わかさぎ釣り

走り屋の聖地として有名(?)な赤城山にある赤城大沼に行ってきた。
目的は、わかさぎを釣って、その場で天ぷらにして食べることっ!
午前6時半に横浜駅を出発して、午前12時半頃に赤城大沼に到着。
途中、赤城山の中腹辺りで上州そばを食す。( ゚Д゚)ウマー


沼の近くにある小屋で道具一式をレンタル。
テント、ドリル、箱椅子、釣竿と餌、火鉢と練炭
小屋で軽く着替えて、いざ沼へ!


氷が張っている沼の上は、風がビュービュー吹いてマジで寒い…。((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
とりあえず、ポイントを決めてドリルでゴリゴリと穴を掘るっ!堀りまくるっ!
この穴掘り作業、最初は楽しいが徐々に辛くなる。


氷の厚さが20cmくらいあり、一個の穴を開けるのに20分ぐらいかかった。
穴を3つ開けたあと、穴2つの上にはテントを配置する。
テントの中は風が入ってこないため、結構暖かい(と最初は感じた)。
※テントの中に火鉢を入れると、一酸化炭素中毒で軽くあの世へ逝けます。


餌となる虫を釣竿の針に刺して、氷の穴の中へ静かに沈めていく。





(15分経過)





「やっぱり、そう簡単には釣れないよねぇ。」



「そうだよ。そんなに簡単に釣れたらつまんないよ。」



「ま、オレは100匹釣る予定だけどなっ!」





(1時間経過)






「なかなか釣れないねぇ。やり方が悪いのかなぁ。」



「とりあえず、5人で30匹ぐらいは釣りたいよねぇ。」



「だな。それぐらいは釣れるだろ。」








(3時間経過)








「ほんと、寒いよねぇ。1匹釣れたら帰ろっか。」



「えーっ!? 1匹のために天ぷらの用意するのめんどくさくね?」



「だよね〜。でも、やっぱり釣れたら天ぷらにしたいぢゃーん。」



「それもそうだな。って、早く釣れねーかなー。」










「・・・。」










「・・・・・・。」










「・・・・・・・・・。」








待てど暮らせど、釣竿が反応する気配はない。
お菓子を食べながらトークでまったりしてみるが、やはり反応がない。
ときどき釣竿を引き上げて確認しても、餌に食いついた形跡すら見られない。
みんな徐々に壊れ始めて、お互いの釣竿の糸を引っ張って、



「バーチャル体験!」



とか言っている始末…。(もちろんオレもやったけど



結局、13時から始めて17時半まで1匹も釣れず。 (T▽T)
くっそー、これだけ寒い思いをして坊主か。

誰が言うでもなく、みんな釣るのを諦めてスゴスゴと小屋へ帰る。
レンタルした道具を返したときの、おっちゃんの一言。




「何匹釣れた?ゼロ?そっか…。えっ、5人でゼロ!? 」




そっか、普通は5人で釣果がゼロってことはありえないのか…。orz



小屋には、わかさぎ釣りに来た芸能人の写真が貼ってあって、ストーブで暖まりながら写真を眺める。
「今年は、1月だったらいっぱい釣れたのにねぇ」というオバチャンの容赦ない追討ち。(ぐはっ
「オレらも釣りまくる予定だったのにっ!」と心を燃やしながら、帰宅の途へ。


みんな身体が冷え切っていたので、とりあえず近くの温泉施設へ。
温泉サイコー!
今日は、このために群馬まで来たんだと思ったよ、ほんと。


身体を十分に温めたあと、普通のオシャレなレストランでハンバーグ(わかさぎじゃないよ)を食べる。
2時間ぐらいまったりした後、高速に乗って東京へ。


車で送ってもらって、自宅に26時着。
あまりにも眠かったので、そのまま布団へダイブ!
布団の中でリベンジを誓ったのでありました。