ある日の面接指導

昨日の大学の面接指導は大変だった。疲れが残って朝から仕事にならない。
お昼の休憩はわずか35分。
まったく人使いが荒い大学だと思いながらも弁当をかけ込み急いで食べる。
この日提供されたのは弁当と小さなお茶のペットボトルだけ。

それ以外は10時半頃から15分刻みで18時40分頃前まで学生30人近くと面談。
私を含めて総勢4名が学生一人一人と対応する。
基本的に私は予定時間に遅れて来た学生の面接は受け付けないことにしている。
2人目の学生がようやく5分ほどして入って来た。
入室から礼儀作法も含めて厳しく指導すると不服そうな様子。
案の定アンケートには「全然役立たない」と記入が。
予想どうりだが、いつか彼はわかるだろう。

企業面接では試験で遅れるなどはやはり論外、門にも入れてもないだろう。
いま出来ないことが本番で出来るわけがないのだから、まず学生には厳しく指導する。
この日も冒頭から1、2人と定刻に来ない。こちらはこの日に備えて履歴書の下見や
大学へも余裕を持って入り、準備などをしたうえでの真剣勝負。
この日はそれでも遅れて来た子には注意をして遅れた分を除き対応はする。

割当の各時間もこちらも時計をにらみ予定どうりにこなしていく。
そのため途中で疲れを感じながらも、あと一息と奮起を促す。
やっと私の割当が予定どうりの時刻に。やっとと思ったら他のブースが遅れているから
1、2名学生を頼むとのこと。見ると外に待っている学生が。
しょうがないので1名追加を引き受け、これ以上は大学で対応してもらいたいと思いようやく帰途につく。

総体的には礼儀作法も含めてまだまだの感がある。
中にはきちんと志望動機も言え、本番に出してもきちんと自分の考えが言えそうな子がいたのがなにより嬉しい。
こうした学生は日頃から目的意識を持って取り組んでいるのだろう。
今日は私がキャリアカウンセラーで所属する就職支援機関からの要請での仕事だから止むないが、本来ならお断り。
大学や学部からの正式な依頼の仕事なのか、講師個人のたんなる使い走りの仕事なのかも実際わからない。

大学には学生にきちんとフォローアップをしてもらいたいと切に願う。
まさか我々にさせておいて後は放りぱなっしということはないことを祈りたい。