パラドクシカルという蛙

ある時ある新聞で「パラドクシカルという名の蛙」がいるという記事を読みました。面白かったので、写していました。残念なことに日付も新聞紙名を落としています。そこで、いぜん買っておいた『ものと人間の文化史64 蛙 碓井益雄先生著』を出して調べました。この本には、蛙と関わりのある文芸・美術・工芸・科学など幅広い知識が詰まっています。この本に記載がないので、わたしのこの話に自信をなくしました。親蛙より子供蛙が大きいというパラドクシカルという蛙が南米に住んでいる、と確か書かれていたのですが。
先ごろのCNNのニュースに、「米中西部の農業地帯などで広く使われている除草剤アトラジンの影響で、オスのカエルの生殖能力が低下し、一部はメス化して産卵することもあるとの研究結果を、米カリフォルニア大バークレー校の化学者らが発表した。世界各地で両生類が減少している原因のひとつとも考えられるという」 というのがありました。たかが蛙、されど生き物。ですからよくよく調査して戴きたいものです。
子供蛙パラドクシカルは、大人蛙になるに従って、躰が矮小になるのでしょうね。