2nd season #13「メメントモリ攻略戦」
第一感想
リント「イヤーーーー!!!」
さよならリントで、『機動戦士ガンダム00』2nd season前半戦終了!
先週の予告で語られた「ガンダムマイスターの神髄」をたっぷり見せつけられて大満足の一話。――と言うか、まぁ、見せつけられたのはスメラギの強引なんだか繊細なんだかよく分からない、無茶ぶり戦術予報だったのだが(笑)。
多分、彼女を正当に評価するのは、色々な意味で本当に「デキル」人間だけなんだろうなぁ……。と思わせられた。彼女の戦術予報は、凡人には難度が高すぎるwwww
以下感想。
カタロンの悲哀
メメントモリに艦隊を消失させられ、疑似太陽炉搭載機に旧型機で立ち向かわなければならないカタロンにただただ涙。
設定上、整備性や長期運用の面から見れば旧型機も優れているのだが、いかんせん、戦闘能力に差がありすぎる……。粒子ビームを相手は撃ち放題って、ズルイよなぁ。
ダブルオーライザーVSガデッサ
先行してきたダブルオーライザー。目的はメメントモリの情報収集なのだが、またせっちゃんが先走ったのかと思った(笑)。そうでなくて一安心。
今回登場したのはヒリング・ケア。搭乗機はガデッサ。基本、ガデッサとガロッゾを使い分けていくのだろうか? イノベイターの機体はどちらかと言うとソレスタルビーイングよりもチーム・トリニティ寄りなので、そう多く機種が登場するとは思わないが。
戦いは、刹那が情報収集と囮を兼ねてものだったので水入りの形に。しかし実質上、圧倒的性能を誇るダブルオーライザーの勝利。ほんとにもう、無敵だなダブルオーライザー! 沙慈だって無理に搭乗しなくていいようだし……。
外野の戦い
今回は刹那達の華々しい戦いの影で繰り広げられる、陰険な戦いも見ものだった。
王留美は、リボンズを「男の嫉妬」と嘲笑。しかしネーナも王留美を「女の嫉妬」を嘲笑し、メメントモリの内部構造をソレスタルビーイングにリークしたり援護したりと、陰険さ満点であった。
今は調子の乗っているネーナだが、その内サーシェスに遭遇→敗北→王留美、リボンズの怒りを買う→殺害と、またひどい連鎖が待ってそうでまいる(苦笑)。
ガンダムマイスターの神髄
ガンダムマイスターの何が神髄かって言うと、とことん無茶をやる所。
メメントモリの砲門に真正面から突っ込んで、真正面から回避して、真正面に突撃し、すれ違いざまに撃ち抜いてそのまま逃亡。
機体の性能、能力を限界以上まで使って、脇道に逸れずに一直線。これがある意味最初期から続く、ソレスタルビーイングの無茶ぶりだ! ってな所をまざまざと見せつけられた。
ケルディムのシールドビットやトランザム時の射撃スコープ。セラヴィーのハイパーバーストなど、画面を彩るギミックにも男子的興奮を掻き立てられた。
……ところで、アリオスは今回何を(トランザムを使いました)?
どうでもいい事。
フェルトががっつり「ライル」って言ってる(笑)。ティエリアさえ「ロックオン」なのに……。やはりキスの分、区別ははっきりつけてるんだなぁ。
まぁティエリアはオンでは「ロックオン」。オフでは「ライル」なんだろうけど(何の切り替えだよ)。
マリナの未来
地位も国も民も何もかも失ったマリナが思いを馳せる「未来」。
第一期が刹那→マリナだっただけに、今回は逆にマリナ→刹那になりそうな予感だ。そして死にそうなマリナを助けに、ガンダムに乗った王子様せっちゃんの登場ですよ(何の妄想?)。
妄想ついでに
そう言えば、ラスボスはリボンズだろうと思っていたが、これは確実に違う。『ガンダム00』のラスボスは、「最後にいきなりやってくるグラハム」に決まっているからだ(えぇー)!
「この感情、まさしく愛だ!」でせっちゃんと視聴者をどん引きさせたグラハムの登場に期待したい。
新たな漢
セルゲイの前に現れた男臭い男――ハーキュリー大佐。針のむしろのセルゲイにとって、果たして救い足りえるのか。はたまた彼が、アロウズ側の人間なのか? と興味は尽きない。
て言うか、登場キャラクターの若さとオヤジの密集率が違い過ぎてちょっとクラクラw
若い所は若いキャラばっか。オヤジキャラの所にはオヤジキャラばっか。ソレスタルビーイングにはおやっさんもいるにはいるが、あの人まだまだ若いしなぁ……。だってあの人、ソレスタルビーイング入った当時は半ズボンだったのよ? 半ズボン(誰だよ)。
まぁ一番びっくりなのは、若かりし頃のモレノ医師なのだけれども。「何あの超絶イケメン!?」と驚く事は必至です。
次回は
……え!? あのソレスタルビーイング勝利ムードの中、何故せっちゃん迷子になってるのwwwww