『ラジオで生対バン2017冬』取り扱い説明書及びガイドライン。

今年2月リリースの『ウルフルズTribute〜Best of Girl Friends〜』が本当に素晴らしくて、ABCラジオ『よなよな・・・なにわ筋カルチャーBOYZ』で特集をしました。


その中で取り上げた1曲がハンバートハンバート『SUN SUN SUN'95』。


楽曲に入る前に佐野遊穂さんの小芝居が入るのだが、まさにウルフルズのユーモアを見事に理解した演出で、参加ミュージシャンの中でもユーモアポイントをトリビュートしたのはハンバートだけだった。


そこを話した上で、そのユーモアは佐藤良成さんと佐野遊穂さんの母校である和光という学校の校風が活かされてるのではとも話した。


5年くらい前の梅田クラブクアトロワンマンライブレポートを担当した事はあったが、御本人たちにもスタッフにもお逢いした事はない。


そんな中で勝手に話したのだが、Twitterでダイジェスト風にポイントを番組でつぶやいたら、スタッフの方がユーモアトリビュート=和光というポイントを面白がり、Twitterで連絡を下さった。


事務所社長も和光出身という事もあり、話は盛り上がり、次のアルバムリリースキャンペーンでは必ず番組へ向かいますと約束してくれ、7月には生ゲストが実現。


和光の話や新曲MVのロケ地(東京下町)を調べて見学しにいった話などで大変盛り上がり、初対面とは想えない出逢いとなった。


例の社長は立ち会い出来ずであったが、その後、10月の大阪城野外音楽堂ワンマンライブで、こちらとも初対面を果たす。


言わずもがなだが、そのライブは素晴らしかった。


ハンバートは穏やかで牧歌的でほっこりというイメージを持つ人もおられるが、歌詞に込められたメッセージがフォークをルーツにしたメロディで歌われた時、誠にエモーショナルになる。


つまりエモいのだ。


ロックやパンクと並んでも充分に立ち向かえるし、スピリッツとしてはロックでありパンクである。


そうそう我々『よなよな・・・なにわ筋カルチャーBOYZ』チームは、その頃ひとつの課題を抱えていた。


2016年に2回開催した『ラジオで生対バン』というABCラジオスタジオでNO 観客マッチでフルバンドで対決してもらう企画。


今年も12月に考えており、出場者1組目は過去2回ともに出場するセックスマシーン。


その相手は誰ぞにするよ?・・・我々は生放送終了後の火曜深夜2時過ぎ、もつ鍋を囲みながら、あーでもない、こーでもないと喋りまくっている時、原君が生ビールを呑みながら、ふとつぶやいた。


『ハンバートどうすか?!』


うぉー、その手があったか! 私はプラトーンの様に両手を上げて喜んだ、もちろん心の中で。


私が好きな異種格闘技戦タイプの対バン。


セックスマシーンVSハンバートハンバートなんて、越中詩郎VS高田延彦じゃないかと。


まぁ、このあたりは、みなさん適当にWikipediaで調べてください。


ひとつ言えるのは、このタイプの対バンは演者同志や主催者やスタッフが盛り上がっても、観客のみなさんがあまりにも両極な2組と判断してしまい、とっちらかる事が多い。


しかし、今回はラジオ生放送でNO 観客マッチだから、その心配はなくなる。


すぐに社長にメール連絡をすると、喜んでもらい、ちょうど東京に用事があったので、番組プロデューサーと事務所を伺う事に。


用事場所が事務所すぐ近くというミラクルもあり、無事にマッチメイク成立。


ロックバンドのセックスマシーンとフォークデュオのハンバートハンバート


サウンドジャンルは違っても、スピリッツジャンルは全く一緒のエモーショナルで御座います。


根底に流れる悶々とした苛立ちや哀しみ、悩みやもがきやあがきは全く一緒。


ですので、みなさん12月12日(火)夜10時〜深夜1時ABCラジオ『よなよな・・・なにわ筋カルチャーBOYZ』の『ラジオで生対バン2017冬』を是非とも見届けてください。


さぁ、戦いの火蓋は切って落とされましたよ🔥


以上、この番組企画の取り扱い説明書、ガイドラインで御座いました。


てなわけで、ラジオの前でお逢いしましょう📻


おあとがよろしいようで。