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ヤマシログ

2009-03-12

DUSP2008-2009 CSP 古志古民家塾/元気交流館/空港ミーティング/羽田

18:40

午前中はお世話になった方にご挨拶に。今後の建設業の方向性などの話をする。出雲市はいま歌舞伎座の建設の是非を最大の争点にして市長選に入るとのこと。

午後はエスミさんの事務所のある古志古民家塾へ。宿泊施設としてオープンするために、小さな改修が楽しそうに進められている。五右衛門風呂も新しい風呂釜に。いくつかトップライトも設けられ、昼間は電気がいらない。今後の出雲でのまちづくりの活動や、City Switchの2010年ニューキャッスルにおけるワークショップなどについて議論。

その後昨日の打合せも行われた元気交流館へ。ここはもともと銀行だった建物で、住民の希望もあり残され、現在は公民館のような使われ方をしている。ここをアーバンデザインセンターにできないだろうか。

少し早めに空港に向かい、レンタカーを返却。その後2時間ほど今後の活動についてブレスト。ひとつ具体的なアイデアが出たので、助成金の申請をしてみたいと思う。

飛行機で出雲から羽田に。1時間ほどでまったく異なる光景の中に帰っていく感じはいつも不思議だ。


DUSP2008-2009 CSP 東光園/米子/The Park/今市再生/代官町

18:40

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朝起きて朝食は大食堂で。日本海を望むレストラン。奥大山コシヒカリがおいしい。午前中は夕方のためのプレゼンテーションの準備をしたり、今は普段閉鎖されている最上階の屋根型の中のレストランをみせてもらう。4階には空中庭園という名前のボイドがあり、未来の増築のためのスペースがつくられている。

お昼頃は昨日タカマスさんに教えていただいた中心商店街を見学。古い銀行の建物を改修した商業施設などを見学。「笑い通り商店街」と川をつなぐ古い町家を改修した「The Park」というレストランとブティックの施設がとてもいい。出雲にもこういう場所が一つくらい欲しい。

その後高速をつかって、出雲へ。実家によって荷物を受け取り、ホテルにチェックイン。町中を歩き、新しくなった市役所を見学。

前回のCity Switch 出雲でお世話になったイシバシさんにお会いし、和食屋へ。ここで建築家のカメタニさんとエスミさんと合流。今後のまちづくりの可能性について話をする。その後、元気交流館へ移動し、今市再生検討会に出席。昨年のCity Switchの様子などを商店会長さんや自治会長さんなど町の人々に報告する。今後まちづくりのNPOが設立されるということなので、こういったワークショップやアーバンデザインセンターの活動などで協力したい旨を話す。

その後夜遅くまで代官町で懇親会。


DUSP2008-2009 出雲空港/松江堀川/境港/水木しげるロード/米子/考えごとの家/皆生温泉/東光園

18:41

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朝6時過ぎに自宅を出て羽田空港へ。アンドウくんと合流し、JALで出雲空港へ。レンタカーを借り、松江へ。宍道湖沿いの風景がいい。松江城の横の駐車場に車を停め、堀川、旧武家屋敷、小泉八雲記念館、、田辺美術館外観、城山、松江城などを見学。旧武家屋敷のあたりは慎重に景観整備をしているようで好感が持てる。その後、島根県庁の周囲の菊竹さんの初期の作品、県立図書館、武道館、博物館などを見る。

その後車で境港に移動。ここは「水木しげるロード」という一種の町のテーマパーク化で人気を博している。既に鳥取砂丘といった旧来の観光地を押しのけ、鳥取ではもっとも動員力のある観光地になっている。ブロンズ像を置き、土産物屋などがあるという、どうしようもなさそうなプログラムなのだが、すでに15年ほどをかけて地道に続けていることもあり、ずいぶん様になって来ている。妖怪、というコンテンツとさびれた商店街というマッチングもなかなか。

米子郊外に移動し、米子高専の准教授のタカマスヨシコさんの自邸「考えごとの家」へ。これは97年のSDレビューにも出品され、気になっていた家。ついに実物を拝見することができた。米子でのまちづくりの様子をお聞きする。ちいさな町では高専が貴重なシンクタンクの役割を果たしているようだ。学校とまちづくりの距離が近いのがうらやましい。米子建築塾の活動も一度参加してみたい。

その後米子空港を経由して、米子中心街から車で10分ほどの皆生温泉へ。すでに暗くなっているが、ライトアップされた東光園へ到着。菊竹さんによる名作で、なかなかくる機会がなかったがついにくることができた。夕食はつけなかったので温泉街の和食屋で食事。温泉につかって就寝。

2008-11-30

DUSP2008-2009 CSP 1122 出西窯/手銭記念館/シンポジウム/古志古民家塾

23:34

先週11月22日の出来事ですが、アップを。


朝はホテルでヒダカさんと合流。アンドウくんは朝の一便で東京へもどっていった。軽自動車のレンタカーで、出西の出西窯へ。偶然今日からは「炎の祭」というこの窯のお祭り。普段は静かな一帯だが、今日は駐車場も満杯、近くの公民館の仮駐車場に車を停め、マイクロバスで送迎をしてもらう騒ぎ。ここの展示販売の建物はエスミさんが移築設計をしたもの。「25年もやっていると、行政の力を借りなくてもこのくらいのことは出来るんです」とのこと。

その後ヒダカさんを駅前まで送った後は、知人のお見舞いへ。早く元気になってもらいたい。

大社に移動し、古代歴史博物館で遅めの昼食。ヒダカと合流し、手銭記念館へ。ガレージでみなが集まっている。展覧会をおこなったタカギさんのアーティストトークはすでに始まっていた。お話をききながら、今日のお話のスライドの準備。休憩を挟んで、まちづくりについて語り合おうというシンポジウム。話題提供として、ヤマシロが下田やシドニー、夏におこなったCity Switchについてレポート。エスミさんは古志古民家塾の活動についてレポート。シンポジウムに30名ほどあつまったメンバーの内半分くらいは、東京などからあつまった人々のようだが、神迎の道の会のおかみさんたちや、神門通りで商売をしている若いメンバーから積極的な意見があり、僕はほとんど聞き役にまわっていた。なにかの始まりを予感させる。

シンポジウム後は「うずめ」というフグの出汁のづけをいただく。三杯おかわりをする。夜は古志古民家塾に移動して、打ち上げ。かまどやいろりで料理したごちそうをいただく。

2008-11-26

DUSP2008-2009 CSP 1121 手銭記念館/パラオ/神迎の道/木綿街道/ランプの湯

19:10

朝ホテルで集合し、軽自動車に乗って大社の手銭記念館へ。8月のワークショップを通じて知り合った、テゼンさんにお話をお聞きする。テゼン家は大社の旧家で、自宅の蔵を改修して、古美術などを公開している。現在の当主の娘さんが東京画廊にも勤めた現代美術の若いギャラリストで、今回は自宅の本来はプライベートなスペースを開放し、アーティストにレジデントしてもらいインスタレーション作品を制作、展示している(「つづくこと・なくなること・くりかえされること 2008」)。

昼食は日御碕のシーズンはずれのお土産物店で。ここで食べる海の幸が気に入っている。

その後車で中心部へもどり、パラオという大型店舗へ。ここに店を構えると同時に、近接する中心商店街組合の代表も務められたイシバシさんにお話を伺う。学生たちの提案や活動する姿は商店街の方に刺激を与えたこと、新しいイベントを起こすのではなく、いまあるイベントに協力する形で今後活動を継続できないかというようなお話をいただく。同時に、商店街だけでなく、周囲の自治会などもふくめたまちづくりの議論の場ができつつあるので、そこで一度話をしてみないかと誘っていただく。ぜひ参加させていただきたいと答えた。

再び大社にもどり、神迎の道の会の代表をつとめるアオキさんのお話をお店で伺う。学生たちが提案してくれたモビールのアイデアは、町のかたもおもしろがっていただいたようで、神事としての神迎の時期ではなく、人出もあるゴールデンウイークなどに地元の子供たちと一緒につくって展示するような形にしてはどうかという提案をもらう。また、神迎の道の会という組織の有り様や、目指すものなどのお話をお聞きする。面白かったのは、会への所属は個人単位ではなく「○○家」単位であること。僕の目にはおかみさん連の活躍が目についたのだけれど、必要に応じて、男衆やこども達も出てくるとのこと。また目指すものは、風習の保存と、それを通じた地域への誇りの醸成、そして町へやってきてくれた人々をもてなしたいという気持ちだというお話をうかがう。まちづくりの活動は得てして観光や商業の振興、あるいは修景に一足飛びにむすびつく。我々もソフトの大事さを説いているつもりでも、建築家の性としてどうしても最終的には修景的なものやハードの整備に行き着く。おもてなしということを考えていると、だんだん町の景色も気になって来ています、というお話があったが、その歩みはとてもゆっくりだ。

その後は平田の木綿街道へ。クルマさんのお話を聞く。木綿街道は江戸の後期の町並みが残る一画。背後に水面をもっているところが魅力的だと思う。興味深かったのは、この町並みの再評価やイベントが、観月会などをして楽しんでいた町の人々の一種の「まちをつかっての遊び」として始まったというお話だった。10年ほどの間に紆余曲折があったようだが、今ではすっかりと知られた町となった。

夜は出雲市駅前のランプの湯という駅前温泉へ。鉄分をたっぷり含んだ赤い湯。風呂上がりは隣接する居酒屋で夕食。のんびりと過ごす。


DUSP2008-2009 CSP 1120 羽田空港/出雲空港/松江/出雲市図書館/塩谷/古民家塾/サンロード中町

18:36

羽田空港でヒダカさんと待ち合わせ。今回は研究のために、8月に出雲で実施したワークショップの事後ヒアリングのために出雲へ。ワークショップの事務局をしてくれたアンドウさんも同行。一時間ほどのフライトで出雲空港へ到着。

空港前でレンタカーを借り、松江を目指す。軽自動車だったので、かなり安価に借りることが出来た。今回のような多地点のこまめな移動には本当に便利。結構よく走ります。最初はワークショップの講師も引き受けていただいたナンバさんのもとへ。自宅兼事務所の土間の打ち合わせスペースでお話をお聞きする。本題とは関係ないが、Google Earthでの世界旅行?にはまっているという話が面白かった。

途中で出雲蕎麦の店で昼食をとり、その後出雲市中心部の市立図書館へ。もともと市役所の建設畑にながく居た後、現在は図書館長を努めているイトウさんのお話を聞く。ワークショップの成果を、繰り返し地元の方にアピールする必要性をお話いただいた。我々の性分としては、レポートを作成してしまえば、新たなプロジェクトに気がいきがちだが、一度やったことの意味を、町の人が理解できるまで、繰り返し説く重要性は大きいと思う。図書館を舞台にした情報発信型のプロジェクトの可能性もありそうだ。

図書館となりの商工会議所に立寄り、以前いろいろとお話を聞いていただいた副会頭の方へレポートを言付ける。商工会議所に勤める女性から、このブログを読んでいると声をかけられる。エスミさんのお知り合い出そう。とてもうれしい。

次には塩谷のカメタニさんの事務所を訪ねる。今回のワークショップはオオノ先生からカメタニさんを紹介いただいたことで一気に実現した。とても話が早い。今回は学生のワークショップを建築家たちがサポートするかたちで行ったが、もう少し地元の建築家も案の作成にタッチしたかったという声があったことを聞く。これは我々の至らなさによる課題でもあるが、このような声が聞けることはとても心強い気がした。

さらに暗くなった夜道を走り、古志の古民家塾へ。エスミさんとオオグニさんに挨拶をし、薪ストーブでつくったスープをいただきながらエスミさんのお話を聞く。ここではワークショップを振り返る話と同時に、エスミさんが中心となってすすめている古志古民家塾の活動についても面白いお話をうかがった。

駅前のホテルに移動し、ヒダカ、アンドウ両名のチェックインをした後、車を置いてワークショップの敷地ともなったサンロード中町へ。串直という居酒屋でカメタニさん、エスミさん、オオグニさんらと乾杯。二次会は向かいのサテンドールという町家を改修したバーへ。ここは東京にあってもかなりイケル?バーだと思う。

深夜、タクシーで実家に。家族はすでに眠っている。