そうか。いつにも増して年末感が薄いのは、今朝までずっと通学途中の小学生とすれ違ってたからなのか。福島市内の小中学校、本日ようやく終業式を迎えたそうです。大変だったね。
年内仕事もそろそろ大詰め、なんとなく気忙しい雰囲気の中ごった返す銀行でのこと。わたし、よっぽど疲れてたんでしょうか。1万円を5千円札×2枚に両替するところを、誤って2千円札×5枚にしてしまいました。軽く途方に暮れました。それにしても2011年の今、いったいどこの誰が2千円札を必要としてるんでしょうか。お年玉、これで渡したりしたらきっといやがられるんだろうな。ていうか本当、いっそのこともうメニュー画面から抹消してもいいと思うの2千円札。もう、既に役割はじゅうぶん全うしただろう?違うのか?まだ足りないのか…?
とにもかくにも、あした一日働けばお休みが待ってます。無事に仕事納めを迎えた暁には、髪を切りに出かけてそれからひとり忘年会へ突入するんだー。たのしみだなー。…などというたのしい妄想なしには乗りきれないほどしんどい(かもしれない)難関が待ち受けているのですよ、ふふふ。明日はどっちだ。おやすみなさい。
2011年第12回・さいきん買ったCD
24.ASTRA / クレイマー、クレイマー / 昆虫キッズ
このジャケットはもしかして100%ORANGE?と試聴機のヘッドホンを手に取ったが最後、イントロ5秒でノックアウト。外の寒さを一瞬で忘却の彼方へ吹っ飛ばしてくれる軽やかなスティールパン、やりたい放題暴れまくりのドラム、酔ってんの?と訊いてみたくなるへろへろのボーカル、天使なの?と訊いてみたくなるフライアウェーイな女子コーラス、哀愁たっぷり大人っぽいのに何だかやたらしっくりはまるトランペット、全部がぜんぶ表面張力ぎりぎりの綱渡りみたいな危ういバランスで成り立ってると思しきかっこよさ。たまらんなー。これは相当くせになります。クレイマー、クレイマーの淡々とドラマチックな鍵盤には、ズボンズのN.R.を思い出してみたりとか。ネタ元が一緒だったりするんでしょうか。はて。
25.窓際/少女/水槽/2月 / root13.
大阪発、タワー限定、全国初進出、5曲入り1,000円。とのふれ込みでプッシュされていた音源。店内でかかっていた曲が、というよりその声がやけに耳に残ってどきどきしました。こ、この甘くか細いボーカルはZARIGANI5の再来…?と興味をそそられ試聴してみたら、声も詞も曲も音もアートワークも何から何まで青く透き通って悩んでて悶絶。身体があちこちむずがゆくなるいきおいできゅんきゅんしました。キュン死に一生を得る、ってこういう時に言うべきなのか。念のために言っておくけどまちがえないでね、ばかにしてるんじゃないのよ、遠い昔に覚えのある感情がありありまざまざ思い出されてくらくらしちゃうってことなのよ、これ。わたしはとっくにいい大人なのでついついこういう聴きかたをしてしまいますが、もし20年前に出会っていたらきっと泣いてただろうなあ。危なっかしい演奏も不安定な声も、丸ごとぜんぶ現実そのものとして受け止められただろうなあ。安全な世界で、あなたとわたしのことにだけ絶望してればそれでよかった(今となっては)しあわせだった時間の思い出。