死の鳥

ハーラン・エリスンさんの短編「死の鳥」読みました。
この作品ハヤカワさんの2014オールタイムベストSF海外短編部門の42位。
1974年ローカス賞ヒューゴー賞受賞作品です。
画像が無いのは無いのです。
無理すると、出てくるのはこれ、

S-Fマガジン 1975年10月号 (通巻203号)

S-Fマガジン 1975年10月号 (通巻203号)

こんな感じ。
40年前です。

1975年10月号 ヒューゴー賞特集!
ノヴェラ部門 ジェイムズ・ティプトリー・JR 接続された女
ノヴェレット部門 ハーラン・エリスン 死の鳥
ショート・ストーリイ部門 アーシュラ・K・ル・グィン オメラスから歩み去る人々

ここに出てくる3作品全て既読ですが、
それぞれ、順番に2014オールタイムベストSF海外短編部門、4位・42位・26位。
この年は当たり年ですね。
ハーラン・エリスンさんの短編「死の鳥」読むためには、
SFマガジンオールタイムベストSF海外短編部門の中で紹介されているように、
SFM90年10月号入手するようです。
これでも25年前。
確かに入手困難作品。
私の住んでいる市の図書館はSFマガジンのバックナンバー保存されています。
書庫から出してもらいました。

この号収録作品に、2014オールタイムベストSF海外短編部門50に3作品入っていました。
それから、昨日書いた、野阿 梓さんの写真も出ていました。


しかし、こんなに入手困難な作品が42位に選ばれるとは、本当に本読みの方たちが選考されているのですね。
ハーラン・エリスン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%B3

1965年以降は安定して質の高い作品を産み出しつづけているが、邦訳はほとんどない。

なんて書かれているわりに、
日本の有名作品に登場してきます。

新世紀エヴァンゲリオン「世界の中心でアイを叫んだけもの」テレビ版最終話。監督の庵野秀明は自らの監督作品の最終話にSF作品のタイトルを重ねるのを慣習としているが、本作についてはインタビューで「その本(『世界の中心で愛を叫んだけもの』)を読んだ事はないが題名を見てかっこよいと思ったので、最終話のタイトルでネタにした」という旨の発言をしている[要出典]。
片山恭一世界の中心で、愛をさけぶ』『世界の中心で愛を叫んだけもの』を彷彿とさせるタイトルの恋愛小説。これは上記の「世界の中心でアイを叫んだけもの」からとったものである[要出典]。

そんなわけで、この↓作品は入手可能なようです。

翻訳や出版の都合で埋もれている作家さんや作品沢山ありそうですね。