「子猫」の死?

「水谷英樹?」http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20160515/1463247595


Kaetzchenという奴がいた*1。一言で言ってトンデモである。まあ私も彼の虚言を真に受けた結果、或る方の名誉を傷つけてしまったという黒歴史があるわけだが(汗)。でも、Kaetzchenにはもう言及しないと誓ったということもあり、また、世の中にはもっと面白いことや悲しいことが多くあるので、Kaetzchenのことは意識の片隅に退いていた。
上掲の古寺多見氏の記事を読んで、Kaetzchenの名前が突然蘇ってきた。そして、色々と驚くべきことも知った。Kaetzchenの執拗な誹謗中傷に悩まされていた左巻健男*2は2013年1月のエントリーで、山口県防府市で「水谷英樹」という「無職」の男が公明党山口県副代表を殴って逮捕されたという『朝日新聞』の記事を引用している*3。そして、この「水谷英樹」というのはKaetzchenの本名らしいのだ。さらに、左巻氏は「水谷英樹」が「自害した」ことを示唆するツィートを2015年にしている*4。つまり、Kaetzchenは既にこの世にいないわけだ。
Kaetzchenって、2013年に52歳だとすると、歳が私とほぼ同じである。全くの見ず知らずであるにせよ、(マクロな準位では)同じ社会的風景を見てきた人が(その原因は何であれ)この世から消えるということには何だか胸を揺らすものがある。仮令トンデモでも。もう既に転生して別の生を生きているのかも知れぬ。私などにできるのは、今度こそは良き生を! と祈ることのみである。