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 弁護士・鈴木興治の日記−「明日」は「明るい日」と書く−

2011-05-17

朝日新聞に「皇室報道になぜ敬語を使わない?」と質問してみた。悪いが「おもしろかった」。

| 16:57

 答えはある程度予想していたのだが、意外なやり取りがあったのでご報告する。

 東京本社発行の朝日新聞一面下には、「ご質問」を受け付ける電話番号が載っている。そこで私は「なぜ朝日新聞皇室報道に敬語を使わないのですか?」と質問した。

 

 すると驚くなかれ国民感情に配慮して敬語は使っている」というのだ。これはこのブログを見ている人もびっくりする回答だろう。

 私は、「昨日の社説にも、最近の皇室報道にも一切敬語は出てきてませんよね。御社としては敬語を使うというスタンスでよろしいのですか?」と再度質問した。当然のことである。使ってないのに「使っている」と強弁するのだから。

念のため、朝日新聞の昨日(5月16日付)の社説を引用しておく。

・・・・以下引用・・・・

皇室震災―「国民と共に」を胸に 

 天皇皇后陛下震災で大きな被害を受けた東北3県を訪問した。首都圏避難所にも足を運ぶなどして、失意の人々を慰め、励ましている。

 ひざをつき被災者の声に耳を傾ける。声をかける。手を添える。その映像に心を動かされた人も多いと思う。

 雲仙奥尻阪神中越と大きな自然災害のあった地には、必ず両陛下の姿があった。保守派論客が「ひざまずく必要はない」と苦言を寄せたこともあったが、揺らぐことなく、そのスタイルを貫いてきた。

 困っている人と同じ目の高さに自らを置く。それが新しい時代皇室の生き方であり、主権者である国民の思いにも沿う。お二人のそんな確信を感じる。計画停電のときには、対象外の御所でも自主的に電気のブレーカーを落とした。これも同じ思いに基づく行いだろう。

 「国民と共に」との姿勢を機会あるごとに示す陛下を、「皇室は祈りでありたい」との考えをもつ皇后さまが支える。皇室の将来やその基盤となる国民との関係を見すえながら作り上げてきた“平成流”といえる。

 皇室と今回の震災を考えたとき、印象深いのは地震発生の5日後、原発事故への不安がピークにあったころに放送された陛下のビデオメッセージだ。

 異例の措置に事態の深刻さを感じた人も少なくなかっただろう。逆に「陛下皇居にいることを確認できてほっとした」「初めて安心した」といった反応も多数聞かれた。政治家の万の発言よりも、5分間余の陛下スピーチの方が心に染み、説得力をもったということか。

 期せずしてそこには、社会の「いま」が映し出されているように見える。

 迷走と不信を重ね、発する言葉が国民に届かない政治。それを嘆いたり批判したりする一方で、国政に関する権能をもたないと憲法で定められた天皇に、高度な政治性を託し、あるいは見いだそうという動き。主権者であり現人神(あらひとがみ)とされたかつての天皇と現在の象徴天皇との違いを飛び越えて、終戦時の玉音放送と同視するような論評や感想も目についた。

 しかし今回の放送も被災地訪問も、「公的行為」として内閣の補佐と責任において行われることを忘れてはならない。

 未曽有の災害に直面し、皇室に多くの目が集まる。そんな時だからこそ、両陛下の歩みに思いを致しつつ、天皇の地位や活動のありようをめぐって、国民の間で積み重ねられてきた議論を忘れないようにしたい。

・・・・引用終わり・・・・

 上記のように、「敬称」は使っているが、「敬語」は一切使っていない。私が質問すると、オペレーターの人は黙り込んでしまった。そして「ご意見でしたらそちらの部署におつなぎしますが」というのでそうしてもらった。

 電話を替わったオペレーターの女性は、50代くらいだろうか。低く、身構えた、およそ「お客様の意見を聞く」とは言えないような強い口調で電話口に出た。明らかに敵対心を持っていた。電話とはいえ、口調によってその人がどのような感情を持っているかは意外とわかるものだ。皇室関係ということで、大方右翼の感情的な苦情と思いこんだのだろう。言質を取られまい、怒声や罵声には負けない、理不尽な抗議は断固はねつける。心に鎧を着こんだ彼女の姿、表情が頭に浮かんだ。

 彼女がそうなるのも無理はなかろうと思った。皇室報道だけでなく、何かと批判にさらされる朝日新聞である。強い態度で臨まなければやられっぱなしになってしまう。それが日常化していたのだろう。私は彼女に同情を禁じ得ず、「人生の中でこれほど穏やかな口調になったことはない」というほど丁寧で、優しい話し方で、もちろん敬語も使って、話をした。

 

 私の先ほどの疑問には答えてもらえてなかったので「朝日新聞社説にも普段の皇室報道にも敬語を使っていないのに、先ほどのオペレーターの方は敬語を使っていると返答された。御社としては皇室報道に敬語を使うという姿勢をとっていると理解していいのか」と聞いた。

 彼女の答えも上述と同じようなものだった。「事実と違っていませんか」、と繰り返し訪ねた。「敬語というのは義務教育でも習う通り、丁寧語・尊敬語・謙譲語で言葉の述語に使うものですよね。御社は全く使ってないではないですか」とまで言わなくてはならなかった。日本語の基本まで説明しなくては質問の意味すら分かってもらえないのかと少々情けなくなった。というより、憐みの情すら湧いてきた。

 

 すると彼女は、なぜだか(というより「案の定」)「あなたは一体何をおっしゃりたいのですか!?」ときた。質問に的確な答えが返ってきてないから質問を繰り返し、質問の意味についてまで解説している「お客さま」に対してである。私が想像していた彼女の心の姿勢は、やはり当たっていたのだ。およそ「お客様相手」に商売している会社のオペレーターとしてあり得ない態度だ。

 「すみませんが、電話を受けて下さっているあなたのお名前をうかがってもよろしいですか」と聞くと「なぜ答える必要があるのですか!?」である。もうこうなったら、彼女の先入観を解くよりほかはない。

 「私は朝日新聞記者のOBなんですよ。もちろん右翼でも何でもないし、怒声や罵声を浴びせるつもりもないし、理不尽な要求をするつもりもないし、ましてやテロとかするつもりもない。そのつもりで話をしてくださいね」と言った。彼女は「私はそんな風には思っていません」と、相変わらず強い敵対口調で返答したが、ほんの少し「武装解除」したように見えた。

 長電話していてもお金がもったいないので、メモをとって「くださるよう」に念を押して意見を言うことにした。

 国民感情に照らして適切に敬語を使用している」との御社の見解だが、日本語の常識に照らして御社が敬語を使っていないのは明らかだ。

国民感情と言うが、御社や日本世論調査会が実施した世論調査では、7割以上、多い時で9割以上の人が「敬語を使うべきだ」としている。御社の皇室報道においても、敬語を使ってもらいたい。

憲法国民主権の規定や、天皇と国民に上下関係はないからという理由で敬語を使わない向きもあるようだが、私とあなたの間に上下関係はないのに私はあなたに電話の当初から敬語を使っているでしょう?「上下関係がないから敬語を使わない」というのは詭弁だ。そして、どんな組織にも上下関係はある。天皇国旗国歌と同じく、日本国と国民統合の象徴だ。いわば国民が仰ぎ見る存在で、国民がそういう意識をもっていることは先の世論調査の結果からも明らかだ。それ相応の敬意が報道においても払われるのは当然ではないか。

E対的なあなたの電話口における口調はかえって読者を敵に回すものだ。これでは朝日新聞を愛読している読者も離れてしまう。OBだから本当に心配して言っている。あなたがそのような態度に出てしまう立場も分かる。しかし、こちらは住所も氏名も明らかにして電話をしているのに、受けた人間が名前を名乗らないとは、およそお客様あっての商売をしている会社ではありえないことだ。大きな会社だったら、どの会社でも、用件を誰が聞き取ったのか、相手に責任を明確にするために「◎◎部の○○がお伺いしました」とかいうでしょう?オペレーター室でそういう指摘があったことをちょっと議論してみて下さい。

 彼女は私の話を聞くにつれ、少しずつ鎧を脱ぎ始めた。きちんとメモを取りながら話を聞いているのも電話口からわかった。そこで私は電話を置いた。

 朝日新聞皇室報道の在り方に疑問を持っている皆さん、私のように「穏やかに、優しく、敬語を存分に使って、論理的に」電話してみて下さい。きっと面白い体験ができますよ。

TPTP 2016/02/05 12:25 皇室に敬語を使わなければならない法的根拠はなんですか?世論が多数なら使うべき、というなら、常に少数派の意見は無視されることになりませんか?

弁護士 鈴木興治弁護士 鈴木興治 2016/02/05 21:36 法的根拠はありません。

 しかし「敬語を使うべきか、使わないべきか」という問題は、そもそも法律的根拠を必要とする問題でしょうか?

 「法律的根拠がない限り、行わなくてもよい」という考え方を貫けば、人間関係を円滑に維持するためのマナーや礼儀作法も、全ていらない、ということなりますが、それでは生活していくうえで自分も他人も不愉快で、不都合なことになることは自明ではないでしょうか。

 マナーや礼儀作法の問題をはじめとして、何かをすべき、すべきでない、という判断においては、法的根拠のあるなしに関係なく判断されるべきこともあるのだ、ということはご理解いただけると思います。

 少数意見に対する配慮、という点は、一般論的にはその通りだと思います。しかし、広く一般大衆を読者として想定している朝日新聞という日刊紙が、多数意見を無視して、少数意見に立ち続けていることの異常性は、指摘してもよいと思います。

 朝日新聞の記事を見ていて最近(両陛下のフィリピンご訪問に関連して)思うことを一つ。ニュース報道では、敬語は使っていませんが、天声人語の文章では、敬語を使っています。日本人の自然な感情の発露として、天皇陛下には敬語を使う方が自然に感じる、ということを、当の天声人語の筆者(朝日新聞を代表する記者)が実感していることの表れではないでしょうか。

弁護士 鈴木興治弁護士 鈴木興治 2016/02/05 21:44  ついでに。
 
 皇室に対する敬語の問題は、皇室に対する敬愛の情の絡む問題でありますので、しばしば感情的対立を生みます。

 皇室に対して崇敬の念を持っている人は、皇室に対してぞんざいな扱いをする人に対して、あまり良い思いを持ちません。

 誰でも、自分が大切に思っている人や物を他人からぞんざいに扱われたら、いい思いはしないではないですか。それが、その人にとって大切な人やものであればあるほど、感情的な軋轢は強くなります。それは、皇室云々以前問題として、人としては当たり前の感情です。

 皇室の存在に懐疑的な意見を持っている人がいることはわかりますが、皇室を大切に思っている人がいる、ということと、みだりにその感情を逆なでするような態度はとらない、ということが、民主主義社会において、個人の人格の尊厳を尊重し、相互に相手を思いやり、スマートな議論をおこない、民主主義社会を維持し発展させるうえで、どうしても必要なマナーだと思います。

 法的根拠?憲法12条、13条です。法的根拠があるので、まもってね。

弁護士 鈴木興治弁護士 鈴木興治 2016/02/05 22:03  ついで、と言っては大変失礼ですが…

 TPさん、私のブログをわざわざ訪問してくださってありがとうございました。ついついお礼を言うのを忘れていました。

 今後ともよろしくお願いいたします。

夏目漱石の妄想の猫夏目漱石の妄想の猫 2016/04/06 23:18 でもこれって、最近の朝日新聞が皇室報道に敬語を使わない理由を、朝日新聞に質問した朝日新聞の答えに関するブログではなくて、朝日新聞のオペレーターに質問したオペレーターの答えに関するブログですよね。

おそらくは派遣かアルバイトのオペレーターと戦っただけじゃないですかね…。

弁護士 鈴木興治弁護士 鈴木興治 2016/04/14 22:42 「夏目漱石の妄想の猫」さん、ようこそお越しくださいました。いらっしゃいませ。(ハンドルネームの由来がちょっと気になるところですが…。)

 その時私に対応した方の属性については、真相はよくわかりませんが、確かにご指摘の通りかもしれません。

 ただ、「朝日新聞として」ご意見を承る、質問に答えるべき部署として、一面に電話番号を載せ、そこにかかってきた電話に対応しているわけですから、対応した人が正社員か、編集の責任者か、管理職か、平社員か、派遣か、アルバイトかを問わず、その回答は朝日新聞という団体を代表するものとして考えるのが社会通念上相当ではないでしょうか。

 ですから「朝日新聞の答えに関するブログ」と言っても、あながち間違いではないと思います。

 ともあれ、「戦った」なんて、自慢できるような行動をしたものではないことは、私自身も自覚しておりますので、ご容赦くださいませ。

ちるちちるち 2016/05/30 19:45 最高敬語について検索したらこちらのブログに行きあたりました。
私も右翼ではありませんし、単純に面白いなあ、と思って拝読したのですが、これについて「法的根拠はなんですか?」というコメントが付くのも大変面白いなと思いました。
法的根拠云々というより、日本のアイコンに対して(アイコンとして外交している人々に対して)敬う気持ちを表面的にせよ持てないことが、日本国民としては違和感です。
ただ「君が代の斉唱を強制されるのはおかしい」「起立するのはおかしい」「天皇の存在はいらない」という教師のいた小中学校を卒業したので、皇族に敬意を持たぬまま成長してしまう人々が多いのもわかる気がします。あのときの教師たちの活動が実を結んでいるのが恐ろしいです。
古い記事に長々とコメントしてすみません。
なんにせよ、敬語どうこう以前に、オペレーターの対応がまずすぎですね。私は以前ヘルプデスクにいたのですが、こんな対応したら厳重注意ものです(笑)。

弁護士 鈴木興治弁護士 鈴木興治 2016/06/06 17:14  ちるちさん,ようこそおいでくださいました。ありがとうございます。
 コメントを残しておいて下さったことに,今気が付きました。返信が遅くなりましたこと,ご容赦ください。

 敬語を使うことの法的根拠とか,ちるちさんの「日本のアイコン」という表現とか,多くの人たちと交流することで,自分にはない新たな視点を与えられて,私としては非常にありがたく,また大変楽しく思っております。

 そもそも私がブログを始めたきっかけは,いろんな方々と前向きな交流がしたい,というものでしたので,こういう議論ができること自体,本当にありがたいことだと思っています。

 弁護士のブログだと,とかくギスギス・トゲトゲしたものになったり,文章自体が石のように固かったりすることが多いのですが,最近ある方のブログを拝見して,多くの人の目につく場所で文章を書くのだから,読む人が元気になるような,喜びを感じられるような,前向きな気持ちになれるような,新たな発見ができるような,そういうブログ記事にすべきだなあ,と心を新たにしております。

 もしよろしければ,他の記事もご覧いただき,ご感想などを残しておいていただけますと幸いです。

めどくせーめどくせー 2016/07/14 02:01 「ねー、聞いてー!今日、変な人から電話掛かってきたの(笑)天皇に敬語使えとか言ってくる人だったー!」「え?(笑)なにその人!頭おかしいんじゃない?(笑)」って、休憩時間の話のネタにされるだけですよwもしくは、上司「今の人、変なお客さんからだったの?」オペレーター「はい。そうなんですよー。もう、意味分からないことばっかりいってますー(涙)」上司「あはは。頑張れー。終わったら休憩いっておいで」って、保留中とかに既にネタにされてるかも(笑)そんなことも分からないのかなぁ。あなた、オペレーター達からバカにされてますよw体のいいクレーマだよwあなたも暇人ですね(笑)

弁護士 鈴木興治弁護士 鈴木興治 2016/07/16 23:06 めどくせーさん,わざわざお越しいただいて,お忙しい中,コメントを残してくださいましてありがとうございます。

 天皇陛下に敬語を使うべきだと考えている人は,私だけじゃないと思いますよ。また,朝日新聞の皇室報道の敬語の不使用について,違和感を覚える人も少なからずいると思いますよ。

 言わずもがなのことですが,新聞は社会の公器であり,それゆえに読者や一般市民の意見を聞く姿勢を示しているのです。そこに意見を述べたことをちゃかしたところで,建設的な議論にはならないように思いますが。

 私のした行為,それから発言,または考えていることがおかしいというのであれば,具体的に指摘してください。

 それから,面と向かって言えないようなことは,匿名であることをかさに着て言わない方がいいと思いますよ。

 私のことを「暇人」と非難されておられますが,暇人のヒマなブログにわざわざコメントされているあなたも相当ヒマなのでは?

t.at.a 2016/08/08 20:20 初めまして。
私は幼い頃から、皇室に関する報道などで敬語が使われてることに違和感を感じており、世の中ではその事についてどう思われているのだろうかと気になり検索したところ、この記事にたどり着きました。

確かにこのオペレーターの態度は少し改善するべきだと思いましたが、コメントにありましたように(コメントも読ませて頂きました。)、天声人語では敬語が使われていることから、朝日新聞では敬語を使ってると言い張っていたのかもしれませんね。

調査では、多くの人が天皇に敬語を使うべきだと答えているというのを見て、大変驚きました。私の周りでは、なぜ使うのか、平等じゃないのかという声しか聞いたことがなかったためです。まあ、文句がない方はわざわざ敬語に対して言及しませんもんね。笑

さて、敬語を使うべきだというのが、民意だということは分かったのですが、あなた様も分かってらっしゃる通り、敬語を使うべきではないと思ってる人もいるのです。しかし、そう分かってらっしゃるはずなのに、なぜ、頭から敬語を使っていないことがまるで悪いことかのように書かれているのでしょうか?
オペレーターとの会話でも敬語で話すのだから…、マナーだから…、分かります。分かりますけれども、報道される他の方々と、天皇ではあまりにも態度が違いません?
マナーなのだから、という理由で敬語、尊敬語を使うべきであるのなら、他の報道される方々にも尊敬語を使わなければならないことになりませんか?

私が天皇家に尊敬語を使われているのを見て、違和感を感じるのは、皆平等ではないのかと感じてしまうからです。天皇は、国民には入らないのでしょうか?
古典を読んだり、歴史を学んだりしてきた上では、昔は天皇は人々からは手の届かない、雲の上の存在で、敬うべき存在であったと思います。しかし、現在でもそうなのでしょうか?同じ人間で、同じ日本国に住む人なのに、我々と天皇はなにが違うのでしょうか?生まれだけではないのでしょうか?
政治を引っ張っていく、首相にさえ、尊敬語など使われているのを見ないのですが、ただ生まれだけが違う天皇は使われるべきなのでしょうか?

長々とすみません。批判、などではなく、今まで思ってきたことを書いてしまいました。

おるおる 2016/08/11 12:58 記事を大変興味深く拝見いたしました。

私自身は、皇室への不適切な表現(尊敬語以外にも)、偏向ぶりのひどさに辟易して朝日新聞の購読をやめた者です。
多くの読者はきっと問いただす事もせず、黙って去りますので、朝日新聞にとっては読者から得る貴重な意見のはずですが、社の顔ともいうべき電話対応がなんとも無惨なものです。

昨今は「生前退位」という言葉が頻繁に取りざたされるようになり、「御譲位」でしょ、と何度思ったことか…非礼にもほどがありますよね。

過去の記事へ、つらつらと書き連ねてしまい申し訳ありません。
この書き込みは、上のt.aさんの内容が私にとって驚き、かつ最近のものでありましたので書きました。
t.aさんのような考えの方もあるのですね…というか、その「平等」感は私にとっては大変不気味な感覚です。

天皇陛下は国民ではないですよ。
戸籍もなければ、基本的人権も適用されず、国民が享受する権利の何一つも有しません。ただただ国家と国民に尽くす大変な激務を担っていらっしゃいます。
そのご負担は内閣総理大臣の比ではないでしょう…総理も激務ですので決して軽んじる訳ではありませんけれども。

生まれが違うだけ、という言葉が日本人から出るのが信じられません。
そしてなぜ総理より下だと認識しているのかが、本当に理解できません。
マナー以前に、純粋に尊い御存在であらせられるから、自然に頭が下がるのです。

この記事は単に尊敬語を使用するしないの問題に留まらず、天皇陛下と皇室を軽んじる風潮、日本人として知っていなくてはならないことを知らない日本人がいかに多いかを考えさせられます。

朝日新聞は人民日報と東亜日報の子会社化していますし、中国の意に沿わない記事は書かないことを宣言した社長がいますから、そういう部分にも現れていると見るべきでしょうか。
朝日新聞は特にひどいですが、他の新聞やメディアでもまともな書き方が本当に少なく、嘆かわしい限りです。

t.aさんのような方々は、例えばエリザベス女王陛下に対しても同様に考えるのでしょうかね。
天皇陛下はエリザベス女王陛下から上座を譲られる御存在なのですけれども。
イギリス人の友人達の方がよほど天皇陛下へ敬意を示してくれたなあ、と思い悲しくなりました。

弁護士 鈴木興治弁護士 鈴木興治 2016/08/14 17:08  t.aさん,おるさん,コメントありがとうございます。私のつたない記事を読んでくださり,お考えを書き込んでくださったことを心より感謝申し上げます。

 お二人とも,ご自身の思っていることをしっかり分析しながら,丁寧な言葉と表現でお書きになっているので,感銘をもって読ませて頂きました。

 お二人のお書きになっていることについて,私自身にもいろいろ考えはありますが,現在夏休み中で,私も少し休みたいので,別の機会に改めて書くことにさせてください。

 ただ,お二人のように,冷静でかつ真摯な態度で,ご自身のお考えを一つ一つ解きほぐしながら,丁寧な言葉と表現で投稿をしてくださる方がいて,充実した議論ができることが,私自身非常にうれしいことと受け止めておりますし,こうした私たち一人ひとりの態度が,ひいてはこれからの我が国をよい国にしていくことにつながるのではないかと思っています。

 良ければ私のフェイスブックもご覧くださいね。

 https://www.facebook.com/suzukikoji2020

通りすがり通りすがり 2017/05/05 08:17 古い記事へのコメントですが、検索から来ましたのでご容赦ください。コメント含め参考になったので一言残させていただきますね。

最初に、自分は「天皇さん(及び皇室関係)だけやたら丁寧なのが不思議」という考えでした。法律が云々と言うこともありますが、こちらの記事を読んであらためて思ったのは、自分の中に特別な思いがないということです。教育のせいか時代や自身のせいかはわかりません。個人的な考えから新聞はじめニュースも積極的には見ていません。結果として、特別な主義思想でなく自然と皇室報道の敬語に違和感があるだけです。

前置きが長くてすいません。実は、「天皇さんには特別敬語を使うのに、なぜエリザベス女王には普通の丁寧語なのだろう」と思い検索し、ここを見つけました。天皇さんに基本的な人権があるか、一般論として皇室報道の敬語は受け入れられているのか、朝日新聞(ニュースではなく)はどういう記事の書き方をしているのか、などなど純粋に知らないことが多く非常に参考になりました。天皇陛下の立場を考えると、日本人として敬意を払う理由も見えてきました。天皇さん個人に対しては自分も素晴らしい方だと思っています。それでも皇室報道の敬語に違和感を覚えるのは、皇室報道の敬語があまりに特別過ぎて、かえって不自然さを助長しているのかもしれません。「皇族だから」ではなく「日本人として敬意を表せる存在であるから」特別な敬語が使われるのだと思います。メディアだけでなく敬語を使う人すべてが、そういう意識をもってほしいと思います。
とりとめなくなってしまいましたが、自分の中の違和感の正体が少しつかめて大変いい記事でした。この記事が書かれた時点より生前退位の話は進んでおります。天皇陛下含め皇室の話は日本人としてもっと知らねばいかないですね。

トレパントレパン 2017/11/04 16:09 過去記事ですが、、、。
私は学生の頃は天皇陛下に敬語使うこともおかしいと思っていました。また今考えるととんでもない考えでしたが「何もしないでいい生活できるなんていいご身分だな」とさえ思っていました。
悲しいかな、やはりそのような社会だったからなのか、そのような教育を受けたからかわかりませんが、私だけではなく少なくとも私の周りはそういう考えを持っていたと思います。
しかし、大人になり陛下の国民に対するひたむきな姿勢や行動に本当に感動し、涙させられました。
そしてそれと同時にいままでの考え方を反省させられました。
まさに価値観が崩壊したような衝撃でした。
その後様々な考えをネットやテレビ、ニュースで見聞きし本物を見る目を養いました。
私は朝日新聞が嫌いでもないですし、天皇万歳、という感情もあるわけではありません。
しかし、天皇陛下の事を心から尊敬しますし、様々な歴史などから畏怖の念を持つべき崇高な方であると考えます。
恥ずかしながら私自身が正しい陛下に対する敬語を知りませんのでこんな事を言う資格はないかもしれませんが、日本という国で報道するのであれば報道機関はきちんとした敬語を使っていただきたいと思っております。
個人が、企業が、団体が、社会が陛下を敬う、これは日本という国に生まれた人のみならず、日本で活動する人として当たり前なのではないかと思うのです。
また平等という考え方は捨てなければいけません。
現状平等ではないからです。
我々が陛下に対して敬語を使わない日があるとすれば陛下が一国民になり、陛下自身が敬語を使わないでくれ、とおっしゃられた時なのではないかと思います。
まぁ、私はそれでも敬いますが。
全ての人間が本質を見る目をもつことが出来るようになるよう願うばかりです。
とても面白い記事でした。
今後もいろいろな面から記事を書いてください。

今思うこと。今思うこと。 2018/03/21 04:39  記事にあまり関係ないかもしれませんが、私は色々と欠点を感じたり、生きる上で様々な理不尽を感じる事もありますが、基本的には祖国としてこの国が好きですし、誇りにも思っています。
 日本が今の日本となるのに皇室は大きく関係していると思いますし、歴史に対し皇室が果たして来た役割を日本人一人一人がもっと見詰めてみるのもいいかと思います。
 改元が目前に迫った節目の時期だからこそ、皇室について改めて考え、意見を交わすのも有意義な事ではないでしょうか。

ケルンケルン 2018/06/26 16:19 ブログにコメントするのは初めてなのですが、とても興味部下化ttのでつい。

TPさまの返答に、「敬語を使うべきかどうかという問題は、そもそも法律的根拠を必要とする問題ではない。人間関係を円滑に維持するためのマナーや礼儀作法のレベルの問題。」といった旨の返答(だいぶ要約してしまいましたが)がありましたが、
だとすると投稿者様は、およそ新聞に掲載されているすべての会話において敬語を使用するべきだと考えているのでしょうか?

そうなると、事件の報道においても敬語を使用するべきです。
もし刑事も取り扱われている弁護士先生であれば、ご存じかとは思いますが、容疑者呼称が問題とされることがあります。私としては、もし朝日新聞に意見を入れるのであるなら、天皇への敬称より、容疑者への敬語の方が解決すべき優先度が高いように思います(仮にも天皇はまだ軽傷を使用されているわけですから)。

しかし、現実問題として、容疑者は被害者にまで敬語を使用し始めたら、もはや形式面にとらわれすぎていて本質的な報道はできなくなると思います。
投稿者様は「敬語はマナーだ」とおっしゃりますが、マナーとは社会を円滑にさせるべく単なる形式です。とても重要なものではありますが、しかしそれほど大切ではありません。マナーにとらわれ、それが原因で円滑な社会生活にギスギスした空気が流れるのなら本末転倒だと思いました。


余談ですが、テレビでジャニーズの後輩が先輩に話す際、敬称・敬語を使用すべきでしょうか。
彼らはプロであるはずなのに、TVショーという視聴者に向けた演出の中であることを忘れて、構わずにジャニーズ間の上下関係を前面に出して、後輩から先輩に平然と敬称を使用している光景に、私個人としては逆に違和感を覚えています。

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