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所長サンの哲学的投資生活 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2013-07-29

マニラはひとつではないので。

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ハンバーグに使うサーロイン肉を処理しているところ。
筋をていねいに剥ぎ取る。個人的にはもうこのまま焼いて食べたいくらい。

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こんなかんじでミンチにかけていく。
肉汁を出すためにポークも多少混ぜる。
成形して冷凍ストックへ。
時短のために焼きまでやってから冷凍する店もあるけれど、
ぼくらは、オーダーが入ってから時間をかけて蒸し焼きにする。
だんぜんこっちのほうが旨みがでるからね。

サーロインを店で挽くようになってから、ハンバーグのオーダーが増えた。
ケソンのローカルはとても偏見がつよく、
ハンバーグというとジョリビーの薄いパテを連想するため、
地道に「違うんだよ」というキャンペーンを張り続けてます。


*****


ケソンも一応マニラの一部なんだけど、
マニラという首都の中でも場所により民度の差がかなり激しい。
現在の東京で、区によって民度の違いなどそう感じないけれど、
たぶん戦前から大正、明治に遡れば、そうとう民度の地域格差はあったとおもう。

マニラは、というかアジアの首都ってのはそういう認識は当たり前で、
「東京で人気!」と同じように「マニラで人気!」という現象は起きにくい。
もしそういう言い方をしていても、厳密にはそんな「大雑把な」ことはない。
「ハイストリートで人気!」とか「グリーンベルトで当たってる!」とか、
とにかく非常にピンポイントの現象が多くて、幅広く当てるには、
Cクラスにドーナツやミルクティーでもぶつけるようなことになる。

ケソンの店でよく出るのは「丼もの」と「Jr.ハンバーグ(ハーフサイズ)」で、
どちらも、フォートの店では滅多に出ない「低価格帯」メニュー。
これを主力化してゆくか、これまでの主要ラインナップを押し続けるか。
店の方向性にも関わってくるので、
細かく短期的なフェアをぶつけたりしながら反応をみています。

ケソンはフィリピンの旧首都。
文化的な香りは多少するものの、フォートとはちょっとばかし民度に温度差がある。
レジ待ちの横入りは当たり前、エレベータもこちらが出る前にどかどか外から入ってくる。
比例するように、食べ物の嗜好もフィリピン人らしさに拍車がかかる。
チェーン他店が、場所によって味を細かく調節してるのか判らないけれど、
ケソンは間違いなく、甘いものはより甘く、ソースはより多めがウケそうだ。
今日の女性二人連れは、出汁巻き玉子にウスターソースをドバーっとかけて、
美味しそうに召し上がっていた。

ちなみに、ケソン店では「てりやきハンバーグディッシュ」をずっと押していて、
これは正しくウケている。この甘ったるさと、
日本感(外国人からみた)が、しっくりくるんだろう。

さらに美味しく、はもう追求する重要性は高くなく、
どうしたら食べてもらえるか、ばかり毎日考えている。

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