北海道開拓おかき

このところ立て続けに「探偵はBARにいる」の1と2を見た。今どきの雰囲気の映画ではなくて、舞台は札幌で、探偵物でハードボイルドだから(今時)お酒とタバコががんがん出てくるし、乱闘にヤクザにお色気シーンとちょっと泥臭い感じが(笑)盛りだくさんで(1も2もね)逆にそこがちょっと新鮮な感じのする映画って気がしました。そこは狙ってるんだろうと思うしなあ。あたしは好きだな、とてもおもしろかった。
探偵が入り浸るバーもすごくクラシックなカウンターバーで、年配のバーテンダーがいてきちんとしたカクテルが飲めるって今時珍しいものね。個人的にカクテルが好きだし、昔ちょっと作っていたこともあるので、ちゃんとしたバーが出てくるってとこにまず好感があるなあ。
大体主人公が大泉さん*1なので120%ハードな感じにはどうしてもなりにくいんだけど、「・・・ぷっ」と笑ってしまうシーンはたくさんある。もちろん「大泉さんが?!」というちゃんとかっこいいハードボイルドなシーンもたくさんあるけど。*2
そしてなんで「北海道開拓おかき」かというと、この映画の中で探偵の助手である「高田」が起きてる時、ぱりぱりぱりぱりとほんとによく食べてる「おかき」がとにかくおいしそうなの。探偵が入り浸るバーでも出てくるし、車にも置いてあるし、なんかいつでも食べてる。別のところで「北海道開拓おかきはおいしい」と読んだのもあって、どうしても食べたくなって、もちろん名古屋では買えないので直接北菓楼に注文。どれもおいしそうなんだけど、とりあえず甘えびと秋鮭と松前いかと帆立の4種類を注文してみた。シンプルなそれぞれの味の揚げおかき。おやつとしてもおいしいけど、これは絶対的にお酒に合うつまみだなあ。
でもねえ、おかきを注文して、「探偵はBARにいる2」を見たあと名古屋三越に寄ったら、お菓子売り場にこの「北海道開拓おかき」が限定販売で山積みに。「えー!今まで売ってたの見たことないのにー!」とまぬけ感いっぱいに。なんだろう、三越のお菓子バイヤーさんが映画のファンとか?まさかね。

*1:大泉洋さん。「水曜どうでしょう」を見てると、どうしても「大泉さん」と呼んでしまうなあ。

*2:「探偵」のキャラクターがちょっとルパン3世と寅さんを足して割ったような・・・(笑)原作は読んだけどそんなイメージないからあれは大泉さんのキャラかなあ。