拈華微笑

我が琴線に触れる森羅万象を写・文で日記す

Ropraz(ゴップラ)村の美術館

 ゴップラ村は人口450人に満たぬ小さな村、ローザンヌから車で30分ほど北の緩やかな山中にある。
 そこに、ビックリするほど根性のある美術館があるんだから、ずーっと前から驚いていた。
 普通の大きな農家を改造して1989年にオープンしたという。 名は『l'Estrée レッスレ』、そこで2年おきに美術館を中心に
 自然環境を利用して屋外美術展をやっていてちょうど今年がその年にあたるというので行ってきた。

 美術館オーナーのアランと義父とは親子のような付き合いをしているので、我々も義父の車でよくこのレッスレ美術館にくるが、
 今回は初めて田舎のバスを利用して我々ふたりだけで行ってきた。

    糸杉の前にサングラスをかけた男の像とニコルの間に見える3っの家の真ん中の白壁が美術館


   美術館内は3階になっている、一階入り口で整理中のアラン

   


  この3枚が地上階にあり…


   この作品が2階にあった。


  そのあと、地図を片手に作品を探しながらの田舎散歩めぐり

  

  

  
   炎天下の中、貸してくれた赤い日傘をさして、ゴップラの森やひまわり畑の脇道を小一時間散歩してきた。
 館内に展示してある作品も素晴らしいし、沢山の人に見に来てほしいが、車がないとやはり来にくい
 なによりも、知名度が低いと思う。ボクも義父に連れられなければ、こんな田舎に美術館があることすら
 知らなかったに違いない。 www.estree.ch  ぜひ一見を…