蒸発している?

承前*1

新間正次について調べていたら、昨年6月の中居正広*2についての記事を拾った;


中居正広が父親の学歴詐称に衝撃…明治大学出身のはずが高卒だった
2015年6月24日 10時23分


トピックニュース
23日放送のバラエティ番組「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日系)で、SMAP中居正広が、父親の学歴詐称を明かす一幕があった。

この日は、子供の教育をテーマに出演者がトークを展開。そのなかで、「ニートになる子供の親は高学歴が多い」について専門家が解説し終えると、中居は「思い出したんだけど…」と口を開き、父親の話を始めた。

中居は現在42歳だが、30代後半まで、父親が明治大学の出身だと聞かされていたそう。中居もそれを信じていたが、近年になって真実を知る機会があったという。

中居が40歳になったころ、父親の同級生らと会うことになり、そこで父親が明治大学に通学していた当時のことを尋ねてみたのだとか。

すると父親の友人は、「オメェ、高卒のくせに明治大学なんて嘘ついてんじゃねえ」と、中居の父親に向かって声を上げたという。その場には中居の兄たちも揃っていたそうで、慌てた父親は「バカ言うんじゃねえ、明治大学ってことになってんだよ!」と反論したそうだ。

中居はそのとき初めて、学歴詐称されていたと気づいたそうで、当時を振り返って笑いながら、「大人になって初めて、おやじが高卒って気づいた」と漏らしていた。
http://news.livedoor.com/article/detail/10267435/

さて、ショーン・マクアードル川上さん。


「ショーンK、ネットから痕跡が次々消されている 中古著作本は価格が急上昇」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160317-00000001-jct-soci


ショーン・マクアードル川上についての報道や論評はこの数日間で赤丸急上昇という感じだろうけど、彼の活動の痕跡はネット上から突如削除され始めているのだという。(ネット上では)「仕事の大きな「柱」だった講演会、セミナーも、まるで「初めから行われていなかった」かのように処理され始めた」。「15年10月、11月に開いた講演のレポートも、16年3月17日までに講師派遣サイト「スピーカーズ.jp」から削除された」。その一方で、彼の著書の古本市場での価格が急上昇。
さらに、蒸発しているのはそれだけではない。本人も、なのだという;



「ショーンK、学歴詐称騒動で失踪!? 全番組降板のスピード対応に「もっとヤバい秘密ある」」http://news.livedoor.com/article/detail/11305450/


「失踪」とか「海外逃亡説」とか。しかしながら、本人はラヂオに出て、別れの挨拶をしたようだけど。


「あだ名は「ホラッチョ」「おっぺけぺー川上」ショーン氏同級生語る」http://news.livedoor.com/article/detail/11308916/


恒例の「同級生」の語り*3


茂木健一郎氏の言説*4は既に紹介したが、それ以外に、ショーン・マクアードル川上さんと共演したことのある人の証言というのも出始めている;


「整形、経歴…疑惑だらけ「ショーンK」 同業者は気づいていた本当の素顔」http://news.livedoor.com/article/detail/11310830/


荻原博子さんのコメント;


番組で共演経験のある経済評論家の荻原博子氏は、その印象について、「すごくいい印象を人に与える人だな、と思った」と振り返る。

 「人当たりが非常によかったのが印象に残っている。人の話をよく聴いて腰も低く、笑顔を絶やさない。自己主張もあまりせず、専門家によくいるこだわりが強いタイプではなかった」

 ただ、ショーン氏の専門分野とされる企業問題や経済についての話題では首をかしげる場面もあったという。

 「雰囲気から外資系証券の方かなとも感じたけど、あれっと思ったのが、言っていることが専門的じゃないな、と」

 それでも「声はすごくよくて、いかにも英語をしゃべれそうな雰囲気で、あの見た目でしょ。日本人は外国人コンプレックスが強い。MBA取っていい男で声もいい…となったら思考停止になって相手に疑いを持たなくなるのかもしれない」と振り返る。

森永卓郎*5のコメント;

ショーン氏がレギュラー出演していたフジテレビ系情報番組「とくダネ!」で、コメンテーター陣に名を連ねる経済アナリストで獨協大学経済学部教授の森永卓郎氏は、「共演はしていないが、『使う側にとって使い出のいい人なんだな』と思っていた」と語る。

 同業者としてその姿勢に疑問を持つことはしばしばだったとし、「彼は基本的に自分の意見を何も言っていない。司会者に振られた話題を言葉を変えて繰り返すだけで、独自の理論などにもとづいて話をしたことはないはずだ」と指摘する。

 「今は番組の思惑を外れて主張する人は起用しにくい。下手をすれば視聴者からクレームがきたり、BPO放送倫理・番組向上機構)に訴えられたりする。その点、彼は変なことを言わず、スタッフの意図通りにおさまるから起用しやすかったのでしょう。イケメンというのもあるけど、それで重宝されてたんじゃないですかね。まさに今の時代が生み出したスターという感じでした」(森永氏)

茂木氏もそうなのだけど、具体的にどういう問題に対してどういうコメントをしていたのかというのがない。コメントもやはり蒸発しているのか。
さて、森永氏は、TV局のリスク回避指向がショーン・マクアードル川上起用につながったといいたいようだが、今回の騒動をTV一般の問題として扱っている記事として、


「「ショーンK降板」騒動で噴出する疑問 TVになぜ「あのテの人」が多いのか」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160316-00000007-jct-soci
安倍宏行「 ショーンK問題に見るテレビの責任」http://www.huffingtonpost.jp/hiroyuki-abe/television_b_9482398.html


をマークしておく。
ところで、熊本の川上というと、あの川上哲治*6と親戚関係或いは同族関係はあるのだろうか。