屋久島の花(10月6日・7日)
3泊4日の屋久島旅行に心満たされ帰宅した。たっぷりの緑、広やかな海、凛々しく重なり立つ山々、なだれ落ちる滝、降ったり照ったり場所と時間によりころころ変わる天候。自然の中にゆったり浸ることが出来た。
花は少ない時期らしいが、初めて目にするものが多く、感激したり感心したりでカメラを忘れている。
そのうえ雨も多く、帰宅して見たら画像の少ないこと…。見て満足したからまあいいか、の心境。
- イソマツ(磯松)(イソマツ科)
潮水のかかる岩に生える多年草だそうで、根っこが松の枝のようでした。
- イソフサギ(ヒユ科)
こちらも岩の上に広がって生える多年草。高さ5cm足らずでした。
- ツチトリモチ(ツチトリモチ科)
薄暗い樹木の下に、赤いものがぽつぽつ。キノコかと思ったら、ハイノキ科に寄生する花だそうです。ツチトリモチが顔を出すと、屋久島の秋の訪れとのこと。「秋ですねー」と、若いガイドさんのしみじみとした声。
緑のコケの中に先の方だけ赤いものが出ていた。ガイドさんがそっととり出して掌に乗せて見せてくれた。そのあと、元のコケの中にそっとやさしくいとおしむように返して元の姿へ。さすが、ネイチャーガイド。それにしても、虫にきのこ。気もち悪いが珍しいもの見たさにのぞきこむ。
- ヒメツルアリドオシ(アカネ科)の実