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2005-08-18

郵政民営化ってさー

id:jounoさんのところより。

郵政民営化ってさー、郵便貯金がー、財政投融資に使われてるから、特殊法人とかでーよくないー、とかいう話だったはずで、郵便局の話ではなかったはずなのに、なんでこういうことになってるのだ?

なんでなのかさっぱりわかりませんよね。僕もさっぱりわかりません。たぶんこういう話をみんなあんまりご存知なくて、もしくは知ってるが故にw、こういうことになってるんじゃないかと思います。なんか陰謀論とかまだあるし。わはは。

【追記】

ブクマコメントにエントリ返しは無粋と承知しつつ追記する。

財投機関債は鵺のような存在でありリフレ派はそのことを考察していない、との主張を目にした。だが本当にそうだろうか?ここではそもそもそのような考察が必要か否かを考察したい。元ネタはこれである。酔っ払ってるので適当に*1

まずそもそもの論旨が明瞭でないので筋の通った反論はもとより不可能であることをお断りしておく。しかしそうも言っていられないので、とりあえず僕が理解できる限りでその主張をまとめて、それに都度反論してみることにする。反論は歓迎しないが許容はする。

  • 財投機関債は事実上政府保証ありと同様に市場では扱われている
  • 財投機関債が購入されているのは、デフレの結果ではなく、政府保証のためである
    • これは上述の通り表面的には正しい。財投機関債には(暗黙の)政府保証があり、しかも国債よりも利回りが良いから購入されているのだ。
    • この点をより正確に書くと、デフレだから投資先として国債が好まれており、更に国債よりも利回りの良い(しかも信用リスクは暗黙の政府保証があるので国債と同等である)財投機関債がより好まれているという図式となる。
    • リフレ派かどうかに関わらず、これは普通に考えればそのままの結論が出るだろう。
  • もし財投機関債の政府保証が外れることがあったならば、財投機関債を購入する金融機関はなくなるだろう
    • そんなことはない。もし財投機関債の利回りが、政府保証が外れたことを補って余りあるほど上昇するのであれば、民間金融機関は喜んでその債権を購入するであろうことは保証しても良い。つまり問題はリスクに対するリターンを提示できるかどうかであって、政府保証云々ではない。
    • もっともここでimplyされている問題はクラウディングアウトとインフレへの懸念であると考えられるが(でなければ論旨が一貫しない)、そうであるならばはっきりとそう示すべきだろう。implyするだけでは反論のしようがない。反論されたくないのであれば話は別だが。

以上のことから、財投機関の運営が結局国債で賄われるであろうという予測とか、とりあえず民営化して(民間にうっぱらって)ワンタイムの収益を上げるのが国の狙いだろう、なんてのは根拠がはなはだ薄い与太であると結論せざるを得ない。

また、同様に以上のことから、郵政民営化にあたって、財投機関債がどのような存在であるのかを考察する必要はあまりないと僕には思われる。つまり財投機関債に政府保証があろうがなかろうが、財投機関の存続には非常に重要な要件にはなるであろうが、郵政民営化という観点から考えれば、財投機関債を国債とわけて特別に取り扱わなくてはいけない理由は特に見当たらない。

あ、そもそも財政を心配しているのであればまだ話はわかるけれども、これはまた別の与太話。たぶんbewaadさんがちゃんと書いてくれるんじゃないかなー(笑。ていうかもうかかれてましたっけ?)。あーもう眠いのでこの辺で。みなさんごきげんよう。

*1:ていうか普通に読解力ある人は(なんどもリンクしますが)こちらを読んでいただいた方が早いです

ひろひろ 2005/08/18 23:49 民営(株式公開会社とするべきかな?)でやっているか、公営でやっているかで、どこに資金を振り向けるかの判断はずいぶん変わってくるような気がするのですが。。

svnseedssvnseeds 2005/08/19 00:10 リンク先(http://www.econ.hit-u.ac.jp/~iwamoto/Docs/2005/YuchoMineikanoZehi.html)読んでいただけました?集めた資金をどう運用するかは、民営/公営とは関係なく、単に運用規約の問題、つまりどこまでリスクをとることを前提に資金を集めているかの問題ですよ。普通のファンドでも国債/公債に集中投資するものがありますよね。

ひろひろ 2005/08/19 00:22 読みましたよ(^^
ただ、運用者の心構えが違うだろうな、ってことです。規約隅々まで知ってるわけではないですが、それほど(民間に投資しなさいと)かんじがらめにできるものではないでしょうから。。
あとそれから、ファンドは普通資金配分をある程度知らせてから、応募していますよね。そこまできちんと投資するほうがわかっているかどうかは別として。

ひろひろ 2005/08/19 00:23 あ、応募>募集です。すみません。

svnseedssvnseeds 2005/08/19 00:41 運用者の心構えというよりは、預金者(投資家)の心構えでしょうね。まだまだ前提として、1.ペイオフが存在しない、つまり預金は全額保護される、つまり預金者はリスクの負担を考える必要はない(そしてリスクはすべて国が負担する)、2.金利自由化の恩恵を受けていない、つまり金融機関や投資代行者のバランスシートや投資のポリシー/哲学を気にする土壌がない、という雰囲気がありますから。

で、この2点の今までとの違いがはっきり預金者/投資家に浸透しさえすれば、国営だろうが民営だろうが関係ないと思うんですよ。公営の郵貯がアグレッシブなブラジル債ファンドを売ってもいいわけで(笑)。逆に、無茶苦茶保守的に日本国債にしか投資しない預金/ファンドの需要もあるんじゃないですかね。要するに民営化なんて(この観点で見た場合)関係ないんですよ。

ひろひろ 2005/08/19 01:02 >運用者の心構えというよりは、預金者(投資家)の心構えでしょうね。
そうですね。本質的にはそうだと思います。田舎のじっちゃん、ばっちゃんまで、それを意識しろと言うのは、我ながら酷ではありますが。。ペイオフで1000万までは守られるから、まぁいいか。

svnseedssvnseeds 2005/08/19 01:25 確かに(日本のこの50年あまりを当たり前と思ってる人にとっては)酷なんですけど、でも下のコメントにも書いたとおり、お金ってそういうものですからねえ。ペイオフや自由化がないことの方が全体にとってあまりにリスクが高いので、これはしょうがないと思いますねえ。

finalventfinalvent 2005/08/19 06:31 こんにちは。「もし財投機関債の利回りが、政府保証が外れたことを補って余りあるほど上昇するのであれば」はリフレが前提なので循環論になると思いますよ。それと、財投機関債の総体が問題ではなく、それが象徴する国家保障のカネの流れが問題だと見ています。ここを暫時立ちきっていかないと日本はいつまでたっても共産主義みたいな国…かと。

finalventfinalvent 2005/08/19 06:33 追伸、財投機関の重要性はあるとして、かなり変質する、というか、かなりが連動して民営化できるものは民営化する、という期待ができるのでは。つまり本来の小さな国家に引き戻すきっかけになる、と。

hiyohiyohiyohiyo 2005/08/19 13:39 公営でも民営でも関係ないのなら、それこそ民営にするべきでしょう。公営は公営でなければできないことをやるためにあるのではないでしょうか。

という単純な話になってしまいますよ。やはり民営化は必然ですかね。

svnseedssvnseeds 2005/08/19 18:40 finalventさん、どもです。
財投機関債の利回りですが、政府保証が外れたとマーケットが認識すれば、デフレ下であっても上昇(債券価格は下落)しますよ。本当にそうなったらたぶんほとんどがジャンク債扱いになるんじゃないでしょうか。だから「リフレが前提の循環論」という批判はあたりません(というよりそのロジックはよくわかりません・・・)。

ちなみに財投機関がその後、そんな高い利率で資金を調達し続けられるかどうかはまた別の話。たぶんいくつかの機関はデフォルトおこして潰れるでしょうね。政府保証を外すってことは政府は財投機関が潰れるのを黙認するってことですから。まあどうせ最後は政府が出てきて税金投入するんでしょうけど。

で、ここには郵政が民営化するかどうかなんてのは全然関係ないんじゃないの、というのが僕の論点です。「小さな政府」への改革が必要なのは財投機関であって郵政じゃないですし、郵政を民営化してもそれだけではお金の流れは変わりません。要するに郵政民営化は必要条件でも十分条件でもないと僕は思うわけですよ。

svnseedssvnseeds 2005/08/19 18:41 hiyohiyoさん;
16日の(長いw)エントリをご覧になっていただければおわかり頂けるかと思いますが、僕は郵政事業の民営化そのものには反対してません。

ただ、巷でよく聞く民営化の目的なるものが、1.民営化しなくても解決できるもの(貯金保護が青天井だったりホントに自主運用できる能力があるのかとか)、2.民営化しても解決にならないもの(「資金の流れ」)、のどちらかしかないんで、なんで今これだけ大騒ぎしてやるのかよくわからん、と言ってるわけです。

つまり、民営化はした方が良いけど別に今する必要はないだろう、恐らく大規模な人員削減を伴うだろうから景気が十分回復してからの方がより痛みが少ないだろう、と考えているわけです。

逆にお聞きしたいんですが(別にhiyohiyoさんにってわけでもないですけど)、今このタイミングで民営化を決定・推進しなければならない理由ってなんかあるんでしょうかね?非常に説得的な意見があれば(つまり一時的に失業率や失業手当が増えてでも今民営化した方が良い理由があるのであれば)、僕はいつでも意見を翻すつもりでおります。

svnseedssvnseeds 2005/08/19 18:55 あ、失業うんぬんは、今民営化を決定・推進する際に想定される良くないことのあくまで一例でして。他にも外交とか教育とか財政とか年金とか治安の悪化とか少子高齢化とかニートの増加wとか経済とかなんやかや、問題山積みの中で、なーんで今よりによって郵政事業の民営化なのよ?と激しく疑問なんです。

もうひとつ嫌な感じなのは、今度の選挙が民営化に反対か賛成かで単純に二分されてしまっていて、他の論点がほとんど出てこない(と予想される)こと。これじゃ実質的に小泉の信任投票でしょう。国政を私物化すんなよと小1時間ですよ。

jounojouno 2005/08/19 19:57 それと、経済に普段から関心をもっていない層の選挙民向けのアナウンスとしては、あきらかに、「郵貯」の民営化是非の選挙ではなく、あたかもはがきや小包みの問題としての「郵便」の民営化の是非みたいな印象にもっていってる感じがします。「郵政」っていう言葉がことを曖昧にしてるというか。

sanpeisanpei 2005/08/20 05:57 >つまり一時的に失業率や失業手当が増えてでも今民営化した方が良い理由があるのであれば

法案では成立後、2017年を目標にゆっくりやるみたいです。
これだけの期間で希釈しても難しいとなると機会がこないのではないでしょうか?

rangelife422rangelife422 2005/08/20 10:05 初めまして。ちょっとコメントさせてくださいね。

svnseedsさんが挙げてらっしゃる「民営化しなくても解決できるもの」・「民営化しても解決にならないもの」の2つは、何れも正論ですが実際はそうならないと考えます。

まず「貯金保護が青天井」については、元来貯金限度額が一千万円と決められており、額としては民間の預金保護システムと同額の保証となります。しかし、貯金口座の名寄せシステムが不十分な為、相当数の重複口座があると見られており、この点を改善しなければ意味がありません。勿論これは制度の改正で対応できる問題ではありますが、何れにせよ総貯金額の全額保証と言うのは、実際の規模を鑑みるに問題が無いとは言えないでしょう。しかし国営・公営のままでは、制度改正そのものに対して、政治の世界での強い反発も予想され、困難が予想されます。

次に「自主運用の能力」については、公務員もしくは準公務員と言う立場では、業績を上げる事よりも保身に走る傾向が高いというのは、経験則的にご理解いただけるかと思います。モラルハザードの結果として、政府保証のついた(若しくはついていると看做される)債券での運用への内圧は、債券の実際の市場評価と関連せず変わらない、と考えられます。

次に「資金の流れは変わらない」とのご指摘についてです。現在の郵貯では「少額貯蓄奨励」政策として、市場金利より高い利回りとなっております。民営化されることで、預貯金の歪みが是正されると共に、収益改善の為に資金運用も多様化することが期待されます。多様な投資対象の一部として国債等が含まれる事は否定いたしません。

尚、国債引受の担保として郵貯を捉える見方は、断固否定致します。財政は国債依存体質から抜け出さ無ければならない、という事は現在の大きな政治的課題の筈です。

今やる必要についてはsanpeiさんと同意見ですね。

韓リフ韓リフ 2005/08/23 01:44 <尚、国債引受の担保として郵貯を捉える見方は、断固否定致します。財政は国債依存体質から抜け出さ無ければならない、という事は現在の大きな政治的課題の筈です。>

それだけの「断固」さならば郵貯=国債引き受け担保論を批判するよりも、郵貯民営化で
国債依存体質を17年かけて空想的に打開するよりも、直接に国債依存体質脱却をしないいまの政権の体質を批判するのが先決では? 郵貯民営化は本来の問題(国債依存体質=ドーマー定理問題)から国民の目をそらす効果があまりにも大きすぎると思いますけどね。

<民営化されることで、預貯金の歪みが是正されると共に>
では、その「小額貯蓄奨励政策」を政策的に放棄すればいいかもね。民営化前提でなくてもやれるでしょう。

要するに、小泉政権のイデオログーに堕したある官僚と論争したときも、実感したのだけれども、「郵政民営化が現状よりも少しましになる」程度の話でなおざりにされる話題があまりにも多すぎる。

韓リフ韓リフ 2005/08/23 01:49 誤記大杉栄ですが、

「郵政民営化が現状よりも少しましになる」程度の話

「郵政民営化で現状よりも少しましになる」程度の話

韓リフ韓リフ 2005/08/23 02:16 すみません。なんかからませてもらいますが、私、ケインジアンでして、しかもドのつく。笑。10年だか17年だか先に民営化の果実やら資金の歪みの是正打破などにはあまり関心ないんですよ。それこそケインズ的な「みんなすちゃらかぱー」の世界でして。
「現在の大きな政治的課題の筈です」という認識がおありならば、まずいまの政権がやるべきは、21世紀ビジョンで自己陶酔的に採用された名目成長率6%(だったかな?)の世界を「現在」、日銀にガチンコ勝負をかける=日銀法改正含む政治的断行が必要でしょう。小額貯蓄奨励策がうみだしているとされる歪みよりも、日銀と財務省のタッグによって生み出したデフレによる資金歪みのほうがよほど国民経済をゆがめているでしょうね。こんどの二元論的なポピュリズム選挙でなにが勝つかわかりませんが、確実に国民のリフレ政策への関心・理解は後退し、構造改革にかなりの時間が今後さかれるんでしょう。

rangelife422rangelife422 2005/08/23 13:58 >韓リフさん
そうですね。今回の選挙で、郵政問題にのみスポットが当てられるのは間違っている、と私も思います。選挙では、郵政民営化により時間のかかる提案をしようとも、財政健全化に効果のある具体的な政策を提示した政党に投票しようと思っていますし、その他の重要な課題も確認してから決めるでしょう。

逆に、効果的な対案も出されていない現状で、郵政民営化に反対する理由が無いわけです。法案自体の不備は別として、今手をつけなければ、そのまま問題が温存される危機感は感じています。政権体質を批判しても、生産的な議論が行われるとも思いませんし。

これ以上ここで続けるのは失礼かもしれません。何かあれば私のblogにお越しください。雑記ばかりで何も無い所ですがw。良ければどうぞ。

韓リフ韓リフ 2005/08/23 15:13 いやたぶん失礼ではないと推測します。

ところで僕は郵政自体の問題というのが実はよくわからないんですよ。いくつか列挙できますが、一番最初に思いつくのは市場の失敗の欠落でして、これに説得されない経済学者はいないわけですが。そんな重大な問題がありましたか?

それと政権の体質批判を2001年の『構造改革論の誤解』から粘着にやってますが 笑 それなりに成果はあったと思ってマス。
今回の政権の選挙政策も従来の構造改革主義(財政再建主義)の延長でしかなく、構造問題(郵政の問題?も含む)が緊急の課題だとする点では、日本の停滞を長期化させている元凶(イデオロギー)だと思っているわけなですよ。

rangelife422rangelife422 2005/08/23 17:40 >韓リフさん
えっと。郵政の問題というより、郵便事業の問題の事ですかね?郵貯・簡保は市場と競合する上、財政問題と切り離せない部分がある事を問題だと考えてますが、郵便事業は国営、もしくは公社形式で続行して良いと考えてますねぇ。若しくは郵貯・簡保を民営化して、その民間企業に郵便事業を委託する、という形は取れないものですかねぇ。

因みに『もっと先にやる事があるだろう』というご意見には賛成してますよ。ただ、他の政党がその『もっと先にやるべき事』に手を出さない以上、単に反対しただけでは何も変わらない、と思っているので現状では賛成の立場をとっている訳です。

>日本の停滞を長期化させている元凶〜
とありますし、ケインジアンとおっしゃっていらっしゃるので、その立場からの何か提案はありますか?私、一有権者として発言してますので、存じ上げない事柄も沢山あるんですよねぇ。お聞きしてみたいです。

韓リフ韓リフ 2005/08/23 21:32 提案としてはリフレ政策ですね。一有権者としての発言という意味がわからないんですが、とりあえず私もそうですよ。笑。

政策には政策の目的があると思うんですよ。郵政民営化の目的をいまの与党のひとたちの発言から引くと、一有権者の選択を多いに誤らせるものがでてますね。代表的には、景気対策、財政赤字の対策、少子高齢化の対策、特殊法人への資金提供など ですね。反対や賛成を有権者に問う以前に(あるいは有権者たるわたしたちが選択する以前に)、問題があると私はおもってるんですよ。例えばすし屋にいって、えんがわ(昨日、たべたので(^^;))頼んだら、おでんがでてきて、それを「うまい」「まずい」と評価する以前に、そもそもへんだろ、おでん。というわけです。

こういうととりあえず「幻のおでん」なんだから、とりあえずくっとけ、あとでえんがわもでるから、という主張もあるかとおもいますが笑。そういうやり方が横行すると詐欺でも美談の一種になっちゃうかもしれません。(^^)

韓リフ韓リフ 2005/08/23 21:39 すまそ。えんがわとカラスガレイで上の話を書けばよかったですね
逝ってきます。m( )m

http://www.noge-sushi.com/okonomi/hirameengawa.html

rangelife422rangelife422 2005/08/24 13:53 リフレ政策ですか。具体的にはどの様な物を想定してますか?
元経済学部生で、最近は離れきってますので教えていただければ幸いです。
インフレターゲットなんて話も有りましたが、私はこれに多少懐疑的でして。よしんば企業の資金需要が喚起されたとしても、家計における消費性向に与える影響がさっぱり読めないんですよね。高度成長期ですら貯蓄性向の高さに変化の見えなかった国民性ですし。寧ろ社会保障制度に対する不安から、更に貯蓄性向が高まっている現在、あの手この手で社会保障制度に対する信任を得る必要があるのではないかと。その為には財政健全化が最優先課題だと考えてますねぇ。抽象論で申し訳ないです。

一有権者って言い方は変でしたね。失礼しました。「素人です」位に受取ってください。

韓リフ韓リフ 2005/08/24 18:17 リフレ政策に関心をむけるよりも、そもそもの論点である財政の健全化と郵政民営化の関係を説明されるのが先ではないでしょうか? 郵政事業があるとなんで財政健全化に支障があるんでしょうか?

あと私も郵政民営化は「素人」なんですよ。なるべく筋金いれたいと心してますけども。だいたいいまの郵政民営化スキームを作成した高橋洋一氏自身が「日曜エコノミスト」を標榜しているので、ひょっとしたらこの問題のプロは日本にはいないかも??

あと飽きっぽいのですこし退屈してきました、すみません。リフレ政策の説明をさすがにここで展開するのもまさにわびさび心得ぬなんとかなんで、上の論点のレスでのれなければこれでやめます。あきっぽくてごめんなさいごめんなさいm( )m

rangelife422rangelife422 2005/08/25 11:08 郵政民営化によって、財政健全化に直接寄与する効果は殆ど無いでしょう。ただし将来的な財政負担リスクの軽減、そして国債(またはそれに類する債券)の更なる発行を抑制する効果が期待できる、と考えています。ですから当然郵政民営化のみで、財政健全化を語る事は出来無いとは承知しています。

飽きちゃいましたか。では潮時ですね。ありがとうございました。

韓リフ韓リフ 2005/08/25 12:09 「将来的な財政負担のリスクの軽減」についてはまさに不明確でしょう。旧会計で穴があいたり、または新規事業を政府の試算(この試算だと10年後に数千億円の業務利益が出現しますが、そんなことがわかれば誰でも億万長者ですね 笑)の思惑通りいかなければ赤字さえも発生します。将来の財政負担リスクが減るかどうかなんかわかりません。
国債それに類した債券の発行の抑制効果はほとんど期待できないでしょう。現在の状況では名目利子率>名目成長率ですので、郵政民営化如何にかかわらず、赤字ファイナンスを国債の発行か将来的な可能性としてはインフレで解消するしかないでしょうね。
もし仮にこの不等式が逆転すれば、国債発行を抑制することが可能かもしれませんが、郵政民営化事態はほとんど関係ありません。たしか高橋洋一・跡田直澄の論文での試算でもインタゲによる名目成長率が4%くらい達成された上での国債発行額の抑制と民営化郵貯の資産選択の変化が書いてありました。わたしはこの論文には反論してますが、それでもこの論文でさえインタゲによる上記不等式の逆転が前提されていることは注目すべきです。
いいかえれば不等式の逆転がない場合は、国債発行を「更なる」(なにが更なるかわかりませんが)抑制するどころか、仮に個人向け国債と郵貯が完全代替ならば前者に移行するだけでしょうね。
あと「更なる発行の抑制」とありますが、「更なる」どころか現状では一層の発行しかないですね。

おつかれ様。

svnseedssvnseeds 2005/08/25 12:16 あー、rangelife422さん、韓リフ先生、お返事しなくてすみません!大変失礼いたしました。もう収束しちゃった頃に出てくるなんて、間の悪い大家ですみません・・・。

rangelife422さんの論点ですが、やっぱり僕には、どうしても民営化しなくてはいけない理由に見えません。

郵貯等の運用先が主に国債になっているのは、彼らが公務員だからとか「少額貯蓄奨励」策だとかもあるでしょうが、まず何よりも現状デフレで民間の資金需要がないからであり(だから銀行もがんがん国債買ってますね)、これは民営化したからといって変わるものではありません。

一方、デフレから脱却できれば、国債が個人に開放されておりまた金利が自由化されている現在、民間で運用できる銀行の方が郵貯よりも高い利回りを提供できるため、自然と郵貯から民間へ資金が流れると考えられます。

要するに言いたいのは次の3つです。

1. 資金の流れだとか郵貯の運用だとかを問題にするのであればまずデフレを解消することが需要
2. デフレが解消しない限り、郵政事業を民営化しようと何も変わらない
3. デフレが解消すれば、現在挙げられている郵政事業を民営化する目的は、民営化せずとも達成可能

ただし(郵便事業を除き)郵政民営化そのものを否定しているわけではありません。単に目的に対して間違ったアプローチをしているために問題が多いのではないか、そのような問題を抱えたまま急いで民営化する必要はあるのか、他にやることがあるだろう、と言うだけです。

蛇足ですが、上述の理由から、財投機関債をどうにかするために郵政事業を民営化せよ、との主張もナンセンスと考えます。暗黙の政府保証に関しては米国のFannie Maeやその弟分のFreddie Mac等のいわゆるGSEが問題になっているのと同じ構図であり、ほっといて良いとは思ってませんが、この問題を解決するために郵政民営化を行う、というのは筋悪(意味もないし解決もできない)ですね。

この辺もう一度エントリでまとめましょうかねえ・・・。

svnseedssvnseeds 2005/08/25 12:24 あ、あと今回のこの騒動で思ったのは、とにかくみんな「改革」が大好きなんだなあ、と。僕から見たら、今叫ばれてる「改革」の必要性なんてデフレが終わればほとんどなくなるのに、不思議な話だ。ていうかよくわからん。もう好きにしてくださいって感じ。

rangelife422rangelife422 2005/08/25 15:22 往生際悪く何度もすみません。

>韓リフさん
郵貯がこのままの形でリスクヘッジの不足した資金運用を続けた場合、デフォルトが起きた際の財政負担規模も拡大し続けると言う事になりますよね。少なくともこれは避けられるかと。

最初に申し上げた通り、経済学的に見てお二人の主張の本筋は正論だと思っています。しかし現実に政策決定者が、経済学的に正しい選択をするか、という点に非常に疑問を持っているわけです。経済政策と言って経済効果に疑問のある国債をどんどん発行しますし、好景気でも減税して国債償還が遅れていきます。そのような「裁量的な」余地を狭める効果がある、と考えているのです。経済の話というより政治の話ですね。何にせよ気の長い話ではありますが、今やってはならない理由も見当たりません。これだけがトピックとして取り上げられ、より現実的な方法が放置される状況は問題ですが。

財投債は発行要件を厳しく審査する以外にありませんね。公共事業全般の、費用対効果の基準も見直して欲しいものです。

svnseedsさん。次のエントリも楽しみにしてます。
長々とお邪魔しました。

svnseedssvnseeds 2005/08/26 00:20 rangelife422さんどうもです。

皆さんよく「政治的には」っておっしゃるんですが、結局それって何でもアリって言ってるのと同じことだと思うんですよ。例えば経済学的に「正しい」ことがあるんだとすれば、それを皆で共有してちゃんと前提された上で政治的に「正しい」ことをすれば良いと思うんです。

例えば今回の郵政民営化で言えば、資金の流れがどうしたとかってのがナンセンスだってのはあんまり主張されてないでしょう?目的にマッチしていない手段の推進をどうして賛成できるのか僕には不思議でしょうがないんです。目的は手段を正当化しませんよね?

「裁量的な余地を狭める」のが目的であれば、それが目的だと明言すれば良いと思うんですよ。財投債や財投機関債の問題にしても同様です。でもそれって資金の流れうんぬんとは関係ないですよね?

って言うと「いやそれは政治的には難しくて・・・」ってなるんですかねえ・・・orz。

ともあれ、是非また遊びにいらして下さい。いつでも歓迎いたします。