Christeene Britton/王佑霊

東画廊*1で、 Christeene Brittonと王佑霊という2人の女性アーティストの作品を観る。
Christeene Brittonは濠太剌利のサウス・ウェールズのアルバリー生まれで、現在上海に在住。そのスタイルはミニマリズム的な抽象画でとても美しい。また、作品の具体的なタイトルとのズレから観る者を思考へと誘い込む。他方、王佑霊は1981年生まれで、吉林省延辺大学で美術を学んでいる。彼女のスタイルはシャガール風の抽象、キュービズム風の具象、或いは表現主義風と、多岐に亙っていて、それは観ていて楽しいのだが、自らのスタイルを未だ確立できていないのではないかとも思った。