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Svelandski氏の秘められた日記

2018-07-14 娘の使った教科書

svelandski2018-07-14

土 旧暦 6 月 2 日 先勝 丁未 二黒土星 Kronprinsessans födelsedag Folke V28 25357 日目

「そのうちに僕もスウェーデン語を勉強するかもしれない。その時に役立つかもしれないから」といふ理由で、娘が小学生の時に使った国語の教科書のうちの1冊を取っておいた。それが別の本を本箱から取り出す時について出て来た。パラパラとめくって見た。娘が勉強した跡がそこかしこに残ってゐる。小さい子が知らない国へ来て、知らない国の言葉を勉強する姿が思ひ浮かんで、急に可哀想な気がした。その頃僕は仕事に追はれてゐたので、娘が学校でどんな勉強をしてゐたのか全く知らずに過ごした。自分の小学生時代を振り返れば、これがもしも自分であったならとても耐へられなかったのではないかとも思った。親よりも子供の方が苦労は大きかったと今頃になって思ふ。ページを繰ればプンと古い時代の匂ひがするその教科書の表紙を手で撫でてやった。

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2018-07-13 広がる豪雨の被害

svelandski2018-07-13

金 旧暦 6 月 1 日 赤口 丙午 三碧木星 新月 Joel Judit V28 25356 日目

豪雨が西日本を広く襲ってから1週間経つが、新聞によって被害の跡が報ぜられるとその大きさに驚いてしまふ。日に日に被害が拡大してゐる。犠牲者の数も14府県で 203 人。さらに 50 人以上の行方不明があると出てゐる。化学工場からプラスチック原料が大量に流出して海の生態系への悪影響も懸念されてゐるともいふ。異常気象といふ言葉を安易に使ってはいけないのかもしれないが、この様な雨の降り方は日本史の中にも例を見ないのではないかと思ふ。50年に一度の規模の災害を予告するといふ触れ込みで始まった特別警報も、いまでは5年に一度出てしまふほど最近は気象変動から来るリスクが大きい。これまでにも集中豪雨被害はあったが、もっと局所的な区域に限られたのではないかと思ふ。被害にあはれた方々に心からのお見舞ひを申し上げたい。

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2018-07-12 モーツァルトのコンサート

svelandski2018-07-12

木 旧暦 5 月 29 日 先負 乙巳 四緑木星 Herman Hermine V28 25355 日目

僕らの町から 40 km ほど離れたところに Trosa といふ町がある。バルト海に面した小さな町であるが、リゾートタウンの雰囲気もある町である。主要道路の E4 から海側へ少し入るので、Stockholm へ行ったりする時はいつもその近くを通過するだけである。今日の地方新聞 Södermanlands Nyheter のお知らせの欄に Trosa 郊外の教会 (Trosa Lands Kyrka) でコンサートがあると出てゐたので、夕方、同居人と出かけて来た。Angela Wannbäck といふ女性歌手が Mozartオペラの曲を何曲か歌ふといふ催しであった。ピアノ演奏はやはり女性で、Ann-Sofi Kling-berg。教会の建物は非常に古くて、その中で Mozart を聞くことができて、良い時を過ごした。

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2018-07-11 米朝首脳会談からひと月

svelandski2018-07-11

水 旧暦 5 月 28 日 友引 甲辰 五黄土星 Eleonora Ellinor V28 25354 日目

史上初の米朝首脳会談が実現してからひと月になるが、この間に目立った動きはなかった様に思はれる。日本にしてみれば交渉の蚊帳の外に置かれた感じもある。拉致問題を抱へる日本は、解決に向けてこの機会を外してはいけないと焦る一方で、下手に日本側から交渉の実現を催促すれば、最初から北朝鮮のペースに巻き込まれることもありうる。それで、ズルズルと時が過ぎてしまふのではないかと思ふ。北朝鮮はルール違反の既成事実をさんざん作ってしまってから、それをちらつかせながら交渉するといふ巧妙なやり方をするので、なかなか交渉も大変であると思ふ。そもそも、北朝鮮といふ国があることを日本は正式に承認してもゐないと思ふのだが、北朝鮮側はあたかも既に国家としてあるかの様な既成事実を作ってしまった。僕がまだ若かった頃の日本のパスポートには北朝鮮以外の国に渡るための旅券であると但し書きがついてゐたが、そんな但し書きもいつからか消えた。日本としては、金政権だけを相手として交渉するのではなく、多数の一般の人々を視野に入れた雰囲気の交渉ができないものかと思ふ。無論いきなり今の政権を崩壊させたり、南北融合に走ってはこれまた世界が不安定になるから、政権の温存への協力だけは約束しつつ徐々に状況を変へる方向を模索すべきと思ふ。北朝鮮のやり方が如何に巧妙であっても、今の政権がその権力構造そのままで、中長期にわたって国の経済を伸ばし、人々の生活レベルの向上を図ることは不可能である。そのことは今の政権自身が一番よくわかってゐるのではないかと思ふ。

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2018-07-10 自分について語る時

svelandski2018-07-10

火 旧暦 5 月 27 日 先勝 癸卯 六白金星 André Andrea V28 25353 日目

日本経済新聞の「私の履歴書」は先月は阿刀田高氏が執筆した。その最終回で、「人は自分自身について語るとき、それはつねに自慢話である」と書かれてあった。心の奥の方で、全くその通りと同意せざるを得ない。自慢話をせずにおくことは人徳の第一の要因であるから、もし人徳を保持したいのであれば、自分自身について語ってはいけないことになる。実際、世の中には、己を語らずに静かに世を過ごす人も多いのではないかと思ふ。ブログをつける様になって、毎日書く題材もないものだから、つい自分のことを書いてしまふ僕の心には、阿刀田氏の言葉がちらりと残る。

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