バンコクに行けず

茺田理央「中華航空、日本人が騒ぎフライト引き返す トイレで喫煙も」http://www.huffingtonpost.jp/2017/12/10/china-airline_a_23302637/


昨年12月の記事なのに、何故か今頃アクセスが上昇している。


Focus Taiwanによると、台湾の桃園国際空港発バンコク行き835便の機内で、持ち込んだ酒を飲んだ日本人の乗客3人が大声を出すトラブルを起こした*1

さらにトイレで喫煙するなど、他の乗客から苦情も出始めた。乗務員が3人に注意してが収まらなかったため、機長が他の乗客の安全を考慮し、離陸して約30分後に桃園空港に引き返した。3人は桃園空港で降ろされた。

Taiwan Newsによると、この影響で同機は4時間の遅れが出た*2

3人は民間航空法に違反した疑いがあり、最高で5万台湾元(約19万円)の過料が科される可能性があるという。

飛行機が全面禁煙になって既に20年くらいは経つんじゃないの? それに最近ではセキュリティ・チェックが厳しくなって、機内にライターを持ち込むこと自体が困難になっている。Taiwan Newsの記事によれば、この3人は福岡から乗って、台北バンコク行きに乗り換えたらしいけれど、どうやって福岡国際空港のセキュリティ・チェックを潜り抜けたのかということがそもそもの疑問。
中華航空が再度注目されたのは、たぶんこっちのニュースの余波だろうか;


茺田理央「おならを連発した乗客、注意され殴り合いの喧嘩に⇒フライトが緊急着陸http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/19/transavia-airplane_a_23365823/


曰く、


デイリーメールによると、問題が起きたのは、オランダの格安航空(LCC)のトランザビア航空*3。ドバイ発アムステルダム行きのフライトで2月、ある乗客の男性が大きな音を立てておならを連発した。

隣に座っていた2人組の乗客が注意したが、彼は続けた。乗務員やパイロットからもやめるよう言われても聞く耳を持たず、とうとう殴り合いのけんかに発展。

収集がつかなくなり、機長の判断でウィーンに緊急着陸する羽目になったのだ。

拙blogの過去記事を検索してみると、2014年12月に「バンコク発南京行きのAirAsia便の機内で、席替えを巡ってキレた中国人カップルがFAに熱湯とカップ麺を浴びせかけ、飛行機はタイに引き返した」という事件が起こっている*4。また、同じ年の7月には成田発フランクフルト行きのJAL機上で、小畑保則北海道議会議員が酒に酔って、他の乗客に暴力をふるったりCAに暴言を吐いたという事件があった。引き返しとか緊急着陸ということは起こらなかったが、小畑氏は議員辞職を余儀なくされた*5

*1:See Chiu Chun-chin and Ko Lin “CAL flight to Bangkok forced to turn back after passenger disruptions” http://focustaiwan.tw/news/asoc/201712090022.aspx

*2:See Matthew Strong “Drunk Japanese force CAL flight to head back to Taiwan” https://www.taiwannews.com.tw/en/news/3316841

*3:See Jennifer Newton “Punch-up breaks out at 38,000 feet and flight diverts after passenger 'refuses to stop BREAKING WIND” http://www.dailymail.co.uk/travel/travel_news/article-5400487/Punch-38-000-feet-passenger-breaks-wind.html Also Kate Buck “Passenger drops farts so putrid pilot is forced to make emergency landing” http://metro.co.uk/2018/02/17/passenger-drops-farts-so-putrid-pilot-is-forced-to-make-emergency-landing-7320242/

*4:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20141219/1418962869

*5:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140723/1406091725