かみかみおれんじ

子育ても息抜きもたいせつです

 サマーウォーズ

http://s-wars.jp/


14日にお台場行ってガンダム見た後、18きっぷで帰ってきたその足でこの「サマーウォーズ」を地元映画館に観に行きました。ハードスケジュールのせいで眠ってしまうかと思いきや、全然眠くならないんだってばこれが!


はっきり言って、期待以上に面白かった!です。


ヱヴァ破に続いてw、私的には今年の映画ナンバー2です。イヤ、下手な実写映画やドラマ見るよりアニメ映画の方がよっぽど優れてますよ、今の日本のご時世では。
同カントクの「時かけ」も面白かったですが、個人的には今回の方が好きかなあ。元ネタ(?)のデジモン映画は観てないんで比較は出来ませんが、単なる少年少女の物語に終わらない辺りが今回の映画のオモシロさに繋がっている気がします。栄ばあちゃんカッコよすぎ!
まー、実際あんな一族の一員になるのは、自分だったらゴメンこうむりたいところですが…(笑) 親戚づきあい、タイヘンそうじゃなーい。実際、ああいう“知らない人ゾロゾロ”という光景を父方の祖母の葬儀の時に目撃したことがあるんで、他人事じゃあない気がして…。


まあ、あまりにも一族の中で話が完結しすぎ!とか、ヒロインがオイシイとこ最後の方で持っていきすぎ!*1とか、主人公が活躍出来ないまま終わっちゃうのー?!などとハラハラするところもありましたが、終わった後の爽快感はタマらないものがありました。
一番好きなシーンは、栄ばあちゃんの手紙(遺言)の下りかなぁ。ベタだと思いつつもボロボロ泣いちゃったよ。キャラクターの中では、ご多分に漏れず萌えキャラ・カズマ*2と柴わんこのハヤテがかわいかったです。


もう一回くらいは、映画館で観たいな。この夏のあいだに。

*1:途中まで、ヒロインが黒幕だと思っていました…

*2:上映終了後、近くにいたカップルの片割れの女の子が『キング・カズマかっこよすぎ〜><』とはしゃいでいて、彼氏に『こーいつーv』的にこづかれていたのが微笑ましかったw

 怪談 牡丹燈籠・8/13ソワレ

久しぶりの観劇でした。

http://www.siscompany.com/03produce/24botan/index.htm

劇作・脚本:大西信行
演出:いのうえひでのり
出演:段田安則   伊藤蘭   秋山菜津子   千葉哲也   瑛太   柴本幸  梅沢昌代 他

Bunkamura シアターコクーン MR列20番台前半

兎にも角にも、段田さんと蘭さんが凄かった!
秋山さんが達者なのは十分承知してるけど、蘭さんがここまでとは…。瑛太さんと柴本さんは、ベテラン2カップルに比べるとやっぱり初々しさが勝ちますねぇ。長身の二人なので、舞台栄えして美しい立ち姿でした。


んー、でも、あんまりドロドロとした情念や人間の業の持つやるせなさは感じられなかったかなぁ。同じいのうえ演出でも、個人的にはこの前の「リチャード三世」より好みでしたが。(単に自分が洋モノより和モノの方が好きだというだけかもしれないけど…) あ、周り舞台のセットは良かったです。
いのうえさんのメリハリのあるわかりやすい演出が、湿り気のあるストーリーとマッチしていないんでしょうかねー?オリジナルの新感線(いのうえ歌舞伎)の方が、よっぽど人間の業を感じることが出来た気がします。


今、シネマ歌舞伎でも同じ演目「怪談 牡丹燈籠」が観られるらしいので、機会があったらそっちも一度くらい観てみたいかも。地元じゃ絶対ムリだけどね…。