DUSP2008-2009 SYD MEL 0225 ウールームールー/ART SPACE/キャリッジワークス/レッドフェーン/Bill+George/シドニー空港/メルボルン空港/リトルコリンズ/チャイナタウン

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朝チャイナタウンのホテルをでて、歩いてウールームールーを目指す。街中をつっきり、公園にでて緑の匂いをかぎながら歩く。セントジェームスのアートミュージアムに少しだけ立ち寄り、ウールームールーへ。以前宿泊したホテル・ブルーの真向かいに、ART SPACE SYDNEYという名前のアート・オーガニゼーションがある。トム・ヘネガン先生の薦めでやってきた。一階はギャラリーになっていて、上階に7つのスタジオと4つのレジデンス用のアパートがあるそう。もともとはインデペンデントな活動として始まり、次第に政府からの本格的な援助をもらうようになり、いまではかなりしっかりした組織として運営されている。シドニー・ビエンナーレの事務局もここにあるそうだ。日本では、このようにプライベートなアート活動からはじまって、次第に公的な顔を持ち始める、という事例をしらない。プライベートはプライベートで個人の成功を目標とし、公は公で私とは距離をとろうとする。

その後電車でRedfern レッドフェーンへ。再びCarriage Works キャリッジ・ワークスを訪問。展覧会のオープニングと聞いて、パーティーかなにかをしているのかと思ったが、ふつうに展示をしているだけ。いろいろな人に会えると期待していたので拍子抜け。カフェで早めの昼食。

その後Tom Rivard トム・リバートさんの自宅兼スタジオへ。よちよち歩きを始めたばかりのヨキちゃんといっしょに外へでる。近所のギャラリーで、ジェームスさんというオーナーと話をする。最近建築の展覧会を始めたばかりとのこと。中をいろいろ見せてもらったり、自分達のやっていることの話を聞いてもらったりする。さらに、そこからあるいてすぐのBill+George ビル・アンド・ジョージというスペースに。ここはキャリッジ・ワークスで話を聞いたレベッカさんが参加しているもうひとつの活動。こちらはずっとプライベートな場所で、施設もあまり整ってはいない。でも自由な雰囲気がある。費用も公的な助成はあまり受けておらず、個人的な借り入れを持ち寄って運営しているとのこと。

レッドフェーンからセントラルまで電車で戻り、荷物を預けていたホテルへ。荷物をピックアップしてタクシーでシドニー空港へ。チェックインしようとすると一本早い飛行機に乗れるとのこと。ありがたく少しはやめのスケジュールでメルボルンへ到着する。

メルボルンでホテルにチェックインすると21時ころ。ホテルは再びアパートメントタイプのもの。今回はメゾネットになっていて、下階にLDK、上階にバスとベッドルームが二つ。それぞれの部屋にはベッドが二つづつあるというとても広いもの。豪華な設備はないが、広いだけで豊かな気持ちになれる。

その後、ホテルからチャイナタウンに行き、中華料理店で夕食。その後メルボルン名物のレーンウエイのバーを見て歩く。クッキー、ジンジャー・ボーイ、クロフォード、セクション 8など。フェデレーション・スクエアの夜景をみて、ホテルに帰る。