情報はかく伝言される

http://hollywood-express.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_50db_2.html
山寺宏一より今週の一言(8/26)」への反響が大きい。
かいつまんで言うと「洋画の吹き替えに話題性だけでタレント使うのは問題。ましてや劇場版の吹き替えにこれまでTV版を支えてきた声優総とっかえなんて言語道断」って話。
これってシンプソンズの声優総とっかえに対する反対意見なんだよな。
(参考http://d.hatena.ne.jp/SERIZO/
なんだが。
痛いニュースで取り上げられたときの見出しは
「山寺宏一がアニメ作品への安易なタレント起用を批判」
以下、タレントの何某の声優出演はクソという話のオンパレード。
いつの間にか「タレントでも上手いなら良いよね」みたいな展開に。
ちょっと信じられないくらい斜めな展開だ。それじゃあ外国のメディアから「現在のところ、抗議活動は実を結んでいない」って言われるわな。
ここで発言している人たちは、もしもシンプソンズの吹き替えが良かった場合、「まあいいんじゃね?」とか言うつもりなのか。そうじゃないだろ。ゲームとTVの声優が違うことで怒っていた連中はどこへ消えたんだ。過去の傷を舐め直しているうちに新しい黒歴史に遭遇する愚行は繰り返されるのか。