原田康子

『朝日』の記事;


「挽歌」「海霧」の作家、原田康子さん死去

2009年10月21日10時29分


 「挽歌(ばんか)」「海霧(うみぎり)」などの作品で知られる札幌市在住の作家、原田康子(はらだ・やすこ、本名佐々木康子)さんが20日午前、肺炎のため死去した。81歳だった。葬儀の日程は未定。

 東京生まれで、幼いころに北海道釧路市に移住。釧路市立高等女学校(現釧路江南高校)を卒業後、地元新聞社の記者を経て、55年から地元の文学同人誌「北海文学」に「挽歌」を連載した。釧路を舞台に奔放な女性の生き方や愛の形を描いた作品が話題を呼び、翌年に刊行されると70万部のベストセラーとなった。第8回女流文学者賞を受賞、映画化もされた。

 その後もエッセーや小説を発表し、03年には「海霧」で第37回吉川英治文学賞を受賞。ここ数年は体調がすぐれず、今年春から入院していた。
http://www.asahi.com/obituaries/update/1021/TKY200910210136.html

2003年に刊行されたという『海霧』は知りませんでした。結局読んだことがあるのは『挽歌』くらい。『挽歌』は河崎義祐によって映画化されたが、浜辺で仲代達矢が吸う煙草を秋吉久美子が奪って吸う場面が〈かっこいいシーン〉として心に焼き付いている*1。1957年公開の五所平之助監督、久我美子森雅之が主演の映画は観たことがない。
挽歌 (新潮文庫)

挽歌 (新潮文庫)


また、


上智大名誉教授の蝋山道雄さんが死去

2009年10月19日20時50分


 蝋山 道雄さん(ろうやま・みちお=上智大名誉教授・国際政治学)が18日、急性骨髄性白血病で死去、81歳。通夜は21日午後6時、葬儀は22日午前11時から東京都中野区新井5の3の5の新井薬師梅照院で。喪主は妻洲子(しまこ)さん。

 日中国交正常化国民協議会の代表世話人を務め、71年に「中央公論」掲載の論文「なぜ中国を承認すべきか」で吉野作造賞を受賞した。
http://www.asahi.com/obituaries/update/1019/TKY200910190346.html


さて、http://blog.livedoor.jp/shimanekoblog/archives/1034085.html


これを読むと、赤木智弘氏が「穴空スト」*2よりも少なくとも10倍はまっとうであることがわかる。