The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

今年の出来事 Best5 2009 ③

 「ワンピース」の総集編(アーロンパーク編)を読んでたら麦わらの一味がアーロンたち魚人にバンバン差別用語*1をぶつけまくっているのに気づいた。「半魚」とか「魚野郎」とか。サンジなんか「サカナがコックに逆らうな!」とか言ってる。
 もちろんアーロンたちは極悪非道だし、アーロンたち自身も人間に対して差別意識をあからさまにしているので別にルフィたちが悪いとか言うつもりはまったく無いんだけど。ただ、シャボンディ諸島編以降の魚人の迫害の歴史を知った後だったら多少は態度が変わったかもね。
 
 と言うわけで今回は本館での第4位に引き続き第3位。
 
再び「ワンピース」にはまる!&今年はまった色々!
 前にこんな記事も書いたとおり、一度読むのを止めてたんだけどまたはまり始めた。
 今現在の海軍本部対白ひげ海賊団の神がかり的な盛り上がり方もご存知の通り。映画版まで観に行ってしまう始末。
 
 で、話はまたアーロンに戻るんだけど、この頃の説明でジンベエが王下七武海に入るためにアーロンを東の海(イーストブルー)に解き放った、とあるのがいまいち理解できなかった。しかし、魚人海賊団の歴史や海侠のジンベエも登場した今、僕なりに推測してみたいと思う。
 まず、ジンベエもアーロンもフィッシャー・タイガー率いるタイヨウの海賊団に所属していたと思われる。フィッシャー・タイガーの死後、魚人海賊団はいくつかに分裂するがジンベエとアーロンは一緒にいた。白ひげに恩義のあるジンベエは敢えて王下七武海に入り、世界政府側から白ひげの恩義に報いる道を選ぶ。
 しかし、その条件として魚人海賊団のなかでも人間に差別意識の強い武闘派アーロン一派を切り離すことを求められる。ジンベエはアーロンを東の海に追いやり、偉大な航路(グランドライン)に戻ってこないことを条件とする。これで、ジンベエは王下七武海入りを果たす。
 天竜人なんかを見るに世界政府は魚人に対する差別意識が残っていそう。海賊とはいえ配下に魚人海賊団を治めるには相当ジンベエは苦労したのではなかろうか。
 結果としてアーロンたちは東の海でナミたちに暴虐を働くことになり、ルフィたちに倒された、と。
 
 まあ、こんな具合に勝手に想像してみました。
 
 
 ほかに今年ハマったものと言えば「けいおん!」と「侍戦隊シンケンジャー」。
 「シンケンジャー」は普通のドラマも含めて今年一番好きなドラマ。映画も観に行ったしなあ。ちなみに今年自分のブログでもっとも訪問者が多かったのはシンケンジャー関連のこちらの記事。
小覇王の徒然なるままにぶれぶれ!: シンケンジャー 7人目大予想
 
 昨年に引き続きの「ダークナイト」や「ウォッチメン」関連の記事を抜いてダントツでした。みんな、7人目気になるんだね!
 結果として、十蔵は「まさに外道!」な感じでとても味方になるとは思えない展開になってるけどさて、どうなるやら。
 
 後は去年と違って今年はアメコミがたくさん翻訳されたのはうれしい限り。とはいえ半分ぐらいが復刻、というか過去に出たのの新訳だったりするのだが。とはいえ、「フロム・ヘル」が出たのは一番の収穫ですかね。後は最近元気の無い*2マーベルコミックス関連の翻訳を望みたいね。
 
 さて次は第2位。また本館の方で。 

*1:もちろん実際のそれでは無く作品世界内におけるそれ

*2:日本語訳という意味で