忘れまい、オフ板レイプ「疑惑」事件


オフ板レイプ「疑惑」事件──まとめサイトによれば、2chニュース速報板に最初のスレが立ったのが去年の9月8日だったという。それから1年が経ったことになる。時が流れるのは、あまりにも早い。


この事件の概要は、ある女性が2chのオフを通じて知り合った男性にレイプされたと言った。そして2chで大騒ぎになった。以上である。女性の証言を真実と信じ男性側を糾弾するものもいれば、女性側の狂言だという説を流すものもいた。さまざまな情報が錯綜した。


ここでは真相については言及しない。


事件から少したってから、この事件の当事者の知人という人と激論になった。その人は、最終的に本人たちは和解したと説明し、静かにしておいたらどうかと言った。それに対して、自分は、騒動の渦中でトラックバックのようなものを送りまくり*1ブログ界隈で騒ぎを大きくしていたのはあなた自身ではないか、と指摘した。


いや、そんなことはどうでも良い。


たしかに、ことさらに騒ぎ個人を批判すべきではない。しかし、個人を批判することと、一般論として2chオフに対する注意を促すことは異なる。


もし、レイプが真実であれば、2chオフに女性が参加することの危険性を示している。逆に、女性側の狂言であれば、男はとばっちりに相応の注意を払わなければならない、ということを示している。つまり、2chで出会った女性とセックスするときは、女性がレイプだと騒いでニュース速報板にスレが立つ可能性まで考えておかなけばならない*2、ということだ。


いずれにせよ、この事件は一般論としてオフの危険性を示すものである。したがって、決して風化させてはならない、と考える。

*1:2ch-BLOGのトップページに表示されるもので、厳密にはトラックバックとは異なる。ただし、他のブログサービスの「新着日記」と違って、1つエントリをトップページに表示させただけで1000〜2000のアクセスがあった。自分と激論になった相手は、当事者の知人であるという自負からなのか、何個ものエントリへのリンクを表示させて、物凄く目立っていた。

*2:こんなことを注意しなければならない、ということ自体が狂っているとは思うが。