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 はじめに

2004/09/30(木)

 誉められれば嬉しいし、頭ごなしに否定されれば腹が立つ

読書やら何やらいろいろ滞(とどこお)っているのですが、少し目と頭を休ませたいので、更新や返信なども遅れがちになります。

筆無精ですいません。ふでぶ!


このサイトとまったく関係ないけど、嬉しかったこと:

前から私のことを見てくださっていた方が、ずいぶん経ってから昨日「あなたの存在は私に元気をくれました」とまで。

私はその方を全然知らなかったのだが、わざわざそこまで言ってきてくださる方がいまだにいるとは、素直に嬉しい。

しかしこうした言葉を下さる方はたいてい、反発を招かないように慎重に言葉を選んでいるようだ。そこまで気を使わなくても私に関しては平気なのに、と思いつつ、その思いやりにも感謝する。

私もそのようにありたいと昔から思っている。

sakuratsukisakuratsuki 2004/10/01 00:14 こんばんは。こちらの日付の話題には関係がないのですが、日記にメールフォームを設置いたしましたのでご連絡いたします。お薦めのメールフォーム、利用させていただきました。sakuratsukiに何かひとことあるぞ、というときに使っていただけたらうれしいです。それでは、短文ですが失礼いたします。

summercontrailsummercontrail 2004/10/01 00:53 こんばんは、お知らせありがとうございます。Future Spritsは、昔から見ているサイトが利用していたので私も使ってみたんですよ。sakuratsukiさんにひとこと……うーん特にないのですが、了解しました。

manabeyokomanabeyoko 2004/10/01 09:16 頭ごなしに否定されたら、誰でもいやですよね。きっと。もっと折り合いをつけて、話し合いしていきたいですね。
うーん・・・・。その人の受け取りとか解釈の仕方にもよりますね

summercontrailsummercontrail 2004/10/01 19:06 manabeyokoさん、こんばんは。けして悪口のようには書きたくないのですが、相手が「自分は絶対間違ってないはず」と思い込んでしまっていると、話し合いにならなくて。陰で私を嘘つき呼ばわりしておきながら、「何が嘘だと思ってるのか教えて」と直接尋ねると曖昧に言葉を濁すだけなので、卑怯だなと思ってもうその人のサイトも見ないことにしました。
他人を上から見て断定的に罵倒するような、感情的な発言には、まともに向き合って弁明してはいけないのかもしれません。そういう発言をした人を追いつめないためにも。
私自身は共通理解を得るために丁寧に向き合っていきたいと思ってしまう方ですが、自分の落ち度を知らされることに耐えられない人もいるし、ほどほどのところで見切りをつけるのも一つの優しさかなと思っています。

manabeyokomanabeyoko 2004/10/02 16:40 なるほど。いつも考えさせられます。落ち度は誰しもがなかなか認められないものですよね。もうここでいいかってその人に逃げ道を作らないときっと人間関係は駄目になってしまうのではないかとも思います。
何があっても私は結構けろっとしてるタイプではありますが、笑

summercontrailsummercontrail 2004/10/02 20:51 どもどもー。そうですね、自分と相手の関係も駄目になってしまいますね。それだけでなく、相手を深く傷つけてしまうことにもなる気がします(そっちの方がいやなのですが)。
読み手を傷つけるようなコメントになってしまったな、と少し反省していたので、今回のmanabeyokoさんの再コメントありがたく読ませてもらいました。

manabeyokomanabeyoko 2004/10/03 01:16 難しいですね。どこまでいってあげたらいいか、どこまで言わないでおくべきか。そこまで言って深く傷つけてしまったこと、傷ついてしまったこと、両方があります。でも、それでもそれを乗り越えられて前向きになれたらもっと素敵な人になれるのではないでしょうか。
それがなければ言われなかったことも多々ありますし。
けれど、そうなると人間の器ってゆうものもあげられますね。きっと。そうなると人間関係にも許し、許され、が基本になってくるのではないでしょうか。

summercontrailsummercontrail 2004/10/03 17:09 こんにちは。こうした体験というのはごく個人的なものなので、そこから何かを得るために一般的な言葉にするのはなかなか困難ですね。
基本的には私は(非難も励ましも)言わないようにしているのですが、そういう態度がかえって失礼に映る場合もありますから、お互いに傷ついたり傷つけられたりというのはやはり避けられません。
そこから逃げずに、人を傷つけたという経験や自分の傷を担って生きていくことが、人間としての器を成長させていくのだと思います。その一方で相手や自分を「許す」のはたいへん大事ですね。相手や自分の傷を見つめ、なおかつ相手や自分を許すというのは難しいのですが必要なことのように思います。

manabeyokomanabeyoko 2004/10/04 01:16 人は傷つきやすい存在ですよね。はかなくて、辛いです、それでも人が私大好きなんですよね★だから、許してしまう。結局のところ。

summercontrailsummercontrail 2004/10/04 02:47 コメントを頂くと嬉しくてついお返事をしてしまうのですが、そうですね、傷つきやすさ、そしてはかなさは人間の本質的な部分だと思います。昔から皆、はかなさを感じ、また傷つきながらも悪戦苦闘してきたのでしょうね。…このあと色々書いては消し、書いては消ししてみたのですが、うまく書けませんでした。でも考えを深めるきっかけになりました、manabeyokoさんありがとう。

2004/09/29(水)

 半可通


  • 林屋すかしっ平(すかしっぺ)
  • 林屋かとちゃん平(かとちゃんぺ)

私は再び、新しい「林屋〜平」を考える鬼と化した。これはある意味鬼平犯科帳だ。

おかしな「〜平」を、頭の中のライ麦畑でとっ捕まえた記録。

鬼平ハンカチーフだ。幸せの、黄色い。そいつをたくさん並べて飾ろう。


「〜平」という表記が、偉大なる波平を当初から意識したものであることは論を俟たない。

tanachitanachi 2004/09/29 09:39 林家酸平(すっぺー)

summercontrailsummercontrail 2004/09/29 16:46 そいつも並べて飾っとこう

2004/09/28(火)

summercontrail2004-09-28

 デンマークカクタス


買いました(ホワイトベル)。


後ろが白すぎて淡い色が写ってない。なかなか難しいな。

 林家鬼平



林家とんでん平(とんでんへい)もいるぐらいだから、アリでしょ。


これから暇なときには、新しい「林家〜平」を考える鬼と化します。あ、今思いついた。

  • 林家まっ平(まっぴら)

これは噺家の名前としてはいただけないな。

  • 林家上島竜兵(はやしや・うえしまりゅうへい)

これもダチョウ倶楽部の彼に全面的に依存してしまうから、ダメ。


もう後がない林家。林家、受難の時代である。

  • 林家平(ペー)

 たわいもない話ですが

ちょっと気を抜いている間に蚊に刺されまくっていた。ササレマクリスティ(そろそろ死語として逆に使ってもいい頃合いですよね)。

私は蚊を退治するとき、両手を合わせてパン!と叩かずに、片手でギュッと握る。叩くと、破裂した空気とともに手のひらの間から飛んでいってしまいそうだから。これはただの感覚的なもので、根拠があるかどうかわからない。

倒したと思って握った手を開くと、じつは蚊はダメージを受けておらず、また手の中から逃げていく、という失敗が良くある。それで簡単に手を開かず、握った指をギュギュッとこすり合わせるようにしたら……よし、勝った。

苦戦したが、いざ倒してしまうとなんだか蚊に申し訳なく感じる。蚊よごめん、お前は手強い奴だった。あー痒い。

 今日の「クローズアップ現代」でスーダンが扱われます

「圏外からのひとこと」の記事で知ったのですが、今日のクローズアップ現代NHKの報道番組)でスーダンの状況が取りあげられるようです。NHK総合、午後7時30分から7時56分まで。

続きを読む

tanachitanachi 2004/09/28 17:54 そこは武蔵のごとくハシで‥

summercontrailsummercontrail 2004/09/28 18:21 あれってむちゃくちゃ汚いよね〜。ハエをハシじゃ触りたくないって。せめて反対側を使ってほしい。

tanachitanachi 2004/09/28 18:26 使用済みの割箸ならえーじゃろ?

summercontrailsummercontrail 2004/09/28 18:37 ダーメ!でもハエを食べるならOKよ☆

tanachitanachi 2004/09/28 18:42 揚げて左近にご馳走します。

summercontrailsummercontrail 2004/09/28 18:52 じゃあtanachiは使用済みの割り箸を召しあがれ。

tanachitanachi 2004/09/28 18:58 フライフライの方が聞くとこンマそうやけどな。

summercontrailsummercontrail 2004/09/28 21:48 ♪you can fly! you can fly! you can fly!(ピーターパンの歌)
映画「ザ・フライ」は気持ち悪かったよ。

2004/09/27(月)

 臓器提供カードを書きながら

机を整理していて、この前もらってきた臓器提供の意思表示のカードを発見。1998年から持っているが、紙が古くなると別のカードに書き直している。

今回前のカードを見る前に書き始めて、手が止まった。心臓停止を待たずに脳死判定に委ねてよいだろうか。まあいい、別にそれほど生きていたくもないし、使える臓器がそれだけ増える。

死に顔が崩れるのは弔ってくれる人たちに悪いという思いもあり、以前は眼球は提供しないと指定していた(このことは見なくても憶えていた)。目はいいほうじゃないし。

だが今回は項目すべてに丸をつけ、さらに「その他」に「すべて(提供する)」とした。使いたい人がいるなら拒むほどのこともない。葬式に支障ないよう代わりの球ぐらいは入れてくれるだろう。というか、眼球がなければないで支障のないように弔うだろう。

見たら免許証に貼れるシールタイプのもあったので、それも書いて貼った。

しかしこの臓器提供に関する私の意思表示が実際に問題になるような事態はなるべく避けたい。

他人だけでなく自分の身体も大事にしていきたい。

無価値感の裏返しとして死によって人の役に立つような事態を望むようなことは、あってはいけないな。

自分でそこまで視野に入れる必要はないのだろうけど、ふとそう思った。脳死判定に懐疑的な立場をとりながら自分は脳死判定に委ねるというのは、つまり自分の命を大事にしていないあらわれのように思えた。

 なんかすごい数

ある心理学用語で検索してくる人がここ数日数百人いる。gooでその用語で検索するとここが2番目に表示されるからだろう。

テレビか何かでその用語への言及でもあったのだろうか。あまりの洪水にびびって更新できてません。

その用語について書いた日にやや感傷的な文も書いていたので、さらに慎重になっているのもある。


(カリスマ)主婦志向とこじゃれた自己実現について書いたけど、掲載とりやめ(こういうパターン最近多い。記事3本ぐらいはあるかな)。

実存にかかわるデリケートな問題を書きなぐるのに慎重になった。みんなそれなりに頑張って生きてるんだもんな。世相を大胆に斬りたくなんてない。自己実現というヒエラルキーにすら疎外されている人に寄り添いたいとは思うけど(あー結局少し書いちゃった)。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/28 00:28 左近さんこんばんわ。私はgoogleで検索してみたんですが、たしかに検索結果ここが2番目に来てますね。検索結果一番目のサイトが現在なぜかサーバー落ちして見れなくなっているのもこちらの訪問者が多くなった原因かもしれません。見てくれる人がいるのは嬉しいことですが、あまり不特定多数の人に触れる機会が多いと不安も多くなりますね。早く落ち着けばいいですね(嫉妬しているわけではないです、もちろん)それにしても、なんで急に増えたのかなぁ。

summercontrailsummercontrail 2004/09/28 00:52 こんばんは。「清浄性by明日」(←検索よけのため)でやたらいらっしゃるようです。なんででしょうねえ。
もともと不特定多数にさらす覚悟はしているつもりなのですが、無関係な検索で来た方が私の個人的な感傷にまで目を通しているということを、改めて認識する機会になりました。かといってそれほどスタンスを変えるつもりもないのですが(気にし始めるときりがないし)。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/28 01:15 うーん。なんだかこのことに関しては何もいう立場にないということを感じてしまいました。やはり理由がわからないんですが、私の日記の方は検索にかからないようなんです。何か原因があるんでしょうか。そもそも私の日記に言及してくださったのがきっかけといえばきっかけだと思いますので、ご迷惑をおかけして申し訳ないです・・・。最初のコメントも、自分の日記が原因なのに気楽過ぎました。本当にすいません。

summercontrailsummercontrail 2004/09/28 01:38 何をおっしゃいますかsakuratsukiさん!(←なんだこの口調)全然迷惑なんかじゃありませんよ。むしろ、「〜バイアス」という概念として認識することができて感謝していますし、今までのどのコメントも嬉しく読んでいます(コメントの内容によっては、公開の場でお答えするのが難しいこともありますが)。
検索エンジンのアルゴリズムはよくわからないのですが、私の方が例えば元ネタのURLを記載していたりとか、長く引用していたりとか、何かの基準があるのでしょうね。
「無関係な検索で……個人的な感傷にまで目を通している」というのも、別にそれが嫌だと言っているわけではありません(感傷についても最初から一応フィルターを通して表現しているし、だいぶ削ってあるので)。私のサイトが検索で引っかかってくれたことで、情報を探している方たちを元の番組のURLへ誘導できたことに、むしろ誇らしく思っています。大丈夫ですよ。むしろご心配をかけたのなら、逆にこちらが申し訳ない思いです。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/28 18:01 お気遣いいただいて、ありがとうございます。公開の場で返答するのが難しい場合があるとのことですので、私信という形で連絡がとれるように、何か方法を検討しようと考えています。決まりましたらご連絡いたしますね。コメント長くなるのがどうやら私の癖のようですので、この辺で失礼させていただきます。

summercontrailsummercontrail 2004/09/28 18:15 いえいえこちらこそ、お気遣いありがとうございます。読者からコメントやレスポンスをいただけるのがWebサイト運営の醍醐味ですし、ましてsakuratsukiさんのように趣味の合う方とはたいへん楽しいやりとりをさせていただいて感謝しています(ほんとですYO☆)。
人の所でコメント長くなるのは私もなので、私自身が長いコメントをいただくのは気になりません。
私信の連絡手段ですが、私もメールアドレスを掲載することには抵抗がありました。私がメールフォームに使っているFuture Spiritsというサービスは一応お薦めです。バナー設置義務がないのではてなの規約違反も無さそうですし、自分のアドレスは自分から送らない限り相手に知られませんし。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/29 19:24 返事が遅くなりまして、申し訳ありません。こちらこそいつも楽しくお話させていただいております。Future Spirits検討させていただきます。ありがとうございました☆

summercontrailsummercontrail 2004/09/30 00:24 メールフォームサービスは他にも似たサービスがあるようですが、無名であまりに条件が良すぎるところはご注意くださいね。運営主体が怪しかったりするそうなので…。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/30 20:55 ありがとうございます。気をつけますね。

2004/09/26(日)

2004/09/25(土)

 昨日購入した書籍リスト

  • 小林秀雄「考えるヒント」シリーズの1〜4(分冊)
  • アンドルー・ワイル『心身自在』(原題 "8 weeks to optimum health" )
  • アーシュラ・K・ル=グウィン『闇の左手』『ゲド戦記外伝』

続きを読む

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/25 12:04 「闇の左手」はいいですよ☆大好きです。

summercontrailsummercontrail 2004/09/25 15:37 おっと、sakuratsukiさんお薦めマークが!今『考えるヒント』から読んでいるので、後のワクワクが増えました。
ハヤカワ文庫のSFは昔から結構読んできたのですが、『闇の左手』は作者の名前も含めなんか怖そうだと思って(笑)、後回しにしていたのかもしれません。今回買うときに気づきました。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/25 19:52 ル・グィンは怖くないですよ〜(笑)ゲド戦記外伝を買われたみたいだけど、本編はもう読まれました?本編と微妙に関係のある話があるので、本編を最後まで読まれてから外伝を読むのと、先に外伝を読むのとでは読後感が違うかもしれません。(ただし、「トンボ」は「アースシーの風」の前振りのような話なので、「アースシーの風」の前に読むことをお薦めしますが)少なくとも私は、本編中であいまいだった点や疑問だった点を知ることができて納得!という感じでした。
蛇足ですが、同じ早川文庫で「言の葉の樹」(「闇の左手」と同じハイニッシュ・ユニバースの話)という本も読みやすくてお薦めです。(長くなってすいません・・)

summercontrailsummercontrail 2004/09/25 20:12 アハハ、だって阿修羅みたいだし名字が「グィン」ですよ?一体何人なのかと。(「闇の……」の方の表記は「グウィン」でなく「グィン」なんですね)「K」とか「ル」とか、合計4つも並んでてわけわかんないし。そんでもってタイトルが『闇の左手』、びびりますって。
今確認したら、本編は『アースシーの風』だけ読んでいなかったようです。sakuratsukiさんのおっしゃるとおり、トンボだけ先に読んでおくことにしよ。
そういえば『言の葉の樹』という作品の名も書店で昔見かけた気がします。
長くても全然OKです、他の方の参考にもなる内容ですし。なお、(sakuratsukiさんに限らず)画面左のメールフォームもお気軽にご利用ください。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/25 21:02 メールの件了解です。なにか個人的に伝えたいことがあれば(それも怖いか・・・)メールフォーム利用させていただきますね。
阿修羅かぁ。それは思いつかんかった。左近さんがどんな内容を想像されたのかなんとなくわかって笑えました。(真っ黒な阿修羅臓が左手をつき出してる、「カモ〜ン」みたいな)
よく見たら『ゲド戦記』の著者名は「グウィン」になってますね。手元にある本によると、「K」が旧姓の「クローバー」の略で、「ル・グィン」は旦那さんの姓らしい。なんとなく、英米以外の国を連想させる名前ですよね。グィンは私にとってSFというより重厚な内容を書くファンタジー作家なので、あまりとっつきにくという印象はなかったんですが。薦める相手を選ぶ作家さんではありますね。お許しを頂いたので、調子にのって書きました(^^;絶対面白いので、ワクワクは無駄にならないと思いますよ〜。

summercontrailsummercontrail 2004/09/25 23:03 結婚で姓が長くなっていく国(っていうか民族?)って意外とあるみたいですね。たしか東南アジアのどこかにもあった気が。
『ドクター・アダー』を読んだのは比較的最近ですが、イメージとしては『闇の左手』もそんな感じでした。(闇の手で何か黒いことをする)みたいな。なお、ドクター・アダーはけっこうグロいのでお薦めはしません……。
ゲド戦記の楽しさをもっと幼い頃に知っておきたかったと思っています。そしたらグィンという名にも抵抗なく進めたのに。「ゲド」や「戦記」という語感にも、元々野蛮さとかそんなものを感じて、読んでなかったんですよ。まあそれでもゲド戦記と出会えてよかった。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/26 00:09 ちょっと調べてみたけど『ドクター・アダー』確かに怖そう。『ブレードランナー2』は読んだことあるかも(内容よく覚えてないけど)
『ゲド戦記』、アメリカでは「戦記」とかではなくて、”Earthsea”シリーズとして認知されているみたいですよね。でもほんと、数ある本の中から偶然にもこれらの作品に出会うことができて、よかったと私も思います。

summercontrailsummercontrail 2004/09/26 11:32 どもです。『ブレードランナー2』ってよく知らないのですが、それに関連した話題って出ましたっけ?私は『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は読みました。
昔は英語圏ではアースシー・トリロジー(三部作)みたいな呼び方をされてたみたいですね。
『ドクター・アダー』のテーマはたいへん重要なので、語りたい気もするのですが……普通の感覚の人は気分がまいってしまうと思うので、ここで触れることはしないでおきます。人間の内に秘められた衝動や欲望ってものすごく怖いなあ、程度にとどめておこうかと。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/26 16:47 どうもです☆「ドクター・アダー」で検索したら、著者のK.W. ジーターが「ブレードランナー2」の小説を書いているとのことだったので・・・。「ブレードランナー2」の小説は本屋で立ち読みした記憶があります。内容はちょっと暗かったかな。ディックの書いた『ブレードランナー』の小説の続編ではなく、映画『ブレードランナー』の続編という位置付けで書かれています。早川SF文庫『ブレードランナー2―レプリカントの墓標』という本です。それが頭にあったもので、唐突な話題を出してすいません。
トリロジーというと『指輪物語』も三部作ですね。
『ドクター・アダー』レビューを書かれているサイトがいくつかあったので、ざっと読んでみました。どれも「危険」とかいいながら、結構誉めてますね。でも手に入れるのは難しいみたい。本屋で見かけたら、手にとって読むかどうかはよくわかりませんが・・。

summercontrailsummercontrail 2004/09/26 17:25 うーん、『ドクター・アダー』は、危険というかはっきり有害だと思いますね。書店では意外と並んでいますが、お薦めできません。物語中の一つ一つのエピソードが、後々まで夢でうなされそうな悲惨で残虐なものばかりで。私はそういう毒には慣れている方ですが、それでも思い返してぞっとします。
社会や人間の真実を鋭く突いてはいますが、毒に耐えてその真実をつかみ取っても、人の悪の側面にばかり目を奪われるようになってしまう。
それよりは、同じ系統では、ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』を〈危険だが、めくるめくような楽しさがある作品〉としてお薦めしたいところです(もしまだお読みでなければ)。いやあ、ドクター・アダーの名前は出さなければ良かったと思っています(苦笑)。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/26 19:41 有害なんですね・・・。サイバーパンクと呼ばれている作品群にはあまり手を出したことがないので、どんなものが良く分かっていませんでした。なんというか、私のアンテナが反応しないのです。
『ニューロマンサー』は名前だけですが聞いたことがあります。機会とアンテナ次第(気分次第?)で、読むこともあるかもしれません。ちなみに、このやりとりをきっかけに、『ドクター・アダー』のおおまかな情報が危険(読むには覚悟が必要)!マークつきで私の脳内に刷り込まれました(笑)。そんな小説があるんだ、ということで。本屋で見かけたら、・・・読まないかもしれません。本に関しては自己責任だと思っていますので、その点に関しては大丈夫ですにょん。

summercontrailsummercontrail 2004/09/26 23:38 『ドクター・アダー』みたいな作品は、SFじゃなくても今の日本にあふれてる気がするんですよね。ジャンルでいうとノワールというんでしょうか、性と暴力の魅力に(中途半端に)頼った作品が多い気がします。アダーはそれを突き詰めてしまいましたが……。
けなせばけなすほど、(でもいいところもあるんじゃないか)と思わせてしまうという心理もあるので、基本的にはお薦めしない作品は取りあげたくないんですよ。逆に褒めすぎると眉に唾をつけさせることになるし、難しいですね。
『ニューロマンサー』のシリーズは、疾走感という意味ではアダーと共通しますし、数々の小道具も含めてたいへん刺激的ではありますが、静けさと気高さと美しさを感じます。1章だけ取り出しても映画にできそうなほど濃密だし。感嘆符や疑問符をまったく使わない翻訳の文体も大好きです。事情があって取りあげていなかったのですが、レビューしてみたいと思っています。コメント欄でだいぶ長くなりましたね……(笑)

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/27 00:12 ほんと、長くなってしまいましたね(しみじみ)。でも楽しかったですよ。『ニューロマンサー』なんだか読んでみたくなりました。レビュー、楽しみにしてますね☆

summercontrailsummercontrail 2004/09/27 14:24 ありがとうございます。ただ……うーん、コメント欄でこれ以上は言えません。すみません。

2004/09/24(金)

 つかれ

最近、疲れてらっしゃる方が多いようなので、それ関連のリンクをご紹介したい。以前このサイトで紹介したリンクの中にもっと適切なページがあるかもしれないし、逆に以前と重複しているところがあればご容赦を。

項目を細かく分けた方がいいのでしょうが、そうすると総論的なこの説明の置き場に困るので漫然と書いてしまいます。


自律訓練法をやってみよう

自律訓練法というのは……私も正確な説明ができるほど詳しくありませんが、自分をリラックスした状態にする方法というか、自律神経をある程度コントロールする方法というか。

このあたり、あまり用語を知らないのですが、<内観>っていうかセルフコントロール系の分野の実践には注意した方がいいと思っています。私の大まかな判断では、

  • ヨガはものによってはかなり危ない
  • 禅は安全ぽい
  • 太極拳にはあまり危険を感じない
  • 自律訓練法は、疾患の部位によってやり方を調整すれば危険なし

といった感触です。あくまで参考程度にお考えください。

なお、心臓や呼吸器系、内臓、頭部に疾患のある方が自律訓練法をなさる場合、それぞれ省略した方がいい部分があります。詳しくは検索で発見した、九州大学附属病院心療内科の自律訓練法のページをご覧ください。


はてな 怒りを速やかに鎮める方法を教えてください。激しい怒りを感じていたのに、3日も経つと治まって「どうしてあんなに怒っていたんだろう?」と思うことがあります。小さなきっかけで、怒り物質(例えばアドレナリンのような)が分泌されて怒りを感じ、その怒りによって別の怒り物質が分泌されて、更に怒りが増加すると言うのが私の仮説です。やがて時間が経って、怒り物質が消え去ると平静を取り戻すという訳です。万物の霊長たる人間が、時の過ぎるのを待つだけとは情けない。怒り物質を消滅させて、速やかに平常心を取り戻す方法を教えてください。マジ部門とネタ部門を分けて、ポイントを振り分けます。私との問答を通じて議論が発展すると思うので、2回目の回答も歓迎です。

これはさまざまなリンク先を発見できると思うので。以前も紹介したかな。


はてな 最近やる気が出ません。やらなければならないことがあっても、やらないでいい理由を見つけるのに必死になっている自分がいます。今やらねばならないことをすぐに実行できるような、やる気の出し方を教えてください。あ、鬱病とかの情報はいりませんので・・・

これも前に紹介したかな。色々な意見があって参考にはなります。私は各回答の内容をちゃんと読んでませんが。


はてな じっくり考えながら作業するといったデスクワークをしております。最近、雑念にかられとても作業に集中できません!雑念を断ちきる方法、集中法など教えてもらえませんか?

これはけっこう普遍的な問題かも。


はてな 笑える小説を教えてください。決してつまらない小説を馬鹿にするという意味に捉えないでください。作者が読者を笑わそうと思って笑わしている小説です。

具体的な回答の内容はチェックしてませんが、笑う門には福来たる!ということで。左近(私)のダジャレにはもういい加減飽きたぜ、という方に。笑いは免疫機能を高めるなど、健康にさまざまな良い効果があるそうです。鏡に向かって笑顔をとりあえず作ってみましょう。体と心は単純な原因・結果の関係にはなく、複雑な相関関係にあるので、笑顔になればその分は楽しくなります。

 『占いの力』のごく短いレビューの紹介

[Web][雑記] 占いとむなぐるまで私が書いた内容を、もっとうまく端的に表現している短い書評があったのでご紹介します。

占いの力 (新書y)

占いの力 (新書y)

についての文です。

BOOKアサヒコム | 書籍詳細検索

の、「要旨」として記載されている文章をご覧ください。占い好きな人はぜひ。短いので1分ほどで読めると思います。科学万能主義といわれる現代、あらゆる情報が環境化する社会のなかで、人はなぜ「占い」の曖昧さに惹かれるのか?が「要旨」のメインといえるかな。こうして書籍の本質に端的にズバリと切り込んで核心をつかみ出す文章を読むと、すごいなあと思う。

 朝日新聞万博フォーラムと、いわゆる一神教/多神教

(この記事は適当に書き流したので適当に読み流してください。記事の具体的箇所を示した上での議論は歓迎しますが、私の人格に対する漠然とした感情的反発はやめてけれ。

なお、おたずねがある前に予め記しておきます。私の今日の夕飯はちらし寿司です。これは無意味なジョークです。それ、蛮勇を持って更・新!)


「万博フォーラム 地球市民文化と日本の文化」の模様を読んだのですが、まず地球市民文化という言葉遣いからしてある種の強固な思想的背景を感じる。ただしこうした用語はとくに意識しないで用いている人も多いのでまあおいておくとして、徳川さん(美術館長)あちゃーという感じ……。本当によく見聞きする、ありがちな考え方。http://www.asahi.com/sympo/chikyu/12.htmlここでの下り。やや長い引用になりますが、引用元はかなり長いのでこの程度は許されると考えます。

今、世界の3大宗教というのがあります。これは、いずれももとのセム(旧約聖書に出る人名。ノアの息子)から生じているもので、一神教ですね。一神教というのは宿命的に排他的なんですよ。我以外のものを指して神と呼んではならんという戒律がございまして、排他的でなければ一神教というのは成立しないんです。

 ところが、今、新しい一神教がもう一つ生まれ変わっているように私は思うんです。その宗教の名前はアメリカン・デモクラシー、あるいはアメリカン・フリーダムというんです。これは新たな世界の一神教のような気がします。これをアメリカは新たな自分の国の宗教として、世界に、これこそ真理だ、これこそ唯一の宗教だとして押しつけようとしてしまっていると。あるいは、時には中国も、毛沢東、あるいは、今でもまだ現存していますけれども、江沢民宗教とでもいいましょうか、そういった一種の一神教的な思想で、ほかの考え方を認めないと。これはまずいですね。地球の上に波風を立ててしまうばかりだと。

 先ほど申しました、お互いに根本的な理解ということは、これは難しいです。そうではなくて、それぞれの国やそれぞれの民族にはそれなりの価値観もある、美意識もみんな違う、それに自分たちは賛成するというのではないけれど、それはそれぞれあるんだということを認める、そこからスタートすべきだと。

 そして私は、繰り返しますけれども、日本のように、完全なものというのは最初からあるものではない、いや、むしろ人間というものは不完全なものだと。芸術、美術にしてみれば、芸術、美術とて完全なものはない。それを見る人との総体的な関係において宇宙というのは成立するんだといった哲学を我々日本人は伝統的に持っている。この哲学は大事にしたいし、もっと世界に広めていい見方じゃないかと思っています。

アメリカ・日本、一神教・多神教という分け方はひどく大ざっぱで乱暴だし、グローバリゼーションや戦争への賛否表明という観点でいうとヨーロッパが抜けているのはあまりに痛い。ヨーロッパのエコロジーや反戦をどうとらえるかはきわめて重要だと思う(無条件に持ち上げるわけではないが)。


 上に引用した認識は或る意味でたしかに当たっているけれども、こういう「アメリカ=一神教=傲慢=ダメ」「日本=多神教=寛容=世界に広めるべき」という構図は歴史的にみてひどく間違っていると思う。そしてそのような構図に見せているのはアメリカのブッシュ政権による巧妙なリードによるもの。さらに言えば、ブッシュ政権内も一枚岩ではない。日本でも小泉政権を支える勢力内で各種宗教団体や利権団体が絡んで複雑に抗争を繰り広げているのと同じ(現在のアメリカではそれがかなり複雑なようだが)。


「日本=多神教」「西洋=一神教」という分類にそもそも問題があることについて。

仏教は極端に幅が広いが、本来的に一神教を志向していると考えられるし、もっといえば仏教に神はいない。さらに放言すれば、原始仏教には本来「仏」という超自然的な存在もいないように思う。

多神教と呼ばれる日本の神道は、実際にはどうか。「八幡!」というかけ声は。日本における「征夷大将軍」という地位はなんだったのだろうか。そして国家神道や廃仏毀釈はどう考えているのだろうか。

そしてカトリックは仏教と同じく、各種聖人などの位階を設けていて多神教的。よくいえば非常に寛容であり、悪くいえば、かなり早い時点で、「多神教」側から攻撃対象として想定されているような「一神教」のスタイルを失っている。「宗教改革」も併せて想起されたい。

それから、もとのセム(旧約聖書に出る人名。ノアの息子)から生じているものである一神教つまりキリスト教・ユダヤ教・イスラム教は、まったく同一の神を信仰している。これは基本的な事実でありながら、たぶん大多数の日本人は知らないんじゃないかと思う(追記:ついでにいえば、世界の「三大宗教」と呼ばれるのはキリスト教・イスラム教・仏教だ)

ギリシア神話、ケルト、こういったものを視野に入れない主張はやはり説得力に欠ける。


それから、日本が「多神教」というのは、西洋的な「神」が多数いる、ということではない、むしろ西洋的な「神」がいない、ということだと思う。指針がない。だからやむにやまれずにある種の救いを求めて、薬物に走り、性に走り、暴力に走り、食欲を壊し、身体を改造し、あるいは新興宗教に走る。あるいは自殺する。(こういった状況は「神は“死んだ”」といわれるアメリカやヨーロッパでも似ているが。)だから「多神教」という状況の陰には、諸手をあげて喜べない、ある深刻な問題が横たわっている。

「宗教はアヘンだ」といわれるが、民衆に「アヘン」は必需品だ。宗教がないとき、民衆は別のアヘン、つまり本物のアヘンに走る。それはアヘンよりもっと危険な薬物であったりする。


そして、日本は寛容というよりも単に相手を知らなすぎる。和魂洋才というときに、貪欲に「才」技術だけを取り入れて「洋魂」つまり思想を知らない(一般論ですよ)。

相手を知りもしようとせずにあいまいに笑って受け流すのは、単に失礼だと思う。そして相手の考えを相対化し、「多神教」という実体のないパラダイムにすべて一元化しようとしていく。これこそ「自分が絶対」という発想ではないだろうか。(説明は面倒なので避けるが、一神教を批判する側もじつはニューエイジ的汎神論という別の罠にはまっている気がする。ここは微妙でよくわからない。その意味で徳川さんの「新しい一神教」というのは重要な示唆だ)


人間は不完全なものだ、ということを知って、だから努力しようというのが西洋だとすれば、人間は不完全だということさえ「把握」しようとせずに自然の中に委ねていくのが日本かもしれない。ナウシカがあえて滅びという運命に委ねたように。


異なる文化・文明間の対話という概念をもし想定するとするならば、「議論を喧嘩に発展させない」この一点のみが重要だ。その点においては日本人は弱いように感じる。だから議論すらしない。これは相手から見てとりつく島のない態度だし、ディベート以前に、ネゴシエーションが下手といわれるゆえんだ。


それでも徳川さんを擁護する意味で、あえて失礼を承知でいうのだが、名字や肩書きから見ても「日本ばんざい」といいたい地位にあるのかもしれない。それは理解できる。


日本の「誇り」を取り戻そうとする偏狭なナショナリズムの動きには、傷つけられたと感じているナイーブな心理があって、それは排外主義と強く結びつく。日本のこの状況を見ても、「一神教」とは別のレッテルが必要であるように思う。仮にレッテルが必要として、の話だが。

日本の文化を広めようとするということはたいへんよろしいことだ、しかしそれはエバンジェリックに洗脳するということでなく、単に知ってもらおうとする努力でなければならないと思う。

同時に、相手の考え方を個々にまず知ろうとする姿勢が先に立つべきだと思う(これはアメリカの一部の勢力=キリスト教原理主義に対しても言える)。


私は神道をけなすわけでもないしキリスト教を持ち上げるわけでもない。また、日本をおとしめるわけでもなくアメリカを礼賛するわけでもない。

単に、単純な「多神教/一神教」という二元論の発想で西洋をおとしめ、神道と日本をやたらと持ち上げたがる人たちの言動に違和感を感じるだけだ。


かつての日本には新渡戸稲造のような知性がいた。現代にも多くいるはずだ。言論人として反発を恐れずもっと発言して、この状況を改善してほしい。私のような小さな者にいわせないでほしい。

もっとも、「日本は偉い、すごい、一神教の奴らは馬鹿だ」と愚痴ることでほどよいガス抜きになるのなら、それはそれで論駁しないでおいた方がいいのかもしれない。それが良き「アヘン」として機能するのならば(そしてこの透徹するような私の視点が、私に石が飛んでくる一因でもある)。

 無題

何度か言明していることだが、私はここで自分のプロフィールを極力明らかにしないでいる。私という人間にではなく、このサイトの内容にのみ着目して欲しいからだ。いろいろ理由があるが、それ以上の親密な感情交流は求めていない。

にもかかわらず、そんなサイトを通じてさえ、私に個人的に感謝してくださる人や、私という人間の人格をさまざまな形で誉めてくださる方々がいらっしゃる。

誇りたいわけではないから具体例は挙げない。だが、私の言説は私が思っている以上に役に立っているようで、そのことを嬉しく思う。


私自身は慎重になってしまったせいで、感情的な好悪の表明はできるだけ控えている。否定に傾きそうなときはとりわけ、主体ベースでなく行為ベースで評価するよう心がけている。まあ、率直に言ってかわいげのないやつだ。逆に、悪い意味での「母性」的なものも、(私の性別とは無関係に)自分の中に根強いように思う。そうしたいわば負の部分も、このサイトを通じて増幅されていることだろう。

にもかかわらずたいへん好意的に関わってくださるかたがたがいるから、私は自分と他人をまだまだ基本的な部分で信頼できている。ありがたい。


これからも精進いたします(などと書くと、ごく少数が反発するのは仕方ない)。

tanachitanachi 2004/09/24 09:37 ここは左近のダイアリです。ご自由に。

summercontrailsummercontrail 2004/09/24 12:18 たなちは相変わらずぶっきらぼうだなあ(笑)コメントありがトン。
「一部の反発は承知の上で、皆さんにありがとうと言いたい」ってことを、自由に書いてみま☆(すたー)

tanachitanachi 2004/09/24 12:44 左近はぇえ子やのぉ‥惚れたらごめん(笑

summercontrailsummercontrail 2004/09/24 12:59 あーあ、そんなこと書いたらたなちファンに怒られるぞーう。
前にここで書いたでしょ、あちしに惚れたら火傷するわよ。あちしが。(むしろオカマ口調で)

tanachitanachi 2004/09/24 13:14 そやけど、ファンが妬けども妬けども抑えられんのやけど。(ヤケドのオンパレード)

summercontrailsummercontrail 2004/09/24 18:15 それ、おいどんのうどんへの思いと似てるね。アチチアチ、燃えてるんだろうか。一番痛くて苦しい死に方は焼死らしいよ……。でも当方ファイアーウォール有。これ以上近寄らせへんでー。

tanachitanachi 2004/09/24 18:22 いちばん楽なんはガス中毒死らしいよ。完全自殺マニュアルにかいとった。
ちぇっ、いいもんね。ンマい本場の讃岐うどん食べるもん。

summercontrailsummercontrail 2004/09/24 18:44 でも最近のガスじゃあ中毒死できずに、単に酸欠になるだけらしいね……。苦しそうだ。ンマい本場の讃岐うどんだけこちらに近寄ってよし!

tanachitanachi 2004/09/24 18:47 都市ガスはあかんみたいやね。ガス臭いってゆーのも、ガスは無味無臭やけん臭いをつけとるだけみたいやし。

ひでぇ‥つ;д;)ゥェーン

summercontrailsummercontrail 2004/09/24 21:29 今日はウェーンズデイじゃないよ

manabeyokomanabeyoko 2004/09/24 21:56 私もファンになりたいです★

summercontrailsummercontrail 2004/09/24 22:24 携帯からの記事と同期をとるのに失敗して、最初の記事を消してしまいウェーンと思ったり、別経路から復元できて喜んでいたりしたら、
manabeyokoさん!じゃあtanachiさんと一緒に左近ファンクラブ結成してください!いえ、そんなこと言うのは恥ずかしいのでやっぱり「結成しないでください!」勝手にファンニナッテ!(シンドバッドネタ、続けるのが苦しい)
アチチアチ

2004/09/23(木)

 「純愛」のブーム

 おすましエプロン(id:furamubon)で野菜生活SoftのCMのことを知ってあなやと思っていた私ですが、Beltorchiccaでdemiさんのニュースリリース紹介を読んで笑いました。


★純愛ブームを撃つために闇の世界からあの男がよみがえった!

オザケンのことだろうと思うけど……(笑)。たしかにあのCM、おすましエプロンやカゴメのニュースリリースを読んだ限りでは、どうも純愛というより直接的。

「純愛」にリアリティが欠けているといえばその通りだな。ただ、カゴメのニュースリリースが

「(子どもたちの事件や虐待、人付き合いからのトラブルなど)暗い話題の多い最近のニッポンに足りないものは、一体何なのだろう」と考えたとき、「"リアリティ"が足りないのでは?」という結論に辿りつきました。IT環境の向上、エンターテインメントの多様化から世の中のバーチャル化が進み、本当の意味での"本物感"をみんなどこかで望んでいるんだと思います。

というのは、よく見る意見だけどいつも強い違和感を感じる。むしろ、リアルを求めすぎた結果が「子どもたちの事件や虐待、人付き合いからのトラブルなど」じゃないかな。

純愛ブームは逆の方向に理想を求めた結果で、根は同じような気もする。このへんよくわからんな。問いの立て方がおかしいのか。


わからんついでに言うと、小説なんかも、純愛に走るものや頭でっかちなものと、肉感的なものに二極分化してるっていう傾向がない?かどうかは、最近の小説あまり読んでないんでわかりませんが。小説に限らず、性を生々しく描くものが純愛ブームに少し先行してたのかな?そういえば純愛ブームって以前も一時期来てた気が。あれ、いつだっけな。バブルの少し後だっけ。


肉体的な即物的な交わりを(寂しさから)求めようとせず、

逆に浮世離れした「純愛」という理想を(青い鳥のように)追い求めることもしない。

どちらの極端にも走らず、人間関係はすべてバーチャル=つまり事実上のものと割り切ったうえで、個々の関係を着実に築いていくのがよいのではないかと。


野菜ジュースに本物感はいらない、本物だったらそれで良いと思う。って売るためにはそうはいきませんか。

 夏

夏のひこうき雲で以前『夏への扉』のレビューを簡単に書きました

このたびyukattiさんの『夏への扉』のレビューが読めるようになりましたので、皆さんぜひどうぞ!

なお、私が以前書いたレビューに付け加えるとすれば、yukattiさんのところのコメント欄のコメント欄で書いたとおり、夏への扉』はこの夏読み返してみて、(そういえばこんなに主人公はひどい目に遭ったり怒ったりしていたんだな)というのが印象的でした。でも猫のしなやかさと“あきらめの悪さ”、素敵ですよね。


id:yukattiさんの日記や文章には普段からいつも得るところが多いのですが、同じコメント欄の、「夏」についての思いつきメモもたいへん参考になりました。「思いつきメモ」なのでここで引用しませんが、その通りだなあと思いつつ私も少し思いつきメモ:


このWebサイトのタイトルは「夏のひこうき雲」だ。はじめにでも書いているとおり、

私の経験したこと・思ったこと・考えたことが

夏の空のひこうき雲のように、少しのあいだ

読んだかたの心の中で楽しい軌跡を描くことができれば幸いです。

というようなつもりで付けた。


「夏」はいつか終わるからこそいっそう輝く。そして、夏という季節よりもはるかに寿命の短い、自分の束の間の軌跡あるいは痕跡。

それでも私たちはピートのように夏を待ち望み、また夏を思い出す。しかし逃避のように「ここではないどこか」を追い求めるのではなく、デイビスのように、あちこちの扉を開け続けながらも、今のこの世界と隣人とに信頼を置く。

そうしてジョンとジェニイのように、あせりも嘆きもせず穏やかに年を重ねていく。そうすることで自然と、まだその先にあってさらに輝いている人生の「夏」へと進んでいく。

人のそうした美しい軌跡を(時代や場所も超えて)知ることは、私にとってかけがえのない「夏のひこうき雲」の記憶となる。


夏という比喩の意味がどんどんずれていっているので読みにくいのですが、ま、ただのメモということで。

 占いとむなぐるま

千と千尋占い、このサイト経由であちこちで話題にしていただいていますが、私はむなぐるまの記事「千と千尋占い。」経由で発見しました。(そういえばid:sakuratsukiさんにおたずねするまでもなく、千尋の結果についてはむなぐるまさんのところに載ってましたね。)


占いと呼ぶのが当たっているかどうかは別としても、「あなたはこういう性格です」といった類のものはよくありますよね。

こういう「占い」の類は、当たっているかどうかが一番重要なのではなく、自分に下された評価をきっかけに<自分はどういう人間か>を考えてみることができるのが大きな利点であり、また流行する隠れた理由になっていると思います。


その際、占いの形をとっているからこそ、深刻でなく気楽に受け取れるのでしょう。

「こういう危険に気をつけて、こういう行動をとった方がよい」というようなアドバイスも、一般論として言われたら耳に入らないし、直接知り合いから(占い以外の理由で)言われたら「偉そうに言うな」と反発も働くし。


なお、むなぐるまはアメリカ在住の人文系研究者による日常観察・オピニオン系blogです。「空車(むなぐるま)」とは?で紹介されていた森鴎外のエッセイ「空車(むなぐるま)」が、不思議に強く印象に残りました。

今後も継続的に拝読させていただこうと思っています。

AtoriAtori 2004/09/24 14:20 『夏への扉』、まさに名作ですよねー。私も大好きな1冊です。未来は確実によくなるという期待感、諦めず着実に努力することで人生を充実したものにしていく精神力・行動力などに、わくわくさせられたものです。もっとも大人になった今では未来は常に素晴らしいと楽観視ばかりはしていませんが、それでも期待だけはしていたいと思うのです。私はダニイの発明の家事ロボット「文化女中器」が特に気に入っています。機能もさることながら、アナクロなネーミングセンスが素敵(笑)。2000年に実際になった時には、「文化女中器はまだ?」と思いました。

summercontrailsummercontrail 2004/09/24 18:38 Atoriさんこんばんは! hired girlを「文化女中器」って訳すセンスは訳者お見事!ですよね。(かつて「文化〜」という言葉が未来への期待を表わしていた時代があったなあ)と感じさせます。「電気ブラン」の「電気」のように。私が現代の日本語風に訳すなら、うーん、難しいですね。メイドという言葉も日本語では別の響きを持ってしまっているし。
ハインラインはよく「素朴な楽観主義者」と馬鹿にされがちですが、この作品のあらすじを追ってもわかる通り、「光が見えない冬の状況でも、なお希望を捨てずに夏への扉を探し続けよう」という強い意志と温かみを持った大人だと思います。(ってそっくり同じような評が訳者の作品解説にもあったかも)ハインラインのような考え方はアメリカの偉大なある部分を代表している、といったら大げさかもしれませんが、少なくとも個人的には読むたびに希望を与えられますね。

2004/09/22(水)

summercontrail2004-09-22

 モノリス

前に雑貨屋で買った、石鹸置き。あまり鮮明にとれてないけど、真っ赤できれい。謎の物体X風。


追記:PCで見たら、それほど不鮮明ではなく、代わりに置いたところが汚く写ってました。ガクッ。

2004/09/21(火)

 千と千尋占い

千と千尋占い

あなたの性格はリンです。大事な人はしっかりと護り、気に入らない人はきっぱりと否定する。故に気付くと敵が多くなってしまうタイプがあなたです。それでもあなたの周りに集まってくる人は明るく優しい人ばかり。ただ、ときに厄介な人間に好かれてしまったり、面倒を押し付けられたりと、波乱万丈な人生を歩んでいます。あなたはそんな過去を愚痴ってしまうこともあるでしょうが、よく考えるとそんな人生もなかなか楽しいものだ…と、半分開き直っています。逆に考えずとも無敵なあなたです。

15個の質問に答えた結果なので、占いというよりもやや性格診断っぽい。当たっていると思うところもあればそうでないと思うところもあり。少なくとも「きっぱりと否定」は絶対しないな。

tanachitanachi 2004/09/21 23:40 釜爺タイプですた。
「他人のことばかりを気にかけて自分のことを後回しにしてしまうことも多いでしょう。」
納得。

summercontrailsummercontrail 2004/09/22 00:15 釜爺って映画の中でそんなタイプだったっけ。
他人のことも自分のことも、最優先の方向で!
片側4車線ぐらいの広い道路の感覚で!(言ってて意味わからんわ)

tanachitanachi 2004/09/22 09:35 多分左側(自分)1車線、右側(他人)4車線ぐらいかな。おんなし車の量で。
日記復活しますた。

summercontrailsummercontrail 2004/09/22 11:00 うはよう。それじゃあ左車線が詰まって渋滞してるでしょ。2車線ずつにして、真ん中1車線は中央分離帯にしたれ。

tanachitanachi 2004/09/22 11:59 自分の方で精一杯やのに、他もウェルカムやけんカツカツですわ。だれか交通整理してくれんかえ?

summercontrailsummercontrail 2004/09/22 20:02 交通量多すぎなんじゃない?東京都みたいに、排気ガス規制して、ダメな車は通せんぼしてまえ。

2004/09/20(月)

 見てない人、人生の何十分の一かは損してるよ

といってみてもしっくりこないな。万人向けとも言えないし。単にセンスに個人的に非常に共感してしまうだけかも。

記事京都の隅っこで部屋の隅を見つめるとか、野菜生活Softの話とか、もうね、すごくイイ!チョベリバ!(←チョベリバの意味を間違えながら)


映画、「ニュー・シネマ・パラダイス」完全版を見たときに感じた、露骨なえげつなさを思い出しました(いや、「山田さん(id:furamubon)に」じゃなくて「野菜生活Softの話」に)。延々とキスシーンをつないだフィルム、感動的とかじゃなくて、猥褻。あれって映画館主の爺ちゃんが残して編集してたんだっけ?あちゃー。爺ちゃんの鼻息が想像できる。

ニュー・シネマ・パラダイス」は完全版しか見てないけど、って映画の話をしたいんじゃなくて。当然あの映画を薦めてるわけじゃなくて。


はてなに限らずいくつもある山田さんのサイト群の中では、「memo」がとくに好きです。でもあまり知られたくなさそうだから、リンク張らないよーだ。超いいけどな!あ、でも***エレガントカシマシ***も全然別の意味でいいしなあ……あー教えちゃってもったいないことした!!

 エバラ

少し前の話だけど、友だちが「下り腹の○○」と自分で名乗ってたと知ってあとで思ったこと。


おおー。チェ・下腹(ゲバラ)だ!


世間じゃしばらく前から、ひそかにゲバラブームだそうですね。少なくとも、百名山ブームと同じぐらいには流行ってると思う。

少なくとも、百名山のTシャツ着てる人は見たことないし。

 ししまった

くだらないことにはまっていて、サイト更新という同じくくだらないことがオロソカになってる。くだらん。<(不等号)だらーん。


ちゅうか、なんで頭いい頭いい言うんだよおめいら。こんなノータリンとっつかまえてからに。(ピキーンひらめいた「戸塚の前でとっつかまえて」ライ麦畑でつかまえて!)

あたまいー」じゃなくてたまには&しまいには、「ししまいー」とか言いたまいよー。そりゃもう華麗にそれでいて泥臭く舞うのに。舞ってししまうのに。


先週人から言われた中で一番嬉しかったのは

「もしかしてあほ?」。

うん、メイビーメイビー(いにしえのキムちゃん語録より)。


昔むかし、父が電車でわが古き友人と遭遇した折り、友人はわが父に私のことを「あいつはほんとあほですからねー」との旨、感慨深く言っていたという。

陰でしみじみ親に言われるのもどうかと思う。

今では更に進行して、左近の代名詞があほでもなく、あほの代名詞が左近だよ。別にハチャメチャやるわけでもないのに、モデレートに淡々とあほ。あほをあほとして扱ってくださるわが親しき者どもに、深く感謝を捧げたい。


そんなぁほに対して変に劣等感感じるなっつーの!そんでもって見下されたとか勝手に思い込むなっつーの!勝手にシンドくてバッドよ!


酔ってなくてもこんなテンションの文を冷静に書く私。やっぱりいろんな意味であほだなあと思う。ほんといろんな意味で。

manabeyokomanabeyoko 2004/09/20 11:29 おひさしぶりです。読まれてますか?私の日記も。
私もとてつもないほど、あほだと気がつきました(遅し)
でも、日記を読ませていただいて、あほでいられるほど平和だということと、劣等感を感じなくてもいいってことに開き直りを覚え、そして、安堵感を感じました。
私も飲んでなくてもハイテンションです。酔ってるふりもできます。まぁ、朝は、たまーにやる気がないときは無理やりハイテンションにしてるんですが・・・
誤解されてます、笑
まぁ、いいですよね。

summercontrailsummercontrail 2004/09/20 15:10 manabeyokoさん、おひさしぶりです!たしか「二度目まして」ですね。
私の文もmanabeyokoさんの文も、人に読まれたときに同じような感触を与えるんだろうなと以前から少し思っていました。いえ、あほかどうかは別にして(笑)
まっすぐな気持ちを素直に書くことの難しさを感じます。読んで「建前をいうな」とか「偉そう」「偽善的」と反発する人はいくらでもいるし。まぁ、いいですよね。
って、今回の「ししまった」は自分でもどうかと思ってますが……。素直でもまっすぐでもないし。なので読み手にどう伝わったかは全くわかりませんが、manabeyokoさんは平和と開き直りと安堵を感じたと伺って嬉しく感じます。
ハイテンションを意識的に作るのは私もよくやります!心の中で「ぬお〜」と腹から叫んだり、「はにゃ〜」と脱力したりして。

manabeyokomanabeyoko 2004/09/20 18:58 そうですねぇ。なんか、素直に書いていた掲示板で、お前は偽善者だ、ってすごく突っ込まれたことがありました。
素直にまっすぐに、というか、難しいですね。
日本人には本音と建前があるということを知らないあほですから・・・・・でも、私嘘は言わないから、それはそれでいいのかなって思って、また開き直り、笑
ぬぉ〜&はにゃ〜か・・とてもかわいい!!!笑
ところで讃岐の方なんですか???

summercontrailsummercontrail 2004/09/20 19:14 人の目を気にしてしまう人ほど、(他の人も人の目を気にしてるはずだ)と思い込んでるから、他人(私やmanabeyokoさんなど)に対して「人の目を気にしてかっこつけるな」と思ってしまいがちなんじゃないかなと思います。
そういう人にも配慮した書き方の方がベターなんでしょうけど、難しいですね。ある程度割り切りや開き直りが必要かなと思います。
いえ、「はにゃ〜」って白目をむいてるような勢いですよ?
私は讃岐出身ではありませんが、tanachiさんから讃岐弁クラブに誘われた関係で、少し讃岐づいてます。

manabeyokomanabeyoko 2004/09/20 20:07 そうですね。他人の目を気にしてしまう人ほどかっこつけたりしてしまうみたいですね。まぁ、配慮に越したことはないと思うですが、難しいですね、でも、まぁ開き直っていかなければ生きていけないし、負けたくないですね、笑
もうホンマに勝手にシンドバッドですよねぇ〜♪

tanachiさんから讃岐弁クラブに誘われたんですね。
いいですねぇー讃岐最高ですよ!笑
最後帰りたくなかったですもんっ。

summercontrailsummercontrail 2004/09/20 23:50 配慮しようとすればかえって、自分自身も「人の目を気にしてしまう人」になってしまう危険があるんですよね。「怒る」とか「悲しむ」というのでなく、「気にしない」という風にしたいですね。勝手にサンドバッグですよもう(意味不明)。
manabeyokoさんもしばらく讃岐にいらしたみたいですね。チェーン店のうどんよりも本場のはおいしいんだろうなー。

manabeyokomanabeyoko 2004/09/21 06:58 ホンマにサンドバックですよ。
気にしてませんもん、私。もはや。好きなことかいてます。
先輩には、ちょっとは表現気をつけろよって言われたけど、別に誰からも批判されないし、されても開き直るし、笑
自分の道生きてるから誰も何にも言いませんしね♪
悪口とかも書いてないし、多分、笑
チェーン店とあまりかわらないけれど、やっぱり手打ちは違うと思いますよ!!!
ぜひいらしてくださいねぇー!

summercontrailsummercontrail 2004/09/21 20:42 こういうテーマって考えれば考えるほど難しくなってしまうし、相手の悪口になってしまうので、あまり考えないでいようと思います。
内面がどうかなんて所詮誰にもわからないけど、発する言葉について最低限の気づかいを(自分なりに)していればいいですよね。
あとはもちもちしたうどんのことだけ考えていれば万事OKです!今そう決めました!私の中で今、うどんへの激しい愛が再び目覚めました。

2004/09/19(日)

 冬のソナタ、夏の扉

Beltorchiccaの2004/09/19 (日)。

demiさんによる、青木さやかの「拝啓、ヨン様」を紹介する文章。

全文引用したいぐらいなのですが、それはぐっと我慢してキーワードだけ抜き書きしますね。


青木さやか顔圧が強いだけの女子だと思ってた…。これはまだ普通ですよね。おもしろいけど。

でも、「冬のソナタ」の説明がすごい。純愛ミームに身体をのっとられた男女が死んだり生き返ったりする異世界SF純愛(聖闘士星矢におけるコスモみたいなもん)を燃やして暖をとるキム次長の顎でヒューゴー賞ネビュラ賞受賞


あー結局ほとんど引用してしまっただよ。

 草枕

昨日の最後の記事は消しました。Webにああいう記事を載せる意味を感じなくなった。一般論にするのも失礼だし、話せる関係なら個別に話す。その中間を探ろうとしても反発が強すぎる。投げた。


あ、そうだ。何週間か前に「エグザイル」を使って何か格言らしきものを考えたんだけど、ずっと忘れてて思い出せなくて、夏。これだったかな?


「智に働けば角が立つ。 情に棹させばエグザイル。」


いや、もっと「エ」のあたりから音がぴったりはまるものがあったんだよなー。なんだっけなー。思い出せたら関連して考えたことも含めて載せます。つってもダジャレ系だけど。

とりあえずこれはこれで続けるか。少し考えよう。


「意地を通せば牛肉だ。兎角に人の世は炭肉い。」


まあ、牛の炭焼きなぞ我慢しろ、豚肉で十分ってことか(違うよ)。

 住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟(さと)った時、詩が生れて、画(え)が出来る。

草枕

「不人情」でなく「非人情」ということ、また芸術について、草枕をちゃんと読み直してみたく思いました。

2004/09/18(土)

 そして今日も


私のヒップホップな一日が始まった。*1





*1:これはオリジナルな言葉ではなく、ただのパスティーシュです。

tanachitanachi 2004/09/18 17:25 ルミナリエ、絵になるね。
…似てるだけ。

summercontrailsummercontrail 2004/09/18 19:53 んー、ちょっと苦しいか?「苦しんでるとこも絵になるね。」(←もっと苦しいフォロー)

アカマツアカマツ 2004/09/19 00:36 こんばんは。HPにコメントありがとうございます。
こちらの日記にも、ちょくちょくお邪魔させてもらいます。これからもよろしくお願いします。

summercontrailsummercontrail 2004/09/19 08:43 アカマツさん、おはようございます。すごく赤い?らしいですね(^^) つまらないとこですが気が向いたらまた見てやってください、こちらこそよろしくお願いします。

tanachitanachi 2004/09/19 13:31 3つぐらい赤い項目がある。まず名前、服装、内緒。

summercontrailsummercontrail 2004/09/19 15:27 内緒っていうのが、なんだか聞かない方が良さそうな気がする。あの頃君は赤かった(マサル)

tanachitanachi 2004/09/19 15:45 ほんまのプライベートな内容やけんね。ひみちゅ。
サトルが、でなかったっけ。

tanachitanachi 2004/09/19 17:16 読み直したらマサルが赤かった。かなり、赤まみれやった。

summercontrailsummercontrail 2004/09/19 17:34 ひみちゅなら書くでない!変な想像してまうわー。
サトルのせいでかなりの赤ら顔だったよね。顔だけでなく。ヨーロッパにて。

tanachitanachi 2004/09/19 18:39 マサルのお母さんこそ「ひみちゅ」やん。
私をせめるでなぃ。

summercontrailsummercontrail 2004/09/19 21:58 マサルのお母さん、横顔が見えてるのに見えてないよね。
マサルのママだからママサル。命名。

2004/09/17(金)

summercontrail2004-09-17

 ぬれせん

「ぬれせんべい」ソース味であります。ウェットな……んー、これも煎餅と呼ぶの?呼ばせるの?

「思い切りふやけて冷えた焼きそばを、押しつぶして延ばした」感じの味でございました。

ソース味というよりSOS味。自分を褒めたいと思います。


あと、今立て続けに知らない番号から電話がかかってきた。2回とも、留守電になると切れた。コワイヨー

ワンコールで切れない「ワン切り」っていう可能性もあるので、かけ直したくないんです。ダメ?かけ直さなきゃ、ダメ?

留守電にメッセージ入れてケレ

君留守電を入れ忘れたもうことナカレ

ポアンカレ

2004/09/16(木)

 サトームセン

素敵なサムシング、発見!


  ものいへば 唇サムシン 秋の風


もうあの豹?が踊り狂うCMもだいぶ昔になるな。このところあまりテレビ見てないからわからないけど。


このサムシンは、むしろ「小さな秋見つけた」って感じかも。もの悲しい男声四重唱で、みぃつけたー♪

 疑問をgooラボにぶつけろ

goo ラボ 日本語自然文検索がちょっとおもしろい。

ドロシーのインスタント人生ご覧あれからマンガウルフの野球と漫画☆夢日記を経由して知りました。

だって、検索例が「キャシャーンがやらねば誰がやる」「君の瞳は何万ボルト?」とかですよ。それなりに答えが出てるからすごい。

最初に検索したのは、「ぼく桃太郎の何なのさ?」。ドラえもん長編アニメ映画のタイトルですね。

答えはこうでした。

  1. コラムリンク
    じゃないよね?
  2. コミックスアニメ
    じゃないよね?
  3. ペコ
    じゃないよね?
  4. シンエイ
    じゃないよね?
  5. タイトルトップ
    なわけないか…

「正しい回答をご存じでしたら入力してください」という欄があったので、のび太に代わって「本人です」と答えておきました。


次に、正確なタイトルで検索したら違うかなと思い、「ぼく、桃太郎のなんなのさ?」

答えは全く同じでした。正しい答えの欄には、少し語気強く「本人です!」と。


次に、「あなたは、もうお、忘れたかしら?」と神田川ワールドに浸ってみたところ、回答候補はナシ。代わりに「検索結果」として、

  1. 忘れちゃいけない・・・
  2. あなたの「頭痛」や「もの忘れ」は大丈夫?...
  3. 忘れな傘をあなたに
  4. (中略)
  5. 〜古代インド輪廻の予言書〜 ゴラヴァーニ...

が。 ……。

正しい回答の欄には、「若かったあの頃ー、何も怖くなかったヨネ☆」と入力しておきました。


gooさん、システムを攪乱してすまん。

[レビュー] マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の、訳者解説を読みました

マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(岩波文庫。ISBN:4003420934

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)

の、訳者解説について。本文は途中で挫折しました……。私にとって今、これを読む必要をあまり感じられなかったのかもしれません。

(こういう本については、興味のある人は私の稚拙なレビューを参考にするまでもなくお読みになっているでしょうし、興味のない人は単に私のサイトへの興味も失うだけでしょうから、かなり虚しさも感じます。ですが、その中間にいる、つまり潜在的な興味は持っている方々に向けて、あくまでご紹介というスタンスで。)


404ページあたりからの訳者解説を部分的に抜粋します。

なお、抜粋にあたって少し注のようなものを添えさせてください。

  • 「世俗内的禁欲」という概念について訳者は、400頁でたいへんな行動力を伴った生活態度あるいは行動様式なのですとし、また、401頁でつまり、あらゆる他のことがらへの欲望はすべて抑えてしまって――だから禁欲です――そのエネルギーのすべてを目標達成のために注ぎ込む、こういう行動様式が行動的禁欲なのですと説明しています。
  • ウェーバーの用いる「エートス」という概念については、訳者の解説による私の理解では、ひとまず「純粋な内面における倫理・道徳規範ではなく、客観的な社会心理、人々の行動の原動力として機能するもの」と受け取っておけばよいように思います。
  • ジョン・バニヤンというのは『天路歴程』という有名な、信仰的な寓話的小説の作者で、郊外の貧乏な鋳掛け屋であったと言われています。

「世俗内的禁欲」のエートスの持ち主たちは、さきにも説明したように、小商品生産者、の中にいちばん多かった。ジョン・バニヤンなどがその典型です。

こういう人々は、金儲けをしようなどと思っていたわけではなく、神の栄光と隣人への愛のために、つまり、神から与えられた天職として自分の世俗的な職業活動に専心した。しかも、富の獲得が目的ではないから、無駄な消費はしない。それで結局金が残っていった。残らざるをえなかった。

ピュウリタンたちはそれを自分の手元で消費せず、隣人愛にかなうようなことがらのために使おうとした。その精神がどこまでそのまま伝えられているか分かりませんが、アメリカの金持ちたちが財団を作ったりするのは、そういうことの名残だと言われています。

ところが、結果として金が儲かっただけではない。他面では、彼らのそうした行動は結果として、これまた意図せずして、合理的産業経営を土台とする、歴史的にまったく新しい資本主義の社会機構をだんだんと作り上げていくことになった。そして、それがしっかりとでき上がってしまうと、こんどは儲けなければ彼らは経営をつづけていけないようになってくる。資本主義の社会機構が逆に彼らに世俗内的禁欲を外側から強制するようになってしまったわけです。こうなると信仰など内面的力はもういらない。

こうして、宗教的核心は次第に失われて、世俗内的禁欲のエートスはいつとはなしにマモンの営みに結びつき、金儲けを倫理的義務として是認するようになってしまった。これが「資本主義の精神」なのです。

このように宗教的倫理の束縛から解放されると、「世俗的禁欲」のエートスは、資本主義の社会機構の形成という方向に向かっていっそう強力な作用を及ぼしはじめる。そして産業革命を引き起こし、ついには資本主義の鋼鉄のようなメカニズムを作り上げてしまった。そして、いまやこの鋼鉄のメカニズムが自己の法則によって諸個人に一定の禁欲的行動を外側から強制するようになる。「資本主義の精神」は資本主義を作り上げる方向に作用してきたけれども、いまやその「資本主義の精神」自体さえも次第に忘れ去られていき、そして精神を失った「天職義務」の行動様式だけが亡霊のように残存するにいたった。が、ついに、それさえも消え去っていこうとしています。それがいわゆる「イギリス病」ではないか、と前段でコメントしておいたとおりです。


ここまで訳者解説の抜粋でした。いやあ、おもしろい。以下、私の漠然とした感想。


イギリス病という言葉も最近はとんと聞かなくなりましたが(って私はいったい何歳なんでしょうね)、今の日本人が、職業に対する姿勢や仕事に自らを傾ける理由・やりがいを見いだせなくなっており、アパシーに陥っているとすれば、そこに「イギリス病」と同じ構図が見てとれるような気がします。


自分がやりたいことってなんだ?と考えたとき、即物的な快感を追い求めることではない気がする。人は次第に即物的な快感にたいへんな虚しさを感じるようになり、悪い意味での無常観・ニヒリズムに陥ります。

では社会貢献か?そこにある種の嘘くささを感じて生理的に嫌悪する人もいるでしょう。

仕事には興味がなくても、余暇が楽しければいいか?それも一面の真理を突いていると思いますが、つまらないと思いながら仕事を続けるのは個人にとっても社会にとっても大きな損失だとも思います。

まあ私が万人にとっての(あるいは現在の日本人全員にとっての)回答を与える立場にいるわけではないし、そんな回答も持っていません。<自分にとってやりがいを感じることができ、また誇りを持って取り組めること>に、力を注いでいけたらいいですね。


あと、ウェーバーすごすぎ。よっ、知のグリーン・ジャイアント!(いや、グリーンにとくに意味ないけど)。

「儒教と道教」や「ヒンズー教と仏教」という大部の論文を著わすほど、アジアについても詳しいし。


それから本当はこういう見方は邪道なのですが、キーワードの大塚久雄(←このリンク先)にある略歴を見ていたら、大塚久雄さんは30代後半で上腿部から左脚を切断されたようですね。長期療養といった記述も何度か出てきます。

私がなぜか大塚久雄さんの文章から感じた優しさ(昨日の記事参照)は、こうした経験によって培われた人格からにじみ出たものだったのかもしれません。

もちろん、苦しい・悲しい経験によって人はねじけてしまう場合も非常に多い。だから、私のぼんやりとした尊敬の念は、その経験にではなく、経験を乗り越えた人格に対して向けられています。依然としてどういう人かほとんど知らないので、ぼんやりとではありますが。

 庚申塚

今日ずっと更新していなかったのは、昨日最後の記事[空想] モルダウの河よがちょっと気に入っているせいです。ああ、スメタナの祖国愛!!(←スメタナを全然知らずに、おかしなテンションで)

unmonokounmonoko 2004/09/17 07:17 gooの神様はドロシーも書こうと思っていたんですよ!!!でもドロシー何聞いても「類似の質問はありません」が出てくるんですよ。人に言えないような質問してるんでね・・・ハハハ・・・仕方ないので他人が聞いた質問の答え見てばかりなのですがあれおかしい絶対おかしいですよ!!!一体何を考えてあんなもん作ったのでしょうかgoo!!!

summercontrailsummercontrail 2004/09/17 09:46 ドロシーさんおはようございます。マンガウルフさんの井川様イラスト、凄味がありましたね……。類似の質問って欄ありましたっけ?人に言えないような質問、ぜひそれを書いてください!私は今度「家政婦は見た?」系でたずねてみようかと思っています。「うん、見たよ」か「ううん、見てないっぽいよ」と返してほしい。

2004/09/15(水)

 モルダウの河よ


モルダウ捜査官


それだけです。スカリー(すっかり)、スメタナ(すべったな)。

 岩波文庫のプロ倫の訳者解説、ぜひ読んでみてください

マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』巻末の、訳者(大塚久雄)による解説が、昨夜読んだらたいへんよかったので少しだけ紹介。


プロテスタンティズムとは何か、ここでの倫理とは何か、ここでいう「資本主義の精神」とは何か。訳者解説はそういった点について丁寧に解説し、ありがちな誤解や批判を検討しひとつひとつそれに答えます。そのうえでウェーバーの理論を概説し、わかりやすく解き明かしてくれます。

ですます調で書かれた文として、文体・内容ともたいへん優れた文章でした。読者に威張りも媚びもせず、それでいて読者への配慮にあふれた、一人の人間として優れた姿勢に触れた気がしました。(訳者である大塚久雄さんご本人がどういう人かは無論わかりませんが、文章として。)


明日以降、やる気があるときにもう少し丁寧に書きます。あの訳者解説だけでも(税抜きで)860円の値打ちは十分あるよ。いまかなり面倒だけど頑張ってAmazonへのリンクは張っておきます。ISBN:4003420934

 漫画「ピンポン」を読みました

松本大洋の漫画「ピンポン」全巻を実際に読み終わっての感想です。


ピンポン (1) (Big spirits comics special)


まず、作者の眼はそうした風景をいつも少し離れたところから見ている。という印象を少し修正します。作者もしばしば熱くなっていますね。

登場人物を美化して描こうとしないところが、距離を感じるのかもしれません。みんな場面場面で、顔やポーズがかなりひしゃげていたり醜かったりするし。しかし各登場人物への暖かいまなざしは感じます。陶酔していないという意味での距離感に好感が持てることには変わりありません。


ちなみに「陰影が陰影のままに描かれた作品世界」というのは、以前たしか、星新一の「おーい 出て来ーい」というショートショート(小説)を松本大洋が部分的に漫画化した作品を読んだときに思ったことでした。「ピンポン」では、“渋さ”は共通していましたが、絵としての陰影の描き込みはほとんど感じませんでした(むしろ白っぽかった)。なんでしょうね、技術的にいうとスクリーントーンをほとんど使っていないのかな。とくに意識して読んでいなかったけど。


超フライング感想文から話を本筋に戻しますが、これは難しいな。キーワードをざっと挙げてみます。

感情のぶつけ合いに倦(う)み疲れて真剣さを放棄した知性、その思いやり・手抜きという無礼、ヒーローを待ち望む心、ヒーローであることの責任と喜び、正義、勝ち負け。人生の長さと挫折、飛翔、強者への羨望と憎しみとあきらめ、それを乗り越えたところにある連帯、教育。自分との求道的な戦い、フィールドから逃避した者との間の相互の憐憫。決して語られることのない気持ちと思いきや、あからさまに語られることで逆に包み隠される思い。

それぞれについてたっぷり語ろうと思えば語れる作品です。青春群像劇というよりも、青春だけでない群像劇。とはいえ、主人公はやはりスマイルでしょうね。


個人的には、スマイル、ドラゴン、ペコ、アクマ、(スマイルたちの高校の)主将それぞれに共感を覚えました。それぞれ他人事ではないというか。

常勝の重圧に疲れていたドラゴンが、ペコと打ち合うことで卓球の純粋な喜びを感じていく、ペコにかなわないながらもペコによって自分の能力をどんどん引き出されていく場面は、この作品のクライマックスですね。(1巻などでは、作者はドラゴンのこの役回りと似たものをスマイルに託していたとも思いました)

ここで詳しくは書きませんが、ペコは結局スマイルにとってのヒーローとしての役割を見事に果たしきったのだと思います。あのパターンだと<膝を壊して潰れて終わり>みたいな漫画も多いだけに、読み終わってほっとしました。スマイルももはやヒーローを必要としなくなったみたいだし。


いくつも印象的な台詞があったので、読み返してメモをしたいぐらいですが(マジしよっかな)、中でもMr.○○にクエッション。という台詞がツボにはまりました。


短く印象的な台詞といえば、先日レビューした「風の谷のナウシカ」の後半にもたくさんありました。ぶっきらぼうな魅力も含めれば、ウィリアム・ギブスンの小説『ニューロマンサー』に多かった記憶があります。『ニューロマンサー』もそのうち気が向いたらレビューしますね。

おしまい

 漫画「ピンポン」超フライング感想文

数日前に「ピンポン」全巻を貸してもらったので、夜読めたらレビューを書きます。

で、まだ1頁も読まないうちに感想文(いや、松本大洋の漫画は連載の一部や読みきりをぱらぱら見たことあるから、現時点での印象論てことで)。


松本大洋の漫画は土の匂いがする。

登場人物は冷めていたり熱かったりするが、作者の眼はそうした風景をいつも少し離れたところから見ている。民俗学的な視線。

陰影が陰影のままに描かれた作品世界は、近未来を舞台としていても、どこかノスタルジックな色彩を帯びている。

いや、作品自体には色彩は乏しい。それがかえって読み手の想像力を喚起する、モノクロームの映画のように。

彼の漫画にはいつも一種の静けさと緊張が充満している。


さあ、実際に読み通した後にどう印象が変わるかなー。今日読めるかわからないけど。

tanachitanachi 2004/09/15 15:11 わかるよ、土臭い感じ。
全巻かしてもらって読んだけどこまかいとこわすれちった☆期待してます。

summercontrailsummercontrail 2004/09/15 19:33 tanachi!レス遅レ、スまん。レビューとかってなんか書いててあほらしさも感じるんだけど、期待しててちょ☆ たぶん、またいつもの左近節でエンヤードットと一席ぶつんで。

tanachitanachi 2004/09/15 22:49 ふむふむ。頭弱いけん半分しかわかってない気がする。でも多分おんなしことを感じたと思う。ちゃんと言葉にできん。シュマシェン。
私の好きなせりふ「ペコ、愛してるぜ」
私の気にいらないとこ「ペコが大人に成長したとこ」

summercontrailsummercontrail 2004/09/15 23:08 読んで半分しかわからないのは、書いた人の頭が弱いから!
tanachiが「私」って書くの、久しぶりに見た気がするよ。携帯での更新の話とか、その頃以来?そうでもないか。でも懐かしい。
「プロポーズしてますよ、私。フフフ……」「ミーは尽くすタイプだっちゃ」先生うけるよね。面白いというより好きなせりふは、今思い出しながらざっと探したら見つからなかったから、秘密。
ペコは髪が普通になってからただのあんちゃんになってたねー。

2004/09/14(火)

 讃岐弁・中間報告

縁あって讃岐弁をべんきょーさせていただいている私ですが、語尾とか東西の違いとかよくわかんないので最近あまり使ってません。蝉リタイア気味。もう秋だし。

私が参考にしているものを書いておくので、興味のあるかたはぜひ自主学習で。

テキスト変換辞書

「わたしの作ったテキスト変換辞書」の項の一番上、「讃岐弁辞書」(sanuki.dic)をダウンロードして「メモ帳」などで開けば、アラ便利。たくさんの単語が載っています。

同じページに紹介されている「OSAKAW.EXE」を使えば、長い文章を一気に讃岐弁に変換することが!(ただし、正確さは保証しません)


いったんまとめに入ってみました。

 さらにクリップ

メモ

  • id:yukattiさんがhttp://d.hatena.ne.jp/yukatti/20040912#1094965103で紹介してらした本『言語の科学5 文法』
    購入リストに加えておこ。学校でもらった文法の教科書が便利だったけど、どこかに紛れかけているし。「日本語には時制はない、あるのは態だけだ」という、どこかで読んで深く納得した考えも、まずこういう本で検証してから書こう(「過去形」とかがないことからほぼ間違いなく言えるとは思うけど)。
  • Music Watchdogs
    CCCDや、輸入権関係のその後の状況を見守るために。ブックマーク代わりにとりあえず。
  • ユタ州、サンタクロースの飛行高度の「特権」廃止?
    ユタ州という点が(デリカット抜きで)興味深い。モルモン教徒の文化との関連を考えて「ユタ州 モルモン教徒」で少し検索したら、あまり冗談に思えなくなってきた。あまり考えずに「サンタも例外ではない、聖域なき構造改革」ということでお茶を濁しておきたい。

 犯人はこの中にいる!(金田一少年が)

スーダン政府、民族浄化の時間かせぎ

クリップ。JANJANより。

JANJANとはJapan Alternative News for Justtices and New cultureの略らしい。市民が記者になってニュースを送るNPO型インターネット新聞とのこと。自分も記者になれるそうです。そういえばずっと前に見たことがありました。忘れてた。

「ジャンジャウィード」は、昼は警察官、軍人として働いており、夜になるとダルフールの村々を襲う。スーダン政府がダルフール鎮圧に兵を送ったと言っても、4分の1は「ジャンジャウィード」だ。村々への襲撃、大量レイプなどが後を絶たない理由がここにある。

虐殺を行なう人は、別に「異常」ではない。その間も職業人として社会生活を営んでいるような、「普通」の人だ。ということを改めて思った。

悪は誰の心にも潜んでいる。

 エスプレッそ

CNN が 8月31日にリポートしたように 5万人もの虐殺があった スーダンの惨劇 は今もまだ続いています。そして System of a Down, Gorillaz, X-ecutioners, Bad Religion, Ono Yoko などさまざまなアーティストがチャリティー CD 「Genocide In Sudan」に楽曲を提供することになりました。収録される曲の半分以上は未発表曲となっています。この CD の利益は全て United Nations Refuge AgencyUNICEF に寄付されます。

アルバムは11月後半にリリースされる予定、とのこと。

こういったことは、「他の人が職業を通じて社会に貢献するように、アーティストはその活動を通じて慈善活動する」ということではないと思う。それならば回りくどくしなくとも、アーティスト自身が自分の金を寄付すればよい。またそのためのCDを買わなくても、直接慈善団体に寄付すればよい。

自分を揺さぶる重大な事柄に触れたとき、アーティストは、自分の内に生まれた感覚を、自分の言葉で叫ばないではいられない。そういうことだと思う。一般的なイメージとしてのボランティアや善意だとか、そんな生やさしい、上っ面のものではない。単に、そうせずにはいられない、ということだろう。expressとは(果物などの汁を)搾り出すという意味も持つ。

表現者によって叫ばれた/表現されたその感覚を、私たちは理解したりしなかったり、共感したりしなかったりする。共感するならそのアーティスト/芸人に投げ銭すればいいと思う。現代ならCDを買うという形をとるかもしれない。

私は別に今のところ買う予定はありませんが、興味のある方は公式サイト(英語)をおさえておくのもよいかと。

The CD, titled Genocide in Sudan, is slated for a November release and includes System of a Down, Gorillaz, Jill Scott, Jurassic 5, Thievery Corporation, Kinky, X-ecutioners, Bad Religion, Tortoise, Yoko Ono, Danger Mouse & Murs, Tweaker, The Pretenders, Mark Farina, Antibalas Afrobeat Orchestra, DJ Spooky featuring Lee 'Scratch' Perry, Toots and The Maytals featuring Bunny Wailer, Teargas & Plateglass, The Nightwatchmen and Rise Against amongst others. More than half the album includes exclusive songs and rarities.

だそうです(引用部分の強調部は引用元のまま)。

 悪の深みと普遍性、にもかかわらず基本に存する善い性質

TUTU'S MESSAGE OF WISDOM - Women should rule the world

ノーベル平和賞を受賞したツツ司教のメッセージ。

finalventさんが試訳を公開してくださっているので知りました。

英語が達者でなくても、試訳と照らし合わせて読めるのでかなりわかると思います。すぐ下の記事ひいらぎ飾ろう略してヒーロー(←それにしてもあほなタイトル…)も、この試訳の文章の余韻を感じながら書いたものです。私の周りにはヒーローがいっぱいだ。

「夏のひこうき雲」を好意的に読んでくださっているかたはざっとでもご覧になるとよいかと思います。http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20040914#tutu02


"Women should rule the world"という部分について思ったこと。ツツ司教のメッセージとは少し離れます。

男性は人を殺すが女性は人を産む、とやや単純化していわれることがある。

しかし女性は一般に感情的ともいわれるし、女性が人を殺すことも多い。だから一概に女性は優しい、などとは言えない。

それでも"Women should rule the world"という言葉には重みがある。<基本的な部分で他者とのコミュニケーションの姿勢・能力があるから、簡単に暴力に訴えようとしない>という意味で、女性ははるかに男性に優っている。(私は卑怯なので、こういう話も性別を明らかにしないで書いています。)

人を生かそうと介入することには、場合によっては問題がある。しかし、殺すな、とははっきり言えると思う。

(余談ついでにいうと、私は死刑制度に反対です。<重大犯罪者に対する国民や被害者の処罰感情の高まりが、死刑をしないとかえって他の殺人など重大犯罪を引き起こす>とまで言えないなら、死刑によって人を殺すべきではないと考えます。)


括弧書きで終わるのは気持ちが悪いので、無関係なダジャレを入れてみます。

my heart will go on:

わたしの心、ゴーンだろう!(カルロス・ゴーンが器用にセリーヌ・ディオンを真似しながら、朗々と)

「ごん、おまえだったのか、いつも、くりをくれたのは。」

ゴーン(鐘が響いて退場を促す)

 ひいらぎ飾ろう略してヒーロー

携帯でわかった範囲で書きます。

宅間守死刑囚に死刑が執行された。判決確定後異例の早さらしい。栃木県小山市の2児誘拐事件は14日、同市の思川で弟の遺体が発見された。

憎しみはいつも脇へ逸れようとする。少しずれたところで犠牲を出すことが多い。

自分が不当に扱われてきたという怒りは、自分を不当に扱う強い者には直接ぶつけにくいからだ。


その憎しみは行き場を求め、曖昧に拡散したりもしながら、たいていは関係のありしかも弱い者へと向けられる。

そこまでねじくれた感情は、既にそれ自体が、「不当な」ほどの結果を生まずには満たされない(と思い込んで突っ走る)ものとなってしまっている。


実際の事件の動機については推測を含んだ話にならざるをえない。

世間やエリートへの怒りは、エリートで弱い小学生たちへと向けられ、しかも死に至らせた。

理不尽な先輩への怒りは、先輩の子どもへの理不尽な怒りとして爆発した。


泥棒にも三分の理、という。三分の理を理性で見つめ、泥棒に走ろうとする激情をその理性でなだめて解放してあげなくてはいけない。

また、泥棒を社会が「裁く」とき、残りの97%だけに目をつけてリンチを加えるのでなく、その3%の部分にも目を注がなければ、不幸はしばしば拡大再生産されることとなる。

犯罪へと走らせる構造が放置され、また被害者が「(犯罪により)不当に扱われた」という怒りを募らせることになるからだ。


(自分の)感情に耳を傾けてやり、幸せな形を与えてやるのは理性の役目だと思う。無視して「不当に」押し込めるのではなく、甘やかして増長させるのでもなく。


私はニュースにあまり関心はない。ニュースを知りたい分野が特にないことにさっき気づいた。

テレビを食事中見るときも、他に楽しめる番組がないときに「じゃあNHKにするか」と仕方なく選んでいる。

結果としてなぜかNHKのニュースが多くなる。


私は悲しいニュースが嫌いだ。悲しくなるからだ。

しかし、既に起きた悲しい事態の解決に取組む人(起こした本人も被害者も含む)、今後悲しい事態を減らすことに取組んでいる人の姿に触れることは好きだ。勇気と希望はそこから得ている。

 何度かご紹介していますが

やー。おはようございます。やっぱ気どって冗談を書いてみても、tana-yテーマパーク4096の境地には達せませんねー。前園さんの言うとおり!(←古いフレーズを適当に放つ)

tana-yの2004.9.12 sun

急なアーチにそなえて、常に処理をしておくべきだと痛感した。

とそこまでの流れだとか。同じ日でいうと、テーマパーク4096

 例年にない猛暑を蜃気楼のように駆けていったまぜまぜビビンバーグ。こういうところで感じる季節のうつろい。

に至る、デニーズの面白料理名「まぜまぜビビンバーグ」の扱いだとか。(私は「まぜ」と「まぜ」が小さく並べてあるのが面白く感じました。それからビビンバーグが、「リンドバーグ」みたいでヒーロー風&バンド風)


硬い文体を基調とした上品(かつ下品)な笑いなら、私のサイトより上の2つをご覧になった方がいいっすよ。さあリンク先にエアロスミスで飛んでゆけ、ボラーレ・ヴィーア!


翼よ、あれがパリの灯だ(魅力的なWebサイト群を指して、尾崎行雄ポーズで)

tanachitanachi 2004/09/15 20:14 部長がくさりぎみやけんみんなもやる気でんよなぁ。ごみん…。前は暇でよかったんやけど。

summercontrailsummercontrail 2004/09/15 20:26 いやあ忙しそうだもん、気にすんなっつーの!(ヨロシク仮面が気さくに)
「讃岐弁辞書」、おもしろいから独り占めするのは勿体ないと思って副部長?がこっそりご紹介してみた。

2004/09/13(月)

 シオマネキ(蟹の一種)

周りに手首をいためた人がいた。

腫れと痛みが治った後に、長期的に手首の周りの筋肉を鍛えて守ることをおすすめしながら、思い出していたのは小学校の時の先生のことだ。私を手招きして呼んでおきながら、用を尋ねると「手首の運動」とぬかしていたナイスな先生。お元気だろうか。


私の中では、手招きする・手をこまぬく・コマネチする・手首の運動という概念は、互いに重なり合って一つの重層的なイメージを形成している。


コマネチが手をこまぬいてコマネチし続けていたら、いつの間にか時がすぎ、年を経て、死が手招きをしていた。と思いきやただの手首の運動だった」というありさまが目に浮かぶのははたして私だけでしょうか。私だけでしょう。


コマネチさんはまだたしかそれほどの老齢ではない。みんなコマネチさんに失礼なことを言ってはいけないよ。


もうすぐ敬老の日である。死の手招きを感じたら、手首の運動とみて手で追い払ったり、逆に手招きしてからかったりして、それなりに死とお付き合いなされたらよいかと思う。

などと私がいうまでもない。年配のかたに限らず、手本とさせていただいている年長者のかたがたに、広く感謝を述べる機会としたい。ありがとうございます。

 さわやかサワデー

最近、朝眠りから覚めてもあまりさわやかな目覚めがない。


さわやかさが売りの私にとってこれはただごとではない*1

これではまるで、ザムザが甲虫になってしまったようなものだ。アイデンティティの不条理な喪失だ。


だりいなーと思いながら人に挨拶すると「今日もさわやかだねえ」と瞳孔開き気味に言われる。


甲虫なのにザムザ扱いかよ!私は二度、不条理を味わう。そして自らにつっこみを入れながら、心の中で更に三村に変身を遂げている。

三村甲虫のままで「いや、全然さわやかじゃないんですよ〜ウェォェァ〜」とはっきり弁明する。ベムが正義の心を持つように、甲虫には良心が宿っている。


ていうかそんなに大げさな話じゃないんですけどね。あまり楽しい夢をここ数日見てないからかも。


カフカなベッドを、むザムザ悪夢の住み家にしてなるものか。

……あー今日も朝からくだんねーだじゃれのいっちょあがりィ!

*1:あなたが心優しい方ならば、ここで爆笑してほしい。

tanachitanachi 2004/09/13 11:47 やさしくないけん「あぁん??」てゆーとく。

summercontrailsummercontrail 2004/09/13 17:49 わかってないわね、あんたイモね〜(←マイブーム、めんご)。その「あぁん??」がtanachiのや・さ・し・さ☆ 自分で「さわやか」とかいって、スルーされたら悲しすぎる。

2004/09/12(日)

 ぁゃぅι

君子あやうきに近寄らず、という言葉について朝、ふと考えていました。


きみ子さんとあやさんはおサルが苦手だ、ということだろうか。

君子・あや ウッキーに近寄らず。

私の知り合いのあやさんはサルが好きだった気がするし、きみ子さんはむしろ自分がサルだった。はて。

好きだから、あるいは似ているから、あえて誘惑に負けないために近寄らないということかもしれない。


それともキムコ(冷蔵庫の脱臭剤)は雨季が苦手だ、ということだろうか。

キムコはやぁ、雨季に近寄らず。

水に浸かるとだめになりそうだから、これならわかる。


いずれにしても、「自分を損なうもの・腐らせるものをあらかじめ見極め、あえてそれには近寄らないこと、それが君子(立派な人)の姿だ」ということなのでしょう。


立派な人というか、立派なキムコです。


ちなみに私はコミケに立ち寄ったことはないが、危ういとは思っていません。

きむ皇については、ゆう帝・みや王と同じく、知りません。ぺぺぺぺぺ。

tanachitanachi 2004/09/12 23:09 今日はじめて「ケンタッキー」と「洗濯機」が似てることに気づいた。

summercontrailsummercontrail 2004/09/12 23:16 まじ?あたしは小学校のころには「せんたっきーフライドチキン」とか叫んでたわよ!あなたイモね!時代のバスに乗り遅れるわよ!(←この言い方自体が時代遅れ)

tanachitanachi 2004/09/12 23:19 イモね!でドクタースランプのキノコを思い出した。
パーマネントッ♪

summercontrailsummercontrail 2004/09/12 23:22 おお〜。それ、ドンピシャ!そうそう、キノコのイメージで書いてた。キコキコ(三輪車乗りながら

unmonokounmonoko 2004/09/13 08:02 ドロシーも身内にコミケに連れて行かれるまではそう思っていました。ちくしょー井川様までネタにすんなー何だ「受け」ってよー
身内に井川様のドリーム小説見せられました・・・!!!!!!

summercontrailsummercontrail 2004/09/13 09:46 ドリーム小説……昔どういうものか知った気がするのですが、思い出したいような思い出したくないような……。
コミケといえば昔たまたま「風の谷でナニシタ」みたいな短いエロ同人漫画を目にしたのですが、ナウシカの隠れたテーマを引き出していて、今思い出しても優れた作品だったなと思います。汚れと聖と性の問題、少女性、もてなし……でもくだらんかった!!

2004/09/11(土)

 あちち

メールフォームを設置している途中ですが、登録メールが届かないしもう寝ます。

わけあってネットでの交流にやや注意深くなりすぎている私ですが、連絡手段がコメント欄だけではさすがに不親切なので、メールも頂けるようにしておきます。


なお、男性は私に惚れないように。女性も私に惚れないように。私に惚れると火傷しますよ(私が)。あちち


たまにはこういう冗談も言わせてやってください。笑止……!

 ぽこ・あ・ぽこ

[Web][雑記] 餅餅(もちべい)ションという記事で<何かに取り組んでいるのにやる気が出なくなってしまったとき、どう対処するか>について自分の頭を整理してみたのですが、少し補足しますね。


心身の健康も含めた環境のマネージメント、というような部分について。部屋の中のレイアウトや一日の生活のリズム、食べているもの、それからもちろん自分の内面や身体感覚。

これらのものを、常に見つめ続ける……という必要は、ないのだろうと思います。頑張りすぎると苦しくなります。


こうした感覚を表現するには喩えに頼らざるをえないのですが、「ふとしたとき、小さな声に耳を傾けてみる」という意識があればそれでいいのではないかと。性急に結論を出す必要もありません。

耳を傾けてみるというのは別に、小さな声の通りにするという意味ではありません。物を置いている場所について、(ここではなくあっちにあった方が落ち着くな)、とふと思ったりとか。小さなひっかかりを感じたら、あ、自分は今何か気持ちに引っかかっているんだな、とか。美味しいものを食べたときの幸せな感覚をそっと心にとめておくとか。


結城浩さんがプログラマのダイエットというページでおっしゃっている、

鉄則1.計測ツールを使え

鉄則2.やたらに直すな(主要因を見極めてから直せ)

鉄則3.度を超した改善を約束するな

という方法論は他の分野でもかなり役に立ちそうです。


今度関連してある本を読んでみるつもりです。自己啓発だとかセルフコントロール関連はとかく怪しげな類のものも多いので注意する必要がありますが、良かったらここでまたご紹介します。

 本屋さんの気持ち

メールマガジンをざっと見ていたところ、[書評]のメルマガのvol.178(8月31日発行)に、青山ブックセンターABC)で文芸書の仕入れをなさっていた方の個人的な心境が掲載されていました。

ABCの経緯を知ることができただけでなく、職業として本にかかわっている方の文章に爽やかな読後感をいただいたのでここでご紹介しておきます。


メールマガジンのスタンスとして無断転載が禁じられていますが、上のリンク先にバックナンバーとして順次公開されていくようですし、著作権法上認められた範囲内で短く引用します。

 ABCをお客様としても作家としても楽しんでくださったいしいしんじさんが、ある時こんなことをおっしゃいました。「僕が野菜を作って、出版社の人たちはそれを料理して、印刷会社の人や、取次の人や、いろいろな人の手を通って、本屋の人たちがお客さんのところに運ぶんですよね。だから、これはみんなの共同作業ですよ。」

 営業停止直前、本当に辛いと思った時、私はいつもこの言葉を思い出しました。運び手である私たちが最後まできちんと届けなければ、お客様にも、それまでかかわってきたたくさんの人にも申し訳ない、と。いしいさんのこの言葉は、私が本屋を続ける限り、永遠に宝物です。

数日前に友人にも話したことですが、本ってほんと安いよね。その価値に比べて。

 評価の姿勢と宗教、科学への評価(補足)

今日の記事の一番下(id:summercontrail:20040911#mizo)に関連して。


当否や真偽について判断する際には(とくに否定的な判断をする際には)

自分が評価の対象とする範囲を見定めて、

その範囲についてはまず知ろうとする

のが大切だ。当たり前のことだが。

他を一緒くたにして非難したり、知りもせずに非難するのは、少なくとも美しくはない。


たとえば「人の命を失わせる『こと』はよくない」と言える。

ナイフで襲いかかられたので身を守るために殴ったら相手が死んだという場合でも、「人の命を失わせることはよくない」という格律・命題が変わったわけではない。天秤のもう一つの皿に別の命の重大な危険があるとき、反撃することもやむを得ないというだけ。

このように限定的な範囲についてだけ、自信を持って「人の命を失わせることは『よくない』」と評価することも許されると思う。


客観的に端的に把握が可能な行為そのものについてさえ、また人を殺すという重大な行為についてさえ評価には上に書いたように慎重さが要求される。だから、人の考えを否定的に評価する際にはなおさら、まず相手の考え方そのものを知ろうとしなくては。


たとえば私は仏教キリスト教イスラム教神道に比べて、ゾロアスター教マニ教についてはほとんど知らないので何もいう立場にいない。

これに対して、たとえば神道と日本のナショナリズムが思想的歴史的に、どの範囲で隣接・融合しておりまたどの範囲で異なるかについては、ある程度の考えはある。

そして、神道に親近感を抱く人がナショナリズムとどのような距離をとる傾向があるかについても自分なりの考えがある。その心理的要因や背景についても同じだ。

しかし神道に親近感を抱くある人が実際にどのような考えを持っているかは、多様なケースがあることも知っている。

だからまず相手の話を聞き、場合によってはいくつか質問してみる。評価を加えるならそのずっと後だが、評価をせずに対話を打ち切る場合もある。対話にならない場合がそれ。

「あばたもえくぼ」はご愛嬌だが、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」はいただけない。

憎いのが坊主だけなら袈裟まで憎むことはない。むしろ袈裟が憎いだけかもしれない、なら坊主に悪い。

袈裟の裾がいけ好かないだけなら、袈裟の他の部分にも悪い。


私は坊主ではないが、坊主がかわいそうだなと思う。とくに「宗教というものは」と曖昧にひとくくりにし断定されているとそう思う。

自分が実感できる範囲を超えた概念からなる教義体系を宗教と呼ぶなら、科学、とくに量子物理学などはまさにそう。

インドの特有の風土の産物である「0」の概念の当否は、インドと切り離して考えることが可能だと思う。話を限定したい。

新じゃがを北海道で食べずともじゃがいもはうまい。コーンも原産地の原種よりうまい。

 ギバドガボンの歌


身内の者が、幼い友人から英語の歌を教わったといってこんな風に歌っていた。昭和が平成に変わる前のことだ。

ディッソー メー

ヒップレー ワーン

ヒップレー ニックナック オー マエ サン

ウェダ ニックナック ファーベイ ギバドガボン♪

ディッソーメーリー ロン リン ホン

……それは本当に英語の歌なのか?とたずねると、友人はたしかにそういっていたという。どういう意味かとたずねるとそれはわからないようだ。

弾むようなメロディと意味のわからなさが楽しく、私もいつのまにか憶えて一緒に歌っていた。それからずっと、少なくとも年に数回はギバドガボン♪と口ずさんできた。楽しい歌だ。


先日(といってもしばらく前だが)、小泉今日子が出演している化粧品のCMが流れていた。BGMにふと気づく。曲調はだいぶ違うが、なんとなく聞こえる歌詞の音の雰囲気、このメロディ……あの歌だ! 私は少し、興奮した。


曲名も作者も、そして英語かどうかも依然としてわからないが、あえて自分からは調べずにおきたい。楽しみは余生にとっておく。ロン リン ホン。

 バカって言ったら自分がバカなんだよ〜(と、あえて言うバカは私)

シニフィアン/シニフィエ、ザイン/ゾルレンと私にとって有益な視点を挙げてみたのですが、今回は行為/主体という視点について書かせてください。

(ネットを介さない知り合いとのことなど、さまざまなことを見聞きしていて考えたことです。非難ととられてしまいそうなことであればあるほど、そうした誤解を避けるために筋道を立てて厳密に書こうとするので、読みにくいとは思いますがご了承ください。)

続きを読む

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/12 23:22 こんばんわ。ギバドガボンの歌。ちょっと調べてみたんですが、
「THIS OLD MAN」というマザーグースの歌みたいです。
「ギバドガボン」は”Give a dog a bone” 「資生堂 CM曲 エリクシール」で調べるとでてきますよん。

summercontrailsummercontrail 2004/09/12 23:32 こんばんはsakuratsukiさん、ありがとうございます!ほんとに”Give a dog a bone”って言ってたんですね〜(感慨にふける)。
さっきも別の部屋からエリクシールのCMで流れてくるのがきこえました。CMでは歌詞はなかったみたいだ、勘違いしてました。セサミでも流れていたそうです。
ギバちゃんもだいぶ年取ったし、私の中では「THIS OLD MAN=ギバちゃんの歌」ということにしておこうかな。「資生堂 CM曲 エリクシール」で調べるとでてくる、とメモだけ残しておこうと思います。これで老後の楽しみが一つ増えました(?)。ありがとうございました〜。

2004/09/10(金)

 風の谷のナウシカ

漫画「風の谷のナウシカ」(アニメージュ・コミックス・ワイド版。ISBN:4192100029)を読みました。


これはとんでもなく多様なテーマを含んでいますね。宮崎駿自身、物語が終わった時点でも考えに収拾がついていないように思います。読み手の知識と意識によって汲み取れるものはかなり異なってくるはず。映画版とはかなり異なります。


本でいうと私の場合、先日ここで言及したアイザック・アシモフのファウンデーションシリーズのほか、まだレビューもしていないこともあってかゲド戦記シリーズの『こわれた腕環』を思い出しました。宮崎駿はおそらくゲド戦記シリーズを読んでいるんじゃないでしょうか(いちいちインターネットで調べないけど)。皇弟の扱いやナウシカの心の中の森での出来事を考えると、そう思えてなりません。


母・虚無・エントロピー・地母神・徹底した多神論/汎神論的な存在としての自然とその影。

光への理知的な意志、とてつもなく遠大な展望に立った強さ、優しさとその傲慢さ。

影の中に輝く光とは(両者が自分を表わす言葉として用いているが)一体どういうことなのか。失政は政治の本質、ならば失敗も人間の本質か。本質だとして、では失敗を免れようとする企図は、失敗を免れようとする企図であるということだけで決定的に挫かれ徹底的に葬り去られるべきなのか。この点では心情として私は賛成できません。

作品中では、人間は自然を形作り、また自然に翻弄されながら世界を担うという意味で、他のすべての生き物と同様に扱われます。他方で人間はその知恵と力によって世界を造りかえ、また人間自身をも造りかえようとする存在として描かれます。もし人間が自然の一部にすぎないのなら、人間の知恵と力そのものもまた自然の一部とはいえないだろうか。ならばそれを挫こうという意志もまた傲慢ではないだろうか。ということも賛成できない理由です(ただ、それほど考えが固まっているわけではありません)。


結局ナウシカは滅びの運命を選んだ、というよりも運命自体を拒絶した。さらに正確を期するなら、運命を拒絶することを拒絶したといえます。それを旧時代の知の産物である巨神兵、自分を母とあがめて命を捨てても盲目的につき従う巨神兵という人工の命を利用して行なったことにはひっかかりますが。巨神兵の優しさを泣くナウシカの涙はおそらく心からの涙だろう、その心は同時に、巨神兵の力によって莫大な数の命を殺すことをあえて選ぶ心。

しかし、王蟲の血と墓所の血は同じ色だった。どちらも命というものに本質的に根ざしている性質だ、と最後にひっくり返すように、結論を出さずに終えられています。


ここからは乱暴な推測になります。この時期の宮崎駿は、知性の力の大きさに反発しそこから逃れようとして、母性という別の大きな極に逃れようとしているような気もします。しかし母性は命をはらんでいるだけでなく、本質的に虚無と滅びを内在している、だからナウシカは力を力によって滅ぼし、世界全体をゆっくりと破滅するに任せることを選ぶというやや矛盾したようにも思える態度をとりました。


無数の判断材料と考えを視野に入れながらも、結局いわば「あるがまま」という幻想にすがってしまうそのスタンスは、私にとってはあまり好ましく感じられないものです。

人間は結局どうしても努力をしてしまう。努力することがよいのかどうか、努力の目標が「正しい」かどうかは別にして。だから努力自体を否定することは、結局人間性そのものを否定することになってしまう。自然に還るということは、すなわち死に還る、ということでもある。(もちろんこの問題には宮崎駿も気づいているようで、作品中のさまざまな人物たちに終始迷いの台詞を吐かせていますが。)


この作品は当時のエコロジーブームにも乗ってたいへんな話題となりました。しかしエコロジーブームの行き着く先に何があるのか、それは果たして好ましいのか。宮崎駿の作品に触れた当時の社会は、宮崎駿の上っ面だけをとらえて楽しんだ、そしてそれは今でもほとんど変わっていないように思います。彼の映画は無邪気に楽しむにはあまりに危険なテーマを内包しています(たとえば「千と千尋の神隠し」が現代の性風俗産業と少女の生き方をテーマにしていることは、彼自身がインタビューで語っているそうです。「湯女」などで検索してみてください)。


風の谷のナウシカ」が迷いながらもかすかに示している主張を考えるとき、私はその主張に賛成できないように思います。ただ読み終わって感じたことを書き連ねているだけなので、確たる主張があるわけではありません。


彼のメッセージをまるごと受けとめて咀嚼する用意は私たちにはあまりできていませんが、いずれにせよ、作品としてはずば抜けて優れた傑作です。

 言葉の用い方、「言葉」ということばの用い方

意思疎通、情報交換、感情交流、議論の違いについて少し考えていました。というか違うんだなあと改めて思いました。


今後の更新予定メモとして挙げたシニフィアンとシニフィエという視点について。

「犬」が指すものは、「四つ足で毛が長かったり短かったり、吠えたり滅多に吠えなかったりする、さまざまな大きさの動物」。

前者をシニフィアン(意味するもの)、後者をシニフィエ(意味されるもの)と呼んでみる。


(ここで私がシニフィアンやシニフィエという概念という言葉を使って「指し示しそうとしている概念」は、本来の意味でのシニフィアンやシニフィエという概念と違うかもしれません。が、便利なのでこれからも、上のようなニュアンスでたまに使うと思います。)

意思疎通、情報交換、感情交流、議論のトラブルというのは(ここでいうトラブルは感情的な摩擦に限りませんが)、話者と聞き手のシニフィアンと、シニフィエ(と認識している意味内容)のずれから起こる場合も多いな、と感じました。

何か新しいことを言っているつもりはありませんが、自分にとって有益な一つの視点です。


[彼方より] 今後の更新予定メモ・トゥーで書いたザインとゾルレンについては、ごく短くも書けるしひどく長くも書けそうだけど、どちらにしても不正確になりそうなのでまた今度。

ていうか頭を整理するための自分なりの視点なので、人に教えてどうこうというわけでもないんだよね。言葉の本来の用法とは違いそうな気もするし。

 帝政です

あまり過去の分は直したくないのですが、

昨日付の記事、[Web][雑記] JITTERIN'JINN(ジッタリンジン) / 雑多隣人に恥ずかしい間違いがあったので訂正しました。

「思想・信条」という言葉のイメージに引きずられて「思想・信条の自由」と書きましたが、正しくは「思想・良心の自由」ですね。あほ丸出しで生きてます!あほかて生きてるんやー!!


あほかて生きてるんや、というお知らせでした(いえ、ただの訂正のお知らせです)。

ひできひでき 2004/11/28 13:45 summercontrailさん、こんにちわ、
大変、興味深いお話ですね。私も完全な意味での「救い」をナウシカは示していないと思います。未来への種を完全につぶしたともいえるわけですが、「人は汚濁の中で(こそ)生きていく」というのが宮崎さんのひとつのメッセージではないかなと感じています。今日、子どもたちをつれて「ハウル」を見てきたのですが、この作品が暗示することの射程は長いと感じました。

summercontrailsummercontrail 2004/11/28 14:09 ひできさん、コメントありがとうございます。宮崎さんのメッセージはその通りだと思います。ただそのこと自体を宮崎さんも正面から肯定して「そうあるべきだ」としているわけではないだろうし、彼の世界観はただ無邪気に楽しめるようなものではないとつねづね思っています。
 以前ひできさんのブログで「希望こそが人をだめにするのかもしれない」というような(正確ではありませんが)一節があったのを思い出しました。ナウシカは自分についてくる蟲使いたちが飼っている蟲を殺すのを容認してその生活を根底から破壊させたりだとか、タナトスの中に埋没していくところがたいへん危険だと思っています。結果として、希望をくじく決意だけが強く突出する危険を感じています。
 ハウルについてはある方の感想が興味深かったので、そのうちリンクと共にご紹介しようと思っています。

ひできひでき 2004/11/30 18:49 summercontrailさん、こんばんわ、
とうとうナウシカについてまとめて書いてしまいました。orz
http://hidekih.cocolog-nifty.com/hpo/2004/11/goddess_of_deat.html

summercontrailsummercontrail 2004/11/30 22:09 ひできさんこんばんはー。そこで「orz」と書かれるセンスがすごくナイスです!私もアグレッシブにorzと書いていこうかな。
 お知らせありがとうございます。拝読してからまた考えてみようと思います。

2004/09/09(木)

 援助交際と、そうしたことについて私が言及する態度について

毎日インタラクティブ連載「あい・たくて」から

「援助交際」への支援 精神科医・香山リカさんに聞く(上)

インタビュー。それほど長くありません。

もくじ

  1. 自己確認のための「援助交際」
  2. “普通の愛”では不安

(下)にページが移って、

  1. 大人は自分の問題で精一杯
  2. 子どもも自分のことに精一杯
  3. 「分かっているだろう」では伝わらない
  4. 「名指し」で話しかけを

結びから引用します。

 「援助交際」が、こころの穴を埋める行為だとすれば、それに替わるものを周りが提供してあげるしかない。それは、お金というようなものではなくて、「あなたに私は話したい」とか「あなたじゃなきゃやってもらえないから、あなたにやってもらいたい」とか、まずは、名指しでその人に話しかけることじゃないでしょうか。

◇人との関わりの充実感のようなものですね。

そうですよね。単純なことですけれども、人からほめられるとか、誰かの役に立てるとか、社会のためになれるということで、心の穴は埋まっていく。

◇それは「援助交際」に限らず、いろいろなことに言えそうですね。

そうですね。そう思います。(おわり)

この後に続けた自分の文章は消しました、一部の人からは偽善だと反発を買いそうな文章だったので。


排気の成分を確認する前に「ひこうき雲になった排気は公害だ、ぱっと見きれいだから余計に腹が立つ」と怒るような方は、このサイトを読まない方が精神衛生上よいでしょう。

ひこうき雲は、温められた大気中のただの水分です。まわりが寒ければ、ため息は白くなる。それだけのこと。

 今夜もあなたがパートナー

私は夕食のとき、NHKの「今夜もあなたのパートナー」をよく観ます。観るともなくつけたままにしています。

「今夜もあなたのパートナー」が番組名なのかコーナー名なのかよくわかっていない、その程度の視聴者です。他に面白い番組もないので「今夜もあなたがパートナーかあ」と、消極的に選んでいます。あまりガチャガチャした番組は嫌なんだよね。

番組というか、講座の内容については興味があるときもあればないときも。講師役を務める方のたたずまいが興味を引きます。多くはあまりテレビに出演の経験のなさそうな、中高年の女性です。

カメラの前でも、あるいはカメラの前だからこそ自信たっぷりに振る舞っている講師もいらっしゃれば、すごく控えめに出演者に接するタイプの講師もいらっしゃる。バラエティに出演する芸能人とは違い、ドラマで演技する俳優とも違い、一般人を装う野心家の若者たちとも違う。だから一人の人の在りようとして素直に見つめることのできる気がします。

講師の方々は外向的な人でも、内向的でも、たいていはすごく楽しそうに輝いている方が多いように思います。

一つの事柄にじっくり取り組んできた人の、内面の充実を感じます。そしてその事柄を人に伝える際のご本人の喜びを感じます。


講座の内容には興味がないときも多いので、音量は控えめにしています。

 JITTERIN'JINN(ジッタリンジン) / 雑多隣人

Who are the people in your neighborhood?とそのコメント欄を読んでの感想。覚え書き程度のものです。

地方自治は、国家の構成要素という意味合いだけでなく、住民の自由を国から守る防壁としての団体として機能する(団体自治)という意味合いも持ちます。

だから<憲法が「永住外国人に国への参政権を与えることを禁止しつつ、法律で地方参政権を付与する余地を認めている」>という理解は充分成り立ちます。


天皇制は現行憲法の理念と明治憲法下の体制との妥協的産物です。だから限定的な意味しかない、すなわち「もはや象徴としての役割しか持たせられていない」という方向性で理解すべきです(もちろん、現にそれを担っている方のお人柄や働きぶりとは別の話)。

そして天皇制に対する姿勢もふくめた思想・良心の自由、および(沿革的に思想・良心の自由と区別できない)信教の自由は、現行憲法の下では、内心にとどまる限り絶対に不可侵とされています。このことは国籍の帰属にまったく関わりがありません。

だから天皇制の是非と、永住外国人に(国であれ地方であれ)参政権を付与することの是非とは、完全に切り離すべきです。


セサミ・ストリートの歌"People In Your Neighborhood"。アメリカは大ざっぱにいってまだまだキリスト教社会なので、これは含意として'Love your neighbor as you love yourself'つまり「あなた自身を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」というイエスの教えにつながります。

「自分を愛する」こと、「自分の隣人」を愛すること、そして「自分と同じように」愛すること。これは深い。

では、私の隣人は誰か?セサミの歌から考えてみます。

それは家族、恋人、友だち、隣の関谷(仮名)さん、駅のホームレス、近所のクリーニング屋、郵便局員、コンビニの店員、駅員、チラシを配っているバイト、強引に腕を引っ張るキャッチの兄さん、対向車線を走るドライバー。広義に捉え、インターネットでの知り合いを含めてもいいでしょう。

さまざまな人のシュプールが社会においてしばしば交差する、その交点において私たちは互いに「隣人」となる、否応なしに。

その隣人を、愛せるか? 自分にも自分で嫌な面があるように、隣人にも嫌な面がある、その隣人を「自分のように」愛せるか? その前提として、自分を愛せるか? やはり深い問いかけだと感じます。


言葉にすればこれだけの長さになりますが、さらさらと書きました。内容的にはそんなに複雑な話ではありません。

自分を尊重する、名前を持った具体的な知り合いのひとりひとりを「自分と同じように」尊重する。それだけのことでしょう。

尊重するとは、生命、身体、財産、そしてその気持ちを大切にする心。


最終的に情緒に流れがちに読めてしまうのは私の文章の下手さゆえですが、そうではなくごくごく単純なことだと思います。在日コリアンやその他の外国籍マイノリティの置かれている実態について知識はありません。ただ、他人に対するスタンスとしてどうあるべきか、という素朴な意見でしたー。

トラックバックしまくりに飽きたので今回はトラックバッきません。むしろバックレます。バークレー学派です!(←うそ)(最後のほうでブッコワレた)

 身辺雑記、ではありません

私が性別すら明らかにせずにいようとしている理由は、考えてみるといくつかある。

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2004/09/08(水)

 餅餅(もちべい)ション

このサイトを閲覧してくださっているある方の日記を見て、今まで自分が何かで読んだりして納得したことをおおまかに列挙してみたくなりました。自分の頭の整理のためです。


<何かに取り組んでいるのにやる気が出なくなってしまったとき、どう対処するか>


  • 大きくいって何の目的で(どういう夢のために)それをしているのか、自分の中でもう一度確認する
  • 長期計画と短期計画を立て、その日に何をどこまでやればいいか明確にしておく
  • 自分がたった今取り組んでいるのは、全体の作業の最終目標の中でどの段階にあたるのか、その作業によって具体的に何が達成されるのか、常に意識してみようとする。紙に書き出してみる。「目次」の章・節を意識してみる
  • その作業そのものの楽しさを見つけ、あるいは思い出し、それを楽しみ、子どものように純粋に没頭しようとしてみる
  • 他の楽しみについ気が向いてしまうような作業の環境を変え、他の刺激を遮断する。あるいは逆に、適度に目や耳を楽しませ、作業中も適度に気が紛れるような環境に自分をおいてみる
  • その作業に楽しく取り組んでいる友人と接する時を定期的に持つ
  • 能率が上がらないときに無理に長時間続けようとせず、意識的に休憩時間を設けて気分転換し、気持ちを切り替える。
  • 自分にとって難しすぎず簡単すぎないレベルのものから始める

順不同でっす。ちなみに「環境」の維持・改善というのがかなり重要だと思う。ここでは、自分の心身の健康管理も広い意味での「環境」に含めておきます。さらにいうと、ここでの「管理」は「コントロール」ではなく「マネージメント」がふさわしいかなと思う。

 顎関節症 補足

しばらく前、[雑記] 顎関節症関連、見て回った結果のごく大ざっぱなまとめの補足として「Mさん」のサイトにこうコメントしました。

虫歯治療などかぶせものによる不正咬合が原因の場合は、かぶせものを変えれば改善するみたいです。それに歯の矯正も一度きりしか効かないわけではないと思いますから、いずれにしても歯医者が原因なら歯医者で緩和は可能みたいですよ(調べた限りでは)。

完治はしないのかもしれませんが、(強く噛みしめるのをやめれば、歯の高さが徐々に戻ったりだとかいうことで)症状自体はかなり寛解するケースも多いようなので、みんな、希望は捨てないで…!(?) 私は何も治療を受けていませんが、昔よりだいぶ鳴らなくなりましたし。

一応自分のサイトにも資料としてこうして掲載しておきますね。

 見事なもんたな。

みのもんたが臆病風に吹かれたところをカメラが捉えたら、


モンタナの風に吹かれて


というサブタイトルを付けて放映してほしいと思う。ナレーションはおなじみ、珍プレー好プレーで定評のあるみのもんた


みのもんたが臆病風に吹かれるという状況が想像できない。そんな「みの」は既に「みの」ではない。

あるいはもんたよしのりでもいい。名字が「もんた」な。


さんたな(歌手)がばんだなを巻いて物語に絡んできたころ、事件は一気に複雑な様相を呈しはじめる。

って左近、あんたなあ。たなおろししてみましたな。←適当

 ヒロシじゃありません


お笑いの「ヒロシ」の真似をするとき。

自分で考えた悲しいネタを「〜とです…」と話したあとに

ヒロシじゃなかとです……!」と結ぶのがよさそうです。


実際、ヒロシじゃないし。

tanachitanachi 2004/09/08 23:00 こないだかなりテンションの高いヒロシをみてしまった…。
「さぁ〜!はりきっていきましょ〜!!!」

summercontrailsummercontrail 2004/09/08 23:12 この前見たときは、ヒロシはなんだか街の中の変な物件(VOWみたいな)ののナレーションしてたよ。「看板には、○○と書いてあったとです…(泣)」みたいに。内容がいまいち芸風と合ってなかった。
つぶやきシローみたいに、つぶしが効かないキャラで出発してしまった彼がどう化けようとするのかな。
ああいうムーディーな音楽はテレビでどんどん使ってってほしい☆

tanachitanachi 2004/09/09 09:47 たぶんおんなしのじゃわ。ヒロシが仕切ってたやろ?その出だしにハイテンションヒロシが一瞬出てたのさ。あれは自分のネタでないとなぁ〜使い回しはあかんわ。

summercontrailsummercontrail 2004/09/09 10:28 あーおんなしのか。んならそのままハイテンションで行けばよかったのにねえ。「ハイッ、看板は○○でした!」と、ムーディーな音楽で微妙なネタをどんどん紹介するとか。
異常なテンションで押し切るタイプのお笑い芸人は後の展開がむつかしそう。カンニングもそんな感じっぽい(何回かしか見てないけど)。

tanachitanachi 2004/09/09 10:38 カンニングはすぐきえそうだにゃ。自己マン漫才だに。それより「いつもここから」の新ネタにはがくぅーっときたわ(涙

summercontrailsummercontrail 2004/09/09 10:50 カンニングみたいなのもいていいけど、オルタナっぽい(←また「タナ」が!)。テレビに出まくるよりライブを長く続けたらと思いまっさ。「いつもここから」の2人はなんか好き。おどおどしてるけどそのキャラを売りにしてないしさ。新ネタ見てねぇす。今度見るす。

tanachitanachi 2004/09/09 23:28 新ネタ→「かわいぃねぇ?」「かわいぃねぇ」あとは見てのお楽し…めない。

summercontrailsummercontrail 2004/09/09 23:38 サンキュー!あの2人は、やや緊張した面持ちでピタゴラスイッチの体操や行進をしているときがすごくイイ!たまにピタゴラスイッチみると「おお!」と嬉しくなるよ。あ、でも新ネタは楽しめないんだ……。

2004/09/07(火)

 ひとりごと


ちょっとどうでもいいひとりごとを書きます。

いま、この「夏のひこうき雲」は、全ページの延べ数とはいえ毎日200〜300回ほど閲覧されるようになった。開設から1か月少しで、もう12000に近い。はてなダイアリーというシステムのおかげも大きいだろう。Web全体から見ればごく小さな規模だろうが、私にとってこれはまったく未知の領域だ。


それで何を感じるかというと、私が何かに言及することに向けられている期待と重みだ。もちろんそれはごくごく小さい。しかし確実に存在することも確かなことで、その期待と重みは前より飛躍的に増大している。


このサイトに期待する内容は人それぞれだと思う。笑いを期待する人、本や映画の紹介を期待する人、私が大ざっぱに描く世界観を期待する人、などなど。あるいはまあ、嘲笑的にウォッチしている人もいるかもしれない(そういう人は世の中に一定の割合で存在するから、いても不思議ではない)。

考えてみると多様な期待は、大なり小なり、またネットの内外を問わず、誰に対しても向けられているものだ。そして気づいているかどうかにかかわらず、その重みもまた皆がそれぞれ担っている。自分の発言・行動について嫌でも責任を負っている。

その責任はそれほど嫌なものではない、負担になるものではない。と示すために、そう、自分に対しても示すために、たとえばスーダン・ダルフール危機についても「関心を寄せるブロガーのリスト」に名を連ねてみたりした。よりパブリックな場に少しだけずずいと躍り出てみた。


何にせよ、こうして私の吐き出すものが閲覧者の方にとって何らかの意味で少しでも有益でなければ、私にとって公開し活動している意味はほとんどない。これは私の意地だから、野暮でもあえて言っておく。


だから今はとりあえず他への言及とその程度を控えめにして、大人しくしていようと思う。システム的におそらくアクセスは減るだろう。それでいい。影響力に一人歩きはさせない。

自分の手に負える範囲でしか責任を負うつもりはない、その範囲についてきちんと引き受けるためだ。その範囲については最大限に努力する。その努力は大きな楽しみでもある。


明日の朝も早い。台風の影響、少ないといいけどなー。

 「地上の☆」

なかなか思うように更新できず更新予定のメモもあまり実現できないままですが、とりあえず[彼方より][空想] つのだだっぴろいこの宇宙でという記事で、「つのだ」と「ひろ」が、星屑のランデヴーなんだよ!!だとか、明日、改めてこの件に関して書きたい。よろしく。と書いた件について。(ローカルとの同期のため、その日の別の記事についてまたトラックバックを送ってしまうことになると思います。すみません。)


tana-yの2004.9.4が面白かったんです。

イラストの代替テキストに、「つの☆かくし」。それがきっかけで、つのだのことを書きたくなったのでした。


ハサミ、馬の蹄鉄、木製スプーン、6ペンス硬貨が引き出物、という下りについて、私は「すべてがセットになった十徳ナイフにすればよい」と思いました。引き出物に限らず、爪切り、使い切れずに余った回数券、マニキュアの除光液、あの日のポエム……中途半端なものは何でもまとめて十徳ナイフに!

十徳ナイフに付いたコインを、6ペンスの硬貨として扱ってくれるかどうか。それは受け取る相手の優しさにかかっているのでしょうね。ってそんなまとめかたイヤだぁ〜 。

 風博士


♪か〜っぜまかせぇ〜 か〜っぜまかせぇ〜

とおもしろい節回しで呼ばわる、テレビ番組(の一コーナー)がありました。


また思いついたので書いておくけど、昨日書いた帆船と風と航海術の話。


まずは風を知ることから始まる。感覚を鋭敏にし、その感覚を意識化する。イヌイットの言語に雪に関する語彙がかなり多いように、違いを見分けていく。

嵐や時化(しけ)の予兆を見てとり、またその終わりを見定める。

ボールは友達、と考える。しかしボールに翻弄されるのではない。ボールの動きに馴れ親しみ、それをコントロールする。


今回の記事のタイトルは、坂口安吾の小説からとられたというブラウザの名前です。風博士。不思議なかっこよさ。

pumpkincanpumpkincan 2004/09/07 20:21 風博士大好きです!リズムが。否否否、万辺否。

summercontrailsummercontrail 2004/09/08 00:46 caruさんこんばんは。caruさん、偉大なる博士は風となったのである。そしてモーちゃんは肉となり、ハチベエはチビとなり、余は雲となった。風博士のサイトはアイコンが「肉」という漢字でした。リンク張っておきますね。

左近左近 2004/09/08 22:11 このサイトの運営者です。コメント欄の氏名にsummercontrailと書かなくてもリンクが可能か、テステステス。マイクチェック。

summercontrailsummercontrail 2004/09/08 22:13 無理でしたー

2004/09/06(月)

 正常性バイアスと認知的不協和

id:sakuratsukiさんの[diary]バラエティー番組で紹介された言葉。で、「正常性バイアス」という概念を知りました。


検索して「ためしてガッテン」の防災に関するページを発見。

近年、災害心理学の分野では、災害時の人間の心理として「正常性バイアス」と呼ばれる状態に影響され、避難等が遅れることが指摘されています。そこで番組では、専門家との共同で、非常事態に直面した人間がとる行動を分析する実験を行いました。

このような行動の違いは、異常なことがゆっくりと迫ってくる場合には正常性バイアスが強く働き、避難行動を起こしにくくなることで説明ができます。また3人でいる場合も1人の時に比べて、行動を起こすのに1分近く遅れが出ることがわかりました。

※「正常性バイアス」はnormalcybiasの訳語で、「正常化の偏見」「正常への偏向」とも表記されます。

ゆでガエル(私信:ごめんよ!) + 「みんなで渡っているときに赤信号になっても怖くない」ってことか。


この概念を知ってまず思ったのは、これが認知的不協和理論(わかりやすい説明としては1 世の中を見る目、人を見る目(2)認知的不協和理論かな)と結びついて利用されると悲惨、ということ。

ゆっくりと影響を及ぼし、しかも本人が気づいたときにはもうのめり込ませてしまっている。自分がのめり込んでしまっている対象がダメだとは思いたくない、だから対象を必死に心の中で持ち上げる、という心理。


何も新興宗教みたいな大げさなレベルでなくても、その辺にゴロゴロ例がある。だめんず・うぉ〜か〜とか読んだらもうガクガクブルブルですよ(←リンク先のAmazonのレビューもご覧あれ)。


しかもだめんずは自分にだめんずという自覚がないから余計に怖い。というより、だめんずは巧妙に自分を正当化する(屁)理屈を持っているからね……。ルサンチマンともつながるな。「あの人は特別な人だからこういうことをしてもいい」という発想がおかしい、ということ。


と、そんなことを考えました。

 マックス・ウェーバー『理解社会学のカテゴリー』

マックス・ウェーバー『理解社会学のカテゴリー』(岩波文庫ISBN:4003420918)を読みました。


それほどの分量ではなく今日一日で読み終わったのですが、さすがにわかりにくい。だって、

すなわち――われわれはここではわざと「非専門的な」表現を使うが――、いまかりに、一定の社会学的に重要な資質や性向、たとえばある種の社会的な力の追求の発生や、その力を獲得するための可能性<シャーンス>を、促進するところの資質や性向――これらは一般的にいえば行為を合理的に行なうという能力であり、特殊的にいえば一定のその他の明示しうる知的資質であるが――がどの程度に存在しているかということを、頭蓋指数だとか、何らかのメルクマールを持った一定の人間集団からの出自という事実と、どうにかして近似的に一義的に関係させることにいったん成功したと仮定しよう。

どうなんですかこれ!? これで一文ですよ?


いったん心を落ち着けて再び読み返しました。こういうのは技術的なテクニック(同語反復)。


文の構造としては、「仮定しよう」がメイン。何を仮定するか。

「成功したと仮定しよう」。では何に成功したのか。

「(近似的に一義的に)関係させることに成功した」。……「関係させる」という述語が既にわかりづらい(「関連づける」ととらえてよいのかな?)が、では何と何を関係させることか。

「資質や性向がどの程度に存在しているか」ということと、「事実」を関係させること。

「〜を促進する資質・性向」と「一定の人間集団からの出自という事実」。

かみくだいていうと、<たとえば「頭のよさと、その人の社会的重要性には相関関係がある」と証明できたとするよ?>という感じか。


……こんな感じで読み進めていったわけです。これでも訳者まえがきによると翻訳の技術上、ウェーバーの長い原文を短く切って訳してあるというからおそろしい。


訳者の解説が参考になるので、読まれる方は後ろの解説からお読みになった方がよいかもしれません。とりあえず読んだ後に書いたメモを順不同で載せます。

  • 心理学・法解釈学と理解社会学の相違
  • 合理的手法によって不合理なものを把握する
  • 「内面」に関しても概念を秩序立てて捉える
  • 社会・人間の行動の分析の前提としての個人の把握
  • ゲマインシャフト・ゲゼルシャフトに対するウェーバーの中途段階における理解
  • 人間集団の一定の関係における規範の定立と、その働き方の区分(これがメイン)
  • 「文明人」の「未開人」との違い:日常生活の諸条件が、原理的に合理的であると信じるのが一般的かどうか

私の感じたこととしては、「法化」現象、社団あるいは組合という概念について新たな示唆を与えられました。また国家が実はゲゼルシャフトではない(社会契約論は説明の仕方にすぎない)という見方も、最近の自分の感覚としては新鮮だった(ウェーバーが明示的にそう主張しているわけではありませんが)。

集団の特質ごとにその集団を支配する定律が(ある程度段階的に)異なること、またそこでいう定律はそれに背く者にさえも一定の基準として参照されること、みたいな感じかな。このあたりかなり厳密に細かい議論が行なわれているので、漠然としか把握していません。


用語の使い方や理解の仕方が違うと思われる方はぜひ指摘をお願いします。とんでもない間違いをしていそうです。本来はもっと厳密な読みを要求される本だと感じました。


ていうかこの記事、漢字、多っ!

 スーダン・ダルフール危機情報wikiが現在閲覧できなくなっています

追記:午後8時29分現在、復旧しているようです。


極東ブログを運営されているfinalventさんが立ち上げた、スーダン・ダルフール危機情報wikiにアクセスしても現在、Not Foundと表示されます。

Wikiサービス運営元のfdiary.net wikifarmのFrontPage、及びnewsのページには

2004-09-06 データのディレクトリが一部ふっ飛びました。ふっ飛んだ分については、残念ながら一週間前のバックアップしかありませんでしたので、その時点のデータに戻しました。ごめんなさい -- かずひこ@ fdiary.net wikifarm 管理人 (このメッセージは数日後に消します)

とありました。

ひょっとしたらスーダン・ダルフール危機情報wikiのアクセス急増が原因かもしれませんし、まったく別の原因でNot Foundになったのかもしれません。

Googleキャッシュからスーダン・ダルフール危機情報wikiのうちFrontPage(9月4日付)だけはサルベージできましたが、他のページはWaybackMachineからも無理でした。


さて、私としてはどうしたもんだろうか。

 なあんだ

遠ざかったら頭上が見えたよ。


スケボーをひっくりかえす音、響きすぎ。


しけた爆竹ぐらいの音がしてた。

 見えない銃が射ちまくられている

明らかに銃声のような音がさっきから不規則に続いている。比喩や冗談や幻聴ではありません。命の危険をほんの少し感じる。ここはそういうところだったのか。


音が止まった。かえって恐い。あそこには誰がいるんだ。

蚊が多いので退散します。……動くとかえって危険かもしれない。

また始まった。やっきょうとか落ちてきそう。農作業の音には思えない。


逃げるにしかず

 レトリックとしてでなく、しかし怒りもこめて


「ロシア 児童 裸」と検索してこのサイトにやってくる人たちに言いたい。


恥を知れ。


怒りを抑えて、同じ事を別の形で言おう。

自分を律することを、学べ。誇りを持てるように振る舞え。

 海、広いなーオイ!

丁寧に読んでくださっているかたならわかるかと思うが、私はあまり……衝動というものに重きをおいていない。それは私たちをつき動かすものではあるが、信頼すべきものではないと考えている。

それはときおり、突風のように吹きつけて私をある方向へ強く押し流そうとする。あるいは静かに吹き続け、低温やけどのようにいつのまにか知らない(そして全く望まない)ところまで私を運んでいる。

私は帆船だ。風がなければ動けない。そんなときはじっと停泊しているか、きつくても必要ならオールで漕ぐ。

風があれば、帆をうまく操って動ける。それが向かい風でも、斜めに吹きつける風でも、私の望む方向へ帆船は快走する、その時々に応じた適切な航海術があれば。今日では一般に航海術は発達している。先人たちの悪戦苦闘のおかげだ。誰でも学ぼうと思えば学べる。

そんな高度な技術を使わなくても、帆を忙しく操らなくても、行き先はただ風にまかせればよいという考えの人もいる。

しかし、海を漂っていればよいわけではない。港で食料を調達する必要がある。食料が片寄っていれば壊血病になる。調達する食料の選び方も含め、航海の仕方を知らなければ、私たちはいとも簡単に、死ぬ。


私はときどき遭難中の船とも出合う。そんなときのために救援物資は多めに積むようにした。しかし幽霊船は助けることができない、下手するとこちらも幽霊船となる。海流・気流の関係で難破船・幽霊船が集まっているところもある。寂しくはないだろうが、もはや沈むのを待つばかりの船たちだ。

座礁の危険をおかしながら近づいたとしても、一定のところで見切りをつけざるを得ない。溜め息をついて気を取り直し、自分の目的地へ急ぐ。新たな帆と操る基本、助けの求め方は残したつもりだ。あとは自分でやるしかない。航海は孤独なものだ。だからこそ助けは貴重なのだが。私も何度か助けられた。


そんなに大変なら海に出なければよかった、という人は、つまり生まれなければよかったというようなものだ。船酔いにもいずれ慣れる。

おだやかな日に光を浴びて、すべるように進む船の甲板に立つ心地よさ。たとえ、天気に恵まれたそんな日ばかりではないとしても。


航海術を、あるいは目的地を決めそこに向かう意志を愛と呼んでもいいし、むしろ愛でなければならないと思う。たとえば恋とは吹きつける風の一種にすぎず、しかも時としてひどい向かい風であったり暴風雨だったりする。


皆さんの旅の幸運を祈ります。

sakuratsukisakuratsuki 2004/09/07 00:44 summercontrailさん、こんばんは!つたない記事にご意見ありがとうございます。『正常性バイアス』は、この言葉を忘れると逃げ遅れるぞ、という危機感から日記で言及しました。
 非当事者の観点からいえば、疑問に思うようなことでも、当事者になってみると、それが当然だと思い込ませてしまう、というのは、怖いことですよね。対策法は、そういった心理学的状態があるということを知ることかな、と思いました。

summercontrailsummercontrail 2004/09/07 09:48 おはようございまっす。sakuratsukiさんのおかげで「正常性バイアス」というかっちりした概念として頭に入れることができました。ありがとうございました。
「人間の心理や直感・判断力というのは、気づかないところでちょっとしたことにかなり左右されやすい」ということではないかと思います(なんだか私はこういうことばかり書いている気がしますが)。岡目八目というように、自分では気づきにくいんですよね。
対策法、同感です。そういう心理状態に至るメカニズムを知れば、早い段階で反対動機を形成(警戒したりこらえたり)できますし。

matsucomatsuco 2004/09/07 15:44 >私信 むぐ大丈夫。大人になったし。たぶん。

summercontrailsummercontrail 2004/09/07 19:52 いやーmatsucoごめん。他にうまい比喩が見つからなかったので……それでも短くとどめました。大人ばんざい!

manabeyokomanabeyoko 2004/09/25 11:53 私はだめんずうぉーかーなんだろうか・・・笑
なぜ男は浮気するんでしょうか・・笑
教えてください。。。

summercontrailsummercontrail 2004/09/25 15:53 manabeyokoさん、こんにちは。そのへんは、身も蓋もない生物学的?な説明もなされています。たいへん説得力があるのですが、ご紹介するのはちょっと躊躇しています。
代わりに私なりに、書ける範囲で書くのですが…難しいな。「女から見て、浮気性の男の方が魅力的に見えてしまう大きな理由が、今思いつくだけでも2つはあります。そういう類の<魅力>にだまされないように、男を見る眼を磨いて、直感だけにだまされないようにすることが女性にとっては必要ですね。ただ女性も、浮気っぽいところが女性の魅力となってしまう場合があるので、男性もそういうことに気をつける必要があると思います」
相手のどこに惹かれているのか、どういう言動に惹かれているのか、その自分の気持ちを見つめてみることも大事ですよね(私も人ごとではありませんが)。

2004/09/05(日)

 つのだだっぴろいこの宇宙で

寝る前にひとことどうしても書いておきたかった。


つのだ☆ひろの、「☆」の意味がわかったよ!


「つのだ」と「ひろ」が、星屑のランデヴーなんだよ!!


わかったよと言っているその内容が、自分でもわからなくはある。

明日、改めてこの件に関して書きたい。よろしく。

 下の記事について

あ、念のために書いておきますが、下の記事は「イギリスは偉い」とか「日本はお子様だ」とか言いたいわけではありませんよ。監視社会は嫌いですし。中央アジアの国々を非難しているわけでもありません。

自分たちがどのような姿勢をとっているのか、いったん意識化してみる必要があるのでは、と単にそういうことです。あえて私に何か主張があるとすれば。

これからリンクなど補足していきまーす。

……またジョージ・オーウェルオーソン・ウェルズを間違えてたよ。[彼方より]の文章は携帯で思いつくままに書いているので、その点あしからず。

 シンクロのフリールーティーンはフリーなのかルーティーンなのか

たとえば、イギリスは一般的なイメージ以上に監視社会だという。

(参照:NHK情報ネットワーク 番組 世界潮流2004 「監視社会」監視カメラ網は米国にも普及するか(上)。また、イギリスだけでなくちょっとここで言及するだけで私も監視対象となるようなネットワーク/システムが存在する。)


凶悪犯罪のリスクを減らすために監視を強化するということ。

リスクというものは不確かだが、監視により自由・プライバシーは確実に制限され奪われる。

自由・プライバシーの尊さとそれが奪われることの恐ろしさ、人間性の喪失についてはオーソン・ウェルズジョージ・オーウェルが『1984年』で警告している。レイ・ブラッドベリの『華氏451度』(温度の数字をあとで補足しました)は希望を残すが、より完全な形をとるビッグ・ブラザーは、けして負けることはなく永久に君臨し続ける。

そのことを知っているはずのイギリスがあえて監視型社会を選んでいるのは、凶悪犯罪を防げないことによるデメリットをも既に知っており重くみているからだろう。どちらかを選ばなければならない、という悲壮な決意だ。その判断が正しいかどうかは別として。

これは中央アジアの国々にみられる、大統領の神格化に伴うそれとは事情が異なるように思う。

ひるがえって日本はどうか。国家権力に対する制限規範は(やや擬制的ではあるが)国民の総意として憲法の形で定められている。法律によっても国がなしえない限界を(抽象的ではあるにせよ)設けているわけだ。

そして素直に読めば、日本は自由主義のみならず(個人の尊厳を前提としつつ)価値中立主義に立つと私は理解している。ドイツと違っていわば自由主義に反対する自由をも認め擁護している。(ドイツではナチス万歳と言うだけで重罪だそうだ。)


この徹底した自由主義がどれほど重大な意味と責任を持ち、またある意味で尊い姿勢なのか、私も含めて日本人は理解していないのだろう。


昔のフランスの人だったか、「あなたの意見に私は反対だ、しかしあなたが意見をいう自由は死んでも守る」ということを言った人がいた。

死んでも自由を守る。私たちは公には(国として)そういう姿勢をとりながらも、じつはそんな自覚を持つことができていない。

また、自由を守るために死ねばいいかというと、そんな安易なことでもないだろう。そういう大義のもとに何が行われてきたか。

いずれにしても、甘い。

 夢

id:achacoさんの見た、井口さんと鳴子さん(っていう知らない人)の夢の話がおもしろかった。夢の内容だけでなく、優れた文章だと感じました。


アパートのドアを開けると井口さん一家はよく死んでいた。から始まって、終わり方も変にまとめようとせず、不思議な読後感。


さてと、ここらでいったん意識的に視野と識域を狭めアンテナを低く下げます。アウトプットのフィルターも目を細かくする。

世の中には興味深いことが多すぎて、すべてを見聞きしようとしたり、すべてを紹介しようとしていたら、他に何もできなくなってしまう。

そこまではしようとしていないけど、そらに大量のひこうき雲があったらそれは異常事態。少し、記憶に残る程度が美しい。

2004/09/04(土)

 あれこれ

まとめて。

眞鍋かをりのここだけの話: コオロギ オブ ジョイトイ

コオロギの死体を載せ、しかも「コオロギ オブ ジョイトイ」とコメントを付すセンスが秀逸。

仏教「超」入門(BOOKアサヒコムの書評)

何が「超」なのか、と訝(いぶか)りながら頁(ぺーじ)を繰ると、いきなりこんな一節に出くわした。

 僧侶や仏教学者は「かたや悟りはすぐそこだと言い、かたや悟りは遥(はる)か彼方(かなた)であると言い、かたや輪廻(りんね)があると言い、かたや生まれ変わりなどありえないと言う」。

たしかにどうかと思う状況。ただ仏教入門と称する本は大量に出ている。たぶんその多くは入門というより自分の考えを論じているのではないかと思う。

著者は以下のような姿勢のようです。

 諸行無常をペシミズムと看做(みな)したり、浄土、彼岸、仏国土を比喩(ひゆ)以上のものと捉(とら)えたり、輪廻の実在を主張したりする「伝統的」仏教への批判も鋭い。

これに関連して紹介したかったページがあった。誰か作家というかライターの方が、「日本では輪廻からの脱却のための修行(頑張り)が持ち上げられ称賛される、イチローや松井もそうだ」みたいな文章を書かれていた(頑張りというのは私の補った言葉です)。

そのライターの方の文章には、当然の暗黙の前提として「仏教は輪廻を肯定している」としている点と他に何か違和感を感じたのだが、途中でブラウザが異常終了してしまったのとアドレスを忘れたので今検索しきれない。

私の漠然とした記憶では、<釈迦は従来のウパニシャッド哲学を一応否定した形で登場しており、輪廻というものを否定している>と理解してよいように思っていたのですが、もうだいぶ前なので曖昧です。

斎藤貴男さんのポケットから−私たちはこのままでよいのか

『二十世紀を見抜いた男―マックス・ヴェーバー物語』という本を枕にふった、歴史認識の必要性、うぬぼれと自己陶酔、運命にひきずられることについての文章。といえるかな。

文中で他に挙げられた、黒井克行の『男の引き際』という本にはちょっとタイトルからしてあまり魅力を感じない。

香山リカの『“私”の愛国心』は、権力による殺戮(さつりく)と個人の自己犠牲が正当化されていくメカニズムを活写しているという。香山リカとは基本的に問題意識を共有しているように感じる(自分を同列に置くなんてうぬぼれた言い方ですが)。

そしてもちろんウェーバーの大きさを感じるが、それは乗り越えられるべき大きさなのだろうとも思う。ウェーバーもそれを期待しているはずだ。

 悪を避けられないものとして受け取る感性と「火垂るの墓」

ワニ狩り連絡帳(id:crosstalk)の、[映画]  『誰も知らない』 是枝裕和:監督という記事に触れて。

私は「誰も知らない」を観ていないのでなんともいえませんが、以下の表現に少し考えさせられました。

 わたしがこの作品を認められないのは、元の事件、もしくはこの作品の状況の背景にある「暴力*2」の存在をうやむやにしてしまっているから、と言ってしまっていいのかもしれない。次女は信じられないような暴力的状況の下で死に至ったのであり*3、この状況は『フランダースの犬』ではないのだ。この作品を現代版『火垂るの墓』などと評した人もいたが、野坂昭如の「反戦小説」を骨抜きにしてしまって、お涙ちょうだいファンタジーにしてしまった高畑勲の製作姿勢と、是枝裕和の製作姿勢とは、たしかに共通するものがあるだろう。

注の*2や*3はここではとくに触れなくてもすむと思いますが、映画「火垂るの墓」(ASIN:B000232BR0)についてそのような捉え方があったか、と気づきムムと感じました。一定の説得力を感じます。


ここから私の少し雑な考えを書きます。

暴力や悪といったものを、ただ外側から来るどうしようもなく避けられないもの・因果として避けられないものとしてとらえ、「天災」のように受けとめる発想というのは、日本においてのある伝統の一つなのかもしれない(やたらと日本の特殊性を強調する日本人論がはびこる風潮は好みませんが)。すべてを構造の問題に解消していく姿勢は、人間の自由な意志への尊重につながりにくい。


ただ、その他方で、何か事が起きると発生する犯罪者や特定のグループに対する糾弾や感情的非難もかなりのものだ(これは日本特有かどうかはわからない)。

こうした糾弾や感情的非難の背景には、国外でなく国内の人・団体に対して向けられることが多いことから考えると、「自分たちの中にそんな悪い奴がいるなんて耐えられない」「恥をかかせた」という感覚があるのかもしれない。つまり、自分(たち)の中に悪が存在しうることを認めたくないという感覚。

もう一つの背景としては、これまでの「すべてを構造の問題に解消していく姿勢」に対する反動もあってのことかもしれない。ここから外国人排斥の動きが出てくるのかもしれないが、少し考えると外国人排斥は、上の段落で述べたことも理由だろう。異物として排除、という。


人生万事塞翁が馬、という故事(あるいは格言)は、「いいことが起こっても悪いことが起こっても、結果は本人の責任ではない」という意味に受けとめるべきではないように思う。ウェーバーのいう責任倫理という概念を思い出す。どうにもならない部分があっても、その部分をも引き受けて踏みとどまる。


「遺伝と環境(歴史)と本人のせい」というときに、本人のせいという部分を軽視してしまってはいけない。

かといって感情に流されて人格そのものに対する断定的な評価を与えてもいけない。誰かを全面的に賛美する人は、誰かの存在価値を全面的に否定してしまう危険が大いにある。

 アムラー、シャネラー、眼鏡等ー

そして私のたった今の関心は、キング牧師の有名な演説をもじった形で「メガネメガネ」とメガネ以外の物を探し回るさまを述べること、そしてその述べ方をよりスタイリッシュに磨き上げることにあります。




 ……

私には夢がある

いつの日か、

かつてメガネだった人の子孫と、かつてメガネでなかった人の子孫が共に食卓につき、

メガネを探す場合でも、他の物を探す場合でも、


メガネメガネ


と共にわめくことのできるときがくるという夢が。

 ……


この夢の前半は、既に実現している。

父祖の運転免許証に「眼鏡等」と記載されていたか否かにかかわらず、

私たちは共に食卓についているのだ。




ちょっと満足だぜ。

 「私はこういう者です」と名乗りをあげること

私がインターネットで自分の事を指し示す呼称としては、はじめにでも書いているとおり便宜上、「summercontrail」と名乗っています。文字を入力するのが面倒なかたは、略して「左近」とお呼びいただいてもかまいません。

しかしどちらかに統一しようか、するとしてどちらを選ぼうかと迷っています。

はてなダイアリー」というサービスの利用者が他のはてなダイアリーを利用したサイトに「コメント」を記入する際には、アカウント名(私ならsummercontrail)を氏名の欄に記入することで、自動的に氏名に(自サイトへの)リンクが張られるという利点があります。

これはsummercontrailと名乗る利点。

しかし、summercontrailは長くて入力しづらいという大きなデメリットがあります。そこで音を略した形で「左近」と名乗ってもいるのですが……混乱を招くし、summercontrailの字面が気に入ってもいるんですよね。


こんなところでつまずいてしまっていますが、いったん結論を出したらスーダン・ダルフール危機に関心を寄せるブロガーのリストに掲載しようと思っています。それか(by 〜)の部分を記載せずにとりあえず書こうかな。うん決めた。

サイト運営者のみなさんもよろしかったらどうぞ。こんな、皆さんが想像される以上にヘナチョコな私がすっげー勇気を出して載せるんですよ。街角で得体の知れない署名運動に住所・名前を書くより、ずっと確実で安全な方法ですよ(wikiは閲覧者全員が運営主体の立場に身をおけるから)。

リストページの上部に並んでいる「編集」のリンクから、ページの上の人を真似した書式で書けばいいみたいです。

tanachitanachi 2004/09/04 13:19 こないだ一緒に免許の更新行った子が前コンタクト付けとることゆわんかったけん「眼鏡等」って項目に書かれてなかったんやけど、今回はゆわなな〜っていよったのに、視力検査の時、
「コンタクトしてないね〜」「はいっ!!」
って自信たっぷりに答えっとった。確かに会話の流れてきにはかなりスムーズィですが…

summercontrailsummercontrail 2004/09/04 19:14 「メガネをかけていた人」→「メガネだった人」にしようと思ってる。語呂もいいし元のに近いし。あと眼鏡が突然人間になったみたいでロマンチック☆ (?)
そりゃスムーズィだ…(笑)「はいっ!!」って、宮尾すすむみたいだね。次は裸眼で行って「いえ、メガネかけてます!これは心の美しい人にしか見えないメガネです!」と言い張ってほっすぃ〜。

2004/09/03(金)

 スーダン・ダルフール危機情報Wikiが設置されました(お知らせ)

今日はテレビでロシアの人質事件の痛ましい映像が繰り返し流れましたが、別の地域でははるかに巨大な規模でさらに痛ましい悲劇が、長い期間、繰り返し、続いています。


極東ブログを運営されているfinalventさん(id:finalvent)が、スーダン・ダルフール危機情報Wikiを設置されました。

以下のような状態にあるスーダンのダルフールについて、情報を広く共有するためのサイトです。簡単に引用します。

ダルフール紛争はスーダン西部ダルフール地方で現在進行中の民族浄化です。民族浄化とは、特定の民族を虐殺など暴力によって駆逐していく行為です。

発端は民族紛争でしたが、現状、スーダン政府が支持するジャンジャウィードと呼ばれるアラブ系民族民兵が、地域の黒人住民(黒人のイスラム教徒を含む)を迫害しています。

2004年8月時点での概算で50.000人以上が既に殺害され、120万人以上が家を追われています。被害は止まりません。

ちなみに、Wikiとは、設置した本人だけでなく、誰でもページを編集したりページを追加できる仕組みのWebサイトをいいます。

私はまだWikiの編集をした経験がないので、具体的な説明は上記のWiki内の書き込み・編集の規則のページをご覧ください。


Wikiの運用に詳しいかた、スーダン・ダルフールの危機についての情報をお持ちのかた、それ以外のかたもぜひ参加しましょう。よかったらできる範囲でぜひ協力しましょう。

他で得た情報もスーダン・ダルフール危機情報Wikiに集約していけば、関連情報があちこちに散逸して探しきれないという事態を回避できます。(もちろんWikiから情報が集約された他のサイトへのリンクを張るのでもかまわないと思います。)

こうした緊急で重大な事柄については、だれが主体となって運営するか、どのサイトに集約されるかは重要ではありません。ただWikiは誰でも編集できるので、スーダン・ダルフール危機情報Wikiからたどれるのが便利です。

したがって、上のWikiを訪れればある程度包括的な情報が得られるようになることが予想されるので、積極的に運用に参与する予定のないかたも定期的に訪れることをお勧めします。

私がどのような形で関わることができるのか、またどのようなスタイルのWikiが望ましいのか(記事掲載の判断基準など)まだはっきり考えが固まっていません。さしあたって、これまで関連した記事を取りあげているブログには知らせてみるつもりです。


こうした問題を取りあげるにあたって私は何度か「想像力の問題だ」といった表現を用いています。別の言い方をすれば、「人間が他人の深刻な痛みや悲しみを知ってもなお平然としていられるのか、無関心でいられるのか」ということです。せめて心に留めておいていただければそれだけで、私は個人的にたいへん嬉しく感じます。人間に、またあなたに対して絶望しないですむからです。おそらく実際に苦しみ死にかけている人々も、見知らぬ人々が気持ちだけでも寄り添ってくれていると知れば少し気が楽になるでしょう。ここまで読んでくださってありがとう。

 人質は当局発表を上回る1500人か 露の学校占拠

産経新聞のサイトより。

2日に解放された女性教師は3日付イズベスチヤ紙に「生徒だけで1000人以上。その他に教師や父母らもいる」と説明。当局発表は「真実ではない」と主張した。

 地元治安筋は「生徒名簿では1150人。うち1−2割しか逃げていない」と指摘。「男性を中心に10−20人が銃殺され、窓から遺体が投げ捨てられたが公表していない」と明かした。

これ自体、どこまで信じていいのかわからないから難しいよね……。

強行突入してほしくないので危険性を強調したい犯人グループの意向を反映しているかもしれないし、

あるいは犯人グループに対する世論の怒りを喚起したい政府の意向を受けての修正かもしれないし、

地元治安筋は独自の利害関係を持っているかもしれないし、

もちろん女性教師のただ率直な報告かもしれない。

そして極度の緊張状態の中で女性教師の勘違いということもありうる。


困難な時代。


追記:産経速報一覧 http://www.sankei.co.jp/news/sokuhou/sokuhou.html#19:19

19:19 ロシア特殊部隊が制圧。学校占拠事件。児童ら救出、人質は15OO人か。激しい銃撃戦、犯人グループ逃走、死亡も。

さらに追記します。CNNのサイトより。CNN/REUTERS/APとありました。

特殊部隊突入し制圧、生徒大半が無事、ロシア学校人質

ロシア・北オセチア共和国ベスラン――ベスランで1日発生した学校占拠事件で、タス通信は3日、ロシア特殊部隊が同日午後、校内に突入したと伝えた。人質が閉じ込められていた体育館など学校を制圧した模様。

ロシアのプーチン大統領は2日、事件解決のため武力行使はしないと全国向けテレビ演説で強調していた。

(中略)

生徒158人が負傷し、病院に搬送されたとも報じた。

(中略)

約40人ともされる武装集団の一部は銃殺された模様。

(中略)

人質の正確な数は不明だが、ロシアのコメルサントなど地元紙は3日、総数は当局の発表を大幅に上回り、最大で約1500人に達している、と報じた。2日に解放された女性、子供26人の一部証言を基に伝えた。

また、武装集団の数は最高40人で、人質に食料、飲料水を与えることを拒否しているとも述べた。治安当局は、人質の数は約350人と発表している。

襲われた学校の在校生徒数は860人だが、事件が起きた1日は新学期の初日に当たり、式典などに参加するため多数の保護者らが学校を訪れていた。

引用の仕方には慎重でありたいのですが、これまでこのサイト(夏のひこうき雲)で取りあげてきた情報との違いを示すためにやや長めに引用しました。

一応はこれでニュースは幕引きということになりそうだ。しっかし。

 Passion For The Future、開設一周年によせて

橋本大也さん、Passion For The Future一周年おめでとうございます!

かなり早い時期からずっと興味深く拝読している、読者のsummercontrailと申します(長いので左近とも名乗っています)。

書評やサービス・ソフトウェアの記事など、たいへん参考にさせていただいています。有益な情報をいつもありがとうございます。


「個人主義と商業主義」ですが、個人のサイトはすべて本人のビジネスと完全に切り離して運営しなければならない、だなんて決まってませんよね。人が全人格としてサイトを運営していればサイト中の記事が自分の仕事とつながってくるのは当然なので、批判をお気になさる必要はないと思います。少なくとも橋本さんのサイトでの紹介のなさり方は、「巧妙」というよりも誠実に思えます(失礼な表現がありましたらごめんなさい)。


Passion For The Future、これからも楽しみにしています!


(コメント欄はメールアドレス記入が必須のようだったので、大した内容ではありませんがトラックバックの形で書かせていただきました。)

 探しものはなんでですか


私には夢がある

いつの日か、

メガネと、メガネでない物の

いずれを探す場合においても

メガネメガネ

とひとりごちることのできるときがくる、という夢が。

 森博嗣とアイザック・アシモフ

山田さん(id:furamubon)(過去の記事のアンカー修正で二重トラックバックしちゃいました、めんご)の、あたかも「王様、裸に見えるんだけど……?」というような勇気から始まったモリモリ談義、続き。つってももうそんなに付け加えることはないんですけど。


森博嗣をけなすだけに終わるのはつまらないなあ、と思っていたのですが結城浩さん(id:hyuki)が日記でアシモフの作品に触れていたので思い出しました。(この私の記事は「ゆうき(勇気、結城)」と「ひろし(博嗣、浩)」がキーワードですね)。


森博嗣の作品が好きな方は、アイザック・アシモフを読んでみるといいかも!


「人間が書けていないという批判がある」「制約された中でのプロット(だけ?)が見所」「論理をあくまで破綻させずにいかに意外な展開に持ち込んで高揚感を味わわせるかがおもしろい」

もし森博嗣の『すべてがFになる』(ISBN:4062639246)にこうした特徴があるとすれば、それはそっくりアシモフの作品の一部にもあてはまるのだけど、アシモフの作品は私ははっきり好きです。仰々しく飾り立てずに緊迫感を醸し出すのがうまいのと、やや類型的ではあるが憎めない登場人物たちが原因かな。


「冷血女」だとか「おそろしく頭がよく有能だが人間味がない」などと言われるスーザン・キャルヴィン(アシモフのいくつかの作品に登場する人物)は、さしづめ、『すべてがFになる』のあの女性にたとえられます。どちらも女史と呼ばれていた気がするし。


アシモフはノンフィクションも含め多彩な作品を遺していますが、森の読者にお勧めしたいのは『われはロボット』(ISBN:4150114854)、ファウンデーションもの(銀河帝国興亡史シリーズ)の初期の数冊*1、あとは『鋼鉄都市』(ISBN:4150103364)、『はだかの太陽』(ISBN:4150105588)あたりかな。(最後に挙げた二作は密室の完全犯罪を思わせるミステリーを二人組が解くという点でも『すべてが…』と共通します)

なお『ロボットの時代』(ISBN:4150114862)やアシモフの他の作品も私は好きですが、一貫した論理性と硬質な手触りという森ファンの好みそうな特徴からは、若干外れた系統に属します。まあ、にじみ出るややメランコリックな感覚や意外性という点では森作品に通ずるものはありますし、一概には言えませんが。


私が『すべてが……』やアシモフ作品を読んだのはもう数か月前(!)だということに留意なさった上で、興味のわいた方はぜひアシモフもどうぞ。いずれもハヤカワSF文庫で出ています。

バルタザールバルタザール 2004/09/04 14:25 はじめまして。お知らせありがとうございました。
Wikiを拝見したところ、私のブログも「関心を寄せるブロガーのリスト」に加えてくださっていたので、オロオロしているところです(笑)
健康上の制約があり「奮って」とはいかないかもしれませんが、本当、できる範囲で参加していきたいです。
よろしくお願いします。

summercontrailsummercontrail 2004/09/04 19:43 バルタザールさん、はじめまして。今回トラックバックさせていただきました。これまでも参考にさせていただいています、ありがとうございます。
以前から「バルタザールどこへゆく」はこの問題を継続的に取り扱ってらっしゃいますので、まさにリストアップされるにふさわしいし、バルタザールさんのご意向にも大きく反することはないと考えました。また「更新頻度が落ちる」と拝見したので、ご本人の手間をかけるよりもと思い、たいへん勝手ながら私が加えました。もしバルタザールさんの意に添わなければどうぞリストから消してしまってください、すみません。
ただ、これは私の考えですが、「サイト運営者が関心を抱いている」というだけであのリストに自ら加わってもなんら問題ないと思います。この問題に関心を抱いている人がいる、という事実自体に意味があります。その後に関連記事を掲載する義務などは一切ないと考えます。
wiki来訪者がバルタザールさんの今までの記事群を知ることができること自体、既に大きなことだと思います。どうぞお体大切になさってくださいね。

2004/09/02(木)

 顎関節症関連、見て回った結果のごく大ざっぱなまとめ

すみません、昼に帰ったら顎関節症についての錯綜した情報をまとめたいと思いますと書きましたが、かなり簡単になってしまいそうです。

大ざっぱにいうと、Mさん(id:harukasao)のところにコメントで書いたとおり

私もかなり改善しましたが顎関節症です…。森高千里みたいに美しい人がなるものだと思うようにしています(笑)

以前調べて、・下あごの位置を三次元的に(左右・前後など)自然な位置にするよう意識する(顔の筋肉全体が一番リラックスした状態かな)・顎に力を入れない(唇は閉じたまま、やや口を開き気味にするぐらいで)・ガム療法・舌の運動 みたいなことを心がけたら、かなり痩せて顔も小顔になりました☆

歯列矯正顎関節症は上手くて良心的なところに行かないと、かえって悪化することも多いそうなので、MさんやYさんも気をつけて選んでくださいね。

ということですが、もう少し具体的に書きます。


以前あちこちの歯科医のサイトを見たのですが、言っていることがそれぞれ違ったりしてよくわかりませんでした(自信を持ってお薦めといえるサイトがなかったのでリンクも張らないでおきます)。

とりあえずわかったところを箇条書きにすると、

  • スプリントやバイオプレートは、強く勧めるサイトもあるし「効果がない!」と言い切るサイトもある
  • ガム療法(左右のうち噛み癖がついた方の顎で小刻みにコンコンコンと10回噛み、反対側の顎で同様に20回噛む、みたいな)を否定しているサイトは見あたらなかった
  • 顎が緊張しているのが原因だから、顎の力を抜くようにする、ということを否定しているサイトも見あたらなかった
  • 歯の矯正や虫歯の治療が原因で顎関節症になるケースが日本では多い、という指摘がいくつかのサイトでなされていた
  • 全身の歪みと連動している、ということも一応確からしく思えた
  • 横向きで寝ない、少なくともいつも同じ方向を向いて寝る習慣はやめる、という指摘もおおむね共通していた
  • ストレスが一因となっている場合があるが、すぐストレスだけのせいにする歯科医は止めた方がいいという指摘がいくつかのサイトであった
  • 「治療後にかえって噛み合わせがおかしくなり、悪化した」と何度言ってもとりあってもらえない歯科医に遭遇した、というような体験談があちこちのサイトに見られた
  • 下顎の位置が重要で、その位置を調整するための手法がいくつかあるという感触を得た。あとは既に発生してしまった筋肉のこわばりの対処の問題だろうか

だいたいそんな感じです。

 死への恐怖と『職業としての学問』のレビュー

なんか眠いけど、帰りがけに少し考えたことなので書いてしまいます。


バカの壁の養老氏の死の壁を読みました。死への恐怖、自分がなくなることへの恐怖を取り除くことできるものを探しています。 自分次第ですけどね。セラピーみたいなものでもかまいません。という「人力検索はてな」での質問。

id:finalventさんは「ない。」と簡単にお答えになっているし、私もそれに賛成ですが、もう少し丁寧に答えてみるとすれば。


「死への恐怖、自分がなくなることへの恐怖を取り除くことができるもの」を強いて何か挙げるとすれば、ドラッグでしょうか。「昔取った杵柄」ならぬ「昔飛んだ窪塚」(テレビの土踏まずというサイトで見た表現だっけな)を思い出させますね(もちろん墜落事故の真相はわかりませんが)。

一応念のために書いておくと、当然私はドラッグで恐怖を取り除くことはお勧めしません。

いま別の回答を思いついたけど不適切なのでやめておきます。うん。


形式的に挙げるのではなく質問者の意図を汲んで考えると、「死への恐怖、自分がなくなることへの恐怖」に対しては、取り除こうとするのではなく、その恐怖に耐えることのできる強さを自らの内に育もうとするのがよいと思います。このあたり言い回しが難しいのですが、問いの立て方の問題ではないでしょうか。


では、耐えられる強さを持つためにはどうしたらよいか?


さあ、そこは私が簡単に回答できる範囲を超えた問いです。一生をかけてじっくりその問いと向き合っていかなければならないのでは。


そういえばつい最近読んだマックス・ウェーバーの『職業としての学問』(ISBN:4003420950)の一節にはこうありました。トルストイについて述べた後に続く文章です。

かれの頭を悩ました全問題は、結局、死とは意味ある現象であるかいなかという問いに帰着する。かれはこれに答えて、文明人にとっては−−いなである、という。なぜかといえば、無限の「進歩」の一段階をかたちづくるにすぎない文明人の生活は、その本質上、終わりというものをもちえないからである。

(中略)

一般に古代の農夫たちだとかは、みな「年老い生きるに飽いて」死んでいったのである。というのは、かれらはそれぞれ有機的に完結した人生を送ったからであり、またその晩年には人生が彼らにもたらしたものの意味のすべてを知りつくしていたからであり、かくてついにはもはやかれらが解きたいと思ういかなる人生の謎もなく、したがってこれに「飽きる」ことができたからである。

まあものすごく偉い学者の先生もこうした問題に頭を悩ませていたのですから、死への恐れは人類(あるいは動物、さらには植物も)に普遍的なものだと考えてよいと思います。

で、ウェーバーがこの問題にどう回答しているか?

私が読んだ限りでは<以下のような姿勢で生活を送りなさい>と答えているように思えます。


つまり、<神秘主義に陶酔するのでもなく、何かを待ちこがれるのでもなく、淡々と日々するべきことを為せ、何かについての教師を求めるのはよいが安易に(精神的)指導者を求めるな>ということをウェーバーは言っているように思えます。


『職業としての学問』のレビューを兼ねておきますが、気が向いたらまた触れるかもしれません。

 なんとなく、ロシア事件をフォロー

今の時点で、ロシア学校占拠事件のGoogleニュースにおける関連ニュースのリンクはここGoogleニュースの仕組みがよくわからないので今後アドレスが変わるかも。

なおGoogleニュースのアドレスはhttp://news.google.co.jp/ここです。あちこちの報道機関のニュースに自動的にリンクを張るシステムを構築している模様。

 田中ンポ!

ある方と「大将」「若大将より青大将」という会話をしていてふと、田中邦衛に想いを馳せました。


今は亡きナンシー関に「ズボンをついつい裾上げしすぎてしまうらしい」と暴露される田中。

食べる前にノム、とタキシードで声を張り上げる田中。

ノムさんの前にノムさんなし、ノムさんの後にノムさんなし。

いや、ノムラの後にノムラはできる(高村光太郎風に)。

いわばノムラがえりだ。こむらがえりではなく先祖返りに近い。ノムラの黄泉がえり。人間に似た空想上の種族にエルフなどと並んでノームという種族がいるが、遡ると一人のミトコンドリア・ノムに行き着く。太陽がいっぱい、ノムラがいっぱい。みんな並んで整列だ。(ここで私が述べているのはカツノリ選手のことであるのに注意していただきたい。)


ついノムラに話が逸れてしまったが、私が申し上げたいのは田中邦衛を愛しているということだ。邦衛のことを想うとつい口がとがり、右に寄ってくる。

邦衛が「カンポ!」と叫ぶとき、きっと彼の頭の中には遙かなるブラジルの草原がいっぱいに広がっているのだろう。(注:カンポセラードとカンポ


それからもう一つ、申し上げたいことがある。最近、私のギャグのキレが悪いということだ(読めばわかるか)。

 先ほどの記事について

素敵な異性が隣に座ってきたため、「死刑の手続きも経ず」のあたりからかなり動揺しつつ書いていました。

 夢がMORI MORI

森博嗣の話題で「森」上がってますが(コメントへのレスはしばしお待ちを)、帰ったら顎関節症についての錯綜した情報をまとめたいと思います。歯科医によって言ってることがかなり違うので、その違いと最大公約数的な対処法など。

情報の錯綜といえば、さっき更新直後にロシアの学校立てこもり事件について簡単に調べたところ、

  • 人質は400人ほど、そのうち約半数が7歳から17歳の生徒
  • 死亡人数は4人とも8人とも全員無事ともいわれている

という感じでした。

そして今CNNの見出しを見たら、現地当局者の話として16人死亡とのこと。

数値そのものが問題とはいえないけど、現在進行中の大きな事件なだけに事態の推移は気になります。

プーチンチェチェンに対する姿勢からすると、前の劇場での事件のときみたいに強行突入しそうだな。

ストックホルム症候群を差し引いて考えても、犯人たちよりむしろ突入した部隊による被害が大きかったと聞く(人質を巻き込んだ化学兵器の使用など)。

今回についてもロシア当局による情報操作を差し引いて考える必要があるな。

当り前のことを言わせてください。できるだけ人が死なないですみますように。犯罪に訴えなくても、利害が対立する当事者の間で円滑なコミュニケーションが可能になりますように。

今回の犯人グループは死刑の手続きも経ず即殺されるだろう。やむを得ない。やむを、得ない。

 次に読む本とノムラとロシア

次読むのは、『理解社会学のカテゴリー』(ISBN:4003420918)著者名表記はマックス・ヴェーバーウェーバー。プロ倫は後回し。化粧回しで皿回し。

しかし『職業としての学問』(ISBN:4003420950)読み終わったのにレビューがまだだ。

内容の要約なら裏表紙をまるごとバナナすればいいし、感想は凡庸になるし、レビューってどうしてもむずいな。

他の著書や書き手の話とリンクさせればいいか。著書ねこ。チェシャねこ。


帰ってから、田中邦衛とブラジルの草原とたくさんのノムラについて書きます。メモがふくらみすぎた。

今言えることは「ノムラたち」と「炎立つ(ほむらたつ)」は似ているということ。おめたづ待っとれな。

もし、世界が100人ノムラだったら……?と想像しながら待っていてね。


私はそんなことよりロシアの事件が心配です冗談抜きで。朝Googleニュースでざっとみたら、たしか子ども200人ぐらい人質にとってなかった?そのあと4人ばかり死んでなかった?詳しくは各種ニュースサイトで確認してください。

 へんないきもの、汝の名は人間

『へんないきもの』(ISBN:4901784501)を読んで、またたまにトリビアの泉を見ていて、生き物が生殖のためにかける凄まじいエネルギーには毎回軽い驚きとともにやや不快さを感じる。

孔雀のオスの羽根の美しさが(ただの)セックスアピールだというのはよく知られた事実だが、それはまだかわいいほうだ。

鼻を性器に似せて奇妙な形に発達させ、交尾の相手に食らわれ、腐った肉の匂いを発して媒介する昆虫を引きよせ……

凄まじさを示すのにもっとふさわしい例がたくさんあったが、思い出しても内容的にちょっとここには書けないだろう。風にのって飛んでいくたんぽぽの綿毛さえまあ生殖・繁殖行動の一環なわけだ。

軽い驚きと不快感を感じると人は対象を「下品」と呼ぶわけだが。

フロイトが理論の重要部分に「性」を据えていることには「なんでも性で説明すんな」と拒否反応を示す人が多いが、生き物の中で人間だけが性の軛から自由なわけはない。軛と呼ぶか、人を駆り立てる情熱と呼ぶかはまったく話者の自由だが、いずれにせよ深く組み込まれたものであることは否定できない。この「深さ」にその分野でなんという述語をあてているかは忘れますた。

そしてここでいう性は、一般的な意味よりも根源的な概念だ。自他の個体としての存在価値に対する評価にも固く結びついているように見える。

私たちはこの性衝動という猛獣をなんとか飼い馴らし昇華させることに取り組まないといけないのだろう。

その取り組みは、必ずしも意識的に行わなくても、文化という長年人類が用いてきた装置によって可能なのかもしれないが、抑圧され隠蔽されてきた性欲があちこちで(下品にに、あるいはおしゃれに)あからさまに噴出している今日では、ひょっとしてひどく困難なことなのかもしれない。

少なくともその責任の重心は共同体から個人の手に移っており、そして昇華せずにそのままの形で性欲を消費するという誘惑が容易になったと言えそうな気はする。

昔から性は自由だったという言説も事実ではあるだろうが、医学の発達にもかかわらず、各種の性感染症がはっきりした自覚症状のないままひそかに広く蔓延しているという統計は無視できない。

あまり報道されないが、今回のオリンピックで選手や役員に配布されたコンドームの数はたしか百数十万個だったと思う。これまでのオリンピックの経験から、運営側はそれだけの数が必要と判断したようだ。便宜よりも無論、一義的にはHIV対策のためだ。

追記:確認したところ、共同通信から配信を受けた毎日新聞によると「13万個」だそうです。「百数十万個」って、どっから来たんだ?携帯電話から確認せずに投稿しているので「思う」と留保を付けているにしても、数多すぎ(笑)
13万個は過去の五輪での使用実績から算出したという。とのこと。一人あたり7個強ですね。補足でした。

tanachitanachi 2004/09/02 13:23 オリンピック選手とかにゴム渡してもしゃーないと思うけどなぁ。全力出すために禁欲生活してるみたいやし、谷夫婦は知らんが。腰に力が入らんけんコーチとかにすぐばれるらしい。

summercontrailsummercontrail 2004/09/02 19:57 本文中でも補足したけど、「過去の五輪での使用実績から」というから実際に使ってるんだろうね。お土産に持って帰る人も多いだろうし全員が使ってるとは思わないけど、高齢の役員のことも考えると使いまくってる選手も意外といそう(役員も含めて一人あたり7個強の数だし)。お祭り気分も手伝って……ってことなのかも。コーチによっては「変に我慢するな」っていう人もいるみたいだし、とくに自分の競技が終わった後とか。想像するのやだけどね……。

2004/09/01(水)

 つかの間の軌跡

つーか、つかれた。byつかこうへい


センターGUYに対抗して「高円寺純情商店GUY」がいてもいいと思う。

もちろん、いなくてもいいと思う。


高円寺純情商店GUI」や「高円寺純情商店CUI」はあったらちょっとみてみたい。とくにキャラクター・ユーザー・インターフェースの方。


もう寝まひょ

バイナラ

 間取りックス・レボリューション

適当ガールさん(id:ryooco)経由で発見したページ

無印良品[間取り計画]

いじってて楽しい!

 『すべてがFになる』

山田さん(id:furamubon)がid:furamubon:20040901#1094025215でお書きになっているので、私も少し勇気を出して言ってみるわけですが。


森博嗣すべてがFになる』、そんなにいいと思う?


山田さんが引っかかるとおっしゃる森の書く「天才」に天才性を感じられない自画自賛臭が垂れ込めている登場人物の感情の薄っぺらさという指摘、私もその通りだと思います。

別の観点からいうと、一つ目は、天才天才と作品中であがめすぎなのではないでしょうか。もっと淡々と描写された方が凄みが増すというか。

天才や一般の人が想像できないような知的高みに上りつめた人間を描いた小説では、他にたくさん優れた作品を知っているので(たとえばテッド・チャンの「理解」だとか)、あれだけの長さにわたって「天才」というテーマで続けるのはやや苦しい気がしました。

羊たちの沈黙」シリーズのレクター博士*1ホームズ物のモリアーティ教授など、フィクションとしての悪の天才はたくさんいますが、『すべてがFになる』のあの登場人物にはそこまでの知性を感じません。

個々のトリックやどんでん返しは面白いのですが、そこまで持ち上げるほどではないし。周囲の登場人物が大げさに騒ぎすぎて、大きな字幕でしきりに説明の入る番組を観ているような気分になります。

それに、天才にしてはやや幼稚で、自分の情動レベルの動機に左右されすぎな気がします。自己顕示欲だとか。著者としてはそこまで意識していないのだろうけど、よくある心理として読み解けてしまうと読んでいてつらい。


二つ目は、論理を重視した形式的な会話文が続くようでありながら、あまりに情感・情念に訴えようとしすぎる気がします。「理系人間」の傾向といえるかも。自分にない(と感じる)ものを求めていく感覚とでも申しましょうか。

この点で、京極夏彦の作品はそもそも情感に訴えることを自明の前提として作品の構造に組み込んでいるので、それほど嫌味がなく読めます。しかし『すべてがFになる』は論理でゴリゴリ押していこうとしているので、感情による論理の飛躍などがあると一気に醒めるというか。


やっべー、これで一気に敵作っちゃうかな?ドキドキ☆


いえ、何も先入観なしに読んで感想を聞かれたら「けっこう面白いよ」と答えると思いますよ。でもそこまでではないと思う。

個人的には、『すべてがFになる』を激賞するのなら、昔の小説や海外の小説でもっと高く評価されるべき作品がたくさんあると感じます。激賞の内容を聞いていると、ね。


なお、村上春樹の人気ぶりについても少し疑問を感じますが、それほど広く彼の作品を読みあさっていません。(『ノルウェイの森』『蛍・納屋を焼く・その他の短編』の次に読む本としてお薦めのものがあったら、ぜひ教えてください。)


念のため付記しますが、敬称の省略は作家に対する慣行にのっとったものです。

 キューブラー・ロスについて再び、そして死生観というあまりにも大きなテーマについて

エリザベス・キューブラー・ロス*2の死について、極東ブログで言及があったのでご紹介しておきます。

キューブラー・ロス博士の死と死後の生

また、Elisabeth Kubler-Ross Dies; Famed for Work on Dyingロイター通信)、Author changed way many deal with death(THE ARIZONA REPUBLIC)、ElisabethKublerRoss_Japanもご参考に。なお『死ぬ瞬間』は完全新訳改訂版が出ているようです(詳しくは上の極東ブログの記事で)。


私は以前ここで書いたように『死ぬ瞬間―死にゆく人々との対話』、『死ぬ瞬間の対話』しか読んでいないので、少なくとも私が読んだ範囲では宗教やいわゆる「精神世界」などに対して、かなり禁欲的な姿勢を保っていますと書きましたが、キューブラー・ロス自身が多くの死に触れる中で確立していった死生観・宗教観そのものは純粋にアカデミックなものではないようです。(「アカデミックなものではない」というのは上手い表現ではありませんし、いわば当然のことですが。)

ただ、今日読了したマックス・ウェーバー『職業としての学問』(これもレビューする予定。ISBN:4003420950)のテーマにも通じることですが、自分の死生観・宗教観を死にゆく人に押しつけないという点では自己抑制のできた人なのではないかと思います。あくまで『死ぬ瞬間―死にゆく人々との対話』『死ぬ瞬間の対話』の2冊から感じられる範囲での推測ですが、ターミナル・ケアのプロフェッショナルとしての矜持は保ったのでは。


私が死と生について語れることといえば、はてな あなたに質問。あなたは・何者で・どう生きて・どう死ぬでの回答で

  • 私は人間なので、
  • 現実とどこかで折り合いをつけながら生きており、
  • よくわからないままに死ぬでしょう。

と書いたとおりです。たしかこれが、私が初めて「はてな」に寄せた回答じゃないかな。

id:kunitzさんとしてはもっと明確に自己規定してほしかったようなので質問者の意図からは少し外れましたが、いずれにしても興味深い質問ですよね。もう少し自分の回答を説明します。

  • 私としては「人間」という以上に「自分はこういう人」と狭めた形で決めつけることには慎重でありたいと思っています。良くも悪くも人間には可塑性があるから。この可塑性は、可能性あるいは危険性とも言い換えることができるでしょう。
  • そして人間である以上多くを望んでしまい、あるいは多くに失望してしまう。けれども現実とどこかで折り合いをつけながら生きている。
  • そして「よくわからないままに死ぬでしょう」。安易に「わかった」つもりになることも避けたいと思っています。悟りを得たと思い込んで大往生、という在り方は不安感の裏返しではないかと。日々の生活を楽しみつつ、よく考えながらも、結論を安易に出したくはない。ただこれはあくまで今の時点での私の考えにすぎないので、「でしょう」という表現にとどめています。

まあこんな風に私が発言に際して慎重なのは、「発言に自信がないから発言に慎重」なのではなく「発言に慎重だから発言に自信がある」と受け取ってもらえれば幸いです。

 きょうの讃岐べん・べん・きょう

なんだか成り行き上(?)、讃岐弁やっぢょります。少しづつ学んどります。


  • 悔しいなあ → はがいがー

かっこよくて語呂がいいですね。最近ニュースで「しかいしかい(歯科医師会)」と連呼していてちょっと楽しく感じているのを思い出しました。しかも「しかいしかいかいちょう」。リフレインが止まらない。

「歯科医師会司会かい、会長?仕返しかい?」(司会をおしつけられた人が)


「はがい」はきっと「歯がゆい」からきているのでしょうね。


はがいくても仕返しせんといてつか


たなちょ会ちょ、こんなんでよろしいかい。あっ、「よろsea 海」。

*1:ただしレクター博士の推理については小説の後半に種明かしがあります。

*2:Elisabeth Kubler‐Rossのこと。Kubler‐Rossが姓のようですが、キューブラロス、キューブラ・ロスなど表記は一定していないようです。

tanachitanachi 2004/09/01 10:47 >「学んどります」「学っびょります」でもいい。
>「はがいくても仕返しせんといてつか」→「はがぁーても仕返しせんといてだ」「つか」って讃岐弁やっけ?
てか讃岐弁でダジャレ道をつっきってくれぃ。

summercontrailsummercontrail 2004/09/01 16:24 いま確認してみたら、「つか」が丸亀より西で、「いた」が坂出より東で「〜してください」の意味で使われてるんやて。
「学っびょります」は「っ」がキュート☆
讃岐弁でダジャレ道つっきる…すごい高い竹馬で平均台を爆走するぐらいにむずかしー。でもあたい、あきらめないわ!キラーン

tanachitanachi 2004/09/01 16:27 かっこえぇわぁ、左近チャン!
やっぱり勉強家やね!ママ、おまはんの将来が楽しみやわぁ!

summercontrailsummercontrail 2004/09/01 19:00 左近はやれば出来る子!
あたい、もう一度新弟子検査にチャレンジしてみようと思うの…(新弟子検査は今適当に考えた)

一見一見 2004/09/01 23:16 村上春樹の小説について。『ノルウェイの森』の次に読むことが適切かはわかりませんが、最高傑作の呼び声高い『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』か、氏の一つの到達点『ねじまき鳥クロニクル』なんかいかがでしょう? また、村上春樹は常に変化(進化)しえいる作家なので、一つの作品だけでどんな作家なのかを判断することはできません。

summercontrailsummercontrail 2004/09/01 23:30 一見さん、ありがとうございます! 村上春樹については相当辛辣な評論を以前読んだのですが、それが正直いって『ノルウェイの森』に関してはかなり当てはまるように思えた(性的な側面や主体のありようなど)ものですから、次を読むのを躊躇していました。
ただ雑誌で長めのインタビューを読む限りではご本人に対して好感を持っていたので、気になっていたんです。『世界の終わりと…』と『ねじまき鳥クロニクル』、どちらか読んでみるつもりです。
フィクションに限らず気になる本は本当にたくさんあるのですが、(時間が有限な中で駄本を掴みたくない)というみみっちい気持ちを抱えてあれこれ選んでいます。そんな中でこうしたアドバイスはたいへん参考になります。ありがとうございました。

savaQsavaQ 2004/09/02 10:52 はじめまして。わたしも森博嗣のあのバカップルシリーズに腹を立ててamazonに怒りのレビューを送ったのですがスルーされました。今では良い思い出です(嘘)
他の作品読んでトリックのアホさ登場人物のダサさ(外見内面の)に笑ってみるのも一興ですよ。
突然すいません。この作品に対してはどうしても言わずにはいられなくて。

summercontrailsummercontrail 2004/09/02 19:38 savaQさん、はじめまして!お名前の読み方は「さばく」でよろしいでしょうか。怒りのレビューって雰囲気出てていいですね。
森博嗣は…今回公式サイトとファンサイトを見たのですが「サイン会」じゃなくて「名刺交換会」にしたりだとか、森さんご本人はユニークな方だと思いますよ。ただご自分で、(架空の?秘書の台詞として)
>デビューしてから、ここ数年間、森先生は
>「自分を作家だとは思っていない」と述べてきた。
>現在はどうかと尋ねてみると
>「作家と認識されていることは自覚している」とのこと。
とサイトに書いたり、ムムと思う点はありますが。
amazonのレビューは基本的に、褒めないとスルーされまくる傾向がありますね。
アホさダサさを笑うのも楽しいですが、その分の時間で良い作品をたくさん読みたい気持ちです。命短し恋せよ乙女!(全然乙女じゃありませんけどね)
悪口になってしまいそうだけど一言言っておきたい事、ってありますよね。私としてはきっかけを作ってくださった山田さんの勇気にただ驚嘆するばかりです。savaQさんも、これからもどうぞお気軽に。