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なにぬね〜独り言でもつらつらと〜 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-09-28 お疲れ様でしたダークヒーロータイム

『コードギアス 反逆のルルーシュR2』FINAL TURN「Re;」

 シュナイゼルを軍門に下し、ナナリーに相対するルルーシュ。ナナリーにギアスをかけるのか? 自問するルルーシュだったが、ナナリーが自分の意思で生きていると悟り、ついにギアスをかけるのだった。

 そして二か月後。世界のすべてを手にしたルルーシュの前に現れたのは……。

第一感想

コードギアス』ここに完結!

 ゼロで始まり、ゼロに終わる。繰り返される反逆の歴史。まさに『コードギアス』らしい……そして、ルルーシュらしい終わり方だった。

 以下感想。

二人の対決

 覇道を進んで来たルルーシュとスザク。その二人の前に様々なものが立ちふさがって来た。だが、最後の最後で立ちふさがるのは、やはり最初期から二人に関わって来た、二人の女達だった。

ルルーシュ対ナナリー

 ナナリーはルルーシュを「卑怯」「卑劣」と。そして、「お前のために頑張って来たんだよ!」と訴えるルルーシュに「いつそんな事を頼みましたか?」と鋭く切り返す。

 あ、それを言っちゃあおしまいよ、と思ったけど、案外冷静にルルーシュが対処していて吃驚。ルルーシュ、成長したなぁ。昔ならショック受けて丸一話使って復活していただろうに。

 口ばかりで無力だと感じたナナリーも、実はダモクレスに憎しみを集め、そして自分が倒される事で世界が平和に導こうとしていた。流されるままだったナナリーも、自分の意思で生きていた。それを知ったルルーシュは、ついにナナリーにギアスをかける! 

「愛しているよ」と言ったその後で、あえて冷徹な暴君も演じてみせる……。ルルーシュがもう、なんだかとっても主人公だ(主人公だよ)。

スザク対カレン

 ランスロット対紅蓮弐式から続く因縁の対決も、ここに決着する。

 最終話にふさわしいハイクオリティなナイトメア戦闘! 最近一方的な撃ちあいやら斬り合いやらが多かったけれども、やはりこの二体の対決だけはこうでないと!

 他の誰よりも、近接戦闘が似合うナイトフレーム同士の戦いだけに、見ごたえは十分だった。

ゼロレクイエム

 ブリタニアを。ダモクレスとフレイヤを。超合衆国連合を。そして黒の騎士団を。あらゆるものを手にいれ、世界を統一しそこに降臨する暴君となったルルーシュ。

 反勢力であるナナリー達を捕らえたパレードの前に現れたのは……何とゼロ! そして中身はスザク! う、動きで丸分かりだー(笑)! そんな超人的な動きスザク以外にできないよ!

 ゼロがスザクでスザクがゼロで。すべての憎しみをルルーシュに集め、その上で、反逆の象徴たる「ゼロ」がルルーシュを殺害する。その計画こそ、ゼロレクイエム。

 ナナリーがやろうとしていた事だが、しかしナナリーにはスザクがいなかった。たった一人で皇帝暗殺する事が出来る力を持つ人物は、スザクしかいなかった。ルルーシュとスザク、二人だからこそできた事だった。

 ルルーシュが死に、歓喜に包まれる世界の中で、願いと言う名のギアスにかかったスザクと真実を知ったナナリーだけが泣いていた。最大多数の最大幸福とはよく言ったもので、ルルーシュは涙する人間を最小限に抑えた。その結果が自身の死ともなれば、なんとも皮肉だ。

オレンジ

 戦いの中で、それぞれのキャラクターが……特に、玉城とジェレミアが妙に男を上げた。あとリヴァルも(笑)。

 と言うか、最後の最後にオレンジ畑でアーニャと働くジェレミアに全部持っていかれたっ! ちょwwwwwジェレミア卿wwwww

C.C.とルルーシュ

 例え世界が動いても、その身にコードを持つC.C.だけは死ぬ事は無く世界の中で生き続ける。

 王の力を手にしたとしても、決して孤独に陥る事無く願い続けた男、ルルーシュの事を語り継ぐ事のできるたった独りとなって。

 マリアンヌの時のように会話ができそうな調子で独り言を言っていたが、現実には違うのだろう。C.C.はハタから見ればいつまでも一人で、どこまでも孤独に世界をさまよい続けなければならない。

 だが、ルルーシュの祈りを、願いを知ったC.C.はもうそうではないのだろう。その象徴とも言える折鶴と共に、C.C.の孤独な人生も終わりを告げた。それだけ一つが、世界にとってたった一つ喜ばれるべきルルーシュの功績なのかも知れない。

総括感想

 全日本を反逆の渦に巻き込んでくれた怪作・ついに完結。

 一週毎に息もつかせぬストーリー展開。一癖も二癖もありすぎて困るキャラクター達。演出等等、もう気合いの入りすぎてついていけなくなるくらいの作品だった。

 傑作、と言うよりはまさに怪作、と言う物言いがふさわしい、とびぬけたモンスターアニメだった。

 とは言え、アニメ本編も一応の完結。「それぞれの居場所を求めて戦い抜いた」キャラクター達も、今は一時の安息の時。

 スタッフキャストの皆様お疲れ様でした!

次回からは

機動戦士ガンダム00』セカンドシーズン、ついにスタート

senasena 2008/09/28 21:17 ルルーシュの成そうとしていた事、最後の最後で、ナナリーとカレンにも理解してもらえて安心しました。

「愛してます、お兄様」「あれはゼロです」のシーンでは泣きそうになりました。

CCの名前はこのまま封印か、あるいはDVDの特典で明かされるのでしょうか。

かずらかずら 2008/09/29 22:56 ルルーシュについては文句のつけ様も無く壮絶に美しく哀しくて潔い最期だったと思います。
生存説を信じる人達も居るようですがまぁ気持ちは判る気がします。
ナナリーの声が届いていたかは正直疑問ですが成すべき事を成したルルーシュの魂は救われたと信じています。

結局コードとギアスの関係とかCCの本名とか謎部分もあります。
どうしても溜飲の下がらない事もあります。
・・・ボンクラの騎士団とか。

でもギアスの世界中がルルーシュを憎んでも私視聴者は永遠に
オール・ハイル・ルルーシュです!

五遷・主簿五遷・主簿 2008/10/04 16:54 はじめまして、五遷・主簿といいます。TBが届かないのでコメントで失礼を。

>ルルーシュ、成長したなぁ。昔ならショック受けて丸一話使って復活していただろうに。

 ナナリー総督の時ではまだ駄目でしたね。とにかく凄かったルルーシュの成長振りに純粋な革命家を堪能しました。

>ルルーシュとスザク、二人だからこそできた事だった。

 親友同士にして君臣の関係で覇を達成する、たとえどちらかが死んでも後を託すことができる、将に三国志の英雄たちを堪能させてもらったです。こんな作品は今世紀に出てこないナァ。

 相互リンクの許可をもらえないですか?

>アニメ本編も一応の完結。

 続編はもういいですね。十分です。


リンク先のアドレス:http://ducunt-volentem.air-nifty.com/

syousasyousa 2008/10/05 13:37  コメントありがとうございます! お返事が遅れて申し訳ありません!

>>senaさん
>理解
 本当はスザクやC.C.と言った「共犯者」以外には知られる事も無かったルルーシュ最後の祈り=ギアスが、戦友とも言えるカレンや妹であるナナリーに伝わった事は、ルルーシュにとって最大の救いだったと思います。

>C.C.の名前
 やはりこのまま封印、の方が余韻的にはいいんでしょうね……。気なりますけどw


>>かずらさん
>ルルーシュの死
 個人的には、生存説のある方が驚きでした。それくらい、自分の中ではルルーシュの死は鮮烈で、潔いものでした。
「撃っていいのは撃たれる覚悟がある奴だけだ!」
 とはルルーシュ自身でしたが、自らの言葉を偽る事無く、最後は散っていきましたね……。それだけが、ルルーシュにとっての救いですらあったようにも感じます。

>ボンクラの騎士団
 まぁ、これについては(笑)。
 ヴィレッタを妻に持つ扇が日本の首相になったからこそ、その後ナナリーとの友好路線も取りやすくなった……と思えばw


>>五遷・主簿さん
>ルルーシュの成長
 ギアスの解釈を「祈り」とすら思う事ができるようになった。ルルーシュも、昔の「甘さ」とは違った意味で「優しさ」を知る事ができるようになったのだと思います。

>英雄の物語
 昨今のアニメ業界の現状では、こういう英雄たちを描くのは苦しいかもしれませんね。
 それだけに、『コードギアス』が描いた軌跡は衝撃的でした。

>相互リンク
 もちろん大丈夫です! むしろこちらからお願いしたいくらいです! よろしくおねがいします!

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