Xperia Z3 Compact SO-02G のタッチパネル故障を無償修理してもらった話

ある日突然 Xperia Z3 Compact SO-02G のナビゲーションキー(ホームキーなどを表示するオンスクリーンキーエリア)が反応しなくなりました。

調べてみるとわりと稀によくあることみたいです。

やってみたこと

画面を回転させてナビゲーションキーの位置を変えればキーは反応するので、ソフトウェア的な問題かな?と思い SetupWizardTestActivity の再実行、セーフモード実行、再起動、初期化などを試してみましたがいずれも効果はありませんでした。

ちょうどいいタイミングで Android 6.0 アップデートが降ってきたのでこれも適用してみましたが同じく効果はありませんでした。

ドコモショップ

というわけで、個人でやれることは万策尽きたためドコモショップに持ち込んでみました。

ちなみにこの Xperia Z3 Compact SO-02G はすでに解約済みの端末であったため、修理を断られても仕方がないし、修理代金がめちゃくちゃ高くなるようなら庭にお墓を作って埋めようと思っていたのですが、結論から言えば無償で修理してもらうことができました。どうやら「回線の契約」と「端末の保証」はそれぞれ独立したものらしいです。

無償修理になる条件としては

  • バッテリーに異常がないこと
  • 外装にキズがないこと
  • 画面が割れていないこと
  • 水没反応がないこと

などがあるようで、これらに該当した場合は実費による有償修理になるとのこと。保証書なども必要なく、IMEI から全部の情報を引っ張りだしていました。こわいですね。

さらに、当該の端末とは関係なくドコモの回線契約がある場合は代替機も貸し出してもらえるということで、コミケに持って行く端末が減って困っていたためありがたくお借りしました(最悪のタイミングで壊れた)。

故障機と代替機で SIM カードのサイズが違いますが、これも無償で再発行してもらえました。至れり尽くせりですね。

復活

お盆を挟み 2 週間ほどで修理された端末が戻ってきました。費用が発生する場合は見積もりを出して一報入れてもらうようお願いしていましたが、それも特にありませんでした。

修理内容としてはフロントケース(フロントケース、液晶、タッチパネルが一体となった部品)の交換ということで、見かけ上は完全に新品同様になりました。


学び

ROM 焼きに失敗して産廃にしたことは幾多あれど、自然に携帯電話が壊れたのはこれが初めての経験で、図らずもフルコストキャリアのサポートの手厚さを実感する結果となりました。何かと MVNO が持て囃される昨今ですが、こういう目に見えない部分もきちんと考慮したうえで判断していきたいですね。

同様の症状が出ている方はダメ元でショップへ持ち込んでみるといいかもしれません。