The Spirit in the Bottle

旧「小覇王の徒然はてな別館」です。movie,comics & more…!!!

今だからマイテープを作ってみよう!(2006年度版)

 前回「ウォールフラワー」の感想でカセットテープに自分のセレクションでMY BESTテープを作るという文化について触れたわけだけれど、僕が最後に作った(そして人に上げた)最後のテープ(というかCD-R)は2006年のもの。
 で、実はこれに関してはまだパソコンにデータが残ってたので、ちょっと自分のセレクションによるMY BESTテープを発表してみる。ちなみにこれに関してはたしかに当時意中の相手にプレゼントしたけれど、このセレクション自体は誰か、特に女性に聴かせることを前提としたものではなくあくまで自分で聴くことを目的としたもの。あるいはそれ故に余計に恥ずかしいものとなっているかもしれません。
 それでは以下のとおり。
 

Over the Rainbow (ジュディ・ガーランド


 本編開始前のチューニング。映画「オズの魔法使」の中、まだ白黒のカンザスで「あの虹を越えていけば」とジュディ・ガーランドが歌う。

「オズの魔法使い」オリジナル・サウンドトラック

「オズの魔法使い」オリジナル・サウンドトラック

 

Overture


 映画「オペラ座の怪人」から。序曲。埃の積もったオペラ座はまだ白黒の世界。一気に火が灯り物語が始まる。

「オペラ座の怪人」オリジナル・サウンドトラック

「オペラ座の怪人」オリジナル・サウンドトラック

Let Me Entertain You (Robbie Williams


 ロビー・ウィリアムスの代表曲。「オレを愉しませてくれ」と歌うほんとうの意味での第1曲目。

グレイテスト・ヒッツ

グレイテスト・ヒッツ

Enter Sandman  (Metallica


 「眠ってはいけない。ブギーマンが襲ってくるから」。メタリカの大ヒットアルバム「METALLICA」から貴方を寝かせないため砂男=サンドマンが登場。

メタリカ

メタリカ

Bodies  (Drowning Pool)


 「身体を叩きつけろ!」WWEの2001年のPPV「サマースラム」のテーマ曲。戦いはまだ始まったばかり。

Sinner

Sinner

HEROES (David Bowie


 「ウォールフラワー」でもエンドクレジットで使用されたデヴィッド・ボウイの大ヒット曲(余談だが最近の映画では珍しく「ウォールフラワー」エンドクレジットが短く「HEROES」1曲で終わらせたのが良かった)。ひとはだれでもヒーローになれる!

Best of David Bowie

Best of David Bowie

Live For The Moment (Monster Magnet)


 空飛ぶ美形兄弟レスラーハーディー・ボーイズの兄貴の方、マット・ハーディーのエントランス・テーマ。弟のジェフに人気で負け、恋人をエッジに寝取られWWEもクビなってでも乱入したりあの時期のマットは虚実のはざまを生きるレスラーとして本当に素晴らしかった。Mattitude!

WWF Forceable Entry

WWF Forceable Entry

Fuel (Metallica


 「燃料をくれ!火をくれ!オレの欲望を満たすものをくれ!」メタリカのアルバム「LeROAD」から。アルバムの曲順同様、ライブではこの次の「The Memory Remains」が続く形で演奏されることが多い。

The Memory Remains (Metallica


 「カネ、名声、全ては虚しく気が狂いそう。でも記憶だけは残っている!」ライブでは「Fuel」とセットで歌われることが多いのでここでも続けて。ライブではサビの部分やラーラーラーの部分を客に合唱させる部分は圧巻。

RELOAD

RELOAD

アメリカの女王 (Cymbals


 今回は唯一の日本人グループ。ただし全編英語歌詞。覇権国家アメリカを皮肉った歌。

anthology

anthology

Sleep Now In The Fire (Rage Against the Machine


 アメリカ、というか資本主義に対する抗議の歌といえばレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。「炎の中で眠るがいい」明日は我が身だ。

Adrenaline (Gavin Rossdale)


 映画「XXX」のサウンドトラックから。WWEのカリスマレスラー、ジ・アンダーテイカーのキャンペーンソングでもあった。タイトル通りアドレナリンが噴出する!

トリプルX~オリジナル・サウンドトラック

トリプルX~オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ,オービタル,4LYN,ネリーFEAT.トーヤ,リル・ウェイン,N.E.R.D.FEAT.ケリス&プシャ T,パスター・トロイ FEAT.ミス・ジェイド,ビッグ・タイマーズ,ミスター・チークス FEAT.ミッシー・エリオット&P.ディディー,ポスタボーイ FEAT.ラシャド,ダニ・スティーヴンソン
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Something To Believe in (The Ramones


 長身ボーカリストジョーイ・ラモーンはじめメンバーが全員ラモーン姓を名乗る(芸名であって親戚というわけではない)バンド、ラモーンズの一曲。

Feel (Robbie Williams


 再び、ロビー・ウィリアムス。考えるな感じろ(違)!

The Show Must Go On (Queen


 クイーンの「イニュエンドウ」から。どんなに苦しくてもショーは続けなければならない。映画「ムーラン・ルージュ」でも歌われた魂の一曲。ラストは近い、でもまだ続くのだ。

イニュエンドウ

イニュエンドウ

Millennium (Robbie Williams


 三度ロビー・ウィリアムス。イントロ部分に「007は二度死ぬ」の主題歌、ナンシー・シナトラの「You Only Live Twice」からサンプリングしている。「二度目の人生を生きている」

Sex, Drugs & Rock 'n' Roll (Saliva)


 アメリカのロックバンドSliva(サライヴァ)のアルバム「Survival of the Sickest」のヒドゥン・トラックから。「セックス、ドラッグ&ロックンロール」と歌っているがそんなに深刻な感じはない軽快なロックナンバー。

Survival of the Sickest

Survival of the Sickest

Clocks (Coldplay


 コールドプレイの大ヒットアルバム「静寂の世界」から。ラスト一歩手前の静かなナンバー。

静寂の世界

静寂の世界

Battery (Metallica


 ラストもメタリカの代表曲。「メタル・マスター」からトップを飾る「Battery」をあえて最後に持ってきた。タイトルはバンドとファンを繋ぐ「絆」から。激しい一曲だがラストに相応しい一曲。

メタル・マスター

メタル・マスター

 
 それでは改めて曲順一覧。

  1. Over the Rainbow (Judy Garland)
  2. Overture (Soundtracks by The Phantom of the Opera
  3. Let Me Entertain You (Robbie Williams
  4. Enter Sandman  (Metallica
  5. Bodies  (Drowning Pool)
  6. HEROES (David Bowie
  7. Live For The Moment (Monster Magnet)
  8. Fuel (Metallica
  9. The Memory Remains (Metallica
  10. アメリカの女王 (Cymbals
  11. Sleep Now In The Fire (Rage Against the Machine
  12. Adrenaline (Gavin Rossdale)
  13. Something To Believe in (The Ramones
  14. Feel (Robbie Williams
  15. The Show Must Go On (Queen
  16. Millennium (Robbie Williams
  17. Sex, Drugs & Rock 'n' Roll (Saliva)
  18. Clocks (Coldplay
  19. Battery (Metallica

 たしか、これで収録するとギリギリ74分以内に収まったはず。かなり分数を計算しアルバムとして通して聴くことを念頭に頭を悩ませたのを覚えている。見れば分かる通りメタリカロビー・ウィリアムス、それにWWE関連の曲が多いのは当時、思いっきりハマっていたからですね(今でもそれは変わらないけれど)Drowing PoolやSaliva、Monster MagnetなんてWWE経由で知ったからなあ(それを言ったらそもそもメタリカもだけれども)。
 今は何百曲もデジタルオーディオプレーヤーにぶち込める時代なのでこういうことをする人は少ないだろうし、そもそもアルバムを通して聴くということもあんまりないのかなあなどと思うのだが(僕自身少なくなった)、たまにはこういうマイベストとかを作ってみるのも悪く無いですよ。