突然ですが、とっさにどう返していいのかわからなくなる質問グランプリ。「きみ、高卒なの？」
この質問のやっかいなところは「肯定的な意味で聞いてるのかそれとも逆なのかがわからない」という点に尽きます。たいていの場合は当たり障りのない世間話から「就職したのっていつ？」→「97年です」→「（頭の中でざっくり計算しつつ）…てことは、今いくつ？」→「ことし30です」というやりとりを経て冒頭の質問に至るのですが、相手の顔にあからさまな困惑の色が浮かんでることが多くて何だか申し訳ないような気持ちにさせられるわけです。いや、別にそんな気持ちにならなくたっていいんですけども、何となく。
20代半ばを越えてからはもう、さすがに学歴コンプレックスみたいなものを感じることはなくなったのですが、それでも。同い年くらいのひとが当時のことを回想しつつ「やりたいこともなりたいものも特になかったけど、そういうのが見つかればいいなと思ってとりあえず進学したんだよ」みたいなことを話すのを聞いてると、ごく単純に「恵まれてたんだなあ、うらやましい話だなあ」と思ってしまいます。もっとも、仮に当時の自分にそういう猶予期間が与えられたとして。そしたらきっと自分は、考えなくてもいいところまでうだうだうだうだ考えちゃって逆にいらん迷いが増えてしまいそうなので、これはこれである正しかったのかもしれん。という気がしないでもないです。だからどうしたという話ですが。おやすみなさい。
SUMMER KING / エレクトリック・グラス・バルーン
いやあ、高校生のときに聴いていたかった！です。性急なリズムといいきらきらしたギターといい舌足らずな歌いかたといい、どれを取っても16歳の夏の甘くてすっぱいあの感じに満ち満ちてるんです。たまらんわー。
2008年第4回・きょう買ったタフディスク
20.MR.RAINDROP / AMPLIFIED
21.カモン・ダーリン / 岩見十夢
22.天才ヴァガボンド / COIL
23.嫌い / 神森徹也
24.虹 / フジファブリック
25.DOOKIE / GREEN DAY
26.THE FRAGILE / NINE INCH NAILS
27.PUNK CHIPS / V.A.
いわき市内某所にて、すべて50円棚(！)で。いつもいつも思うことではありますが、この価格設定で商売が成り立ってるという事実がふしぎで仕方ありません。いつもお世話になってます。久々に来てみたらまたいろいろ入ってたのですかさず購入。
アンプリファイドは、何年か前にマツモトキヨシのCMで流れてた曲がいい感じにさわやかだったので何となく記憶に残り続けてました。インターナショナルインテリ少年3人組、その後はどうしておられるのでしょうか。まさかこの地で岩見十夢の中古盤にありつけるとは思いませんでした。COILと神森徹也は前に見たとき500円棚にいたので「もうちょい下がると買いやすいなあ」と思って寝かせてました。だからってここまで下がらなくても。そういえば、フジファブリックはこれまで一度も聴いたことがありませんでした。ジャケットが綺麗なのでついふらふらと手をのばしてしまいましたが、どんなんでしょう？グリーンデイは今さらですが持ってなかったので購入。「バスケット・ケースの元ネタはシェリーにくちづけじゃないのかなあ」というのはかれこれ10年来の勝手な想像。NINは日本盤、それも開けてみたらキズひとつない上等なものでした。とれんと様に呪われそうでちょっと畏れおおいです。PUNK CHIPSはラストラムのコンピ盤。ふだんあんまり聴かないのがいっぱい入ってておもしろそうなので買ってみました。ビバ50円棚。
