話だった

(最悪なことに、中3のときの担任の先生が、その先生だったんだ)

資本主義社会主義を解説する時に、社会主義のすばらしさを熱っぽく説かれた」って、「日韓ワールドカップ」の時ですよね。2002年ですよね。一瞬時代を疑ってしまった。まあ、「社会主義」という場合、理念としての「社会主義」と現存する(した)「社会主義」という区別があるわけだし。

ところで、気になったのは、「その先生の机の上には「蛍の光を歌わないようにしよう!」みたいな内容のポップがついていた」というところで、ブックマークでもkmizusawaさんが「日教組的には蛍の光もダメなんですかね」と書いている*1

問題なのは、「蛍の光」の曲というよりも歌詞。稲垣千穎による歌詞をhttp://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/hotarunohikari.htmから引用してみる;


1.蛍の光 窓の雪

書(ふみ)よむ月日 重ねつつ

いつしか年も すぎの戸を

あけてぞ今朝(けさ)は 別れゆく

2.とまるも行くも 限りとて

かたみに思う 千(ち)よろずの

心のはしを ひとことに

さきくとばかり 歌(うと)うなり

3.筑紫のきわみ 陸(みち)の奥

海山遠く へだつとも

その真心は へだてなく

ひとえにつくせ 国のため

4.千島のおくも おきなわも

やしまのうちの まもりなり

いたらんくにに いさおしく

つとめよわがせ つつがなく

現在3番と4番は滅多に歌われることはないが、この3番と4番が大日本帝国拡張主義剥き出し、ナショナリズムばりばりということになる。また、上記のテクストによれば、「そして、軍国日本が勢力圏を拡張するようになると、このくだりは状況に応じ「千島の果ても」「台湾の果ても」と変えられた」ということである。http://www.page.sannet.ne.jp/nazare/tabi.htmでも「蛍の光」4番が言及されている。

4番はともかく3番は〈侵略主義〉的とはいえないかも知れない。ただ、ネーションの存立ということでは興味深い。というよりも、ネーションの本質をずばりと表現しているのではないかと思われる。また、3番と4番を比べると、大日本帝国内のハイアラーキーが透けて見える。本国/殖民地(に準ずるもの)という区別。

ところで、「蛍の光」のそもそもの歌詞はスコットランド人Robert Burnsによるもの。http://www.ktroad.ne.jp/~kazumi-t/topics/uk/auldlandsyne.htmlにその歌詞が引用されているので、孫引き;

  • Auld Lang Syne-

Should auld acquaintance be forgot,

And never brought to mind?

Should auld acquaintance be forgot,

And days of auld lang syne!

(Chorus)

For auld lang syne, my dear,

For auld lang syne,

We'll tak a cup o' kindness yet,

For auld lang syne.

And surely ye'll be your pint stowp,

And surely I'll be mine!

And we'll tak a cup o' kindness yet,

For auld lang syne.

(Chorus)

We twa hae run about the braes;

And pou'd the gowans fine;

But we've wander'd mony a weary fit

Sin' auld lang syne.

(Chorus)

We twa hae paidl'd in the burn,

Frae morning sun till dine;

But seas between us braid hae roar'd

Sin' auld lang syne.

(Chorus)

And there's a hand, my trusty fere!

And gie's a hand o' thine!

And we'll tak a right gude-willie waught,

For auld lang syne.

(Chorus)

歌詞はScottish、スコットランド英語で、タイトルのAuld Lang Syneは、標準的な英語に直すと、「Old Long SinceつまりLong Long Ago」になる*2

この歌が歌われるシチュエーションとしては、

Should auld acquaintance be forgot,

And never brought to mind?

という歌詞で始まるこの歌は、遠い昔を懐かしみ、友との変わらぬ友情に祝杯を上げ、これからの日々に希望を抱いて行こう、という感じで、大晦日のカウントダウンの後にみんなで輪になって手をつないで歌う、というのが恒例イベントです。

http://www.sanynet.ne.jp/~ecc-iogi/music/auldlang.htm

という。

曲の方はそもそもクリスマス・ソングであるという。

ところで、http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/hotarunohikari.htmには、

戦後、卒業ソングとして「蛍の光 窓の雪」に始まる第1節、「とまるも 行くも限りとて」の第2節のみが歌われ、単に別れを惜しむ歌として愛唱されるようになった。


だが現在、卒業式ではあまり歌われなくなった。まさに、「明治は遠くなりにけり」である。

とある。

斉藤清六」がすごい!

斉藤清六」で検索して、拙blogへというのが100アクセス以上。それも今日突然。

斉藤清六」に何かあったのか。謎、謎。因みに、私のところに「斉藤清六」に関する有益な情報は存在しないことは断言できる。

2006-07-22

豪雨と地震

日本、特に九州では酷い集中豪雨。

中国雲南省では地震

Earthquake rattles China

Updated 7/22/2006 12:28 PM ET



BEIJING (AP) — A magnitude-5.1 earthquake hit a mountainous area in southwestern China on Saturday, killing at least 19 people and injuring 60 as it toppled homes and set off landslides.

The earthquake struck at 9:10 a.m. in Yanjin county in Yunnan province, the official Xinhua News Agency said.

Chinese television showed roads in Yanjin blocked by landslides, a car crushed under fallen rocks and several single-story homes with tiled roofs that had completely collapsed. Villagers were huddled under umbrellas and makeshift tents to keep away from the sun.

Liu Tengfei, a high school student from the Yanjin town of Dousha, was at a friend's house when the temblor hit.

"The house was shaking and then a clock on the wall fell down and broke, so we ran out," Liu said by telephone. He said many buildings were badly cracked and officials had ordered people to sleep outdoors Saturday night.

A Dousha official, Chen Hua, said at least five aftershocks followed the earthquake.

A Yanjin county official who would only give his surname, Xiao, said rescuers had confirmed 16 dead and 60 injured in Yanjin. Xiao said 100 houses were destroyed in the county and about 1,000 damaged.

Xinhua said 500 tents, 1,000 quilts and 500 blankets had been sent to the area.

A man named Shen with the Zhaotong Seismological Bureau said three people were reported dead in nearby Daguan county. He had no figure for the number of injured.

Yanjin is 1,100 miles southwest of Beijing and has a population of 350,000.

http://www.usatoday.com/news/world/2006-07-22-china-earthquake_x.htm?csp=34

なお、上の記事では死者19名だが、より新しいニュースでは20名になっている*1

七夕

中国では七夕は(農暦の7月7日ということで)7月31日である。

ところで、SH(July 21 2006)では、七夕を”Chinese Valentine’s Day”と訳している(p.24)。この言い方がどのくらい一般的なのかはわからない。

何もないことは何かあったということを喚起し

時事通信の記事なり;

畠山容疑者宅、取り壊しへ=町長が表明−秋田

 連続児童殺害事件を受け、秋田県藤里町が町営住宅内にある畠山鈴香容疑者(33)の自宅を取り壊す方針であることが20日、分かった。石岡錬一郎町長が同日までに方針を表明した。

 同容疑者の自宅は米山豪憲君(7つ)の殺害現場でもあり、周辺住民から「目にすると事件を思い出す」との声が上がっていた。

 取り壊し後は、建て替えても入居希望者がいないことが予想されるため、更地か緑地にする予定という。 

時事通信) - 7月20日19時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000090-jij-soci

証拠は保全しなければいけないのではないかと思うけれど、どうなのだろう。

記事では住民のメンタル・ヘルスに配慮したということになっているけれど、その効果は疑わしい。壊して「更地」にしたとしても、その一角だけ何もないということがそこに何かあったことを喚起してしまうからだ。〈番町皿屋敷〉の「皿」は「更地」の「更」でもあったというのは、故宮田登先生の説。話を戻せば、建物があろうがなかろうが、記憶は喚起されてしまう。また、人にしても、その集合であるコミュニティにしても、遭遇してしまったイレギュラーな事故とか事件とかを、フォークロアという仕方で変形・処理してきたともいえるのであり、「思い出す」のに配慮して壊してしまうというのは、人間をただただ受動的にトラウマに苛まれる存在としてしまうことでもあり、人間学的にも問題ありなのではないか。

そういえば、実家の近くにもう30年以上空き地である100坪ほどの一角がある*2。家が建て込んだ住宅地の中に空白がぽっかり開いていたら、そこは何か曰く付きの土地なんじゃないかと勘繰るのは当然といえば当然。勿論、その土地とかそこに住んでいた住人にどんな事情があったのかということは私にはわからないのだが。

但し、壊すというのは別の意味があるのかも知れない。つまり、藤里町が「畠山鈴香容疑者」を象徴的に絶縁しようとする振る舞い。話の次元は全然違うが、数年前に大石寺が(創価学会が寄進した)正本堂を取り壊したことに通じているのかも知れない。それが意味しているのは、日蓮正宗創価学会の絶縁を可視的に表現しているということ*3

*1http://news.xinhuanet.com/newscenter/2006-07/22/content_4867821.htm

*2:10年くらい前から駐車場になってはいるのだが。

*3:また、その取り壊しが創価学会にとって、教義上の重大なダメージになっているということは指摘しておく。

2006-07-21

グローバル化中国(Memo)

取り敢えずURLだけメモしておく。

中国グローバル化、出稼ぎ労働、国営企業を巡ってのやり取り;


http://tu-ta.at.webry.info/200607/article_16.html

http://tu-ta.at.webry.info/200607/article_19.html

http://tu-ta.at.webry.info/200607/article_20.html

http://tu-ta.at.webry.info/200607/article_22.html


ところで、このblogを書いている方は昔の知り合いかも知れない。

昭和天皇靖国(続き)

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060720/1153403176で、「中国メディアはどんなふうに反応しているのかと思ったが、20日付の『東方早報』には何も載っていない」と書いたが、21日付では一応「国際」面のトップ;


 新華社「已故日皇反対靖国神社合祭甲級戦犯

 新華社自民党重量級議員再〓*1分祭甲級戦犯“応尊重昭和天皇意願”」


但し、日本の媒体の報道を淡々と切り貼りしたもの。前者の記事には半藤一利氏が登場している。論評的な記事はなし。また、Shanghai Dailyは全くスルー。

ところで、http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f307d0f8d6130b8fc5d1897f475718a6に、『産経』、『読売』、『朝日』の社説が転載されている。『産経』のは、「小泉純一郎首相は富田氏のメモに左右されず、国民を代表して堂々と靖国神社に参拝してほしい」と結ばれている。「国民を代表して」ということは、代表される「国民」はその責任の一端を引き受けなければならないということだ。いやはや。それに対して、

富田メモは、「A級戦犯分祀論議にも一石を投じることになろう。

 だが、靖国神社は教義上「分祀」は不可能としている。政治が宗教法人である靖国神社分祀の圧力をかけることは、憲法政教分離の原則に反する。麻生外相は、靖国神社を国の施設にすることを提案しているが、これも靖国側の意向を前提としない限り不可能だ。

 靖国神社には、宗教法人としての自由な宗教活動を認める。他方で、国立追悼施設の建立、あるいは千鳥ヶ淵戦没者墓苑の拡充などの方法を考えていく。

 「靖国問題」の解決には、そうした選択肢しかないのではないか。

http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f307d0f8d6130b8fc5d1897f475718a6

という『読売』の社説はかなりまともか。というか現実的か。

『新世紀週刊』――中国ロック20周年

承前*2

海南島で発行されている週刊誌『新世紀週刊』(7月1日号)の特集――「別了、揺滾 中国揺滾20年祭」(p.72ff.)。中国においてロックがメジャーになったことなどまだ一度もないのに、「別了(さらば)」とはこれ如何に?と思ったりもするが、80年代のロック・キッズたちも既に「中年」だということは事実である。

胡凌竹「那天、崔健吼出中国揺滾」 pp.74-77

許敏「揺滾老炮、ni変了没有?」 pp.77-78

姜弘「方無行:中国揺滾還没開始」 pp.79-82

許敏「幌子:当揺滾変成偽揺滾」 pp.83-84

許敏「春樹:我在揺滾裏尋找力量」 pp.84-85

健崔「中国揺滾黒話2.0版」 pp.86-87

顔峻「《揺滾黒話1.0》縮略版」 p.87

鉄志「揺滾楽到底是甚麼」 p.88

健崔「西方世界:還揺ma、滾了ma?」 p.89

大熱「崔健:眼裏還是不揉一点沙子」 p.90

平客「珍愛生命 遠離揺滾」 p.91

朋克、punk

何を以てパンクの発端とするかは難しい問題だし、また紐育が先か倫敦が先か問題というのもある。取り敢えず、今年はパンク誕生30周年。

中国の雑誌だと、『音像世界』の6月号が「朋克30年巡礼Punk Revisited)」という特集をしている;

Damon@Albion「朋克倫敦」 pp.24-33

駱小〓*3「朋克紐約」 pp.34-43

Poorwind「朋克北京」 pp.44-50

Poorwind「李鵬:我是個混得還不錯的快楽朋克」 pp.51-52

小寒「王悦:朋克在我脳子裏就是一種音楽形式」、pp.52-53

*4舫「我是一個退休朋克 何勇専訪」 pp.54-55

張薇薇「我是一個便衣朋克――艾未未訪談」 pp.56-57

*5舫「朋克也是欲望英雄 汪民安訪談」 p.58

星月、〓*6舫「我一個不願暴露身〓*7的朋克 春樹訪談」 p.59

*8舫「我是一個最大衆的朋克 李木子訪談」 p.60

また、『三聯生活週刊』7月10日号の「特別報道:朋克30年」;

朱歩衝「万歳還是万砕?──朋克誕生30周年」 pp.68-69

無名氏「五道口:北京朋克興衰史」 pp.70-72

袁越「朋克之死」 pp.73-74

于萍「滑板男青年與朋克」 pp.74-75

からいも

鹿児島では「さつまいも」ではなく「からいも」と呼ぶというのは知っていたが、「taichann」によれば、熊本でも「からいも」と呼ぶという。「からいも」と呼ぶのは九州全域に拡がる? 福岡で「天ぷら」といえば(東京でいうところの)薩摩揚げであるが、これも九州一帯に拡がるのだろうか。

因みに、「上海蟹」というのは日本語であって中国語ではない。

80年代とか90年代とか

「そばや」さんにもコメントをいただいたhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060720/1153361608だけれども、そこで引用した記事の中の「二極化」という言葉は意味不明。「二極化」というのは、この場合だったら、例えば〈セックスOK〉という極とその反対の〈男女交際それ自体禁止〉という極端が増えて、中間が萎むということでは?

それはそれとして、記事の中のコメントで「バブル」とその後というのが出てきたが、80年代を巡っての、zoot32さんの回想;

わたしが小学校五年生のころだ。年に一度、クラスで配布される、学級名簿があるのだが、ある日配られた名簿を見た、わたしのまわりの生徒たちが、わあっと騒ぎだした。クラス全員が、わたしを見ている。これはどういうあれだ。とてもいやな予感がわきあがり、わたしは、あわてて、手元にある名簿を確認した。わたしの名前。住所、電話番号。生年月日、そして親の名前と職業。あ、これだ。わたしの母の職業の欄には、こうあった。

コピーライター

そのまま校舎の窓から飛び下りたくなるくらい、恥ずかしかった。やってくれたものである。なにがコピーライターだ。ふつうに主婦って書けばいいじゃないか。ばかじゃねえの。こんなのさあ、クラス中に、「この子を気の済むまでいじめてやってください」っておねがいしているようなものじゃないか。たのむから、ふつうにしててくれよ。そんな息子のささやかな祈りも届かず、わたしの母は、自称コピーライターとして、学級名簿に輝かしくその名を刻んだのであった。たぶん、広告の仕事とか、してたのかな。知らないけど。名乗ってみたかったんだろうな。コピーライターって。それは、1981年。糸井氏が、「不思議、大好き」「おいしい生活」などのキャッチコピーで、世間の話題をさらっていたころだった。そして、案の定、いじめられる息子。http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20060718#p1

但し、1981年はまだ80年代というよりは70年代の延長という雰囲気が濃いような気もする。惹句という意味での「コピー」という言葉が一般に定着するのはこの頃か。既に1983年には、浅田彰氏が糸井重里から林真理子という仕方で時代の変容を語っていた。また、広告文化の一般への影響ということでは、糸井氏よりも川崎徹の役割の方が大きかったような気もする。

ところで、zoot32さんは宮沢章夫氏の『八十年代地下文化論』という本に言及している。zoot32さんの紹介によれば、80年代と90年代(2000年代?)の差異は、「西武セゾン系文化」と「森ビル系文化」の差異ということになる。六本木でいえば、WAVE六本木ヒルズ。この本は仲俣暁生*9も注目している。仲俣氏が注目するのは、原宿にあった「ピテカントロプス・エレクトス」(が象徴する物事)*10。曰く、

私はピテカントロプスなんて一度も行かなかったし、80年代前半はけっこう、千葉のような地方都市も「どんくさい」なりに面白かった。岡崎京子下北沢の理髪店の子供だから、むしろ感性としては下町ッ子で、宮沢章夫が80年代における「鹿鳴館」(=近代化の象徴)だったというピテカントロプスなんかより、ずっと面白い遊び場を知っていたはずだ。

おそらく「1980年代」論というのは、論の立て方が間違っているのだと思う。「80年代前半」といわれている時代が面白いのは、当時はまだリアリティのあった「昭和50年代」という言い方で表現されるドメスティックな「どんくささ」と、「鹿鳴館」という譬えがいみじくも言い当てている「近代化」とが同居していた時代だからだ。浅田彰が80年代の「福沢諭吉」だったとしても、その言説に乗っかって行動する人ばかりが生きていたわけではない、ということである

また、

岡崎京子については「80年代」と結びつけて語りたがる人がとても多いけれど、個人的には一度しか面識がないが、それでも岡崎さんと同時代を生きてきたという気持ちの強い私にとって、彼女は「90年代」の人であり、少なくともそうであろうとした作家だったと思う。岡崎京子の「90年代」との格闘を引きつごうとする作家がいないことが私には残念だし、彼女より年長の男たちがこぞって彼女を自分たちの手前勝手な「80年代」に幽閉しようとしていることが、腹立たしくてならない。

この本のおかげで、これまでずっと「擁護」しようと思って力んでいた「80年代」から、私はすっかり解放されたように感じた。自分はもしかしたら「80年代」の人間ではなくて、どちらかといえば「90年代」の人間だったのかもしれない。それでも宮沢章夫が「80年代」を語りつつ、それ以前の70年代に強く拘束されているという意味では、私にとっても「80年代」は無意識に沁みこんでいるはずで、もしも「80年代」を批評の俎上に載せようとするなら、その無意識をこそ分析しなくちゃならないんだろう。

岡崎京子が「80年代」ではなく「90年代」に属する人だというのは賛成。「80年代」といえば、(私にとっては)寧ろ玖保キリコさんだろう。また、仲俣さんは『シティ・ロード』の人であって、私にとって『シティ・ロード』という雑誌は「80年代」を構成するそれなりに重要なアイテムであったというのは横に置いて、「90年代」というのを実体化するのはどうよという感じはする。仲俣さんは「80年代」を

あえて明治時代になぞらえていうなら、85年のプラザ合意と、国鉄民営化に対して「起こらなかった」幻の政治闘争がもしかしたら「西南の役」だったのかもしれない。ともかく、「昭和50年代」でもあった84年までと「1985年以後」は、まったく違う時代である。

と指摘していて、これは首肯に値するのだが、「90年代」というのは「80年代」的なものが崩れていった、緩慢或いは急速な過渡期だったといえるかもしれない。尤も、あらゆる現在は常に過去と未来の間でしかありえないということも、ほぼ自明なこととしていえるわけだが。

2つの極

 http://d.hatena.ne.jp/gushoukuuron/20060720/p1

 http://d.hatena.ne.jp/antonian/20060719/1153335303


ところで、何故はっきりレイプと書かないのか。たんなる「みだらな行為」でこんな大事になるはずがないではないか。

家庭内冷戦

Irpnet MLから;

東京女子大学女性学研究所フォーラム

National Security and Personal Security:

The Domestic Cold War and its Legacy

国家安全保障と個人の安全:家庭内冷戦とその遺産

By Elaine Tyler May

エレイン・タイラー・メイ ミネソタ大学教授

日時: 2006年7月28日(金)1時から2時30分

場所:東京女子大学女性学研究所会議室

使用言語:英語

問い合わせ先:小檜山ルイ(rui@lab.twcu.ac.jp)

エレイン・タイラー・メイ(Elaine Tyler May)

ミネソタ大学アメリカ研究学部教授。20世紀アメリカ合衆国史、特に政治と文化・家

庭・ジェンダーとの接点を専門とする。カリフォルニア州

身。UCLAで博士号を取得、プリンストン大学・ハーヴァード大学で教鞭を取った後、

1978年よりミネソタ大学在任。主著にHomeward

Bound: American Families in the Cold War Era

[家庭回帰:冷戦期のアメリカ家族]などがある。米国アメリカ学会会長(1996年)、

フルブライト名誉教授(1997年)などを歴任。

Domesticって、「国内的」じゃないかと一瞬思ったけれど、掲げられた講演者の主著のタイトルを勘案すれば、やはり「家庭内」でいいわけか。

*1:yu4. GB5185.

*2http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060523/1148355692

*3:ting2. おんなへん+亭。GB7035.

*4:hao3. 赤+おおざと。GB2634.

*5:hao3. 赤+おおざと。GB2634.

*6:hao3. 赤+おおざと。GB2634.

*7:fen4. にんべん+分。GB2361.

*8:hao3. 赤+おおざと。GB2634.

*9http://d.hatena.ne.jp/solar/20060720/p1

*10:略して、「ピテカン」と呼ばれていた。

2006-07-20

昭和天皇靖国

Note reveals Hirohito was against war criminals at Yasukuni

By Channel NewsAsia's Japan Bureau Chief Michiyo Ishida | Posted: 20 July 2006 1844 hrs


TOKYO : The first proof has surfaced to show that Japan's wartime emperor was against enshrining the country's top war criminals at the controversial Yasukuni Shrine.

His view was recorded in a note written by a top palace official and obtained by a leading Japanese newspaper, the Nihon Keizai Shimbun.

A voice from the past is dominating news headlines in Japan.

The 1988 note was written by a late palace official, Tomohiko Tomita, who was the Grand Steward of the Imperial Household Agency.

It states that Emperor Hirohito, who ruled during World War II, was displeased that 14 Class A criminals were secretly enshrined at the Yasukuni shrine.

Emperor Hirohito visited the Yasukuni shrine eight times, according to reports, but he had stopped visiting since it was reported Class A criminal were honoured here.

He never explained why, but there had been speculation; now, there is evidence to support what historians have suspected for decades.

The late Grand Steward recorded that Emperor Hirohito criticised the shrine's head priest, Nagayoshi Matsudaira, for honouring top war criminals in 1978, three years after the ruler's last pilgrimage.

He noted that Emperor Hirohito declared that Matsudaira did not understand peace, unlike his father, who was head priest before him.

A scholar who has written about the emperor's role in World War II supports the monarch, who had been in danger of being executed as a war criminal himself.

Said Daisaburo Hashizume, Professor of Sociology at Tokyo Institute of Technology, "I think the memo shows his perfect loyalty and understanding of our current constitution. Our constitution regulates perfect separation of politics and the position of the emperor, so he restrained (himself) from any involvement in any political issues."

The Japanese public, however, is divided over the revelation.

"Executed criminals should be kept apart. Separate Class A criminals from the others," one man said.

"I understand the emperor's feelings but my brother died in the war, so it's a complex issue," a woman said.

"I often walk through Yasukuni, but I've never prayed here. I don't really care about it but the biggest problem is that it has caused a rift between Japan and other countries," another Japanese man said.

South Korea and China, victims of Japan's wartime atrocities, have objected strongly to Japanese Prime Minister Junichiro Koizumi's annual visits to the shrine.

But Mr Koizumi has continued his visits, as well as turned down calls for a separate shrine for Class A war criminals.

Political observers hope this disclosure will add weight to the movement to either shift the war criminals out, or shift all other war dead to a new shrine. - CNA /ct

http://www.channelnewsasia.com/stories/eastasia/view/220313/1/.html

取り敢えず、〈富田メモ〉の全文;

靖国関連部分のメモ全文 「それが私の心だ」

 昭和天皇靖国神社に関連した発言について、富田朝彦氏のメモの全文は次の通り。(原文まま)

 私は 或る時に、A級が合祀されその上 松岡、白取までもが、

 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが

 松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と 松平は 平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている

 だから 私あれ以来参拝していない それが私の心だ

共同通信) - 7月20日20時26分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000235-kyodo-soci

中国メディアはどんなふうに反応しているのかと思ったが、20日付の『東方早報』には何も載っていない。その代わりに載っているのは、「百楽満(Paloma)」事件について;


 鄭潔「日本百楽満熱水器致20人死」

 鄭潔、肖〓*1、許超「百楽満中国総経銷商称“中国不銷售老型号百楽満熱水器」


ところで、上のChannel NewsAsiaには橋爪大三郎先生が登場しているが、彼はかつて小泉の靖国参拝を擁護していたのでは?

Illiteracy in China

Shanghai Daily 19 July 2006のベタ記事;

CHINA has 55 million illiterate women, Zhao Shaohua, vice chairwoman of the All-China Women’s Federation, said yesterday. “Today, one out of five women in the world is from China,” said Zhao. “So we should be fully aware that the development of Chinese women affects the whole of society.” Official statistics show that in 2004, the illiteracy rate of Chinese young women was 4.2 percent, down 27 percent from 1982.

戦争の役にたたない/革命の役にたたない

http://katos.blog40.fc2.com/blog-entry-90.htmlにて知る。


 川端利彦「「戦争の役にたつ」「革命の役にたつ」ってどういうこと?」

 http://www.hi-ho.ne.jp/soyokaze/kawabata.htm

その後、先輩で精神病院を経営されている方に出会う機会があってこの話*2をした。先輩は「自分の病院に300人余りの患者さんがいたが、米の配給がほとんどなかった。たまたま週1回の配給がハムだというので喜んでいたら小さいハムが1本だけだった。これでは患者さんがもたないと言ったら、『戦争の役に立たない人間にやる食糧はない。それだけでも喜べ』と憲兵の下士官に言われて、すごく腹が立ったががまんした。仕方がないので土地をはじめ自分の資産を全部はたいて闇の食糧を買った」とのことであった。

 その後、資料で精神病院のベッド数の推移を調べたところ、太平洋戦争前のベッド数は2〜3万であったのに、1945年終戦時は4000に減っていることを知った。「精神障害者は戦争の役に立たない」という言葉が頭にこびりついてしまった。

 昼休みの時間、医学部の構内をぶらぶら歩いていた私は、たまたま一人の先輩に出会った。「民医連」の診療所などで時々出会うことがあって、顔見知りの先輩である。突然彼に「君は卒業したらどの診療科を選ぶつもりか?」と尋ねられた。私は大いに迷っているところであった。一種の憧れのような気分で医学部に進み、はじめの解剖学生理学などには関心をもった。しかし、臨床の講義と実習がはじまり、内科や外科のいわゆる医局なるところに行くと、そこでは実にくだらない話がうずまいていて、医者というのは何という俗物の集まりかと、ついがっかりしていた矢先だったのですぐには答えられなかった。

 その時、当時実習に行き始めていた精神科の医局が頭に浮かんだ。精神科の医局ではくだらない話は比較的少なかった。しかし、患者の現実とはなれたアカデミックともいえる話が多いのも事実であった。それでも、他科にくらべればまだしもましかなどと考えていた時だったので、「精神科を選ぼうかと思っています」と答えた。その途端に「なに!精神科? それはやめろ」と即座に言われてとまどった。「どうしてですか?」と怪訝な顔をした私に、先輩は「精神障害者は革命の役にたたない。それより外科、内科などの技術を身につけて山村工作に加わるべきだ」と言った。山村工作という言葉は私には多少とも魅力的に響いた。常々そういったことも夢想していたからである。しかし、何よりも「精神障害者は革命の役にたたない」という言葉が頭に充満した。そしてその言葉は「精神障害者は戦争の役にたたない」という言葉に置き換わって、精神病院で栄養障害で死亡した中学からの親友の顔で頭がいっぱいになった。「やはり、僕は精神科を選びます」と言ってさっさときびすをかえした。

 「戦争って何だ! 革命って何だ!……要するに弱者の生存を認めないということなのか」。この言葉は、その後ずっと私の頭を離れなかった。

加藤氏は「もちろん「時代」なんかのせいではない」と言っている。しかし、ある自明で共通の前提が(束縛的に)共有されていたことはたしかだろう。勿論、数十年後の私たちがその「前提」から免れているのかどうかは疑われて然るべき事柄である。

どこまで?

『朝日』の記事なり;

「性行為OK」が急減/高校生性意識調査

2006年07月19日


 ■ 教員有志、1000人調査――秩序求める傾向?


 道内の高校生自身が許されると思う異性との交際は「セックスまで」が大きく減って「キスまで」が増えている――こんな調査結果を教員グループが生徒への調査結果としてまとめた。調査は75年から行われているが、「セックスまで」が極端に減ったのは初めて。原因分析はこれからだが、調査した教員グループは「一部の高校生で秩序を求める傾向が強まり、二極化が進んだのでは」と推定している。

 社会科教員の有志グループ「北海道高校倫理・現代社会研究会石狩支部」が昨年9月に札幌市など道内30数校の2年生男女約千人に調査し、まとめた。75年から約5年おきに実施している定期調査で、生活上のさまざまな意識を尋ねている。

 「高校生が許される異性との交際の範囲は」との質問には「会話を楽しむ」「キスまで」「セックスまで」など五つの選択肢がある。

 「セックスまで」は01年に最高を記録した55%から今回41%に減った。75年の13%から前回まで多少の上下を繰り返しながら増え続けていた。

 一方、「キスまで」は前回の18%が26%となった。「会話を楽しむ」(19%)、「手を握ったり腕を組んだり」(9%)は前回と大きな変化がなかった。

 セックス容認派の減少について、調査結果を分析した道立北広島西高校の初谷宏教諭らは「バブルの時代思春期前の幼少年期を過ごした高校生は欲望を肯定する傾向が強い。いまの高校生はバブル後に幼少年期を過ごし、一部に秩序を求める傾向が強まった可能性がある」と分析している。

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000607190006

こういうのはクロス集計を見ないと何ともいえないということはあるが。

「高校生が許される異性との交際の範囲」ということで、〈してもいい〉でも〈したい〉でもなく、規範的なことなんだな。また、「セックス容認派の減少について、調査結果を分析した道立北広島西高校の初谷宏教諭らは「バブルの時代思春期前の幼少年期を過ごした高校生は欲望を肯定する傾向が強い。いまの高校生はバブル後に幼少年期を過ごし、一部に秩序を求める傾向が強まった可能性がある」と分析している」というまとめはどうなんだろうか。専門家の意見を俟ちたい。

ところで、私の高校時代、性欲でうずうずしていたが、しなかったのは、「高校生が許される異性との交際の範囲」を超えているという規範的思考のためではなく、たんにそのための合意を得られなかったからにすぎない。

*1:bei4. くさかんむり+倍。GB6177.

*2:著者の親友が終戦直後に精神病院で餓死したこと――引用者註。

2006-07-19

安部公房YouTube


 『NHKアーカイブス あの人に会いたい』「安部公房

 http://www.youtube.com/watch?v=YdUXurBkAnM


http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060715/p1にて知る。

1985年に行われたインタヴュー。但し、放送されたのは安部さんの死後である。

安部さんの話で面白かったのは、先ずは作家は小説の「意味」とか「テーマ」を支配できないということ。そうではなくて、小説が提示するのは、「世界」、「意味にまだ到達しない実態」。だからというか、しかしというか、作者も読者も例えば「大意」とか「教訓」というような究極の意味に辿り着くことはできない。そのようなものを求めるなら、論文とかエッセイを書け(読め)。小説が提示する「世界」は、「地図」や「航空写真」のように「無限の情報」を内包しているから。

1985年といえば、その頃日本でもその名前が(少なくとも名前だけは)一般化していたジャック・デリダ*1を思い出す。安部さんのいっていることをデリダ的語彙に翻訳すれば、究極的シニフィエの不在ということだろう*2。(究極的)「意味」への希望を絶つことにおいて、安部さんは読者の居場所を空けるというか、読むという行為の存立の可能性を示しているともいえる。

1985年の安部さんの話を聞きながら、考えていたのは、社会科学のこと。社会科学海馬のつまり(自然科学と同じ資格における)〈科学〉というよりも、(乱暴な言い方かも知れないが)文藝批評の一形式である。すなわち、自覚的な仕方での読み。しかし、それと同時に社会科学者は〈小説家〉でもある。何故なら、社会科学者が自覚的に読むべきテクストである〈社会〉は、ほかならぬ社会科学者自身によって調査され・叙述され、すなわち構成されたものだからだ。勿論、小説家が小説の「キャラクター」の「意味」を支配できないように、調査する社会科学者も〈社会〉の「意味」を支配できない。ただ、小説家がその一切を想像力を通じて行うのに対して、社会科学者は〈事実〉*3を切り貼りすることによって「世界」を提示する。言いたいのはどういうことかと言えば、社会科学者は読むことによって仮初めの「意味」を提示するとともに、「意味にまだ到達しない実態」としての「世界」を提示するということだ。-ologyと-ography。

あとは、「満洲国」体験を巡って。「五族協和」思想を教育され、それをベタに信じたことが日本の殖民地主義への懐疑・批判の契機となったということ。「満洲国」に育ったということは、ほぼ純粋に近い都市的状況で育ったということ。

実は安部公房の後期の小説というのは読んでいない(汗)。ただ、80年代初頭に新潮社のPR雑誌『波』に断続的に掲載されていたインタヴューは、その頃私が演劇に興味を持っていたことと相俟って、興味深く読んでいたという記憶がある。安部さんは、演劇における身体性を強調し、演劇の文学=言葉への従属の打破を訴えていたのだ。

三星堆、ヴェトナム


 陳怡「去越南、継続追尋三星堆之謎」『東方早報』2006年7月18日


7月18日、四川省廣漢の三星遺跡の中心である祭祀施設跡が発見されてちょうど20周年になった。それを記念して、地元では「三星堆研究院」が設立され、「史前遺趾博物館国際学術研討会」が開催された。また、四川省考古研究院は「越南国家歴史博物館」と共同で「越南北部的三星遺跡」の発掘を行うことになった。

何故ヴェトナムなのか。

公元前316年、秦恵王採納了司馬錯的拡張方略、決定攻取蜀国。十月、秦軍掃蕩蜀国全境、一挙兼併了蜀国、蜀国従此滅亡。蜀国王子安陽王帯領一支残部輾転南遷、最後到達交趾、也就是今越南北部、建立了自己的王国“蜀朝”、在越南北部留下了很深的文化印象。

要するに、四川とヴェトナム北部は、秦に滅ばされた蜀の王子が落ちのびたという関係がある。また、四川省考古研究院の陳徳安氏によれば、

在越南馮原文化遺趾中発現的玉璋、和三星堆出土物十分相似;三星堆祭祀坑大量出土有領銅環在越南銅荳文化遺趾中也大量存在、在以後的東南亜地区的文化中流布千年以上。

さらに、三星堆からは「南海」に生息する貝も出土している。

また、三星堆から出土した象牙雲南からもたらされたものとされ、四川雲南の各地で、西亜細亜からもたらされた宝石が出土している。

懐かしい名前

 http://d.hatena.ne.jp/rna/20060716/p1

 http://d.hatena.ne.jp/rna/20060716/p2


ところで、「3+2×4」問題*4ですけれど、乗除は加減の先に立つというフレーズを呪文のように暗唱させられた記憶がある。

要請された「感謝」

東京新聞』(但し共同通信による)の記事;

陸自サマワ支援で感謝状を要請

地元州議長らに

 【クウェート市=共同】イラク南部サマワで約2年半にわたって復興支援活動を続けた陸上自衛隊が、地元ムサンナ州評議会の議長らに対し、撤収する陸自に感謝の手紙を書くよう求める書簡を送っていたことが、15日分かった。現地での評価を日本国内にアピールする狙いがあったとみられる。

 共同通信が入手した書簡はアラビア語で記され、小泉純一郎首相陸自派遣部隊の撤収を発表する2日前の6月18日付。小瀬幹雄・第5次復興業務支援隊長が署名し、州評議会のドワイニ議長に送られた。

 書簡は、陸自支援の成果を「派遣部隊員の奮闘の結果」と指摘した上で「陸自隊員を含む日本国民に、あなたの手紙を伝えたい」などと要請。手紙は日本メディアを通じて公表されるとして「(陸自の活動に対する)あなたの心からの支持を多くの人々がはっきりと知ることができます」と直接的な表現を避けながらも陸自に謝意を示す内容を書くよう求めた。

 今月5日、宿営地を訪問し感謝状を手渡したサマワのマヤリ市長は「宿営地の通訳を通じて手紙を求められた」と説明。一方、感謝状を送らなかったドワイニ議長は「陸自側の要請の趣旨が(直接的ではなく)よく分からなかった」と語った。

 陸自派遣部隊広報は「要請したのは事実。(活動に対する)評価を対外的にアピールするためではなく、陸自隊員に何らかのコメントをもらえないかという意味合いだった」と話している。

(2006年7月15日)

http://www.tokyo-np.co.jp/feature/iraq/060715T1556.shtml

考えてみれば、世間における讃辞とか祝辞の類というのは殆どが自発的なものというよりは要請されたものだろう。結構としてはそれと同じか。

ところで、「隊員へのねぎらいなら上司がきちんと評価して慰労すればいいことでは? 感謝状貰わないと実感できないってこと?」*5と疑問を呈することもできるかもしれないが、外部の、それもそれなりに社会的地位とか名声とかがある人のお言葉ということが重要なのだろう。「上司」といっても、同じ組織のメンバーなので、その言葉の真偽は自己言及の罠に陥ってしまう。自画自賛というか、自分で自分を褒めるってどうよということ。独裁的なトップをいただく組織(会社、学校、宗教etc.)のトップが本を出版したりすると、どっかの(社会的地位のある)人の讃辞を貰ってきて、それで内部的に盛り上がるということはよくあることだろう。また、いかがわしいヴェンチャー・ビジネスの経営者とか新宗教の教祖が、海外の大学の名誉博士号とか有名人との対談とかどこどこの公的機関の感謝状とかをやたら欲しがるというのも、勿論対外的なプロパガンダ効果というのもあるのかも知れないけれど、同時に(というかそれ以上に)対内的な社会統制というか、自らの正統性を組織内部において確立しようという欲望も絡んでいる筈だ。ただ、多くの場合、それがやらせであることは殆どのメンバーが気付いているのであり、つまり社長様etc.の偉業を本気で信じているわけではないのだが、それによって組織統制が崩壊するなんていうことはなく、やらせである外部の讃辞は内部においても空虚に反復され、いつの間にか空虚な客観的事実として組織の空間に居着いてしまう。自衛隊独裁的なカリスマによって率いられた組織ではなく、ただの官僚組織であるので、上の話は当て填らないが、組織なり集団なりの正統性が外部に由来するという構造は不変であろう。また、そのような組織では、勿論内部でも、組織というかそのカリスマ的トップに感謝するよう不断に働きかけられている。これは、国家が対外的な評判を気にするのと同時に、国民に愛国心を涵養しようとするというのにも通じている。このようなやらせによる讃辞の空虚な反復は第三者的に見ればお馬鹿な猿芝居にすぎず、かえって(一般的な)対外的イメージを損ねてしまう(事実そうなのだが)と考えるのは、組織を真に愛する者なのかも知れないが、国家のようなマクロな集団の場合はともかくとして、メゾな組織の場合は、そのような声は親密な間柄での会話にとどまって、公式に発せられることはあまりない。

さて、上の記事のミソというのは、(日本的?な)婉曲なコミュニケーションイラクでは通じなかったということか。

*1デリダと安部さんの共通性を挙げれば、一方は現地人、他方は殖民者の息子という立場の対立はあるものの、殖民地体験だろう。

*2:尤も、安部さんがデリダを読んでいたかどうかはわからない。当時のインタヴューを読んだ記憶を辿ると、言語論においては、チョムスキー流の生成文法シンパシーを持っていたようだが。

*3:但し、言うまでもなく、それは「意味」の汚染を全く免れたまっさらさらの〈事実〉というわけではない。

*4http://d.hatena.ne.jp/rna/20060715/p1

*5http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20060718/p1

2006-07-18

Snake bites in Shanghai

DONG Zhen “Snake bites on the increase in summer, hospitals warn” Shanghai Daily 17 July 2006


「龍華医院」では6月以来、20人の蛇に咬まれた被害者を治療しているという。上海で蛇に咬まれるということもあるんだ。それも郊外の農村部ではなく、記事で取り上げられた事例だと、長寧区*1のオフィス・ビルのガレージで咬まれたというのがある。また、上海動物園関係者の談話によれば、”Some of the snakes could be escaped from restraunts or from people who raise them for cooking because their meat is very popular”ということである。因みに、上海に出没する蛇に咬まれても死ぬことはないという。

最初に中国で生活したときは廣西だった。勿論、毒蛇がうじゃうじゃいる土地。ある時、蛇が出たから殺してくれといわれて、夢中になって箒でぶっ叩いたことがあった。体長20cmに満たない小さな蛇。後から聴くと、もし咬まれたら死亡率90%以上だったということだ。

ダライ・ラマ

『朝日』の記事なり;

ダライ・ラマが訪中? 青海省仏教寺院に1万人

2006年07月17日23時37分

 17日付の香港紙「蘋果日報」によると、「(チベット仏教最高指導者の)ダライ・ラマ14世が訪中する」とのうわさを聞いた信者ら1万人以上が、14世の生誕地に近い中国青海省チベット仏教寺院に続々と集まっている。インドにあるチベット亡命政府ラジオ局はこのうわさを否定し、冷静な対応を呼びかけている。

 報道によると、14日以降、青海省西寧市郊外にある塔爾(クンブム)寺に信徒が続々と集まっている。信徒は「14世が近く、北京や塔爾寺などを訪れる」とのうわさを聞きつけ「一目会いたい」と、足を運んでいるという。

 一方、亡命政府系のラジオ局チベットの声」は「(14世訪中は)根拠のないうわさ」とする亡命政府高官の話を伝えた。

 14世は59年のインド亡命以来、中国入国を許されておらず、近年、訪中の希望を強く表明している。しかし、中国政府は「チベット独立の野心を捨てていない」などとして歩み寄りの気配を見せていない。

http://www.asahi.com/international/update/0717/015.html

「没有夜生活」

 申思明、韓曉蓉「半数上海白領没有夜生活」『東方早報』2006年7月17日


「夜生活」といっても、性生活のことではない。

「智聯招聘」という会社が上海のホワイト・カラー(白領)3000人を対象に行ったアンケート調査。

「夜生活」が「有」という人は50.1%、「没有」という人は49.1%。「有」の人で「毎天」という人は5.4%。「夜生活」の中身としては、KTVカラオケ)が46%。「夜生活」の費用としては、半数以上の人が月300元以下。月1000元を超える人は10%未満。「夜生活」を切り上げる時間としては、60%近くの人が12時前と答えている。但し、10%近くの人は明け方まで或いは徹夜としている。「夜生活」の頻度の高い職種としては、「銷售」、「公関」、「広告」。頻度の低い職種は「文字工作」、「客顧服務」、「財務」。

香港で売上税

日本の消費税を上げる上げないというのはどうなっているのだろうか。


 Vicki KWONG “Hong Kong to consider sales tax” Shanghai Daily 17 July 2006


香港当局は5%の「売上税(sales tax)」を導入する方針。それによって、新たに300億HK$の税収が見込めるという。それによって、(景気に左右される)個人所得税や法人事業税への依存を減らすことが目的。なお、香港の法人事業税は現在17.5%であり、亜細亜でも最低である。シンガポールが20%、韓国が27.5%。

ところで、中国では一応20%の消費税がかかっているんだな。

私も「早生まれ」

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1160348を見ていただければわかるように、私も「早生まれ」ではある。

『朝日』の記事なり;

「早生まれ」は学歴でも不利? 一橋大院助教授が調査

2006年07月18日09時59分


 1〜3月誕生の「早生まれ」は学歴でもわずかに不利、という統計分析を一橋大学院川口大司(だいじ)・助教授労働経済学)がまとめた。4年制大学卒業の比率が、3月生まれは4月生まれより男性で3ポイント、女性で1ポイント低く、「小学校のころは成績に差が出るとされるが、それがその後の教育過程にも影響している可能性がある」という。

 総務省の就業構造基本調査(02年10月)のもとになった計100万人分のデータから、25〜60歳の男女各26万人分を抽出し、生まれた月ごとの(1)4年制大学卒の比率(2)教育を受けた平均年数(高卒なら12年)を分析。抽出時の集計誤差は(1)が0.3%、(2)が0.03年程度という。

 その結果、(1)は4月生まれが男性28%、女性10%なのに対し、早生まれは男性25〜26%、女性8〜9%だった。(2)も4月生まれが男性12.8年、女性12.5年に対し、早生まれは男性12.6年、女性12.3年だった。

 小学校の同学年で早生まれの方に成績が低い傾向が出ても、加齢に従って解消されていくとされている。だが、今回の分析は、その後の学歴にも影響が出ている可能性を示した。

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200607170612.html

この程度の差異が差異といえるかどうかは微妙だろう(特に女性の場合)。興味深かったのは、この記事に付いていたグラフを見ると、4月生まれが有利であるとはいえないということだ。特に男性の場合に顕著なのだが、山は8月にある。また、3月生まれが不利というよりも、10月以降は殆ど変化が見られない。

PEACE

張江洋直氏からの情報。

PEACE= Phenomenology for East Asian Circle

About the 2nd International Conference of PEACE

University of Tokyo Center for Philosophy (UTCP) is going to host the second conference of the Phenomenology for East Asian Circle (PEACE) from September 22 through 25 in Tokyo. The first conference held at the Chinese University of Hong Kong ended with a resounding success and reassured us that it is our serious, but enjoyable, duty to continue dialogues and discussions among East Asian phenomenologists together with our eminent colleagues from Europe and America. With this intent, we have extended an invitation to the conference to our friends from East Asia, Oceania, Europe, and America.

The theme for the conference is:

What is Experience? - Perception, Science, and the Life-World.

Phenomenologists have, for years, acknowledged the significance and the wide scope of experience, breaking with the classical empiricist notion of experience reducible to sense impressions and conceiving of experience as both richly structured and structuring. Philosophers belonging to other traditions such as analytic philosophy, particularly those interested in philosophy of mind and cognitive science, have gradually come to appreciate rich aspects of experience through recent debates over perceptual experience. The conference will be expected to offer an opportunity for phenomenologists themselves to reevaluate the phenomenological legacy on the concept of experience and to exchange new ideas about it. Papers on a wide range of topics have been called for, including the structure of perceptual (or emotional) experience, the relationship between scientific thought and experience, historico-cultural aspects of experience, the critique of recent cognitive science, temporal experience, the experience of the other, etc.

We hope phenomenological movements of our time will leave many traces on the contemporary intellectual scene.

July, 2006

Junichi MURATA

Professor of History and Philosophy of Science, The University of Tokyo, Komaba

Chairman of the Organizing Committee

Shunsuke KADOWAKI

Professor of Philosophy, The University of Tokyo, Komaba

Executive Director of UTCP

Tetsuya SAKAKIBARA

Associate Professor of Philosophy, The University of Tokyo, Hongo

Kohji ISHIHARA

Associate Professor of Ethics, Hokkaido University

Tetsuya KONO

Associate Professor of Philosophy, Collage of Humanities, Tamagawa University

Shinya NOE

Professor of Philosophy, Human Science Center, Tohoku Institute of Technology


Contact

The University of Tokyo, Center for Philosophy

Bldg.101 2F, 3-8-1 Komaba

Meguro Tokyo

153-8902 Japan

secretary@utcp.c.u-tokyo.ac.jp

http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/peace/peace_top.html

Last Modified: 07/17/2006 07:59:09

*1:日本領事館も長寧区にある。

2006-07-17

まあ、口先で

『朝日』の記事なり;

駅員・乗務員への暴力多発 突然「キレる」客たち

2006年07月15日12時54分

 駅員や乗務員への暴力が相次いでいる。ここ数年は毎年被害件数が増え、大手私鉄は05年に計139件にのぼる。突然激高して暴行に及ぶ客が目立つという。JR東日本大手私鉄など21の鉄道は今月、駅や車内のポスターで暴力防止を呼びかける初の共同キャンペーンを始めた。

 日本民営鉄道協会(民鉄協)は7月、00年以降に大手私鉄16社の社員が被害を受けた暴力の件数を初めて分析した。00年の72件から5年連続で増加し、05年はほぼ2倍になった。今年も1〜5月ですでに83件発生した。

 JR東日本では05年度に356件あった。97年度以降で最悪になっている。5月には、神奈川県JR小田原駅に到着した電車で眠っていた男性(26)を起こした駅員が飛びげりされ、腰に10日間のけが。埼玉県JR北朝霞駅では6月、自動改札機を乗り越えた男性(16)を呼び止めた駅員が顔を殴られ、1週間のけがをした。駅員からは「ストレスのはけ口」との声も。

 民鉄協は、社員向けの接客ハンドブックも初めてつくった。「注意するときは、そのお客様だけに聞こえる声で」などというアドバイスを具体的に列挙した。ただ、JR東日本は「暴力は犯罪」と刑事告訴も辞さない姿勢を打ち出しているが、被害を減らすまでには至っていない。

http://www.asahi.com/national/update/0715/TKY200607150200.html

こういう統計の場合、短期のトレンドだけでなく、長期のトレンドが重要だということがあるが、この場合、どうなのだろうか。例えば、戦後史的なスケールで見た場合、減少傾向にあるのか、それとも増加傾向にあるのか。ただ、〈クレイマー〉を初めとして、〈キレるお客様〉が増えているという言説は以前からあったので、今更驚かなかった。フライト・アテンダントへの暴行が増加しているというのが報じられたのは数年前だったか。

問題は「突然激高して暴行に及ぶ」ということだろうか。言葉の不在。「ストレスのはけ口」ということだけれど、「ストレス」だったら、言葉にすることでかなり和らぐこともあるのではないか。駅員とかの態度が劣悪だったら、それをblogとかで公にすることによって、せいせいもするし、問題も改善するかも知れない。勿論、殴るにせよ言葉にするせよ、それなりの責任は発生してしまうのだが。

ところで、「JR小田原駅に到着した電車で眠っていた男性」というのは同情の余地がすごくありそう。想像するに、横浜辺りで降りるつもりが寝過ごして終点の小田原まで行ってしまい、パニックになったということかも知れないからだ。

牛蒡

恥を晒す。

ごぼうという野菜なのだが、ずっと「午蒡」と書くのだと思い込んでいた。

誰かが中国語でniubangというのだと言ったので、wubangじゃないのかと言ったのだ。中国では「牛」かも知れないが、少なくとも日本では「午」の筈だとも。ところが、その後で辞書を調べたら、日本語でもごぼうは「牛蒡」じゃないですか。

「牛」という字、たしかに呉音では「グ」と読む。しかし、何で「牛蒡」だけ「ゴ」なのか。また、漢音で揃えた「ギュウボウ」という読み方は正当な読み方ということになるのか。

灰となりて

土曜日は、午前中、葬儀屋のおばさんとともに龍華殯儀館に行く。葬儀場の下見である。「龍華」といっても、龍華寺の近くではなく、寺からは上海体育館を挟んで反対側というか、IKEAの裏側にある。従妹と末の叔父さんが棺桶と骨壺*1を選ぶ。午後は淮海路の「香都明月」で食事。夕方は、妻と従妹とで、遺骨を運ぶためのバッグを買いに、七浦路へ。ここは酸欠でぶっ倒れる奴が出ないのが不思議なくらいな場所。私が知っていた上海は何と整然とした場所だったのか。また、七浦路方面に行くバスの15番路線(上海体育館⇔天目東路)も興味深い路線ではある。

日曜日は朝8時頃に龍華殯儀館へ。叔父さんは上海で客死したので、上海では葬儀は行わず、身内だけの告別式ということになる。棺桶の中は既に花で埋められていた。遺体を包んでいた白布を取り、衣服や紙銭を棺桶に入れ、香を焚く。日曜日のせいなのか、葬式が目白押しで、三輪車で花を納める業者が犇めき、あちこちから泣き喚く遺族の声が聞こえ、さらに専属のブラス・バンドがとにかく悲しい気分にさせる曲を奏でまくっている。〈しめやかな〉雰囲気ではない。

火葬はさらにタクシーで20分くらい乗って、「益善殯儀館」で行う。この辺りは場末の、東京で言えば足立区にも似た荒涼とした雰囲気が漂う。遺体が焼き上がると、日本と同様に箸でお骨を拾っていくのだが、日本のようにその場にいる人が全て拾うのではなく、従妹と末の叔父さんが拾っていく。拾い終わると、火葬場の職員が赤い袋に詰める。大人1人分の骨がそんな小さな袋に入るのかと思ったが、木槌で叩きながら詰めていくと、小さな袋に入ってしまう。それを骨壺に入れ、外に出て、適当な場所を見つけて、酒とお茶、果物とお菓子と煙草を具え、香を焚いて、紙銭を燃やす。一人一人が地面に額づいて、お別れをする。

ところで、私や妻を含めて、みんな夏風邪を引いてしまった。特に私は頭痛のため、夕方から寝込んでしまう。私が寝込んでいる間に、叔母さんや叔父さんたち、いとこたちはお骨を抱えて、虹橋空港へ。深夜には昆明空港に無事到着という電話。月曜日の午前中には大理空港に無事到着したという電話。叔父さんもやっと故郷に戻れたというわけだ。

というわけで、上海に来て、不図したことから、1人の人間の最期に(親戚という立場で)立ち会ってしまった次第である。

*1:といっても、日本のように陶器でできたものではなく、黒檀で作られた厨子。

2006-07-16

伊太利での煽り

承前*1


 新華社「掲開“紅牌”真相、斉達内終於開口」『東方早報』2006年7月14日


斉達内還強烈譴責了意大利議会副議長、北方聯盟政党領導人羅伯特・〓*2爾代羅利、因為後者在世界杯賽結束之後、祝賀意大利隊“打敗了一支由黒人、伊斯蘭分子和共産分子組成的球隊”。斉達内説、〓*3爾代羅利這種帯有種族主義色彩的話語如災難般可怕、比他用頭撞撃馬特拉奇要糟〓*4 

伊太利の北部同盟の指導者が仏蘭西ティームのことを黒と緑と赤からなっているティームと呼んだということ、ジダンによればこういう言説の方が自分の頭突きなんかよりもやばいだろうということなのだけれど、これはあまり言及されていないんじゃないかと思い、敢えて書き込んだ次第。

112件

承前*5

『朝日』の記事;

朝鮮学校の児童生徒への脅迫・嫌がらせ112件

2006年07月14日19時33分

 朝鮮学校の教職員約千人が加盟する「在日朝鮮人教職員同盟」(本部・東京都文京区)の中央常任委員会は14日、北朝鮮ミサイルを発射した5日から13日までに、朝鮮学校とそこに通う児童・生徒への暴行、脅迫などの事案が計112件あった、と発表した。中には、生徒がいきなり殴りかかられて顔にけがをしたケースもあるという。委員会は取り締まりの強化など再発防止策を求める談話を出した。

 委員会によると、朝鮮学校は全国に71校あり、約1万2千人が通っている。5日のミサイル発射以降、嫌がらせなどが目立っていることから集計したところ、児童・生徒への暴行4件の他、「登下校時間を教えろ」などの脅迫電話や空き缶を投げつけられるなどの嫌がらせが計112件あったという。

 暴行は愛知県で2件、都内で1件、大阪府で1件。7日には、愛知朝鮮中高級学校の中級部2年の男子生徒が中年の男性に「死ね」と言われて殴られ、あごに2週間のけがをした。4件中3件については警察に被害届を出した。学校側は集団下校を促したり私服で登校させたりするなどの対策を取っているという。

http://www.asahi.com/national/update/0714/TKY200607140551.html

これに関して、kmizusawaさん*6曰く、

差別はどこの問題であれ忌まわしく許しがたいのは言うまでもないが、レイシズムってヨーロッパとかアメリカなどの外国で起きてる問題だと思ってる人いませんか? 日本にもあるのよレイシズム

黎族

読売』の記事;

中国海南省で少数民族が警察襲撃…悪鬼払い祭礼中に

 【香港吉田健一】16日付の香港紙「太陽報」などが報じたところによると、中国海南省タン州市で今月2日、広東省の男性が車を奪われる事件があり、2日後に地元警察が現場の集落で捜査していたところ、こん棒や刃物を持った住民の襲撃を受け、警官27人が負傷、警察車両3台が壊された。(タンは「澹」のサンズイ偏を人偏にした字)

 当局は12日、武装警察など100人以上を投入し、襲撃に関与した住民35人を逮捕した。住民側の負傷者の有無は不明。

 捜査に際し、警官が警棒で住民を殴ったことをきっかけに衝突に発展したとの情報があるという。

 現場は、少数民族・黎族の居住地域。事件当時は悪鬼払いの祭礼期間中で、この間、関係者以外の集落への立ち入りは伝統的に禁じられていたという。

読売新聞) - 7月16日21時7分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060716-00000412-yom-int

黎族について、例えば、

http://news.xinhuanet.com/ziliao/2005-04/21/content_2857731.htm

http://www.paulnoll.com/China/Minorities/min-Li.html

2006-07-14

護国神社

http://d.hatena.ne.jp/eco1/20060714#p1を読んで。

本文の内容とは全く関係ないのだけれど、滋賀県の「護国神社」が彦根城内にあるということを知る。以前、仙台に行ったときも、「護国神社」が青葉城の中にあった。あと、幾つかの県で「護国神社」が城跡にあることを確認している。城というのは、徳川時代においてはそれぞれの地域の俗的な秩序の中心であったわけだ。廃藩置県によってその中心は廃墟になり、さらに近代国民国家構築のプロセスで「護国神社」が居座ったというわけか。

〈外〉に配慮しない「外相

承前*1

あまり眠れないし、気を紛らわせるためにも、blogの更新を続ける。

多分、ここで『赤旗』を引用するのは初めてだろう;

2006年7月13日(木)「しんぶん赤旗

金正日に感謝」麻生外相発言

韓国政界・メディアが批判

 「金正日朝鮮労働党総書記)に感謝しないといけないのかもしれない」――。麻生太郎外相の発言に対し、韓国の政界、メディアで批判が起こっています。麻生外相の発言は八日、広島市内の講演で飛び出したもの。「北朝鮮の核・ミサイル開発が日本の軍備増強の口実になっていることを、これほどあからさまに表したことはない」(東亜日報十一日付社説)といった指摘が相次いでいます。

 与党開かれたウリ党」の崔宰誠議員は十一日のラジオ番組で、日本は一九九八年の北朝鮮ミサイル発射を軍拡に利用したと指摘、「いま日本は再びそういう方向に悪用している」と批判しました。

 中央日報十一日付は、「日本政府ミサイル発射を北東アジアで軍事・外交的影響力を拡大する絶好の機会にしている」とし、麻生発言は「日本の内心を出したもの」だと警戒感を示しています。

 国民日報十一日付社説は「朝鮮半島に破局をもたらす状況まで辞さず、軍事大国化を図ることが果たして正しいことなのか、国際社会の警戒心を強めるだけではないのか、日本は猛省すべきだ」と求めています。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-07-13/2006071302_04_0.html

思わず本音が出てしまったということなのだろうけれど、問題なのは自分が公的にした発言について、国外の人間が読んだり・聞いたりすることを(可能性として)全く想定していない人が外務大臣をしているということか。

因みに、文中の「北朝鮮」「朝鮮半島」は、そもそも「北韓」「韓半島」か。

こんな結末になるとは

幾度か書いたように、雲南省の大理に住む叔父さん(妻の父の弟)が手術のために上海に来ている。その叔父さんが昨日の午後6時前に息を引き取った。

いやはや、こんな結末になるとは考えてもみなかった。脳に関わる手術なので、楽観は許されないけれど、容態も安定したということで、来週には集中治療室も出られるのではないかとみな思っていたのだ。来週末から再来週にかけて、ある原稿書きの仕事のオファーがあったのだが、そのくらいなら大丈夫だろうということで、引き受けてしまった。また、週末の上海見物の相談もしていたのだ。また、週末から来週にかけて、ほかの親類も上海にやってくることになっていたのだ。

5時すぎに、義父たちが市場で買い物をして家に帰ってくる途中に、病院で何か異常事態が起こったので、病院に戻る、買った肉や野菜を途中で受け取るようにとの連絡があり、肉や野菜を受け取って、自宅で待機していると、今度は6時すぎに叔父さんが今亡くなったという妻からの電話。タクシーで病院に駆けつけてみると、叔父さんは、既に人工呼吸器やチューブを外され、死装束のスーツを着せられ、冷たくなって、ベッドに横たわっていた。叔母さんや娘である従妹も泣きじゃくっているし、弟である叔父さんたちもすっかり気を落としている。南京東路まで、妻と一緒に白い木綿の布を買いに行って来ると、その布を切り、叔父さんの身体をくるんでいく。叔父さんを「太平間」(霊安室)に送って、部屋に戻り、1時間くらい気を静めてから、タクシーで帰宅。既に23時を過ぎている。

今、「紅河」*2という煙草を吸っているのだが、これはそもそも叔父さんが治ったら自ら吸うつもりで、2カートン持ってきたものだ。叔母さんは治ったら禁煙させるといって、私が引き取った。

未だに事情を飲み込めていないということもあるし、また色々と思うこともあるのだが、お気遣いいただいた読者もあり、取り敢えずの報告ということで、書き記すことにした。

因みに、上海は颱風Bilisの影響で強風が吹いている。

2006-07-13

北朝鮮を巡って幾つか

承前*1


興味深い記事として、例えばhttp://d.hatena.ne.jp/gushoukuuron/20060706/p1。少し抜き書きをしておく。曰く、

金正日の生存を望むのはアメリカだけではない。中国韓国も日本もそう。生存を望んでいる。いま金正日がいなくなって困るのは、日本を含む北朝鮮周辺諸国だからだ。

 

金正日北朝鮮からいなくなると、地獄の蓋が開くのだ。飢えた北朝鮮人民2500万に救いの手を差し伸べなければならなくなる。民主主義を標榜するなら、知らん顔は出来ない。

韓国は真剣にそれを心配しているのだろう。地続きだし、なにより同じ民族だ。しかしそうなると、韓国がいままで築いてきた繁栄もオジャン。

日本だって、そう。絶対に過去の経緯が問われる。朝鮮半島が南北に分離してしまった原因が問われる。巨額の支援。中国アメリカも。

だから今も金正日は生き残っている。そのことを金正日は知っている。識者も知っている。けれど、言わない。言えない。

それを言うと、金正日がいなくなったとき、どうすべきかを言わなければならなくなる。北朝鮮人民を見捨てろ、とは言えない。けれど、金正日がいるならば、ヤツの悪口を言っておけば済む。実は彼らにとってヤツは救いの神なのである。

http://d.hatena.ne.jp/gushoukuuron/20060706/p1

また、http://d.hatena.ne.jp/demian/20060711/p1も。

なんだかんだで核ミサイル原発に落ちたらそれでおじゃんです。そうならないように変に刺激せず、かといって好きにさせず、じわじわと査察つきの援助とか市場のうまみとかを浸透させていって、場合によってはキムさんや側近の人たちの安全とぜいたくは保障するから(名誉なんとかみたいなのにして無害化する)市場化しなさい、みたいな方向に持っていってでもあの国家体制をなしくずしにすることで、北朝鮮国内の人の人権問題、拉致された人たちの生命、軍事的な危機の問題を解決していけないかなー、とシロートは思うわけです。そこで東アジア諸国、ロシアと強調し、また、そういう場面でだけうまいことアメリカを利用する、といったかなり高度な外交テクニックを日本は駆使する必要があると思うんですが、今の政権とか外交能力とかネット界隈とか正論読者とかサピオ読者とかよしのり読者とか見てると夢のまた夢みたいな感じで情けないですねえ。

というのは仰有るとおり、きわめて困難なのだろうけれど、現実的にはそれしかないのだろう。

ところで、「政権といえばそもそも中心メンバーが統一教会とつながりがあって、その統一教会北朝鮮とつながりがあってという具合なので、一体どの面下げて北朝鮮批判をしているのかわけがわかりません」ということなのだが、これは所謂「魔のトライアングル*2ですな。

地中海人なんだ、その他

ジダン問題を巡って、kmizusawaさん*3曰く、

「こういうことを言ったらしい」といろいろな説が出回っているが、言ったらしい中身をそのまま報道することが別の種類のいやらしさを生んでいるのではないか。例えばジダンのお母さんやお姉さんに対する(マテラッツィが言ったとされる)「暴言」の内容をあちこちで見かけたが、なんかメディアは怒る振りしてああいった侮蔑表現を流して面白がってるんではないかという気さえしてくる。

たしかに、これは〈差別〉に言及する際のディレンマ。〈差別〉を告発するためには、その実際の具体的有様を言及しなければならないが、そのことによって〈差別〉(的言辞)が再生産されてしまう。形式的にいえば、実際の場面においては、useとmentionの区別というのは原理的に決定不能であるということか。

ところで、

FIFAは人種差別について厳しい態度で臨む姿勢を打ち出しているようだが、もしもマテラッツィの「暴言」がそういう類のことだった場合、制裁措置としてマテラッツィ選手へのそれはあるとして、イタリアの優勝取り消しとかもあり得るのでしょうか。私はイタリア応援してたので優勝して嬉しいけど、そこまでやったらある意味FIFAを尊敬するぞ。

というのは、〈高校野球〉的論理に似てない?

さて、

ジダン>息子をほめたたえたい…ジダン選手の母語

2006年7月13日(木) 11時34分 毎日新聞

 【ローマ海保真人】英大衆紙「デーリー・ミラー」によると、ジダン選手の母マリカさんは友人に「息子(ジダン選手)が家族の名誉を守ったことをほめたたえたい」と語った。イタリア各紙もマリカさんの言葉を転載した。

 マリカさんは一連の出来事を聞き「本当にむかついている」と言い、「W杯の決勝であろうとも、ひどい侮辱に甘んじてはならない。家族一同、(ジダン選手の)選手生活がレッドカードで終わったことを深く悲しんでいるが、彼は少なくとも名誉を守った。サッカーより大事なことはある」と話した。

 さらにイタリアマテラッツィ選手に対し「軽べつの気持ちしかない。彼が言ったことが事実ならば、ひどい目にあわせてやりたい」と語ったという。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060713&a=20060713-00000038-mai-spo

というのを読むと*4、やっぱり地中海の人なんだと思ってしまう。伊太利と仏蘭西基督教徒とムスリムという差異を超えて、今回の件は地中海人同士の争いでもある。

劉基

今年は成吉思汗による蒙古帝国創立800周年であるという。

ところで、


 呉正懿「浙江両県争為劉伯温“過生日”」『東方早報』2006年7月11日


こちらは元に対して明に纏わる話。

7月10日は「明朝開国元勲」である劉基の695回目の誕生日であった。劉基の「戸籍」を巡って、浙江省の温州に属する文成県と麗水に属する青田県との間で争いが起こっている。

劉基、字は伯温。姜子牙や諸葛亮と並んで、「三大軍師」と称せられる。「文成県」(「区画調整」により1948年成立)は劉基への諡号に由来する。但し、史書によれば、劉基の故郷である「南田鎮」は元々青田県に属していたという。争いの背景として、文成県を成立せしめた「区画調整」があるのか。それによって、「南田鎮」は文成県に再編成された。

2003年底、文成一位教師発現、第11次印刷的浙江初中課本《賣柑者言》一文中、将劉基注為“青田人”、他随即写信向有関部門反映、後経文成県政府與省義務教育課程改革領導小組溝通、最終改回“文成人”。

また、

劉基誕辰695周年之際、両地分別為其操辧了隆重的“生日慶典”。昨日、高5米、重3噸、花費30万元的劉基塑像従杭州抵文成、供奉在劉基廟祭壇内、此外還有劉基後裔操辧的祭祀活動。青田県也毫不相譲、組織了“中国青田劉基文化研討会”営造声勢。

こうした〈文化〉的な争いの背景にビジネスありというのは現代中国の通例であるが、文成県では南田の劉基の廟、墓、生家といったスポットを既に整備し、さらに「劉伯温紀念館」、「2400平米的劉基祭壇」などの新スポットも建設中である。また、「伯温家酒」、「伯温山泉」、「伯温古剣」といった製品を作っている。青田県の方にも「劉府祠」や「劉伯温読書処」といったスポットがあるという。また、青田県政府関係者は「劉基」研究を(露骨ではあるが)「打造文化大県、旅游興県的戦略要求」に対応するものだといっている。

「孟母堂」(続き)

承前*5


 兪立厳「“孟母堂”属違規辧学」『東方早報』2006年7月11日

 兪立厳「孟母堂承認還不具備辧学資格」『東方早報』2006年7月11日


「全日制私塾」「孟母堂」についての上海市閔行区教育局普教科長・陳健氏(女性)のコメント。「孟母堂」は「不是学校、也不可能成為学校」。また、現在の中国では一応「民辧学校」(私立学校)の設立は可能であるが、「資金、校舎硬件、師資軟件和学生人数」などが「政府的規定要求」とは「差距太大了」ということである。「孟母堂」は「能開展非学科教育、即音楽和美術等、而不能教授語数外等文化課、更不能取代義務教育中小学的職能」ということになる。

また、論説としては、


 葛剣雄「“孟母堂”渉嫌違法辧学」『東方早報』2006年7月11日

薗田憲一

ジャズトロンボーン奏者の薗田憲一さん死去

 薗田憲一さん(そのだ・けんいち、本名市川船昇=いちかわ・せんしょう=、ジャズトロンボーン奏者)12日午前4時54分、食道がんによる多臓器不全のため横浜市の病院で死去、76歳。高知県須崎市出身。告別式は18日午前10時から東京都品川区西五反田5の32の20の桐ケ谷斎場で。後日、音楽葬を行う予定。喪主は妻美智子(みちこ)さん。

 60年にデキシーランドジャズのバンド「薗田憲一とデキシーキングス」を結成。スタンダード曲のほか、外国の民謡や日本の童謡もレパートリーにし、50枚以上のレコードやCD作品を残した。タイや旧ソ連などでも演奏し、77年にはジャズの本場、米ニューオーリンズから名誉市民の称号を贈られた。 

時事通信) - 7月13日0時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060712-00000199-jij-soci

記憶を辿れば(しかしながら、辿った記憶というのは屡々錯誤が絡みついているものなのだが)、薗田憲一さんというのは最初に名前を知ったジャズ・ミュージシャンだったか。勿論、その頃はジャズとかデクシーランド・ジャズとかいったジャンルは知る由もなかったが。あるのど自慢番組の伴奏を務めていたのだ。また、記憶によれば、その番組の司会者は大村昆だった。

雨、抜けているのは?

 http://d.hatena.ne.jp/partygirl/20060708#p1

 http://d.hatena.ne.jp/partygirl/20060709#p1

 http://d.hatena.ne.jp/partygirl/20060711#p1


ZEPの”Rain Song”が抜けているでしょうが。

雨の歌といえば、タイトルに含まれているのは「雨」ではなく「雲」なのだけれど、ケイト・ブッシュの”Cloudbusting”を外すことはできない。因みに、ここではsunはson。

2006-07-12

5000人目

Mixiの5000人目のお客様は、


  大宮


という方。何となく雅な感じの方ですが、はじめまして、宜しく。

素麺

昨日(日本時間では一昨日になるが)、義父と2番目の叔父さんと従弟を錦江飯店の前にある「竹村そば」に案内する。

蕎麦も食べてみたかったのだが、http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/06/post_3c0f.htmlを読んでいたので、「手延そうめん」を食べることにした。30元。

きっこさん曰く、

ま、ドジョウの話は置いといて、今日食べたお素麺だけど、ホントは、「素麺」じゃなくて「索麺」って書くらしい。正岡子規の日記、「病牀六尺(びょうしょうろくしゃく)」には、「ソーメソを素麺と書くは誤って居る。やはり索麺と書く方が善い。索(なわ)のごとき麺の意であろう。」って書いてある。でも、どうなんだろう? たしかに、「索」って字は、「なわ」とか「つな」って意味があるけど、あんなに細いお素麺に対して、「なわ」とか「つな」ってのはイメージが一致しない。

だけど、お素麺のルーツを調べてみたら、この字の意味が分かった。お素麺は、もともとは、奈良時代中国から伝わって来た「索餅(さくへい)」ってお菓子がモトで、ニポンでは「麦縄」って名前でも呼ばれてたくらい、縄みたいな綱みたいな太いお菓子だったのだ。この索餅をニポンに持って来たのは、弘法大師空海)だとも言われてる。それで、この索餅は、単なるお菓子じゃなくて、7月7日の七夕の日に、お供えしたり食べたりするものだった。それは、「七夕の日に亡くなった子供の霊が、村々に疫病をもたらしたので、その霊を鎮めるために、その子供の大好物だった索餅をお供えした」っていう、中国の言い伝えに由来する。つまり、弘法大師なのか誰なのかは分かんないけど、中国から索餅を持って来た人は、索餅だけじゃなくて、この言い伝えも一緒に持って来たってワケだ。

それで、ニポンでも、七夕の日には、この索餅をお供えするようになったんだけど、平安時代のころは、まだ中国から入って来たままの形のお菓子だった。それが、時代の流れとともに、まるで「流し素麺」のように、「餅」から「麺」へと変化して行って、江戸時代には、全国でお素麺が大流行しちゃった。有名な奈良の三輪素麺をはじめとして、全国で色んな素麺が作られて、高級なものは将軍様に献上されたりもした。

実際、グレゴリオ暦七夕からは数日経ってしまい、農暦の七夕はまだ来月のこと。

また、

ちょっと遅いランチに、老舗っぽいお店に入って、お素麺を食べたら、体温的なことだけじゃなくて、目にも耳にも涼しくなって、「あ〜夏だな〜」って感じがした。薬味は、刻んだ万能ネギの他に、擦ったショウガ、糸切りにした大葉、千切りにしたミョウガ、炒った白ゴマが添えてあったので、ヒトクチずつ色んな味を楽しむことができたし、何よりも嬉しかったのは、お素麺以外のジャマなものが何も入ってなかったことだ。

「あたしは、お素麺や冷麦の中に、カンヅメのサクランボだとか、カンヅメのミカンだとか、薄く切ったスイカだとかが入ってるのが、ガマンできないのだ」という。

出てきた素麺だが、薬味は万能葱と下ろし生姜と山葵。やはり素麺には、茗荷と大葉がないのはさみしい。缶詰の蜜柑こそ浮かんでいなかったが、何故か胡瓜の千切りと玉子焼きの千切りが浮かんでいる。それって、素麺ではなくて冷やし中華の具じゃなかったか。素麺自体の味はまあOK。素麺が30元というのは高い気もするけれど、素麺を浸す水も氷も、上海では水道の蛇口からそのままというわけにはいかない。というわけで、30元のうちのかなりの部分はミネラル・ウォーター代だということになる。

因みに、私は夏食べる素麺よりも、冬に薄口のつゆでいただく温麺の方が好きである。

「嫌がらせ」

承前*1


増加率としてどの程度のものなのか、また「嫌がらせ」が具体的にどういうものなのかわからないが、とにかくメモしておく。『朝日』の記事なり;

朝鮮学校の生徒に嫌がらせ60件以上 ミサイル発射後

2006年07月12日06時47分

 「東北アジアの平和と日朝国交正常化」をテーマにしたシンポジウムが11日、東京都千代田区で開かれた。朝鮮半島情勢に詳しい研究者らが400人の参加者を前に、北朝鮮ミサイル発射を踏まえて北東アジアの平和への課題を議論した。

 李鍾元(リー・ジョンウォン)・立教大教授は日本政府の対応について、「制裁や圧力の強化だけでは状況を不安定にする可能性が高い」と指摘した。在日朝鮮人人権協会の宋恵淑(ソン・ヘスク)さんは、ミサイル発射後、朝鮮学校の生徒への嫌がらせが全国で60件以上あったと報告した。

http://www.asahi.com/national/update/0712/TKY200607120068.html

車を焼く

『朝日』の記事なり;

自分のブログに現場写真 放火容疑で女を逮捕

2006年07月11日12時10分

 今年5月に駐車中の車両に放火したとして、長野県諏訪市湖南、飲食店手伝い平田恵里香容疑者(20)が建造物等以外放火容疑で逮捕された事件で、諏訪地域では4月中旬から中学校の体育館などの不審火が相次いでおり、長野県警が関連を調べていることがわかった。平田容疑者ホームページ(HP)のブログに燃えさかる現場の写真を載せていた。

 平田容疑者は「駐車場で放火したことは間違いない」と、容疑を大筋で認めているという。

 調べでは、平田容疑者は5月26日午前1時50分ごろ、下諏訪町自動車修理販売会社の駐車場で駐車中の車両に火をつけ、計6台を焼いた疑い。

 諏訪地域では、4月13日に諏訪市の農作業小屋の壁が焼ける火事を最初に、周辺5市町で20件の不審火が発生した。5月11日未明には中学校の体育館が全焼していた。

 平田容疑者は自分のHPのブログで、「近所で大火事がありました」「怖いょ〜」などと不審火に触れていた。体育館が全焼した火事の写真も掲載し、「母校だからショックだょ」と書いていた。タレントのオーディションに応募したことなども記していた。

http://www.asahi.com/national/update/0711/TKY200607110272.html

この記事の書き方だと、残りの「不審火」も彼女の仕業であるかのような印象を受けてしまうが、それはまだ判明していないわけでしょ。

さて、車を焼くというと、竇唯*2だが、彼が車を燃やしている写真がhttp://www.zonaeuropa.com/20060513_1.htmに載っているが、その背景に映っている吊された洗濯物に、どうしようもなく中国的なものを感じてしまう。

2006-07-11

「崩壊」は先送りしなければならない

D_Amonさん曰く、

北朝鮮制裁決議案に中露が拒否権発動するか否かは、北朝鮮が崩壊したほうがましか存続したほうがましかの問題です。

北朝鮮制裁決議案が採択された場合、中露からの支援が断たれた北朝鮮には暴発(軍事行動)か崩壊か屈服かしか選択肢がありません。

屈服が崩壊を意味する場合は暴発か崩壊しかありませんし、北朝鮮の論理から考えればおそらく北朝鮮は屈服しません。(だから、中国が制裁について「逆効果しかもたらさない」と主張するわけです)

ゆえに実質的な選択肢は暴発か崩壊のみ。そして、暴発は結局は北朝鮮の崩壊を意味しますから、結論としては崩壊しか残りません。

中露は北朝鮮に制裁することで北朝鮮が暴発か崩壊かしか選択しないことを理解していますし、日米もそうでしょう。

http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20060709/p1

もう一つの(碌でもない)可能性はあると思う。増大する脅威を口実にさらに内閉し、圧政が強化されるという可能性が。

北朝鮮の「崩壊」だけれども、それはたんに体制の「崩壊」だけでなく、国家そのもの或いは社会秩序そのものの「崩壊」を意味するだろう。周辺諸国に難民が流出するということだけではすまない。全ての北朝鮮人が自国にいながら〈難民〉になってしまうわけだ。ふつうの国では、政権が崩壊したとしても、〈野党〉が存在することになっているし、そうでなくても国内外で反体制派が活動していたりする。つまり、権力の空白を填める存在は取り敢えずあるわけだ。しかし、管見では北朝鮮にそのような存在は見出せない。同じ民族である韓国人にとっても、いきなり北朝鮮を引き受けるというのは重すぎると感じているのではないか。勿論、日本でも米国でもしゃしゃり出ていって殖民地的に統治するという途はある。しかし、日本にしても米国にしても(相当の鷹派でさえ)、北朝鮮に関して、侵略者としての栄光と悲惨を引き受ける覚悟はないだろう。だから、現実的な選択肢としては、「崩壊」は少しでも先に延ばすしかないということになる。また、「崩壊」に瀕した場合、北朝鮮国内にいる日本からの帰国者や拉致被害者の安全はさらにやばくなることが予想される。そのような状況では、民衆の排外主義的な心性が活性化されることは十分に考えられるし、また拉致被害者の場合、拘束されているとはいえゲストとして特権層に近い生活を送っているわけで、排外主義に加えて、階層的なルサンティマンも盛り上がるであろうからだ。

このような中で、左翼の中には積極的に国連における制裁決議反対運動をしていこうという流れもあるようだが、それに賛成する気にもなれない。そこに見られる「主権国家」のベタな肯定には(それがマジであれば)知的な鈍くささしか感じないし、(マジでなければ)欺瞞的なものを感じてしまう。また、そこには道徳的なディレンマというのが感じられない。その意味では、民主化でも人権でも平和でもアイディアルなものを持たずに差別的な言辞を吐き散らしているウヨな奴らと共通するものがあるといえよう。現実には、道徳的・美学的な嫌悪感を堪えて、より悲惨な事態を避けるためにも、鞭だけでなく飴もちらつかせて、落としどころを探るしかないだろう。

ところで、http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20060706/p1は、(私も含めて)頭を冷やすにはいいテクストだろう。ただ、海に落とせばいいってもんじゃない。実際、露西亜のグリーン・ピースが指摘するように、深刻な海洋汚染の危惧もあるわけだから;

ミサイル燃料で海洋汚染か=環境団体


 【モスクワ10日時事】インタファクス通信によると、国際環境保護団体、グリーンピースロシア支部は10日、北朝鮮日本海ロシア近海に落下させた弾道ミサイルの液体燃料が海洋環境に深刻な危険をもたらす恐れがあると警告した。

 同支部の専門家は、液体燃料は毒性が極めて強いと指摘した上で、北朝鮮ミサイルが液体燃料を残したまま海中に落下したと述べた。 

時事通信) - 7月10日19時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000105-jij-int

中国葡萄牙語圏


 Loro Horta, Ian Storey ”China’s Portuguese Connection” http://yaleglobal.yale.edu/display.article?id=7634


国際的にもあまり注目されていない中国葡萄牙語圏諸国との関係について論評している。

葡萄牙語圏の諸国は”Comunidade dos Países de Língua Portuguesa (CPLP)”を形成しており、その参加国は”Angola, Brazil, Cape Verde, Guinea Bissau, Mozambique, Portugal, the Democratic Republic of São Tomé and Príncipe, and the Democratic Republic of Timor-Leste”という8か国を数える。これらの国は併せて2億3000万の人口を擁し、中国と190億ドルの貿易関係がある。

中国がCPLP諸国との関係を重視する理由について、両氏は、

China has several reasons for pursuing a relationship with CPLP: First and foremost is energy security. Over the past few years, energy security, particularly oil supply security, has become a priority for the Chinese leadership. China is now the world’s second largest consumer of energy resources after the US. More than 60 percent of China’s crude oil imports come from the Middle East, and Beijing views this dependency as a strategic vulnerability because of ongoing political instability and US military preponderance in and around the region. China is therefore trying to diversify its energy imports away from traditional sources in the Persian Gulf. These include CPLP countries such as Angola, Brazil, Mozambique and Timor-Leste. Second, Beijing is keen to exploit CPLP countries’ rich natural resources to fuel the country’s own breakneck economic growth. Third, 230 million people represent a major market for Chinese manufactured goods. And finally, the Portuguese-speaking organization represents a diplomatic community, one that China can utilize to restrict Taiwan’s international space.

と分析している。個々のCPLP諸国への中国の関与についての叙述が続くのだが、旧殖民地宗主国である葡萄牙との関係は国際政治上(特にEUとの関係において)重要であると見られる。曰く、

In December 2005 China and Portugal established a strategic partnership. While a small power, Portugal has been a useful friend, with Lisbon well disposed toward ending the EU arms embargo on China. Portugal’s 500-year-old relationship with Africa and its strong presence on the continent that goes beyond its former colonies are valuable assets for China. Beijing values its ties with Lisbon – enough to deem the country as one of five in Europe awarded status of strategic partner.

なお、中国の戦略の特徴として、個々の国だけでなくCPLP全体と関係を築いていることが挙げられる;

Having relations with CPLP members is hardly unique, but China’s methods are quite farsighted, attesting to the increasing sophistication of Chinese diplomacy. Unlike other powers who have engaged in close relations with particular CPLP countries – but had little or no interaction with other members – China not only connects with the various CPLP nations on a bilateral basis but also as a group. With the former Portuguese enclave of Macau, sovereignty of which returned to the PRC on December 20, 1999, serving as a hub, China has organized a series of initiatives that not only bring the Portuguese-speaking nations closer together, but also closer to China. In 2003 China and the CPLP signed a Trade and Cooperation Agreement, and agreed to hold triennial meetings with CPLP and PRC trade ministers. Similar arrangements are planned for other portfolios.

ロナウディーニョ(小羅)が聯想Lenovo)のイメージ・キャラクターになったのはこれとは関係ないか。

Wish you were here

Diamond stops shining.と表現すべきだろうか。

RocklistへのSam Smith氏*1の情報;

Times Online July 11, 2006


Pink Floyd founder Syd Barrett dies at home

By Adam Fresco

Syd Barrett, the founding member of Pink Floyd, has died aged 60 at his Cambridgeshire home where he became a recluse 30 years ago.

The guitarist, singer and lyricist founded the band in 1965 and was one of its biggest songwriting talents in its early days.

But his behaviour became erratic during the psychedelic drug haze of the 1960s and he split with the band in 1968. He has since lived reclusively in Cambridge.

A spokeswoman for Pink Floyd said: "He died very peacefully a couple of days ago." It has been reported that he died last Friday from complications related to diabetes.

The band said today that they were "very upset" to learn of his death and that he was the "guiding light" of the early days.

A spokesman said: "The band are naturally very upset and sad to learn of Syd Barrett's death. Syd was the guiding light of the early band line-up and leaves a legacy which continues to inspire."

His brother Alan confirmed his death, saying only: "He died peacefully at home. There will be a private family funeral in the next few days."

Pink Floyd formed in the 1960s and became one of the most successful groups ever, with worldwide album sales of more than 200 million.

Known as an album band they had only one No 1 in this country, their iconic hit Another Brick in the Wall.

Barrett is said to have come up with the name for the band by fusing the names of bluesmen Pink Anderson and Floyd Council in 1965.

Shine On You Crazy Diamond, performed during the band’s 1974 tour is a tribute to Barrett. Recorded for the 1975 concept album Wish You Were Here, the song is an appreciation for the contributions Barrett made to the band, with lyrics such as: "Remember when you were young?/You shone like the sun"

The musicians’ use of drugs, particularly LSD, in the 1960s, was well-documented and Barrett was often described as the original acid casualty.

Dave Gilmour, the Pink Floyd guitarist drafted in to the band during a period in which Barrett was behaving erratically, said in an interview earlier this year that he thought that Barrett's breakdown would have happened anyway.

He said: "It was a deep-rooted thing. But I'll say the psychedelic experience might well have acted as a catalyst. Still, I just don't think he could deal with the vision of success and all the things that went with it."

After a period of hibernation, Barrett re-emerged in 1970 with a pair of albums, The Madcap Laughs and Barrett, which featured considerable support from his former bandmates.

With increasing psychological problems, Barrett withdrew into near-total reclusion after these albums and never released any more material and rarely appeared in public.

Born Roger Keith Barrett in Cambridge in 1946, he acquired the nickname Syd aged 15.

He left Pink Floyd in 1968, just as the band was about to achieve worldwide recognition, and lived in the basement of his mother Winfred’s semi-detached house where he boarded up the windows to keep out the eyes of both the press and fans.

http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2-2265034,00.html

そういえば、去年、http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=1796211&comm_id=271670自転車に乗っている彼の写真を見て、悦びを感じたのだった。それから半年あまり。

煙草SARS

Mixiでは「中国都市伝説」というトピックが立っているようだが*2

末の叔父さん(ヘヴィ・スモーカー)が喫煙の効用として、喫煙者SARS感染率がきわめて低かったことを挙げていた。これは「都市伝説」なのだろうか、それとも――

サメ肉ナゲット

読売』の記事なり;

「サメ肉ナゲット」が給食に(宮城

 本吉町立小中学校7校で、サメの肉がナゲットにされて給食に登場した。サメ肉は低カロリー、低脂質、高たんぱく。本吉町では「成長期の子どもたちには最適」と今後も月数回、給食に出していくという。

 同町には、気仙沼漁港で水揚げされたサメをフカヒレに加工する大手業者がある。その業者がサメ肉のアンモニア臭を取り、ナゲット商品にすることに成功した。地産地消を奨励する同町教委に「給食にサメ肉を使ってはどうか」と持ち込んだ。

 県の学校栄養士によると、サメ肉は他の魚と混ぜた状態で使うケースはあるが、サメ肉だけのおかずを給食で提供するのは「全国でもおそらく初めてなのでは」という。

 気仙沼漁港には、フカヒレに活用されるヨシキリザメが年間1万3000〜1万5000トン水揚げされ、ヒレ部分が高値で取引される。一方で肉の部分は安値で一部が練り物などに使われる程度。捨てられるケースも多かったという。

 町は「給食で積極活用することで、地元の経済にも貢献できる」と期待。ブロック肉なども活用して、給食に出すことを検討しているという。

 ナゲットを食べた小泉小1年森谷渉輝君(6)は「モチモチして、大好きなカジキマグロよりおいしい」と笑顔。母親の有里子さん(33)は「食を通して文化を学べることは幸せですね」と話していた。

(2006年7月7日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20060707wm04.htm

昔から安物の蒲鉾には鮫が使われていたので、今更驚かなかった。

ところで、「森谷渉輝」――「モチモチして、大好きなカジキマグロよりおいしい」。鮫と梶木鮪を比較するな。徹底的な〈食育〉の必要あり。

また、上の記事だと、ヨシキリザメというのは、今まで鰭以外は殆ど使い途がなかったようだが、http://www.kesennumanet.jp/01jiten/series/08.htmlはヨシキリザメを「捨てるところがない魚」として、

気仙沼港が世界に誇るフカヒレ生産を支えているのがこのサメ。春から夏にかけて水揚げが活発になり、年間12,000〜13,000トンも水揚げされる。もちろん日本一の水揚げ量だ。

 漁船から水揚げされたあと、山積みされて入札を待っている。盛漁期には構内に、いくつもの山ができる。

 入札を終えると、業者によってヒレが切り落とされる。尾ビレや背ビレは姿煮として人気があり、他のサメ類より「繊維が太いのが特徴で需要が最も多い。」業者は、鋭い包丁で黙々とヒレを切り続ける。

 一山のサメヒレを切り落としたあと、頭に締めたタオルで汗を拭き、又次の山に包丁を入れる。こんな作業が朝早くから続く。

 身はかまぼこはんぺん、すり身なと練り製品の原料として関東方面を中心に全国に出荷される。骨は薬品や化粧品などにも利用され、大型サメ皮はベルト、サイフ、靴など革製品に・・・。捨てるところがない魚だ。

といっている*3。ヨシキリザメ製品(軟骨)の広告だと、http://store.yahoo.co.jp/gpt/a5b5a5e1a4.htmlとかhttp://www.retriever.org/shop/oyatu/samenan.htmlとか。尤も後者は犬用ではあるが。

「孟母堂」

承前*4

 兪立厳「全日制私塾悄然現身上海」『東方早報』2006年7月10日


上海に現れた全日制の〈寺子屋〉。

上海のどこにあるのかは記事からはわからないが、「孟母堂」と名付けられたその塾は、「読経典、尊孔孟、頌莎翁、演数理」をモットーに、4歳から12歳までの12人の子どもが通っている。

教育内容はテクストの暗唱が中心で、「中文」では『易経』、『弟子規』、『論語』が、「英文」ではシェークスピアの『真夏の夜の夢(仲夏夜之夢)』や『ソネット』が暗唱させられる。また、ヨガと水泳でもって、一般の小学校の体育に替えているという。暗唱中心ということで、自習が多く、塾にいる時間の5分の4以上はひたすら一人で暗記に努めているのだという。子どもの親の多くは教師であり、1年間の学費は3万元*5

既に蘇州では、「菊斎」なる古典文化中心の私塾が昨年末に現れている。

ところで、シェークスピアの『真夏の夜の夢』を流暢に暗唱する10歳の女の子に、個々の単語の意味を尋ねたところ、「知らない!」だって。

2006-07-10

100円

沖縄タイムス』7月10日夕刊の記事なり;

遅刻学生に罰金“100円”/琉大工学部教授

 琉球大学工学部機械システム工学科の教授が講義に遅刻した学生から罰金百円を徴収していることに学生が反発、大学側は教授の処分を検討する事態になっていることが十日までに分かった。工学部は教授に徴収をやめるよう勧告しているが、教授は応じない構えだ。同教授は沖縄タイムス社の取材に対し、「遅刻を減らすためで、学生とは合意している。強制ではなく、苦情も出ていない」と話している。

 講義は同学科の必修科目の一クラスで、主に二年生の半数の四十五人が登録。複数の学生の話によると、冒頭の出欠確認時に不在だった学生は、途中で自己申告をし、教授に罰金百円を払う。払わない場合は欠席扱いになる。毎回、五人前後の遅刻者がいるという。

 学生の一人は「(金銭徴収は)おかしいと思うが、成績評価に響くかもしれないので払わざるを得ない」と困惑した様子。別の学生は「遅刻したことの負い目もあるし、百円ならいいかなという感覚で、つい払ってしまう」という。「百円で出席が買えるなら安い」と話す学生もいる。

 教授によると、集めた金額は「数千円」で、一部を昨年度の四年生の印刷代などに使ったほかは、大半は研究室で保管しているという。

 教授は「毎週遅刻する学生がいる中、昨年秋から、指導の延長として学生と合意の上でやっている。講義の内容に大学が口出しするのは教育権の侵害だ。今後もやめる気はない」と主張している。

 工学部によると、昨年十一月、学生からの苦情で問題が発覚した。宮城隼夫工学部長は「いかなる理由があっても、教室で学生から金銭を取る行為は認められない」としている。野底武浩機械システム工学科長は「教授と学生の関係は対等ではない。教授から要求されると、学生は払わざるを得ない立場だ。教育の倫理上あってはならない」との見解だ。

 大学は近く各学部の評議員による調査委員会を発足させる。事実確認を経て、処分の有無などを決定する。

 沖縄人権協会事務局長・永吉盛元弁護士の話 大学は単なる知識や技術を教えるだけの場所ではない。百円という対価を求める教員も、それに応じる学生も学問に対する考え方が浅すぎる。人間としての成長に協力すべき教員が心の貧しさを率先して見せているようで悲しくなる話だ。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200607101700_02.html

罰ゲーム感覚で面白いと思ったのだけれど、教授を処分するしないという問題になっているようだ。記事を読んでみると、教授も学生もマジになっていることがわかる。もしかしたら、この先生はヤマト出身者で、〈シマ時間〉とか〈ウチナー・タイム〉なるものを撲滅せんという文化的使命を自ら背負っているのかも知れない。

私の学生時代には、専任の先生では出席を取る人というのはまずいなかった。これも学生の生徒化の一端なのであろう。私の話に戻ると、非常勤で犯罪心理学関係を講じていた(たしか)元警察官僚の方がいて、その先生の出席の取り方というのは、日付の入ったボール紙のやや大きなカードが最初に配られて、先生が毎回学生の席を廻って、印鑑を押していくというものだった。みんな、〈ラジオ体操〉!といっていたものだ。その先生の姓というのは、日本で3番目か4番目に多い姓だったが、シャチハタとかを買ってまで〈出席〉を偽造した奴がいたかどうかは定かではない。

また、昔、友人と読書会をやっていたとき、遅刻する者はお菓子とかビールとかを差し入れるのはわりかし当たり前だったような気がする。勿論、ケータイなんかない時代である。

Not Welch?

http://d.hatena.ne.jp/partygirl/20060627


一瞬、こっち*1の方だと思ったけれど、やはり違うのね。

2006-07-09

やはりこういうことは起こってしまう

承前*1


http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20060708/p1にて知る。

それぞれ、『朝日』と『読売』の記事;

朝鮮初級学校1年男児、男にたたかれる 大阪生野区

2006年07月06日23時26分

 6日午前8時20分ごろ、大阪市生野区田島2丁目の路上で、生野朝鮮初級学校1年の男児(6)が、自転車で近づいてきた男にすれ違いざまに平手で首の後ろを1回たたかれた。男児にけがはなかった。男はそのまま逃走した。生野署は暴行事件として捜査している。

 調べでは、男児は制服姿でランドセルを背負い、同じ学校に通う6年生の姉と一緒に集団登校の集合場所にいた。男は40歳くらいで、ピンク色のカッターシャツに黒色のズボンだった。

 同校の李英敏校長は「ここ数年、児童を狙った暴行事件は起きていなかった。昨日の(北朝鮮ミサイル発射の)影響と思わざるをえない」と話している。

http://www.asahi.com/national/update/0706/OSK200607060134.html

登校の朝鮮学校生 殴られる 豊明

中年男に ミサイルで嫌がらせ?

 愛知県豊明市愛知朝鮮中高級学校に通う男子生徒が、中年の男に殴られる事件があったことが7日、分かった。

 県警愛知署などによると、同日午前8時ごろ、同市栄町の路上で、1人で歩いて登校していた2年生の男子生徒(14)が、前から歩いて来た男に、罵声(ばせい)を浴びせられながら、顔を1回殴られた。男はそのまま逃走し、同署で暴行容疑で調べている。

 同校によると、男は50歳くらいで身長約1メートル70。黒いポロシャツに茶色っぽいズボン姿だった。

 同校には、北朝鮮ミサイル発射以来、嫌がらせ電話が相次いでいた。校長は「(ミサイル発射は)私たちには関係がない。弱い立場にある生徒をいじめないでほしい」と話している。

(2006年7月8日 読売新聞

http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/060708_3.htm

犯人にしてみれば、物理的にも社会的にも道徳的にも〈狙いやすい〉ところを狙ったということなのだろうか。また、Arisanさんの「こういうことをする人自身が、社会のなかで不満をぶつける正当な手段を持たない弱者であるということは、おうおうにしてあることである」という指摘も傾聴に値する。

ところで、これらの事件に対して、日本政府筋はどのような反応を示しているのだろうか。今回の所業にとどまらず、北朝鮮という国家は国際的に徹底的に糾弾されて当然である。しかし、北朝鮮という国家を糾弾する者(例えば日本政府)は、北朝鮮による蛮行を許さないのと同時に、朝鮮人への蛮行も許さないということを明確に示さなければならないだろう。勿論、現代社会において、政府が何か言ったからといって、それが社会的空気にどれほどの影響を与えるのかどうかというのは疑問ではある。ただ、いわないよりはましであろう。また、政府レイシズム的実践を抑制することができる暴力装置を警察力として保有していることも事実であろう。

勿論、暴力を正当化することにはならないが、関係者の官僚主義的な応答も人を苛つかせるには充分であるということは申し添えておこう。そういうのは、組織の人間は辛いよねという同情を喚起するかもしれない。しかし、例えば『読売』の記事にある「(ミサイル発射は)私たちには関係がない」と語る「校長」に対してだって、(組織人としてではなく)あんた個人としてはどう思ってるんだと問うてみたい気にはならないか。

手術、手術、手術

承前*2


金曜日、つまり新暦七夕の日、朝早くから病院へ行く。手術前の重要な検査があるということで。検査が終わったら、〈花鳥市場〉*3へ行こうとか言っていたのだが、実際には検査後そのまま手術に突入ということになった。11時半頃運び出されて、手術が終わったのは5時過ぎ。さらに8時前にCTを撮ったところ、脳の左側の腫瘍は取れたが、右側の出血は塞がっていないので、再度手術が必要だということで、既に帰宅していた執刀医を病院に呼び戻して、手術が終わったのは土曜日の午前4時前。勿論、家族は病室で待つ。朝が明けると、2度目の手術が不十分だったので、3度目の手術を行うということに。午後には様態が落ち着いたということで、ようやく自宅に戻って、末の叔父さんと酒を飲みながら、日本人は松茸をありがたがっているが、雲南省ではそもそも豚の餌にしていたとか話していると、急に電話があって、急に容態が悪化したので再度CTを撮るとかいうことで、急遽タクシーで病院へ。10時前。連日病室で夜を明かすことになった。夜が明けて、医者が病室に来て、状態がかなり危険であることの説明をする。午後になって、危険ではあるものの、容態はそれなりに安定。雲南省から2番目の叔父さんと息子がやってくる。北海の義父は午前1時に上海虹橋空港)に到着の予定(もう到着した筈だ)。

土曜日の上海は局地的に豪雨があったが、最高気温は30度くらいと、数日前と比べて(昼間は)過ごしやすい。寧ろ、室内ではどこでもきんきんにエアコンをかけているので、かえって肌寒い。

2006-07-06

平壌生活如常」

承前*1

平壌特派員を常駐させているのは新華社のほかにどこだろうか。


 新華社「都“不知道”試射導弾、平壌生活如常」『東方早報』2006年7月6日


によると、5日の「平壌市民的生活」は「一如往常」であったという。

曰く、

為証実外電的消息、記者電話聯系了朝鮮外務省有関部門、但対方的回答是“不知道此事”。

在朝中社当天播発的所有稿件中、均未提及“導弾”。

《労働新聞》《民主朝鮮》等朝鮮主要平面媒体也没有任何有関“試射導弾”的報道

朝鮮中央廣播電台、中央電視台在当天的廣播中也没有渉及“試射導弾”的問題。

記者駆車上街、看到街道上車来車往、市民men表情軽松、生活一如往常。

署名

『毎日』の記事なり;

痴漢女子高生触った大学生逮捕 メールアドレス渡す

 電車内で女子高生(17)の体を触ったとして、神奈川県警麻生署は5日、相模原市若松6、私立大4年、川畑清史容疑者(21)を県迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで逮捕した。自分の携帯電話メールアドレスを書いたメモを女子高生の服にはさんでいたことから特定された。容疑を認め、「自分の好みの子だった」と供述している。

 調べでは、川畑容疑者は6月20日午前7時40分ごろ、小田急小田原線町田新百合ケ丘駅間を走行する上り急行電車内で、スカートの上から女子高生の体を触った疑い。女子高生は「この人痴漢です」と叫んで手をつかんだが、川畑容疑者新百合ケ丘駅で下車し逃走した。

 女子高生は19日にも同様の被害に遭い、この際にスカートとシャツの間にメールアドレスが記されたメモがはさまれていたことから同駅員に相談。通報を受けた麻生署はアドレスから川畑容疑者を割り出し、5日朝、自宅前で逮捕した。【吉住遊】

毎日新聞) - 7月6日3時6分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060706-00000006-mai-soci

痴漢」というのは匿名的なもの。名前や身元は勿論、顔でさえばれたら、そこでお終い。被害者に犯人の人格の痕跡が残ることもない。被害者を蹂躙するのはあくまでも匿名的な手である。人格を欠いた匿名的な手。主体さえ定かでない欲望。ばれない限りは。匿名性の闇に生きる者ども。ほかに考えつくのは、特務(秘密工作員)であり、贋作画家(最大のベストセラー版画である紙幣の贋作者も含む)か。前者の場合は、その匿名性はその属する国家の栄光によって補填されるのだと(少なくとも思い込まれている)のかも知れない。特務にせよ贋作者にせよ、それがgood jobであればあるほど、これは俺の仕事なんだと公共的に主張したい欲望に駆られるのではないか。下手な仕事であれば、その下手であること自体において、匿名性は破綻し、その下手さ加減が署名としての機能を果たすことになる。そこで、贋作の中に署名とは一瞥では気付かれない仕方で署名が埋め込まれることになる。川畑清史にとって、「メールアドレスが記されたメモ」というのは、その密かな署名なのか。匿名性の闇から抜け出して光を浴びたいという欲望。

以上はたんなる妄想であって、実際はたんなる間抜けか、或いはナンパと痴漢の区別ができないということだろう。ともかく、匿名性の闇から抜け出せたことは感謝しなければなるまい。

NHK

少し以前の話ではあるが、http://d.hatena.ne.jp/sava95/20060607#p2を経由して、知る。

竹中平蔵の私的懇談会「通信・放送の在り方に関する懇談会」の「最終報告」についてのコメント。「報告」はNHKのFM放送の廃止及びBSのチャンネル数の削減を提言しているそうな。

廃止部分については民間の放送に割り当てることとなるため,視聴者からみてチャンネル数が減ることにはおそらくならないのだとは思います。ただ,問題はその質がどのようなものになるかということです。NHK-FMは(最近はやや傾向が変わってきたとはいえ)クラシック番組や純邦楽といった,他の放送局ではほとんど提供していないジャンルの放送を提供していました。これが民間に切り替わった場合,全県1局規模の民放FM放送が同じことを商業ベースで行うことは考えにくく,番組の多様性の観点からすると,画一化を引き起こしかねません。これを解決するには,アメリカのような小出力の放送局を林立させる方法をとるしかないように思います。また,現在のBSデジタル放送でまともに番組を作成し放送しているのはNHK3波だけであり,このうち2つが削られて民放にかわったら,ここもまた地上波再利用か通信販売番組に使われるだけなのではないかという恐れがあります。公共性とは番組のジャンルの問題ではなく,むしろ番組の多様性確保や質の確保に重点をおくべきと思います。

http://d.hatena.ne.jp/paco_q/20060607/1149631277

FMとBSって、NHKのいちばん良質な部分を削れということではないか。渋谷陽一の『ヤング・ジョッキー』によって、ロックに入門した世代だから、私的な感傷はある。NHKの地方局のことはよく知らないのだが、地方FM局に変態的なDJがいて、そのためにその後の音楽的テイストに深刻な影響を受けたという話は幾件か聞いたことはある。そうした変態たちがそれぞれのローカルの音楽文化に寄与しているということは大いに考えられることである。

ところで、http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2006/06/post_225e.htmlで触れられていた

どっちにしても、2011年から、すべてのテレビ放送が地上デジタル波になって、今のテレビで見られなくなったら、今よりは明らかにテレビを見る人の数は減る。5月に行なわれたインターネットのリサーチでは、今のテレビで見られなくなったら、「もうテレビは見ない」って答えた人が全体の20%もいて、「テレビを買い換えて見る」って答えた人は40%だけだった。そして、残りの40%は「まだ分らない」だったから、この「まだ分らない」の人たちが全員、「テレビを買い換えて見る」に気持ちが変わったとしても、2011年からは、テレビを見る人の数は、今よりも20%ほど減ることになる。だから、実際には、もっと多くの人たちが、テレビ離れをすると思う。

すでに、地デジ放送を見てる人たちに対するアンケートでは、地デジ放送に対して、「満足」と「どちらかと言えば満足」の合計が50%、「不満」と「どちらかと言えば不満」の合計が17%、「どちらとも言えない」が32%だった。この結果を見れば分かるように、無理して高いテレビを買ったところで、やってる番組自体がくだらないヤラセ番組ばっかなんだから、画面だけが良くなったって、何の意味も無いってワケだ。

というのも気になるところだ。ここで言及されている「調査」の元ネタはわからないが。

Information on Modern Chinese Artists

East Asian Anthlopology MLへ寄せられたメッセージ;

The University of California Press is pleased to announce the publication of:

Modern Chinese Artists: A Biographical Dictionary

Michael Sullivan is Professor Emeritus at Stanford University and

Fellow Emeritus at St. Catherine's College, Oxford University. His

many books include _The Arts of China_ (Fourth edition, expanded and

revised, 2000), _Art and Artists of Twentieth-Century China_ (1996)

and _The Meeting of Eastern and Western Art: Revised and Expanded

Edition_ (1997), all from California.

http://go.ucpress.edu/SullivanModern

The first biographical dictionary of its kind in any Western

language, this pioneering work provides short, information-packed

entries for approximately 1,800 Chinese artists of the twentieth and

twenty-first centuries. In recent years interest in modern Chinese

art has spread across the globe. Public and private collections are

being formed; courses in modern Chinese art are offered in many

universities and museums. At the same time, the number of practicing

artists in China and the amount of published material have greatly

increased. Michael Sullivan's pathbreaking book _Art and Artists of

Twentieth-Century China,_ published in 1996, included a biographical

index of some eight hundred artists. This volume includes more than

twice that number, with entries that have been revised, expanded, and

brought up to date. Illustrated with portraits and photographs of

over seventy leading artists, this comprehensive, convenient

reference will be an essential tool for anyone interested in the

study or collection of modern Chinese art.

Full information about the book, including the table of contents, is

available online: http://go.ucpress.edu/SullivanModern

〈組織〉にまつわる習性

『朝日』の記事;

ミサイル発射の事実、一切触れず 朝鮮総連がコメント

2006年07月05日13時25分

 北朝鮮の貨客船万景峰(マンギョンボン)号の入港禁止措置について、在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)中央本部は5日、「まことに遺憾。禁止措置を速やかに撤回し正常な運航を望む」とのコメントを発表した。

 コメントでは、ミサイル発射の事実には一切触れていない。一方で、万景峰号が「お年寄りの親族訪問や、修学旅行で利用する船で、厳しい情勢の中でも運航されてきた」として人道目的の船と強調している。

 ミサイル発射については、朝鮮総連の広報担当者は「その件は事実関係を確認中。まだコメントできない」と話している。

http://www.asahi.com/national/update/0705/TKY200607050351.html

また、『読売』の記事;

朝鮮総連の本部周辺、抗議活動活発化


 東京千代田区在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)中央本部の周辺では、早朝から抗議活動が活発化し、物々しい雰囲気に包まれた。


 出勤途中の男性職員は「知らない。答えることはない」と、報道陣を振り切って門の中に駆け込んだ。ほかの職員たちも一様に口をつぐんだまま。

 朝鮮総連の幹部の1人は「今回の件で日朝関係を心配しているのは日本政府の関係者だけ。ひょっとしたら人工衛星かもしれない。これで在日朝鮮人への嫌がらせがあるかもしれないのが心配」と語った。

 朝鮮総連は「報道されている以外に聞いていないので、現時点で申し上げることはない」とコメントした。

 一方、警視庁は早朝から、朝鮮総連中央本部周辺に機動隊を増強。首相官邸警察庁と連絡を取り合い、情報収集を進めている。

(2006年7月5日12時38分 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060705ic03.htm

〈北の国〉だからというよりは〈組織〉だからか。例えば、不祥事をしでかした企業の従業員の態度というのはこんなものか。

2006-07-05

熱湯をかけること

読売』の記事;

頭から熱湯、2歳女児死亡…アザも十数か所、両親逮捕

 滋賀県警高島署は6日未明、頭から熱湯をかけるなどの暴行を加えて女児を死なせたとして、同県高島市新旭町安井川航空自衛隊空士長、長阪健太(24)と妻の千鶴(25)両容疑者傷害致死の疑いで逮捕した。

 調べによると、両容疑者は、6月中旬から今月5日未明にかけて、二女優奈ちゃん(2)に対し、棒でたたくなどの暴行を加え続け、頭部やけどによる敗血症で死亡させた疑い。優奈ちゃんの全身には十数か所のあざがあった。両容疑者は「頭から熱湯をかけた」と認めている。

 優奈ちゃんは、両親と長女(3)、長男(生後8か月)の5人暮らし。千鶴容疑者は長女と優奈ちゃんを連れて昨年10月、長阪容疑者と結婚した。

読売新聞) - 7月6日1時50分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000416-yom-soci

酷い事件ではある。無辜の犠牲者というのは常套句であるが、2歳では人間として罪を犯す暇もなかったということになる。

ところで、「頭から熱湯をかける」というのも、〈児童虐待〉事件ではよくあるが、この振る舞いの意味はよくわからない。むかついたときに、ひっぱたいたり蹴っ飛ばしたりというのは、ある意味で自然ではある。そこでは、むかつくという情動の動きとひっぱたく・蹴っ飛ばすという身体の動きはシームレスに繋がっている。しかし、「熱湯をかける」というとき、薬缶なのか、それとも電気ポットからカップにお湯を注ぐのか知らないけれど、情動と身体の動きの間に中断が入り込むわけだ。そのとき、既に反射ではなくて、意図的な行為になっている。また、反省が介入する余地も出てくるだろう。もしかしたら死んじゃうんじゃないかとか火傷の痕は一生残るぞとか。いいたいのは、むかついたからひっぱたいたというのとは次元が違うということであり、わざわざ「熱湯をかける」というのはどういう(象徴的)意味があるのか。「頭から熱湯をかける」というのは残酷であると同時に不可解なのである。しかしながら、(邪悪なものであっても)そこには何某かの意味がある筈なのだ。

ところで、子どもと「熱湯」というと、(虐待ではなく事故で)熱湯を浴びて全身火傷を負い、北海道の病院に運ばれた露西亜サハリン)の男の子の印象は今でもかなり強い。

藤原紀香

Japan actress Norika Fujiwara moving into politics

June 29, 2006 l Filed Celebrities News, Japan Celebrities

Japanese actress Norika Fujiwara are rumored to be competing for a parlimental seat in Tokyo for next Japan general election.



Norika Fujiwara is already 34, and in Japan it’s not easy to survive the harsh entertainment world at that age. Norika has been offered fewer chances in acting and received less TV commercials contract as well.

For the past 2 years Norika has been actively involved in community and charity projects, including visits to Afghanistan and East Timor, filming it and exhibited in Japan to raise awareness of helping undeveloped countries.

Despite not as popular as she used to be, Norika does have real capability to compete in one of the 5 Tokyo parlimental seats. It’s said that Norika seems interested to be involved in politics as well.

It still remains as rumor until an official statement, most of Norika’s fans however are more eager to see Norika and her singer boyfriend Take getting married.

http://yummycelebrities.com/2006/06/29/japan-actress-norika-fujiwara-moving-into-politics/

信憑性は? もし信憑性があるとしたら、どこから出るのかも気になるところ。

北朝鮮ミサイル

読売』の記事;

北朝鮮ミサイル6発を発射…テポドン2号は失敗か



 北朝鮮は5日午前3時30分過ぎから8時過ぎにかけて、計6発の弾道ミサイルを発射した。

 いずれも数分後、日本の沿岸から数百キロ離れた日本海に着弾した。

 このうち1発は、弾道ミサイルテポドン2号」(射程3500〜6000キロ)と見られる。

 政府は日本の安全を脅かす重大な問題だとし、北朝鮮に抗議するとともに、制裁措置として、北朝鮮の貨客船万景峰(マンギョンボン)号の入港を5日から半年間禁止する措置を決めた。日米両国政府はこの問題を付託するため、国連安全保障理事会の早期開催を要請する。

 防衛庁によると、6発のミサイルは、5日午前3時32分から8時17分の間に順次、発射された。このうち、テポドン2号と見られる3発目は、午前4時59分に北朝鮮北東部の舞水端里(ムスダンリ)のテポドン発射基地から発射され、新潟県の北北西約500キロに着弾した。

読売新聞) - 7月5日13時24分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000004-yom-pol

既に〈7発目〉も発射されたらしい。また、露西亜情報や韓国情報によれば、発射は10発;

ミサイル、発射はICBM級10発か…露軍参謀総長

 【モスクワ=古本朗】ロシア軍参謀総長のユーリー・バルエフスキー上級大将は5日、北朝鮮による日本時間同日未明から早朝にかけてのミサイル発射について、日本政府発表の6発ではなく、「10発だったとのデータもある」と明らかにした。

 シベリア南東部チタ州での記者会見で語ったもので、インターファクス通信が伝えた。

 バルエフスキー氏は、露軍がミサイル追跡システムにより発射を監視していた、と説明。発射されたミサイルの飛距離性能については「露軍の監視システムのデータを入手しなければ言えない」としながらも、「すべて大陸間弾道弾(ICBM)級だったとのデータもある」と述べた。

読売新聞) - 7月5日19時38分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000114-yom-int

韓国の情報当局高官「発射したミサイルは10発」

 【ソウル=平野真一】聯合ニュースによると、韓国の情報当局高官は5日、北朝鮮が同日発射したミサイルは計10発だと述べた。

 この10発は、長距離ミサイルテポドン」、中距離ミサイルノドン」、短距離ミサイル「スカッド」だという。

 同高官は「北朝鮮ミサイル部隊は相互連動体制を取っており、各種ミサイルを同時に発射できる」と述べるとともに、「6月にテポドン2号発射(準備)の動きがあった時、スカッド、ノドンミサイル基地でも発射の動きを見せていた」と指摘した。

読売新聞) - 7月5日11時9分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000108-yom-int&kz=int

今日は中国の新聞はチェックしていないが、『毎日』によれば;

北朝鮮ミサイル中国の影響力低下? 深刻に受け止め

 【北京・飯田和郎】北朝鮮テポドン2号を発射したことで、中国に対して北朝鮮への影響力行使を求めてきた米国の対中圧力が今後、強まりそうだ。北朝鮮問題をめぐりこの半年間、中国が展開してきた首脳外交の成果が傷つくことにもなりかねず、中国当局は事態を深刻に受け止めている。

 「北朝鮮に『この(テポドン2号発射)問題で、非常に大きな関心を持っている』と伝えてきた。このようなことになって遺憾だ」

 中国共産党の李軍・対外連絡部第2局長は5日、民主党小沢一郎代表にこう語った。北朝鮮と太いパイプを持つ李・第2局長の発言は、中国の強い失望感を示している。

 胡錦濤国家主席は4月、ワシントンブッシュ大統領と会談した際、イランの核問題とともに、北朝鮮の核問題の重要性を改めて指摘し、大統領に柔軟な対応を求めた。

 中国は1月、訪中した北朝鮮金正日(キムジョンイル)総書記を経済先進地・広東省に案内した。金総書記帰国後、北朝鮮高官が次々と同じコースを視察するなど、北朝鮮への「指導」が効果を発揮し始めたと評価していた。

 中国には北朝鮮経済的自立こそが、地域の安定につながり、北朝鮮に対する日米両国の評価の変化につながるとの読みがあった。

 しかし、テポドン2号発射を阻止できなかったため、今後、中国北朝鮮への影響力低下を指摘する声が米国などから噴出する可能性がある。

 ただ、北朝鮮への強硬姿勢は北朝鮮を追い込む恐れもあるだけに、中国は慎重な対応を迫られる。回良玉副首相が10〜15日、「中朝友好協力相互援助条約」締結45周年記念行事参加のため、訪朝する予定で、北朝鮮当局に対して硬軟両面の働きかけをするとみられる。

毎日新聞) - 7月5日19時21分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000104-mai-int

しかしながら、海外在住者としては、

115円台前半=ミサイル発射で円売り−シドニー外為

 【シドニー5日時事】5日のシドニー外国為替市場の円相場は、北朝鮮ミサイル発射を受けて下落し、午前8時半(日本時間同7時半)現在は1ドル=115円05〜15銭で取引された。ミサイル発射前は114円台半ばで推移していた。 

時事通信) - 7月5日9時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000019-jij-int

というニュースの方が気がかりではあります。

2006-07-04

正常な反応

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060703/1151943494で取り上げた事件だが、

警視庁保安課の調べで、役員らは千代田区内の営業所で、

一昨年と昨年の夏の高校野球をめぐり賭博をした疑い。

ニュースでは、掛け金は、一口1000円で配当金も数万円だという

でも、こんな少額の賭博で警察が動くだろうか?

そもそも何故賭博の情報が警察の耳に入ったのか不思議である

少額と言っても賭博は、犯罪だから送検されるのは不思議ではないが・・・

友人の間で昼飯を賭けてる程度の金額で捕まるので、昼飯じゃんけんでも逮捕されるかも・・・・

パチンコで換金なんてしたら書類送検ではすみそうにないな!?

http://plaza.rakuten.co.jp/freereporter/diary/200607030003

見せしめ

恐いですよね。いや、何の話かというと…

警視庁保安課は3日までに、賭博の疑いで東証1部上々の印刷会社「図書印刷」の営業部長ら社員22人と同社の取引先の出版社社員5人を書類送検した》

去年とおととしの夏の高校野球を一口1000円で賭けていたのがバレて書類送検だということですが、このニュースを見て現在進行形でマズイと思っている人いませんか?(笑)

法律上、公営ギャンブル以外の賭事は認められないので、極端なことをいうとジャンケンで負けた人がジュースをおごるのもアウトになってしまうのだが、わりと小さな賭事は日常茶飯事なので基本的にお縄になることはない。

ところが今回は証拠物を警察に送り届けたヤツがいた。それがモトで書類送検に至ってしまったワケで、別に金額の多寡でいい悪いじゃないとはいえ、この程度で書類送検になるなんて、チクった人によほど恨みを買っていたか、チクった人がよほどつまらない人間かのどちらかということだろう。

夏の甲子園予選が始まりつつあるこの時期だけに“お灸を据えた”ようなので、書類送検された方々にはお気の毒としか言いようがないのですが、皆様もお縄にならない程度に“生活の潤い”をお楽しみください。

http://umatoto.ybl.jp/blog.php?id=132175

というのは、きわめて正常というか健全な反応だな。

石板書

「『石板書』という雑誌(何処の国の雑誌だ?)からの翻訳」*1と書いたが、『石板書』というのは米国Slate*2ですね。

当該の記事の原文は、


 Nick Schulz

“Why Ronaldinho Has No Last Name”

http://www.slate.com/id/2143404/

伯剌西爾人の姓

中国人アイデンティティの在り方というのは、言語とかエスニシティが絡まって複雑な様相を呈しているのですが、注目すべきは、〈姓〉*3へのアイデンティフィケーションでしょうか。東南アジアには〈姓〉毎の団体が軒を連ねていますが、最近大陸でも復活する傾向が続いているような気がします。勿論、韓国でもそうなんでしょうが、韓国人が日本や米国で〈金氏宗親会〉なんて作るの?

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060629/1151605000

中国ではなくて、伯剌西爾の話。


 「巴西球員為何有名無姓」『外灘画報』2006年6月22日、A11


私の妻もそうだが、この世の中で〈姓〉のない人など考えられないと思っている人が多いようなので*3中国人が書いた記事かと一瞬思ったが、『石板書』という雑誌(何処の国の雑誌だ?)からの翻訳。

ワールド・カップの伯剌西爾ティーム23人のうち、17人が「只見其名而不見其姓」。この「有名無姓現象」は「一種巴西伝統」である。大統領がただ「ルーラ」と呼ばれるように、公式の場でもファースト・ネイム或いはニック・ネイムだけで通用してしまう。記事では、これは伯剌西爾の高い文盲率に関係しているかも知れないといい、また「奴隷制」の影響もあるかも知れないともいう。しかし、伯剌西爾の旧宗主国たるポルトガル・ティームも10名が「無姓」であり、またポルトガルの殖民地であったアンゴラでも16人が「無姓」。さらに、ポルトガルの隣国である西班牙ティームは6人が「有名無姓」。ということは、広くラテン社会の文化伝統と関係があるのかも知れない。

そういえば、ジーコの姓が何なのか知らない。知っている人はかなりコアなファンということになるのか。

See also http://blog.eplus.co.jp/amin/2006-07-03

金茂大厦

承前*4

叔父さんの手術は7月9日になりそう。入院が長引いたために、妻子と末の叔父さんを残して、取り敢えず雲南省に帰った。代わりに、広西の北海に在住の義父母(妻の両親)が看病のために上海に来るかも知れない。

ということで、末の叔父さんと従妹とともに、〈お上りさん〉のノリで、外灘見物に出かける。外灘からフェリー(2元)で浦東*5。そして、「金茂大厦」*6。その近くにある「東方明珠」*7が〈東京タワー〉ならば、「金茂大厦」の方は横浜の〈ランドマーク〉という感じだろうか。88階の展望台の入場料は50元。スターバックス珈琲が3杯以上飲める金額ではある。秒速9米を謳う三菱電機のエレヴェーターだと、88階まで1分とかからない。展望台だが、記念品などがごちゃごちゃと売っており、東京タワーなんかでもそうだが、所謂〈展望台〉のノリである。肝心の展望だが、本来だとhttp://www.behind-the-wall.org/gallery/shanghai-panoramaにあるような展望が楽しめる筈なのだが、実際には上海大気汚染のためか、見えるのはただただ霧、霧、霧。一応、雲は出ていたものの、晴れの日ではあったが。東京タワーでもそうだが、夜上って、夜景を楽しむというのがいいのかもしれない。面白いのは、考えてみれば不思議でも何でもないのだが、辺りの30階とか40階建ての高層ビルが高度300メートルから眺めると、ミニチュアのように実在感を喪失してしまうということ。「金茂大厦」は53〜87階までグランド・ハイアットが入っているのだが、ちょうど中央がパティオになっていて、つまり高さ100米以上の空洞になっている。その空洞を88階から覗き込むというのは「金茂大厦」ならではの楽しみ。〈崇高〉体験である。

病院に戻ると、ベッドの叔父さんは、点滴のほかにはベビー・フードのような流動食しか食べられないが、口に煙草を銜えている。勿論、火は点けていないが。

顕正会

『毎日』の記事なり;

宗教法人>「顕正会」会員を傷害容疑で逮捕 入会迫り殴る

 群馬県館林署は3日、宗教法人顕正会」(本部・さいたま市)会員で同県館林市緑町、派遣会社社員、中沢誠容疑者(58)を傷害容疑で逮捕し、同県高崎市顕正会高崎会館など2カ所を家宅捜索した。

 調べでは、中沢容疑者は5月27日午後9時ごろ、館林市内の飲食店で知人の無職男性(71)に入会を迫ったが拒否されたため、男性の顔を殴って軽傷を負わせた疑い。同会は強引な入会勧誘のトラブルが多く、01年には千葉市秋田市で会員ら4人が暴行容疑などで逮捕された。昨年7月には神奈川県警が会員らを監禁容疑で逮捕(その後起訴猶予処分)した。群馬県警にも今年に入り9件の相談があったという。

毎日新聞) - 7月3日19時46分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060703-00000094-mai-soci

新宗教マス・メディアに取り上げられるのは、何か悪いことをしたときということになっているが、今後、顕正会がそのターゲットになっていくのか。取り敢えず、メモしておく。

2006-07-03

「図書印刷で野球賭博」

時事通信の記事なり;

図書印刷で野球賭博=役員ら27人を書類送検警視庁

 東証一部上場の図書印刷(東京都港区)の職場で、高校野球をめぐり賭博をしたとして、警視庁保安課などは3日までに、賭博容疑で同社役員(42)ら27人を書類送検した。

 調べでは、役員らは一昨年と昨年の夏の高校野球をめぐり、千代田区内の営業所で、出場49校から10校を選び、選んだ学校が勝つたびにポイントを加え獲得ポイント最上位者に配当金を出す方法の賭博をした疑い。 

時事通信) - 7月3日13時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060703-00000037-jij-soci 

この記事を読んで思うのは、記事を書いた記者のブンヤとしてのプロ意識のなさ。このような事件のポイントというか面白さというのは、誰がどんな経緯でちくったかということでしょ。警察だって、ちくられたら、一応捜査をして「書類送検」もしなければならない。これを〈税金の無駄遣い〉!として怒る人だって出てきていいはずだ。

そういえば、ワールド・カップで、伯剌西爾とイングランドが負けたために、一挙にあぶく銭を手にした人も多いのでは?

まんぼう

http://tenjinsite.jp/shoplifting/

http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20060703/p1にて知る。

北杜夫先生の著作権を侵犯することになるのかならないのかはともかくとして。

昔から古書店洋書屋では売った本に店独自のデザインのシールを貼るところもあったと思う。画一的かつ幼稚な(お洒落ではない)デザインのシールではなく、店独自のシールにすれば、そのシールのデザイン目当てにその店で本を買う人も出てくると思うのだけれど、如何? そういうシールの場合、個人の蔵書票でもそうだけれど、貼る位置は裏扉の内側であって、裏表紙のバーコード付近に貼るというのは、それだけで構想した人の文化資本は明らかではないか。コンビニで雑誌をかったとき、袋に入れる代わりに裏表紙にセロテープを貼ることがあるけれど、それを思い起こさせる。

それから、kmizusawaさんの文章を読んでもわからないのだが、ネット書店は勿論のこと、本の流通ルートというのはけっこう多岐に亙っているわけだが、そういうことは考慮されているのだろうか。拾うというのも勿論あるけれども、電車の網棚や駅のゴミ箱からホームレス系の人が雑誌や本を集めてそれを誰か元締めが集約して、露店で売るというのは(東京には)あるが、福岡ではどうなっているのか。コンビニは? キオスクは? 本というのは、CDショップやセレクト・ショップやカフェで買うこともあるだろうけど、そういうところでもあのシールを貼るわけ? また、学術書関係では著者から直接買うということも多いとは思うけれど、その場合はどうなのか。また、kmizusawaさんは「そのうちに、判別のため古い本を古書店(新古書店も含む)に出すときは各自でマンボウシールを購入せよとかになるんじゃないか?」と予想しているけれど、そうなれば「万引き」した奴も「シール」を買って貼りさえすればOKということになってしまうのでは?

総じて言えば、利権の臭いはぷんぷんする。そして、利権というのはお洒落なものではない。

ところで、中国中国銀行)で口座と通帳を作ったのだけれど、日本ではキャッシュ・カードは1週間後に自宅郵送ということになるわけだが、中国ではその場(10分ほど)でキャッシュ・カードができてしまった。また、カードがそのままデビット・カードになっているので、店によっては、カードを機械に差し込んで暗証番号を入力するだけで、その場で口座からの引き落としが可能になる。

幼稚園で「教育勅語

大阪市の私立塚本幼稚園(淀川区、約二百三十人)と私立南港さくら幼稚園(住之江区、約百八十人)が、年長組の園児約百二十人に、教育勅語を暗唱させていることが一日、分かった。

 園側は「幼児期から愛国心、公共心、道徳心をはぐくむためにも教育勅語の精神が必要と確信している」と説明しているが、文部科学省幼児教育課は「教育勅語を教えるのは適当ではない。教育要領でも園児に勅語を暗唱させることは想定していない」としている。

 両幼稚園の園長を務める籠池靖憲氏によると、幼児期から古典に親しむため、一昨年から月一回、年長組の園児を対象に論語の勉強を始めたが、「教育の神髄を短い言葉で伝えているのが教育勅語」と考え、昨年十月ごろから教育勅語を教えているという。

 年長組の園児は毎日、一時間目の授業の初めに担任の指導で教育勅語を暗唱。保護者にも口語の訳文に「今こそ教育勅語の精神が必要」という園長の所感を添えて配布したという。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060702/mng_____sya_____007.shtml 

東京新聞』の記事からだが、「ある保護者は「こういう教育をするとは知らずに入園させた」と戸惑いをみせるが、園側は「保護者の不満の声は聞いていない」としている」とも。ただし、これらの幼稚園のサイト*1を見た人によれば、そもそも右翼的な教育をしている幼稚園であるそうな。私立だから仕方がないともいえるし、偶々近所だということで子どもを入れてしまったのが災難だったともいえるし。

ただ、「幼児期から古典に親しむ」ということと「幼児期から愛国心、公共心、道徳心をはぐくむ」ということは全く別の次元の話であることはたしかだ。

2006-07-02

嘉田由紀子

選挙に立候補していたことも知らなかったが。

読売新聞』の記事なり;

滋賀県知事選、嘉田由紀子氏が初当選社民支持

 

 滋賀県知事選は2日、投開票され、新人の大学教授・嘉田(かだ)由紀子氏(56)(無=社民支持)が、現職・国松善次氏(68)(無=自民民主公明推薦)、新人の県労働組合総連合議長・辻義則氏(59)(無=共産推薦)を破り、初当選を果たした。

 女性知事の誕生は、大阪熊本千葉北海道に続き全国5人目で、同県では初。投票率は44・94%(前回38・67%)だった。

 選挙戦では、同県栗東市で5月末に工事が始まった新幹線新駅建設が大きな争点だったが、「凍結」を訴えた嘉田氏の勝利で、建設が中断することになる。

 嘉田氏は、県が約117億円を負担する新駅「南びわ湖駅」(仮称)や、国土交通省が建設中止を打ち出した大戸川ダム(大津市)などのダム建設を「税金の無駄遣い」として、事業凍結を唱えた。さらに県職員の1割削減、知事退職金返上、小中学校での30人学級実現などを公約に掲げ、浮動票を取り込んだ。

読売新聞) - 7月2日23時13分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060702-00000014-yom-pol

嘉田さんも参加した〈琵琶湖調査〉が環境社会学の理論的な革新において重要な役割を果たしたものであることは指摘しておく価値はあるだろう。


嘉田さんのサイト*1選挙絡みの規制から最近更新されていない。

選挙関係(後援会)のサイト*2

京都精華大学のサイト*3

かすみがうら*ネット」によるインタヴュー*4