拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

 亀仙人への道

 昨日、3/3日(土曜)は結構疲れた。
 というのも、一週間前に昔スイスのバトミントン・ダブルスのチャンピョンだった友人のローレンスが務めるチューリッヒの
 ヨネックスが一般人プレイヤーによるダブルス大会を催すので『息子のジョナスと参加しないか?』という申し入れがあり
 『まぁ、やってみようか…』と気楽に引き受けたのである。

 しかし、実際のところボクは13年ぐらいダブルスもしていないし、先週久しぶりにまともなシングル試合をして息が切れるような
 状態で体力的にも技術的にも全く自信もなく、ましてパートナーとなるジョナス(18歳)とは一度もバトミントンをしたことが
 ないし、ジョナス自体、親の期待を一身に受けて10歳くらいまで練習をしていたが、人と闘争することが好きじゃないジョナスは
 オヤジの期待虚しくバトミントンを止めていたのだから、どの程度やれるのか???
 まぁ、勝ち負けは兎に角、アマチュア・バトミントン市民による『お楽しみ会』なのだから…と思って、電車で2時間半かけて
 チューリッヒにでかけた。
 結局、6試合して2回負けたが、2位になった。
 なんでも16チーム参加したとのことで、中にはミックスダブルスのチーム、女性のダブルスチームなども参加して
 その場合、女性一人に対して5点のハンディ・キャップを与えた。
 僕らの6試合のうちに2試合は女性のダブルスのチームで、実に初心者グループであったが、残りの4チームは普段から
 練習を積んでいるパートナーとのチームのようで練習風景を見ていると、これは『勝てないナ〜』と思っていたチームで
 あったが、いざ試合となると終わってみると『勝っていた!』というかんじであった。

 ちょっとショックだったのは、僕ら二人は点を数えられないチーム…ということ。ふたりとも長年試合なんかしていないので
 点を数えられないのだ、しかも相手はドイツ語圏の人だし、まぁ、英語が出来る人もいるけど試合中何回も聞くわけにいかず
 しばらくの間、点もわからずに試合をして、時々相手に『いま何点?』と聞く始末であった・・・。


友人がほんの24秒ほど試合の様子を動画にしてくれていた 

 画面、右側が我チーム、一撮がかめはめ波スマッシュを打つところから動画がはじまっている。

 自分がバトミントンをしている所を初めて見たが、『ホンマに亀みたい・・・』という感想をもった。
 15年以上前だが、ドラゴンボールの『亀仙人に似ている』と友人家族皆に言われて、以来若干意識していたが、
 なんか、本当に亀仙人風になりつつあるようだ。その名に恥じないように心身ともに鍛えなければ!
     (若干、女好き…のところも似ているかも?)
 兎に角、ボクと孫のようなジョナスとのいい思い出になったことが、なによりの『ひな祭り』日であった。


   左より一撮亀仙人とジョナス、優勝した二人、そして3位の二人の記念写真