今だからマイテープを作ってみよう!(2006年度版)
前回「ウォールフラワー」の感想でカセットテープに自分のセレクションでMY BESTテープを作るという文化について触れたわけだけれど、僕が最後に作った(そして人に上げた)最後のテープ(というかCD-R)は2006年のもの。
で、実はこれに関してはまだパソコンにデータが残ってたので、ちょっと自分のセレクションによるMY BESTテープを発表してみる。ちなみにこれに関してはたしかに当時意中の相手にプレゼントしたけれど、このセレクション自体は誰か、特に女性に聴かせることを前提としたものではなくあくまで自分で聴くことを目的としたもの。あるいはそれ故に余計に恥ずかしいものとなっているかもしれません。
それでは以下のとおり。
Over the Rainbow (ジュディ・ガーランド)
本編開始前のチューニング。映画「オズの魔法使」の中、まだ白黒のカンザスで「あの虹を越えていけば」とジュディ・ガーランドが歌う。
- アーティスト: サントラ
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: CD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
Overture
映画「オペラ座の怪人」から。序曲。埃の積もったオペラ座はまだ白黒の世界。一気に火が灯り物語が始まる。
- アーティスト: サントラ
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: CD
- クリック: 10回
- この商品を含むブログを見る
Let Me Entertain You (Robbie Williams)
ロビー・ウィリアムスの代表曲。「オレを愉しませてくれ」と歌うほんとうの意味での第1曲目。
- アーティスト: ロビー・ウィリアムス,カイリー・ミノーグ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/10/16
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
Enter Sandman (Metallica)
「眠ってはいけない。ブギーマンが襲ってくるから」。メタリカの大ヒットアルバム「METALLICA」から貴方を寝かせないため砂男=サンドマンが登場。
- アーティスト: メタリカ
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (3件) を見る
Bodies (Drowning Pool)
「身体を叩きつけろ!」WWEの2001年のPPV「サマースラム」のテーマ曲。戦いはまだ始まったばかり。
- アーティスト: Drowning Pool
- 出版社/メーカー: Wind-Up
- 発売日: 2001/06/05
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
HEROES (David Bowie)
「ウォールフラワー」でもエンドクレジットで使用されたデヴィッド・ボウイの大ヒット曲(余談だが最近の映画では珍しく「ウォールフラワー」エンドクレジットが短く「HEROES」1曲で終わらせたのが良かった)。ひとはだれでもヒーローになれる!
- アーティスト: David Bowie
- 出版社/メーカー: Parlophone (Wea)
- 発売日: 2002/09/20
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (3件) を見る
Live For The Moment (Monster Magnet)
空飛ぶ美形兄弟レスラーハーディー・ボーイズの兄貴の方、マット・ハーディーのエントランス・テーマ。弟のジェフに人気で負け、恋人をエッジに寝取られWWEもクビなってでも乱入したりあの時期のマットは虚実のはざまを生きるレスラーとして本当に素晴らしかった。Mattitude!
- アーティスト: オムニバス,ユニオン・アンダーグラウンド,セヴンダスト,サライヴァ,モンスター・マグネット,ステレオマッド,ニューロティカ,サイプレス・ヒル,ドープ,ボーイ・ヒッツ・カー,ドラウニング・プール
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2002/04/24
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログを見る
Fuel (Metallica)
「燃料をくれ!火をくれ!オレの欲望を満たすものをくれ!」メタリカのアルバム「LeROAD」から。アルバムの曲順同様、ライブではこの次の「The Memory Remains」が続く形で演奏されることが多い。
The Memory Remains (Metallica)
「カネ、名声、全ては虚しく気が狂いそう。でも記憶だけは残っている!」ライブでは「Fuel」とセットで歌われることが多いのでここでも続けて。ライブではサビの部分やラーラーラーの部分を客に合唱させる部分は圧巻。
- アーティスト: メタリカ
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
アメリカの女王 (Cymbals)
今回は唯一の日本人グループ。ただし全編英語歌詞。覇権国家アメリカを皮肉った歌。
- アーティスト: Cymbals,矢野博康,沖井礼二,土岐麻子
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2003/12/25
- メディア: CD
- 購入: 5人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (91件) を見る
Sleep Now In The Fire (Rage Against the Machine)
アメリカ、というか資本主義に対する抗議の歌といえばレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。「炎の中で眠るがいい」明日は我が身だ。
- アーティスト: レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2008/01/30
- メディア: CD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
Adrenaline (Gavin Rossdale)
映画「XXX」のサウンドトラックから。WWEのカリスマレスラー、ジ・アンダーテイカーのキャンペーンソングでもあった。タイトル通りアドレナリンが噴出する!
- アーティスト: サントラ,オービタル,4LYN,ネリーFEAT.トーヤ,リル・ウェイン,N.E.R.D.FEAT.ケリス&プシャ T,パスター・トロイ FEAT.ミス・ジェイド,ビッグ・タイマーズ,ミスター・チークス FEAT.ミッシー・エリオット&P.ディディー,ポスタボーイ FEAT.ラシャド,ダニ・スティーヴンソン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2002/09/25
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
Something To Believe in (The Ramones)
長身ボーカリスト、ジョーイ・ラモーンはじめメンバーが全員ラモーン姓を名乗る(芸名であって親戚というわけではない)バンド、ラモーンズの一曲。
- アーティスト: ラモーンズ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2001/08/22
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
Feel (Robbie Williams)
再び、ロビー・ウィリアムス。考えるな感じろ(違)!
The Show Must Go On (Queen)
クイーンの「イニュエンドウ」から。どんなに苦しくてもショーは続けなければならない。映画「ムーラン・ルージュ」でも歌われた魂の一曲。ラストは近い、でもまだ続くのだ。
- アーティスト: クイーン
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2012/12/05
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
Millennium (Robbie Williams)
三度ロビー・ウィリアムス。イントロ部分に「007は二度死ぬ」の主題歌、ナンシー・シナトラの「You Only Live Twice」からサンプリングしている。「二度目の人生を生きている」
Sex, Drugs & Rock 'n' Roll (Saliva)
アメリカのロックバンドSliva(サライヴァ)のアルバム「Survival of the Sickest」のヒドゥン・トラックから。「セックス、ドラッグ&ロックンロール」と歌っているがそんなに深刻な感じはない軽快なロックナンバー。
- アーティスト: Saliva
- 出版社/メーカー: Island
- 発売日: 2004/08/17
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
Clocks (Coldplay)
コールドプレイの大ヒットアルバム「静寂の世界」から。ラスト一歩手前の静かなナンバー。
- アーティスト: コールドプレイ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2002/08/12
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 43回
- この商品を含むブログ (50件) を見る
Battery (Metallica)
ラストもメタリカの代表曲。「メタル・マスター」からトップを飾る「Battery」をあえて最後に持ってきた。タイトルはバンドとファンを繋ぐ「絆」から。激しい一曲だがラストに相応しい一曲。
- アーティスト: メタリカ
- 出版社/メーカー: USMジャパン
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (2件) を見る
それでは改めて曲順一覧。
- Over the Rainbow (Judy Garland)
- Overture (Soundtracks by The Phantom of the Opera)
- Let Me Entertain You (Robbie Williams)
- Enter Sandman (Metallica)
- Bodies (Drowning Pool)
- HEROES (David Bowie)
- Live For The Moment (Monster Magnet)
- Fuel (Metallica)
- The Memory Remains (Metallica)
- アメリカの女王 (Cymbals)
- Sleep Now In The Fire (Rage Against the Machine)
- Adrenaline (Gavin Rossdale)
- Something To Believe in (The Ramones)
- Feel (Robbie Williams)
- The Show Must Go On (Queen)
- Millennium (Robbie Williams)
- Sex, Drugs & Rock 'n' Roll (Saliva)
- Clocks (Coldplay)
- Battery (Metallica)
たしか、これで収録するとギリギリ74分以内に収まったはず。かなり分数を計算しアルバムとして通して聴くことを念頭に頭を悩ませたのを覚えている。見れば分かる通りメタリカやロビー・ウィリアムス、それにWWE関連の曲が多いのは当時、思いっきりハマっていたからですね(今でもそれは変わらないけれど)Drowing PoolやSaliva、Monster MagnetなんてWWE経由で知ったからなあ(それを言ったらそもそもメタリカもだけれども)。
今は何百曲もデジタルオーディオプレーヤーにぶち込める時代なのでこういうことをする人は少ないだろうし、そもそもアルバムを通して聴くということもあんまりないのかなあなどと思うのだが(僕自身少なくなった)、たまにはこういうマイベストとかを作ってみるのも悪く無いですよ。