1年前の言及

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20151216/1450192057で、「今年になって、戦前の日本の農民の食生活調査の話を読んだのだが、肝心なその出典を忘れてしまった」と書いたのだった。昨年の10月に、雑賀恵子『快楽の効用』の戦前の、雑誌『家の光』を中心とした農村生活改善運動を紹介した箇所、農村では「タンパク質が極端に足り」なかったという部分(p.156)を昨年の10月に紹介していたことを思い出したのだが*1、戦前の農村の食生活に関しては、さらに別の本を読んだ気がする。しかし、書名とか著者とかは思い出せない。さて、そこでは、「一人暮らし学生、「野菜食べない」が4割 面倒、高い…」という『朝日新聞』の記事を引用していたのだった;


一人暮らし学生、「野菜食べない」が4割 面倒、高い…

朝日新聞デジタル 10月11日(土)19時3分配信


 一人暮らしの4割は野菜を食べず、男子学生の半数近くは食事はとりあえず空腹が満たされればいい――。農林水産省関東農政局が大学生などの食生活を調べたところ、健康な食生活とはほど遠い実態が明らかになった。主に食育に関する科目を受ける学生が対象の調査だけに、担当者は「食への意識が高い層でもこの状況。食生活の乱れは深刻だ」と苦い顔だ。

 同局が1〜5月、関東甲信の10都県にある大学や短大32校に調査を依頼し、学生3253人から回答を得た。うち7割は栄養や保育、農業などの学部生。

 調査で平日の食事を聞いたところ、「野菜を十分に食べている」と答えた学生は52%。「野菜ジュースやサプリメントで代替している」も10%近くあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141011-00000038-asahi-soci

快楽の効用 嗜好品をめぐるあれこれ (ちくま新書)

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