ひとりごと


ちょっとどうでもいいひとりごとを書きます。

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いま、この「夏のひこうき雲」は、全ページの延べ数とはいえ毎日200〜300回ほど閲覧されるようになった。開設から1か月少しで、もう12000に近い。はてなダイアリーというシステムのおかげも大きいだろう。Web全体から見ればごく小さな規模だろうが、私にとってこれはまったく未知の領域だ。


それで何を感じるかというと、私が何かに言及することに向けられている期待と重みだ。もちろんそれはごくごく小さい。しかし確実に存在することも確かなことで、その期待と重みは前より飛躍的に増大している。


このサイトに期待する内容は人それぞれだと思う。笑いを期待する人、本や映画の紹介を期待する人、私が大ざっぱに描く世界観を期待する人、などなど。あるいはまあ、嘲笑的にウォッチしている人もいるかもしれない(そういう人は世の中に一定の割合で存在するから、いても不思議ではない)。

考えてみると多様な期待は、大なり小なり、またネットの内外を問わず、誰に対しても向けられているものだ。そして気づいているかどうかにかかわらず、その重みもまた皆がそれぞれ担っている。自分の発言・行動について嫌でも責任を負っている。

その責任はそれほど嫌なものではない、負担になるものではない。と示すために、そう、自分に対しても示すために、たとえばスーダンダルフール危機についても「関心を寄せるブロガーのリスト」に名を連ねてみたりした。よりパブリックな場に少しだけずずいと躍り出てみた。


何にせよ、こうして私の吐き出すものが閲覧者の方にとって何らかの意味で少しでも有益でなければ、私にとって公開し活動している意味はほとんどない。これは私の意地だから、野暮でもあえて言っておく。


だから今はとりあえず他への言及とその程度を控えめにして、大人しくしていようと思う。システム的におそらくアクセスは減るだろう。それでいい。影響力に一人歩きはさせない。

自分の手に負える範囲でしか責任を負うつもりはない、その範囲についてきちんと引き受けるためだ。その範囲については最大限に努力する。その努力は大きな楽しみでもある。


明日の朝も早い。台風の影響、少ないといいけどなー。