『魔法少女リリカルなのはStrikerS』第23話「Stars Strike」

 ついに玉座の間に突入したなのは。しかし彼女の前に立ち塞がったのは救うべきヴィヴィオだった。
 市街地では、ついにスバルとティアナとナンバーズとの決着が……。




 今回のメインは、なのは、スバル、ティア。特にティアの決着には、二週間気をもたされていただけにほっとするやらなにやらで。それでは、なのは→ティア→スバルと放送順で感想を。




 ディエチをブラスター1で吹っ飛ばして玉座の間に突入したなのは。しかしクアットロの言葉責めとヴィヴィオの洗脳により、立ち塞がるのは成長し、ナンバーズバリアジャケット(?)をまとったヴィヴィオ
 古代ベルカ王族の固有スキル「聖王の鎧」を身に纏い、「本当のママ」のためにその力を解放する。
 守るべき、救うべき相手が自分の存在を否定し、戦いを挑んでくる。しかもそれをお膳立てしたのがクアットロという時点で、悪魔的なのは十分コイツの方なんですが。
 ここにきても、なのはは悪魔呼ばわりなのね……。しかも人間かどうか疑われて……(苦笑)。
 まぁ、あえて何かと言われると魔王とか大魔王とか宇宙大皇帝とかでしょうかねwww
 しかしブラスターは、何らかのレア機能、というワケでもないようですが。これは自分の魔力を無理矢理倍増させるとか、そういう体に負担がかかるようなそういう機能なんでしょうか。




 閉鎖空間に加えて高度な連携が強みのナンバーズ。
 傷つきながらも、自分の才能ではどう頑張っても完全無敵なんてものになれなくても、彼女は戦いを諦めない。
 幻影でかき乱し、ダガーとガンの二種類のモードをそれぞれで使いこなし、ナンバーズの連携を見切り、そして誘導弾で的確に相手の戦闘能力を奪う。
 決しては派手さは無いものの、彼女がこれまでの訓練で培ってきたものと自前の能力を活かした納得のいく結果だと思います。




 で、相棒のスバル。
 彼女の場合は、マッハキャリバーとのコミュニケーションが熱かった! 意識を飛ばしたスバルに変わり、戦い、しかも彼女に熱い激励! 最初の内からスバルとマッハキャリバーとの会話は描かれていただけに、燃える展開でした。しかし、マッハキャリバーもエクセリオンって……!
 彼女の「相手を傷つける」事が目的ではなく、苦しんでいる人を一直線で「助けてあげたい」。そんな想いを貫いた魔法は、やっぱりディバインバスター! 正直、殺しちゃってるんじゃないの? なんて思ってしまった自分を赦してください。




 今回は、市街戦でこれまで傷ついていた連中が復活! ザフィーラ、シャマル。そして地味に(笑)スナイパーとしてヴァイスも復活だッ!
 そこに至るまでの描写が抜けていても、彼らにもこんなに活躍の機会があって嬉しかった。……でも、ザフィーラは人間態にはならないんだなぁ……(苦笑)。




 ゼストは、ついにレジアス中将の下へ。
 彼が話したかった内容とは、八年前、部下を殺したのは彼の指示であるかを確かめるため。ゼストの写真の中には、スバルとギンガの母、クイントとルーテシアの素体となった女性らしき姿も。
 レジアス中将の手によって八年前、ゼストは死亡。ルーテシアの母親とクイントの遺伝子情報がスカリエッティとスバル達を作った誰かに流れて、その後それを知ったクイントが口封じに殺害される。
 死者蘇生の実験で甦ったゼストはルーテシアの素体となった女性を知っていたからこそ、彼女と行動を共にしていたんでしょうか。
 さぁ、ついに友と再会を果たしたレジアス中将。最後の最後で、男を上げる事はできるのか!?
 できないと思う人、挙手っ! 
 



 次回はいよいよ、スカ博士とライトニングのターン!