ずっとソロで遊んでいた Ingress ですが、A8 を超えたのをきっかけにコミュニティ(Google+ や Hangouts など)に参加してみたところ完全に気持ち悪いという話です。
村社会で目撃した気持ち悪い実例
ストーカー行為が気持ち悪い
容姿から住居、職場まで、自軍敵軍構わずとにかく個人を特定したがるやつが多いです。A さんは今日はチェック柄のシャツを着ているとか、B さんはプリウスに乗ってるとかはまだかわいい方で、わざわざ敵軍プレイヤーの職場周辺までポータルを破壊しに行くのは完全に異常行為だと思いました。
過剰な仲間意識が気持ち悪い
コミュニティ部外者はたとえ自軍プレイヤーでも仲間ではないので「野良エージェント」と呼んで差別します。野良エージェントに適当なリンクを張られることを嫌い、これを阻止するためなら深夜でもスクランブル出動します。自治厨ですね。
ノルマが気持ち悪い
「俺はこんなに頑張っている」が、なぜか「おまえらもこのくらい頑張れ」になり、そのうち「みなさんも当然このくらいやってると思いますが」とプレッシャーをかけはじめ暗黙のノルマのようなものを作りはじめたとき、ブラック企業はこうやってできるんだなと感心しました。
独自ルールが気持ち悪い
律儀なのか平和主義なのかわからないですが、リンクを張ったり MOD をインストールするのにポータルオーナーにお伺いを立てるバカが現れ、それを見た新参者が真似してお伺いを立て、みんなでみんなの首を締め始める構図はなかなかおもしろかったです。
フェースブック的な空気が気持ち悪い
休日には恋人や子供と一緒にデートイングレスをしてる写真が流れてきます。誰かがレベルアップしたと報告すれば半日はおめでとうの嵐でログが埋まります。俺はおまえらの承認欲求を満たすためにこのゲームをやっているんじゃないんだぞ。
得られた教訓
異常者から身を守る
異常者は身近にいるということを前提に活動範囲を考えた方がいいでしょう。
たとえばログの残る活動は自宅から数キロずらすとか、いっそ職場の周辺だけの活動にするとか。あとはエージェントネームを他の SNS で使用しているものと同じにするのも控えた方がいいと思います。
ソロ活動を徹底する
僕がコミュニティに参加して得たかったものは情報ですが、意外と(日本語)コミュニティに情報はなく、フェースブック的なウェイがしたいというのでなければ積極的にコミュニティに参加する意義は薄いと感じます。むしろ下手に認知されるだけリスクになります。情報は一般メディアや個人サイト、まとめブログ、Twitter のハッシュタグ検索などから拾えば十分でしょう。
Ingress をやめる
駅メモをやりましょう。