久道進の日記帳

文芸同人サークル「Whatnot」活動報告/本、アニメ、映画、ボードゲーム等の感想・レビュー

「劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇」

 録画しておいたものを視聴。
 子供の頃見て楽しんでいたロボットアニメを思い出させる、熱くて面白い作品でした。無茶な設定をテンションの高さで突っ走るロボットアニメ。そして王道の少年冒険譚であり、成長ストーリー。狭い村からの旅立ち、冒険と戦い、失恋、尊敬していた人間の死、少女との出会い、そして独り立ち。短い中に王道の要素が全部詰め込まれていますね。
 登場メカは顔に手足がついたようなデザインのロボットで、戦いもそれにあわせたコミカルなもの。それなのに物凄く熱い。「俺たちを誰だと思っていやがる!」とか、台詞も素晴らしい。
 惜しいのは、テレビシリーズをまとめた劇場版ということで、前半がダイジェストみたいになってしまったこと。仲間との出会い等がほとんどカットされているため、どうしても説明不足なのは否めません。
 それでも最後の戦いの熱さ、迫力はやはり素晴らしい。スーパーロボットヒーローはこうでなくてはと思わされます。
 テレビシリーズを見ていなかったのが悔やまれますね。レンタルして見たいと思います。劇場版後編も見たい。

劇場版グレンラガン 紅蓮篇 【完全生産限定版】 [DVD]

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